昨夜(2015/06/03)、フェイスブックにこんなことを書いた。
【長嶋茂雄死す】今、たまたま聴いていた午後7時のNHKラジオニュースで、長嶋茂雄という人が死んだと言っている。わたしは見世物スポーツに全く興味がないが、それでもこの人の名を聞いた記憶があるから、有名なのだろう。
それにしてもニュースが始まってから10分近くもこの人の死の話をしている。うちにはないから見ないがTVではもっと長いだろうなあ、そんなに重要なニュースなのか~、ふ~ん、そんなことより米騒動の方がよほど重要だろうに、珍妙な世の中である。
あ、いま息子に長嶋の年齢を聴いたら89歳だそうだ、その年なら死んでも不思議ではないよなあ、でもニュースになるんだ、そうか、俺の1歳上かあ、ふ~ん。
ここまでは昨日の夜に書いたが、今朝の新聞は第1面トップ記事だよー、隣国プレジデント選挙がかすむし、米騒動がどうなろうが、ロシヤが戦争しようが、日本の今日はこんなにも平和なんだよ~、平和であることが不気味でさえある。
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朝日と東京両新聞の第一面トップ |
6月4日朝の朝日新聞東京版は6つの面(全24面)に長嶋記事、東京新聞東京版も6面(全20面)というありさま。TVはたぶん長嶋特集番組ばかりで、庶民はかじりついて哀悼しているんだろうなあ。
うちにはTV受像機がないし、あっても見ないだろうが、その番組は、もうとっくに用意万端整えてあり、彼の死をいまか今かと待っていたに違いない。新聞記事もそうだろうな。
これはもう、安部さんなみに国葬になるに違いない。
わたしとひとつしか違わない歳の人だからこの身にひいて思うのだが、死ぬことを世の中から待たれている人の老いの人生とは、いったいどんな気分だろうか?、なかなか死なない意地悪をやるとか、いつ死んだか皆目不明にしてしまう方法を考えるとか、なんだか面白そうだ。
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