食料のカロリーベースでの日本の自給率は、40パーセント以下だそうである。つまり日常食べているものの6割以上が輸入品ということである。
これって、つまり、わたしたちが毎日食っては出し、あるいは捨てている食い物のうち、6割以上が、地球上のよそからこの島にやってきていて、この島の中になんらかの形で居座っているということだ。
水に流して海に行くものも、また魚になって食われるから、最終的には日本列島の土になるのだろう。そして植物を育て、それを食う動物を育てているのだ。
これはすごいことである。毎日毎日、ものすごい土を外国から輸入しているのである。日本の国土は次第に盛り上がり、はみ出ると海を埋めて陸になる。
中国から食品輸入ばかりか、土から生えた植物を使った製品、土そのものの製品の陶磁器など、多品種が大量に入ってきているとすれば、大陸の一部を引き取りつつあるのだ。
これは現代の国引きである。えーっ、そんなことになっているのだろうか???
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