今年のノーベル賞の新聞報道は、社会面の片隅に乗るばかりなので、ノーベル賞で騒ぐのをやめたのかと思っていたら、今朝の新聞はトップに掲載、え、なんで、それほどカズオ・イシグロの受賞は意外な事件なのかあ?、、、
記事を読んでみたら、そうじゃなくて、日本をルーツに持つ人だからトップ記事にしたってことらしい。
ふ~ん、で、うちの積ん読書棚を探したら、あった、一冊だけあった、「When We Were Ophans」、でもこれって、途中まで読んで放り出したんだったなあ、よし、読みなおそうっと、まあ、なんにしても、おめでとうございます。
それにしても、本をもう一切買わない、うちの積ん読書棚の本を死ぬまでに読み終えるんだと決意してから5年以上にはなるだろうが、いっこうに積ん読本が減らない。
減らない原因は、調べもので行く図書館で面白そうな本を見つけて、うっかり借りてきてしまうからだ。もう借りないぞと心で決めても手が勝手に借りてしまう。
このままでは読まないままの本を残して死ぬなあ、心を遺して死ぬと、幽霊になって読みに出て来るかもなあ。いや、図書館に出てやるか。
ノーベル賞と言えば、大学山岳部同期生の白川英樹君のことである。
2000年に化学賞を受賞したが、そのころしばらくは、「山岳部合宿で一緒にテントで暮らしたから、そのときに俺があいつに化学を教えてやったもんだよ」という、しょうもないギャクを言っていたのを思い出した。
年に1回の同期会で会う白川は、他の仲間と違って、彼一人が大学名誉教授の紳士そのものである。
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