参議院議員選挙の結果が出た。よくわからないが、いつもと変わらぬ感が強いなあ、だから毎度毎度変ることを待つ身には、またかよってデジャビュだよなあ。
全体として積極改憲派勢力を議席数3分の2に届かせなかったことが、大数の法則を維持してるのか。
沖縄の抵抗の相変わらぬ一方で、あの核毒被災地の福島では相変わらぬ自民当選、この対比的なデジャビュ感はなんなんだろうか、地続きと島国の違いか、貧しい中にも矜持か。
そしてまた、秋田・岩手・山形・新潟の野党候補者当選という、東北地方の大きい変化の中でも、福島の相変わらぬ自民支持のデジャビュ、この対比はなんなんだろうか。
意外にも愛媛県で自民落選、あ、そうか、今治の加計学園大学問題の影響か、もう忘れそうになっていたがデジャビュ、地元じゃうんざりをなんとかしたかったか。
れいわ新選組なるアナクロネーミング党は2人当選とて、ここだけはデジャビュ感一切無し、考えようによっては究極の良い意味でのポピュリズム政党かもなあ。
●デジャビュその2:野末陳平が生きていた
参議院議員選挙、東京選挙区の開票結果に、「無所属 野末 陳平 元 87歳 当選:4回 元参議院大蔵委員長元放送作家 91,194票(1.6%)」、おお、なんだか懐かしいぞ、見たことあるぞ、デジャビュだぞ、
デジャビュ陳平さん 懐かしや、生きてますか |
そうか、87歳かよ、今や泡沫になりつつも、まだ生きてるのね、お互い高齢社会に生きてると、デジャビュが多くなるな。
●デジャビュその3:半世紀前極右の赤尾敏の再来か
参議院議員選挙、おお、飽きもせずに憲法改正を辻演説する自由民主党総裁の安倍晋三………え~と、なんだかデジャビュだなあ、。
あ、そうだ、大日本愛国党総裁の赤尾敏を思い出した。
1960年代からだったか、憲法改正して再軍備せよと辻説法を続けた人である。数寄屋橋公園でよく見かけたが、あのころは極右政党の親分の言うこととて、まともに相手にする人はいなかった。
この懐かしの赤尾敏総裁の選挙ポスターを読めば、「紀元節復活」と「日米安保条約強化」は完全実現しており、「社会党打倒」と「憲法改正」そして「再軍備促進」はほぼ実現の方向にあり、おお、すごいなあ赤尾敏、時代の先駆け、早すぎた右翼かなあ。
でも、共産党非合法化と創価学会撲滅はまだまだのようだな。
あれから日本は右へ右へと回転して、う~む、あの極右ゲリラの赤尾敏総裁がの言説を、今やゲリラならぬ政権を握る安倍晋三総裁が、選挙演説で堂々と唱えている。
う~む、すごいなあ、今や世は極右時代になったんだなあ、長生きすると面白いことに出くわすもんだ、こちとらはもうすぐ死ぬから、あとは適当にやってくれえ。
実は3年前の参議院選挙でも、伊達眼鏡ブログに書いていた。
https://datey.blogspot.com/2016/07/1202.html
●デジャビュその4:四半世紀前湾岸戦争参戦の再来か
おお、またアメリカから戦争協力要請かよ~………、え~と、なんだかデジャビュだなあ、そうだ、湾岸戦争だったな、あれは。
1991年にアメリカのブッシュ大統領から湾岸戦争協力を求められて、当時の自由民主党政権の海部俊樹内閣は、なんと90億ドル、つまり当時のレートで1兆2千億円もの大金を出した。
憲法上の制約があるからとて、そのカネで自衛隊派遣を勘弁してもらったんだけど、事実上の参戦だったなあ。
今度もまたアメリカのトランプ大統領からの要請、さて、また何兆円かのカネ出して参戦するのかしら、それとも今や憲法解釈変更で自衛隊堂々派遣かもなあ。
どっちにしても、カネあるの??、いや、つきあう義理があるの??
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