参議院議員選挙の投票に行ってきた。2022年7月10日神奈川県選挙区。
ちょうど右足が故障して昨日まではヨチヨチ歩きしていたが、今日はビッコ気味で歩けるようになったので、買い物にも行く必要があるのでついでに投票もしてきた。
まずは個別候補者の名前を書く。え~と、どんな人が立候補しているのかと一覧表を見る。おお、大勢いるなあ、え、漢字とローマ字にいちいち振り仮名がある。こういう仮名の振り方には規則があるんだろうなあ。
前提として、平かなとカタカナを誰もが読むことができるとして、読めない人は投票資格がないのだろうか。候補者名もかな書きが多いのに驚いた。もとは外国人名のカタカナがあるのも新鮮だ。
こうもどこもかしこも丁寧に振り仮名があるところを見ると、投票者対応ばかりでなく、開票を行う選挙管理委員会関係者に漢字を読めない人がいる可能性があると推測させる。そこっで投票用紙の候補者名にも政党名にも仮名を振っておいたぞよ。
妙な振り仮名がある。「氏名」に「ふりがな」と振り仮名があるが、これもとうぜんに規則なのだろうね。この歳まで「しめい」と読んできたのが間違いとは、おおいに驚いた。
こうやって並べると、日本には民主党が4つもあるのだ、立憲、自由、社会、国民の各民主党である。
これまでの選挙では見たことがない党名もある。NHK、くにもり、日本第一、女性天皇とともに明るい日本を実現、日本維新、共和、新風、参政の各党である。
ついでに新聞で見た東京選挙区の珍しい党名を書くと、れいわ、沖縄の米軍基地を東京に引き取る、ファースト、炭で全国をつくる、日本改革、核融合、天命、メタバース、自由共和、こども、平和の各党である。
このほかに前に見たことがある党名は、日本共産、公明、幸福実現、スマイルの各党である。
全国を調べるほどのバカではないので、ほかにもあるのだろうが、まさに一人一党、零細党乱立の感がある。よくまあ選挙費用があるものだ。
良くは知らないが少なくとも立候補のためには供託金一人300万円(比例代表は600万)が必要があり、あまりに得票数が少ないと没収されるらしい。
納税者の一人としては、できるだけ多くが立候補して、できるだけ票を集めないで落選してくれると、国庫にお金が入るのでまことによいことと思う。
ところで、前回の選挙の時に投票所で笑ったのだが、今回も笑わせてくれた。比例代表投票の記入机の前に貼ってある党派名の略称(「略称」も「ふりがな」と読むらしい)欄に、民主党が二つもあるのだ。単にこれだけだと、開票において実効得票数で比例配分するのだな。
実は上記のように民主党はこのほかにも2党あるが、それらは民主党とは言わない。多分、立憲と国民の2党の本家争いがこうさせたのだろう。何だかバカに思えて笑うよりも嗤って、予定を変更して別の民主党を書いてきた。
あ、そうだ、だれか例えば日本民主党で立候補して、略称民主党にすれば、3党が同名で競うことになる、面白い。
それにしてもコロナ禍のなかでの投票所は、それ相応の対策をして面倒なことで、余計な費用も掛かるだろう。
密になる場面はないとしても、日本全国で何千万人もが諸所に集まる大イベントだから、折から第7波の気配のコロナ君は感染機会増加と喜んでいることだろう。(20220710記)
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