2010/08/22

308【言葉の酔時記】沖縄の姓はなんと読むのか?

 高校野球には特別興味はないが、今朝の新聞にあまりにも大きく記事が出ているので、ついつい目が行った。
 で、勝負はどうでもいいが、沖縄興南高校プレーヤーの姓に気をとられた。
 記事で振り仮名のあるものは兎も角として、そのほかもほとんど読めない。ウェブ検索すれば分かるだろうが、わざとしない。

 国吉陸は、クニヨシリクかしら?
 慶田城は、ケタグスクかとおもったら、振り仮名があってケダシロである。
 我如古は、ガジョコ? ワレ、イニシエノゴトシとは、なかなかに風格がある。
 真栄平は、マエヒラか。
 銘刈は、メカリだろう。
 山川は、ヤマカワにちがいないが、この人だけ平凡すぎる。
 伊礼は、イレイかイレか。
 安慶名は、アゲナと振り仮名があった。
 島袋、大城も沖縄の姓だが、これらは人口に膾炙している。
 監督は我喜屋で、ガキヤと振り仮名があった。

 これらを見て、この高校は野球で有名なのかどうか知らないが、全国あちこちから野球の上手い子を集めてきて特別教育をしてるのじゃなくて、地元でじっくりと人を育てているらしいことが分かる。
 ところで、対戦相手の東海大相模高校にも、変わった姓の人がいて、一二三にヒフミと振り仮名がついている。
 やれやれ、ようやく終わってくれて、野球ボケの朝日新聞は普通に戻るかしら。

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