雪上曲芸部門の空飛ぶスキー競技で、エースのジャンパー女が服装違反で失格になって泣いたそうだ。どうやら競技の時の服装がダブついていたのが違反らしい。
わたしはその競技のことは何にも知らないから想像だが、空飛ぶ時にダブついた服装のほうが空気に乗って滞空時間が長いので、遠くまで飛びやすいってことなんだろうなあ。
その服装違反事件で思い出したのは、だいぶ前のことだが、水泳競技でその競技者の着ける服装つまり水泳着によって記録の善し悪しが出てきて、問題になったことがあった。
身体ぴったりでツルツル水着が良いらしくて、それで材料と形態の競争になり、いろいろあってどう決まったのか知らないが、一定の基準ができて落ち着いたらしい。
その時わたしはこのブログに、こんな記事を書いた。『2008/06/10【世相戯評】水着で水泳競技の記録が左右されるのが問題ならば全裸で泳げばよかろう』
2008年に書いているから、北京夏季オリンピックの頃だったようだ。要するにタイトルにあるように、水着をやめて素っ裸で競技すれば公平でいいってことである。
そこで、この度のスキージャンプ競技も同じことを思った、素っ裸でジャンプすればいいじゃん、次の冬季オリンピックからそうしなさいよ、公平だよね。
●ド-ピングとウィルス
オリピックには興味がない。でもなにか社会面的騒ぎがあるとそこにだけ気が向く。
氷上曲芸部門クルクルスケート競技者の15歳のロシア少女が、何かドーピング薬を一服盛られたと判明したのに、関係機関から競技出場を許された。ドーピング王国ロシアの少女だから、当事者や周囲が否定しても信用されない。
いたいけなその少女が氷上で曲芸に失敗して泣き崩れるTVを、世界中のオリンピック好きが好奇の目で見ていたのだろう。じつにどうも残酷な事件だ。ロシアは少女の可哀そうさを武器にしてドーピング事件を切り抜ける作戦だったとすれば、酷いものだ。
あるいはウィルス様に頼んで、オリンピック開催は不可能なくらいに次々と新種のウィルスを流行してもらうしかないな。
かつて第1次世界大戦ではヨーロッパが戦場となった。当時スペイン風邪がアメリカを発祥地として大流行、感染したアメリカ兵たちが欧州戦線に大量に輸送された。
そのアメリカ兵たちが戦場の敵味方にスペイン風邪を感染させ、その流行で兵員は大勢が死に、生きていても戦う力を失って、戦争の終結が早まったとされる。
さて、またもや戦争が起きようとしている今、こちらユーラシア大陸西岸からこぼれ落ちた日本列島の片隅の一老人にできることは、100年余前には戦争終結させたウィルスに、この度は戦争開始を留める役割を願うくらいのものだ。
ウクライナ東部とロシア西部戦線において、新型コロナの流行を願うしかない。戦争よりはコロナのほうがまだよかろう、人間はナサケナイ、残酷なものだ。
そうだ、ウクライナで思い出した。あれは8年ほど前のことだったか、ロシアがウクライナのクリミヤ半島を無理矢理併合して国際紛争になっていたころ、そのウクライナのキエフで国連機関ユニセフに勤務していた知人が一時帰国して講演会があり、現地の話を聞いたことがあった。
そのことをこのブログに書いている。
●2014/04/21『紛争地ウクライナの国連機関で活動する杢尾雪絵さんの現地報告をきいた』
その杢尾雪絵さんはその後はキルギス、レバノン勤務を経て、今年からスイスのユニセフに転勤した。 (20220221記)
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