もう本を買うのはやめたが、雑誌「本の雑誌」だけは毎月買う。そこに投稿したら載せてくれた記事がこれ。
間違って書いたところもあるので、ここに脚注*をつけて掲載する。
●「本の雑誌」2013年7月号「三角窓口」掲載投稿
「本の雑誌」5月号発売日に有隣堂に寄ったら、村上春樹『色彩を……』(長ったらしくて覚えられない)(*1)も発売日とてドサッと積んである。新刊だからだれも読んでいないはずなのに大評判てのが気に食わない。
ハルキさんて君の名は(*2)、北欧の林業(*3)とか海辺の鱶(*4)とか知能指数(*5)とかの本で以前にも評判になったような。
わたしはこの人の本を読んだことがない。実は読みたいのだが、毎度毎度世間が騒げばわが心中の天邪鬼偏屈虫も騒ぐので、これも読めないだろう。
今回は、出版社のチラチラオモラシ宣伝がインタネットで事前評判になったと新聞にある。でも、インタネットサーフィン好きのわたしが発売日まで知らなかったとは、覗き込む先が普通とは違うのかしら。
それにしても、本ってのは世間の評判(インタネット)とか、出版屋や本屋の推薦(直木賞、本屋大賞)とかに頼って読むものかいッ、本くらいは自分で選べよなあ。
だが後期高齢ともなれば春樹と龍(*6)がこんがらかり、これに夏樹と春菜(*7)が参戦してきて脳内混戦中、やはり教えてくれる人が要るかなあ、ねえ、ツノさん(*8)。
*1:たぶん、眼の病気の悩みを書いた本だろう。白内障手術したわたしには用がないな。
*2:1950年代の人気NHKラジオ大河ドラマ「君の名は」主人公の名が「後宮春樹」
*3:書名は「フィンランドの森」、いや、スエーデンだったかな。
*4:書名は「海辺の蚊不可」で、海水浴で蚊に刺された話ではないかしら。
*5:書名は「ⅠQ84」で、知的障碍者が主人公かしら。
*6:村上龍のことだが、これがまた村上隆(リュウと読める)とこんがらかる。
*7:池澤親子で混戦に参入して四つ巴になって困ったものである。
*8:津野海太郎のことで、「本の雑誌」に『百歳までの読書術』なる老人物コラムを連載していて、どうも同年輩らしく、これがまあ身につまされるんだよなあ。
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