今朝の新聞に、自動車屋のトヨタがこれまでの方針を変えて、電気自動車の生産量を大幅に引き上げることにしたとのニュース。
●電気自動車はクリーンエネルギー乗り物か?欧米や中国が電動車主体へと進むのに追随したのだそうだが、それにしてもそんなにたくさんの台数生産が良いことであり必要なことだろうかと疑問でならない。不要なものを作って売っているような気がする。
世界の自動車が全て電動車になる方向に進んでいるのは、その自動車がカーボン系の排ガス出さない、いわゆるクリーンエネルギーの乗り物であり、地球温暖化エコ対策になると言うのだが、それって本当だろうかと、常々疑問に思っている。
電気自動車になれば大気汚染や騒音が減少し、化石燃料による地球温暖化対策に良いことばかりなんて言って、自動車産業はどこも電動車の売り出しに躍起らしいし、政府も電動車の生産者や購入者に税制とか補助金とかで支援するらしい。
●電気自動車はダーティーエネルギー乗り物だ
わたしはそんな自動車にそんな政策は間違ってると思う。そりゃまあ、走ってるときの電動車はカーボン系のガスを出さないのだろうが、その電動車そのものの生産はクリーンなのか。
燃料電池電動車に載せる水素ガスの生産はクリーンか。あるいは核発電による電気を使うならそのその発電施設の核廃棄物問題は電動車には関係ないことなのか。どれ一つとってもクリーンエネルギーとは言えない。
つまり電動車はやっぱりダーティーエネルギー乗り物なのだ。電動車が走るところだけを見てクリーンな乗り物と言ってるのは、羊頭狗肉の詐欺行為であろう。
言ってみれば、外では格好つけていて屁も糞も出さないような顔してる人が、内ではジャンクフード食ってゴミ屋敷に住んで近所迷惑なようなもんだ。
●乗用電動車数を必要最小限にし政府助成金もやめよ
自動車屋が本当にクリーンエネルギー産業を目指すなら、電動車も含めて今のような大規模な自動車生産を停止するべきである。
生産活動や生活に本当に必要な電動車だけに限定して、そのほかの乗用車の生産販売を廃止するべきだし、特に遊びの自動車を撞くべきでないし買うべきではない。それがクリーンでエコというものだ。
わたしは威張って言うが、乗用車を持っていないし、運転もしない人生をこの歳までも過ごしてきた実績があるからだ。それで困ったことは全くない。どこだって公共交通機関を使い、それがないところでは歩く。
当然にストップしてほしいのは、クリーンでもエコでもない電動車に政府が補助金を交付することだ。
電動車にクリーンだエコだと税金から補助金を支給するのなら、それに乗らずに歩いているエコでクリーンな私にこそ補助金をよこせ。
わたしの収める税金が、ちっともエコでない電動車にエコ名目で補助金支出とは実に不愉快である。(2021/12/15記)
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