新型コロナウィルスの第5波が収まってきて、11月初めからコロナ関連禁酒法解禁となり、飲み屋が開くし、街には買い物や観光客が溢れるし、日々の感染者数も死者数も減少の一途とて、まことにめでたいことである。このままコロナは消えるのか、。
なんて思っていたら、残念というかやっぱりというか、コロナ雲の行方が怪しくなってきた。またもや強力なコロナ変異株が地球の裏側で発生したので、これが世界にも日本にも流行するかもしれないとWHOが言ったのが、11月の下旬のことだった。
さらにWHOが言うには、11月下旬に南アフリカ国内にコロナ変異株(オミクロン株と命名)が発生して、既にアメリカ大陸にもユーラシアの東にも至り、17か国で確認されたそうだ。
なんとも素早い奴だ、というか、そのウィルスを運ぶ人間の動きが素早い。南アフリカなんて縁の遠い国と思っているのに、コロナの世界では軽々と縁を近づけてしまうらしい。
昨日(11月30日)にもう日本にやってきた。アフリカのナミビアから赴任してきた外交官とのこと。アフリカ地図を見れば、南アフリカの北東に接している国である。
昨日から外国人シャットアウト政策を再開したはずだが、シャットアウト寸前にやってきたとは、コロナの奴もさすがである。
(12月4日追記)NHKが4日午前3時半時点でまとめたところ、新たな変異ウイルス、オミクロン株の感染は、日本を含め世界の39の国と地域で確認。
▽アジア:日本、香港、韓国、インド、シンガポール、マレーシア、スリランカ、
▽オセアニア:オーストラリア、
▽北米:アメリカ、カナダ、
▽中南米:メキシコ、ブラジル、
▽ヨーロッパ:イギリス、ドイツ、フランス、イタリア、オランダ、ベルギー、デンマーク、チェコ、オーストリア、スウェーデン、フィンランド、ノルウェー、スペイン、ポルトガル、スイス、アイルランド、ギリシャ、アイスランド、
▽中東:イスラエル、サウジアラビア、UAE=アラブ首長国連邦、
▽アフリカ:南アフリカ、ボツワナ、ナイジェリア、ガーナ、ジンバブエ、チュニジア
これが第6波を起こすのだろうか。ちょっと全世界の感染状況を見よう。第何波というのか知らないが、ちっとも衰えていないとは、日本とは大違いである。これはどう考えるのかしら。
地球全般では只今はコロナ全盛続きらしい 成程これがパンデミックか |
では新しい変異株発祥地の南アフリカ国のコロナ感染の様子を見ると、おやおや、11月末で収まったと見えたのが、蛇が頭をもたげる如くの急上昇中である。あっというまにに1日に5000人か、これがオミクロンなる変異株のせいか、これが日本にも来るか、こわい。
南アフリカでは第4波が起きようとしているらしい |
ついでに日本に伝達してきた元のナミビアのようすはどうか。おやおや、全く落ちついているんですねえ、外交官が日本も同じだなと思ってやってきたいのも無理はない。
ナミビアでは冬季に大変だったが日本同様に落ち着いたらしい |
ここで世界各国の状況を見てみよう。まずはアジア近隣諸国から。
隣のコリア(大韓民国)は夏から続いて大変しかも急上昇中 |
台湾は抑え込み成功と一時破れ、なんだか独特の姿 |
フィリピンは夏の大変さが落ち着いてきている |
インドネシアも夏の大変さが落ち着いてきている |
世界第2位の感染王国インドでも落ち着いてきているようだ |
次はヨーロッパに行ってみよう。ドイツ、イタリア、フランス、イギリス、ロシア、どこも大変な状況下にあるようだ。地続きの国同士だから同じような傾向になるのだろう。ここに強力な新変異株が入ってきたらどうなるのか。
ドイツ |
イタリア |
UK(イギリス) |
フランス |
ロシア |
次にアメリカ大陸
カナダ |
ブラジルはサイクルの波がない、落ち着こうとしている |
最後にオーストラリア
オーストラリアは今が大波らしい。 |
毎月末にコロナパンデミックの状況を見ているのだが、さて今月末つまり年末にはそれぞれの波形がどう変わっているのだろうか。
こうやってコロナの波を地球上の地域ごとに観てきて、何かが分るほどの知識は全くない。とりあえずはパンデミックの推移を記録しておきたいだけである。
さて日本国内の状況である。都道府県別にみれば、最も防疫最先端県は鳥取、次は島根と山陰勢が優勢である。単に県の人口が少ないからだともいえるとしても、今後の移住軒に挙げられてよいだろう。
さて日本国内の状況である。都道府県別にみれば、最も防疫最先端県は鳥取、次は島根と山陰勢が優勢である。単に県の人口が少ないからだともいえるとしても、今後の移住軒に挙げられてよいだろう。
ワクチン接種率が、日本全体でようやく7割を超えたようで、めでたい。もっとも有効期間が半年日戸らしいから、わたしは来年の1月か2月には3度目が必要になるようだ。
思えば幸いにして、これまでコロナに直接出会ったことはない。比較的早くにコロナ事件を遠望したのは、昨年最初に日本にコロナをもたらしたクルーズ船を、近所の横浜港で眺めたことだった。
身体がコロナに最も近づいたのは、コロナワクチン接種のときであった。さてこの後も直接に出会うことなく過ぎていくのだろうか。
この後、オミクロン株で第6波が来るとしたら、今現在の束の間の凪ぎのうちに、おおいに遊んでおこうと思い行動する人たちが大勢出てきて、それがコロナ大流行第6波をもたらす可能性が高い。
予言でももちろん期待でもなくて、ただオロオロと心配しているばかりなのだが、、、。
(2021/12/01記)
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