2009年9月21日朝日新聞の全面広告に、地球の森をどんどん切り倒して行って、そこにソーラーパネルを敷き詰めていくイラストレーションが描いてあって、こんな言葉が書いてある。
「王子さま、太陽の光をもっと上手につかえば、未来はもっと明るくなると思うんです」
イラストレーションは、サン=テグジュペリの「LE PETIT PRINCE」の挿絵をモディファイしている。
この広告主の東芝は、どういう頭の持ち主なのであろうか。
きっと地球人の科学技術信仰への皮肉としてこの広告を載せたのにちがいないと、わたしは思うのだ。
だがしかし、どうも東芝はまじめに森をパネルに置き換えたいと考えているようにも思える。
地球を大切にしたくないという意思を表明する、いまどき大胆というか、不可解な企業の広告である。
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