来年はコロナ接種証明書をもってあちこち行くことになりそうだな、そのときは、去年書いておいたようにこの自作の証明書を持ってゆこう、「これが見えぬか~ッ、頭が高~い」って。
2021年も今日で終わり、と言っても特別のことはない。歳月は人間と関係なく過ぎてゆくから、人間が歳末と言おうと新春と言おうと関係ない。わたしも今やそのような区切りはどうでもよい。ダラダラと下り坂を下り続けて、来る時が来ればストンと消えるだけ。
と言いつつも、年末だから今年の振り返りをしようかなどと、殊勝な人間らしいことも想う。ダラダラのままの年ならばどうでもよいのだが、今年がコロナパンデミックという普通の年ではなかったから、少しは振り返って記録しておこうかなと思うのだ。
ひとつの人生であの第2次世界大戦なみの地球的大事件にまた一度出くわすとは、思ってもみなかった。去年もコロナ騒動だったが、どこかへっぴり腰で地球的事件かしら、なんて心の底ではバカにしていたものだが、2年続くとさすがに地球規模での大騒動であると身に染みた。
とするならば、それに遭遇した身としては、なにか記録をしておきたいと思うものである。役にたつかたたないかはどうでもよくて、出くわすこと稀な事件に出くわして何も書き残さないままというのは、なんだか癪なような、損するような感じだからである。
ここまでもうながながしくダラダラと役も立たぬことを述べて来た。
今年は新首相で迎えたが、終わりはまたもや次の新首相で迎えた。もしかしたらコロナに効果があるかもしれぬと思って、緊急事態宣言する人を取り替えてみたけれども、コロナはそれと関係なく今年も多いに流行して、ついに2周年に至った。
今年のコロナ対策で大きな効果があったのは、ワクチン注射だった。でも、なんだかドタバタする段取りだったのが、なんとも不可思議である。ワクチン打つってわかってるんだから、用意する時間がたっぷりあったはずだが、予約さえできないのであった。先進国では後れを取ったみたいだ。
日本コロナが大盛況で最大ピークが来た最中の真夏に、オリンピック・パラリンピック興行をやったのが最大の愚挙であった。オリンピックという世界的興行師の仕事は、国家の一大事をも超えるらしい。コワイものだ。
同時にオリンピックに限らず、アスリートなるものは単に飛んだり跳ねたりするだけのコマ、つまりオリンピック帝国の一兵卒にすぎず、何も考えずに競技さえしていればよい人型自動ロボットであると、コロナがはしなくも暴露してくれた。
真夏の第5波が終わってから今は第6波への中間的小康状態期らしい。どうせ第6波が来るのなら、今の谷間のうちにちょっと遊んでおこうなんて思うのは人間の性である。
実はわたしもそう思って、恒例忘年会と謳って高校生時代の友人4人で飲み会をやってきたのだ。午後の4時間もだべり飲み喰い続けて、久しぶりに生き返った。
横浜の繁華街はどこも人が多かった。これではコロナも喜んでいることだろう。正月が終わる頃が楽しみ、じゃなくて心配だ。
2周年ともなるとマスクがすっかり身についた。去年はマスクを忘れて外出して慌てることもあった、今年はにんなことは一度もない。うっかり忘れてもカバンに予備マスクの用意がある。寒さ除けにもマスクはよろしい。
マスクファッション? |
ただねえ、どうもマスクファッションは一向に起きないらしい。わたしがファッション界を知らないだけかもしれぬ。たまに花柄とか首までマスクとか、新型マスクを見るが、圧倒的に多いのは不織布の白い奴である。どこか日本国制服の感があってイヤなものだ。
だが、マスク着けずに外出するには勇気がいる。これだけ普及しつくすと、マスクなし外出はパンツなし外出並みの勇気がいる。当惑の感が著しい。西欧系の街の人出の風景がネットに出ることがあるが、半分くらいの人はマスクなしのような感がある。日本よりもあちらの方が流行が盛んなのに、この違いは何なんだろうか。
とりあえずはコロナの現況記録をのせておこう。と言っても今日は大みそかで、本日のコロナの記録は明日でないと分らない。でもいいのである、一日や二日記録がズレたってどうってことはない、統計を取ってるのじゃないからね、わが心のコロナ記録なんだな。
ともかくも今日の新聞記事の一部をの引用しておく。朝日新聞のに「欧州 コロナ感染急拡大」との見出し、一日の新規感染者数がフランスで20万人、UKで18万人をれぞれ超えて、最悪記録だそうだ。去年からのデルタ株に加えて、今年からのオミクロン株で大流行らしい。
まずは諸外国の様子を見てみようか。感染トップは依然としてUSA、ついでインド、ブラジル、UK、ロシア、フランス、トルコ、ドイツ、スペイン、イランと、ワーストテン国際コロナ覇権国を眺めて見ると、はて、これってなんとなくコーカソイド系民族が多そうなところの感じがするのだけど違うかしら。
この続きの各国もそんな感じで、やっと20番目にアジアに来てフィリピン、ついでマレーシアが登場する。日本は30番目である。
日本全国 新型コロナ新規感染者数の変遷 |
ブラジル 新型コロナ新規感染者数の変遷 |
フランス 新型コロナ新規感染者数の変遷 |
ドイツ 新型コロナ新規感染者数の変遷 |
インドネシア 新型コロナ新規感染者数の変遷 |
インド 新型コロナ新規感染者数の変遷 |
USA 新型コロナ新規感染者数の変遷 |
世界最大感染国アメリカは、収まろうとした波がまたもやぶり返している様子。
UK 新型コロナ新規感染者数の変遷 |
タイワン 新型コロナ新規感染者数の変遷 |
コリア 新型コロナ新規感染者数の変遷 |
当然に総人口が多い国は感染者数も多いはずであるから、この順位に意味があるのかどうか。そこで人口100万人当たり感染者数の比較である。これだと、トップはUK、おお大英帝国がコロナ覇権をアメリカから取り戻した。次いで、フランス、イタリー、USA、カナダ、アルゼンチン、オーストラリア、ドイツ、トルコ、南アフリカでワーストテンである。
日本は17番目に登場し、アジアでトップの不名誉にある。日本に続くのがインドネシアで、総数では日本よりも多いのだが、単位当たりでは少ないのである。
人口100万人当たり感染者数の変化を見ると、日本では先週余比べると160.0%とあるから、6割増しとは結構増えているようである。
日本の新規感染者数は、第5波が一度谷底になってから、緩い角度でまた上昇しつつあり、しかも登りカーブがついてきているのが、なんとも不気味である。オミクロン株が日に日に感染情報が出てきていることと合わせると、第6波への助走だろうか。
日本新型コロナ新規感染者2021年12月の推移は上昇カーブ |
ということで来年は第6波突入新春となるのかしら、異変のパイ株とかシグマ株とかがやってきて、、。(2021/123/1記)
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