世の中ではコロナワクチン接種が行われているらしいが、わたしはいまだに接種予約不可能なままである。政府の方針としては最優先に属する年寄りであるにもかかわらず。
この1カ月間、ネット遊びの最中に思い出しては、横浜市あるいは厚労省の予約サイトに入るのだが、半径500m内にある接種会場4カ所のどこも予約できる日が無いのである。いつも先着順の予約で埋まっている(らしい)。
今日5月31日には新たに予約募集するというので、朝10時過ぎに予約サイトに入ったが、いつもと同じでどこも満員、6月も7月も8月も9月もどの日も空きが無い。
これまでも毎度毎度予約満員とは、いったいどうなっているのだろうか、不思議になってくる。そしてもう、いやになってきた。ワクチンなんてもうどうでもよい。
なお、「かかりつけ医」なるものに接種してもらう方法もあるらしいが、わたしにはそもそもそんなものがない。だって医者になんて2年に1回行くかどうかだもの。
昨日の新聞の読者投稿記事に、予約電話に何度かけてもつながらない、そこで電話機に柏手を打って神に祈って掛けたらつながって予約できたとある。ヤレヤレ、こうなるとワクチン代わりのお守りを売り出す寺社が出てくるかもしれない。
ワクチンを国民だれもが願望するものであり、現今のように希少なるものならば、近いうちにワクチン差別社会が来るに違いない。ワクチン接種済み国民は優遇され、非接種国民は蔑視・差別されるのである。
ワクチン接種済みの者には、厚労省が証明書が出すそうだから、その証明書がないものは非国民である。これがあるとないとで人種差別である。ワク族と非ワク族は相容れない間柄になる。
現に今朝のラジオのニュースで聞いたが、どこやらのホテルがワクチン接種者つまりワク族を対象とする優待宿泊キャンペーンをやりだしたそうである。そのうちに商業施設どこでもやりだすだろう。非ワク族入店お断りになり、日常生活にも困ることになる。もちろん医者にも断られて、非ワク族は死ぬしかないのだ。
そうすると現状では政府に頼れないから、闇ワクチン市場が出現するだろう。「だんな、いいワクがありますぜ、接種証明書付きで一本1万でいかが」なんて、誘われるのだ。
いや、もっと簡単に、偽証明祖とか貸証明書なんてのが出回るか。
でもなあ、現在のような宝くじにでも当たるようなしかけで国民と非国民の差別ができるなんて、いったいどういうことなんだ?
ワク族になる努力するってバカらしい、もうやめた。
考えてみると、ワクチン接種というのは人体改造なんだね。改造人間になることで、コロナウィルスを拒否できるようになるのだ。運よく先に改造できた人間が、まだ改造できぬ人間を差別するって、出来の悪いSF小説世界だね。
人間が多数寄り集まり高密に生きる都市社会を発明し、多数が同時に高速に移動する交通機関を発明し、この両機能が相まってウィルス病原体の世界的蔓延に大きく貢献して、パンデミックをもたらすと分った。
そして対応策として、都市と交通をロックダウウンするのではなくて国レベルのロックダウンを選んだ。 そのうえで国別に人間ひとりひとりを人体改造することにしたのが、ワクチンである。78億人に2回ずつ接種するのか、気が遠くなりそうな振る舞いである。
人間すべてが粛々とワクチン接種するのではなく、戦争している国々や民族がいるし、なかにはオリンピックなんてアンチロックダウンそのものの遊び行為をやる国もある。アメリカのようにワクチン軽視政治もある。
すべてに接種が終わらないとパンデミックは収まらないのだろうか、例えば7割で110億回接種するとしても、そんなことが可能なのだろうか。全人間接種が終わる前に、次の新種病原体がやって来るに違いない。(20210531記)
参照:コロナ大戦おろおろ日録
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