●対コロナ日本敗戦記念日
今日は8月15日、毎年この日は靖国神社見物に出かけるのだけど、今年はパスした。(去年とその前の見物記はこちら参照)
今日は妙に寒い。8月15日はあの日からいつもカーンと晴れなければならないのに、変な気候だ、日本全国に雨が降り続けて、災害が起きている。
狂歌<寒い敗戦記念日>
秋来ぬと身には寒さに震えつつ雨の量にぞ驚かれぬる
コロナ猛威は今日も感染者数記録更新、そんな日だから靖国神社に集まる人たちも少ないだろう、見物に行っても仕方ない。
わたしの靖国神社見物はの目的は、その名の通り見物であり参拝ではない。つまい日本の右傾化の進み具合を、自分の目で確かめるための敗戦記念日定点観測靖国見物なのである。
敗戦と言えば、只今世界コロナ大戦中であり、どうやら日本国はコロナに敗戦の色濃いから、この際ちょうどよいから8月15日をコロナ敗戦記念日にしてはいかがか。菅首相は東京オリンピック開催の意義を「コロナに打ち勝った証として」と言ったのだが、「打ち負けた証」と言い直すべきだ、何しろオリンピック期間中に見事に爆発感染になったのだから。
そしてそれも専門家の予想通りだから、スカさんのボロが見事に出てしまった。東京では制御不能でもう打つ手がないから「自助」で療養せよと言うありさま。
狂歌<政策完遂>
就任時発表政治理念のとおり制御不能コロナは自助で
これほどにも第5波の急激なる増大とは、予想されていながら止めることはできなかったのは、公衆衛生政策の不手際があったにちがいない。だって、外国では台湾とか韓国のように、一定レベルでの爆発を抑えることができているのだから、できないことではないはずだ。
その防疫対策をしながら、一方では東京オリンピック開催をして、その最中に感染爆発が起きた。為政者はオリンピックと感染爆発は無関係と言い張るが、本当だろうかと常識的には誰もが思う。
こんな時に内外から2万員も集める大イベントをやり、そのためにだけにそうでも足りない医師を7000人も投入して防疫対策やったそうだが、それでも関係者に今のところ分かっただけでも600人近くの感染者だそうだ。実はもっといに違いない。
そちらにそんなに多くの医師が投入されたということは、ほかのところでの医療体制に不備が起きたはずだ。今後オリンピックとコロナ感染との関係をしっかりと検証してほしいものだ。それは今後のパンデミック対策として実に重要な資料となるはずだ。
ということで8月15日を対コロナ日本敗戦記念日にしたい。そうだ、来年からこの日にコロナによる死者を慰霊する催しを、千鳥ヶ淵で政府主催でやってはいかがか。
つまり、東京オリンピックは対コロナ敗戦記念大会となる。このような無茶な大会もあったが、見してやってはいけないよと、後世に伝える負の記念碑としての意義があるのだ。
●コロナ大戦ますます盛況
いまや第5波とされるコロナ感染の上昇カーブ、これまでの波と違って実に急激に上昇する。いつになれば波頭が来るのだろうか。オリンピックと歩調を合わせているのが、何とも皮肉と言うか、いや、相互に影響を及ぼしあっているのかもしれない。
日本の感染者数は、8月13日に2万人の大台を超えた。緊急事態措置区域適用から1カ月で増え続けて14倍にもなったのだからすごいものだ。毎日毎日のニュースに昨日はこれまでの記録を更新したとばかり言う。
わたしは横浜に住むから、東京に次ぐ大流行地域なのだが、困ったことには、その流行という現象を目に見ることはできないでいる。近親者に感染者も居ないし、人口密度の高い居住地内でもコロナ騒ぎに出くわさない。
もちろんそれは幸いなことだが、これは全くのまぐれの幸せで、見えないことはかえって不気味である。
昨日までのコロナ繁盛の様子。
今に闇ワクチンとか偽接種済みカードとかが出回るかもしれぬ。
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