東京電力福島第1原発事故で立ち入り禁止となった地域で豚舎から逃げたブタと、野生のイノシシが交配して生まれたとみられるイノブタの目撃情報が、原発周辺地域で相次ぎ、福島県が今月下旬から実態調査を行うことが16日、県への取材で分かった。(産経ニュース 2013.1.16 08:44)
おやおや、がんばって生きてますねえ、ブタとイノシシが協力して子孫を残そうって、涙ぐましいなあ。
東電原発から降り注いだ核毒にまみれながら、ちゃんとやることやってるんだ。どっちが雄でどっちが雌なんだろうか、どちらの組み合わせも再生産可能なんだろうか。
でもこのニュースの続きには、増えすぎると農地を荒らすので、駆除するのだそうだ。可哀そうだなあ、その努力は虚しいんだ。
でも、農地ったって、何も植えてるはずはないなあ、あ、そうか、核毒境界領域での農地かもなあ。そこは東電に柵を造らせましょうよ。
鉄砲で撃っても、核毒にまみれているから、福島名物イノブタ鍋ってわけにもいかないしなあ。
ウシもヤギもイヌも核毒の地をさまよっているから、ヤギウシとかウシイヌとかできるって、それはないか。ウナギイヌはどうか。
これって人間が生命をもてあそんでるよなあ。その点、核毒イノブタは、飼育から逃れて自然に還ってるんだもんなあ、おおらかなもんだ。
そのおおらかさと核毒のギャップに、こちらが考え込んでしまう。
まあ、まだまだ消えることのない核毒に負けずに、イノシシもブタもウシもヤギもイヌもウナギも頑張っていてください。
そのうちに東電が「核毒の森」自然動物園を作ってくれて、安楽に余生を過ごさせてくれるでしょうから、それまでの我慢です。
「核毒の森」についてはこちら。
●地震津波火事原発コラム集
http://datey.blogspot.jp/p/blog-page_26.html
0 件のコメント:
コメントを投稿