このところ「手抜き除染」なる記事がマスメディアに出ている。
福島原発事故でまき散らされた核毒を浴びた地域の、家や庭や道や山などをきれいにする「除染」なる工事が進められているが、これがいい加減であることがばれたそうだ。
その降り注いだ核毒まみれの土・草・枝葉・枯葉・ゴミ・ホコリなどなどを、人力でかき集めている。
そんな、地球をせっせと雑巾がけしてどうするんだよ~。
雑巾がけなら、汚れ水はその辺にまけばよいが、核毒水はそうはいかない。ゴミも汚れ水も汚れ作業着も集めて、それをまたどこか別のところに集めるそうだ。
要するに核毒が移動して、移動先でさらに核毒の濃度が高まるという、危険物移動毒力強化工事である。
さてそれで、除染作業を終えましたよ、元の住民の皆様、安心してお戻りください、と言えば、みなさま喜んで戻ってくるのだろうか。
まあ、よほどの愛着がある年寄りだけが戻ってくるだけで、特に若いものが戻ることは皆無のように思う。
だって、そうやって核毒を除去したとしても、その周りの掃除しない山や野原にある核毒が風や雨で移動してくるから、また汚染する恐れが十分にあるからだ。
子どもを育てる環境では断じて、ない。
福島は除染産業で雇用回復だといっても、いくら仕事して金にはなるとしても、人間はこんな虚しい作業をやるのはバカバカしくなるのが当たり前だろう。
もちろん手抜きがよいことではないが、賽の河原の石積みを仕事にして出すほうがおかしい。
そんなことに金を使うよりも、被災者の生活再建を積極的に支援するべきである。
ところで、これまで核毒事故関連で、なんだかんだとかかっている費用は、もちろん核毒汚染犯人の東電が支払っているんでしょうね。
まさか税金で出しっぱなしってことじゃないでしょうね。
東電は、いくらでも金がある会社なので、核毒除染にも被災者補償にも、じゃぶじゃぶと金を使うことができるのでしょうね。
そうか、株主が反省してお金を出してるのだな、そうに違いないぞ、うん。
もしも、東電がその費用を電気料金で取り返そうとするのなら、わたしは東電の電気を使わないことにする。
そのためには東電じゃない電気屋と契約したいけど、どうやればよいのだろうか。それとも沖縄に移住するかなあ。でも軍事基地が怖いもんなあ、、。
まあ、歳が歳だから、近いうちにあの世に逃げてしまうから、東電の電気も使わないし、福島問題で毎日悩むこともないし、はやくそうしたいもんだ。
あ、そうか、悩みから逃れるにはボケりゃいいんだ。
核毒で汚れた地域は、汚した犯人の東電に高く売りつけて、核毒汚染した何でもかんでもを集めて、核毒処分の「核毒の森」をつくるのである。
その管理はもちろん東電が行う。それしかないであろう。
ついでに言えば、わたしが福島核毒事故直後から唱えている
「福島原発世界文化遺産」登録も推し進めてほしい。
原発事故に関するあらゆる情報も
「福島原発世界記録遺産」として登録してほしい。
これほどの「人類が共有すべき「顕著な普遍的価値」をもつ物件」は、ちょっと見当たらない。
その有名さ(notoriety)をホコリとすべき日本の大文化遺産である。
●参照 福島原発を世界遺産に
https://sites.google.com/site/dandysworldg/hukusimagenpatu-worldheritage
●参照 地震津波火事原発コラム
http://datey.blogspot.jp/p/blog-page_26.html
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