2・24事件と覚えているプーチンのウクライナ侵攻開始の日から、今日は2年目である。まだ終わらないどころか、膠着状態でいつ終わるともわからないらしい。困った奴らだ。
西側諸国によるウクライナ支援にも陰りが出てきている。その親分のUSAにしてからが、支援のための国家予算が議会を通らない。トランプの共和党と政権にある民主党とが拮抗する議会での政治的内紛によるのだから、これは支援疲れが顕著に表れたのだろう。
20240224東京新聞朝刊 |
20240224朝日新聞朝刊 |
攻めるロシアのプーチンは、USAと違って政治的基盤は安泰らしい。北朝鮮やイランなどとの連携による陣営拡大戦略も取り入れて、西側諸国の制裁が一向に効いていないらしい。正義の味方民主主義が勝つなんて、図式的なことはない世の中になったらしい。トランプとその支持者にかき回されているあの大国のUSAなんて、実に気味が悪い世の中になってしまった。
そこへ第何次かの中東戦争がおきて、イスラエルとパレスチナのあまりに血なまぐさい争いが、ウクライナの悲劇を覆い隠すありさまだ。隠された裏で燃え盛る。それらの国際的な鎮静へ国際連合が大きな役割を期待されているはずだが、大国の横暴の前には今のところ全くの実力がないようだ。困った地球だ。この地球気候変動のゆえに、大きな人間知性変動が起きているらしい。
そうなると各国は明日は我が身かも知れぬと、戦争対策として軍備拡大になる。憲法9条を持つ日本でさえもそうなのだ。じわじわと憲法解釈変更で、戦争できる国になりつつある。ましてや世界各国で軍拡は当たり前だろう。なんとまあ困ったものだと、ごまめの歯ぎしり音のみ大きくなるばかり。
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ではそのような不安な世界の中で日本は経済的に大丈夫かと思えば、なんとまあ株価だけはバブル経済であるという。この戦争時代だというのに、マネーゲームをやってる人たちはウハウハ儲けているのか、いや、戦争時代だからこそか。あの第2次世界大戦末期の我慢我慢の貧乏庶民生活時代が、もうすぐ来るのだろうなあ。その前に逃げ出そう。
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そしてこのバブル景気もプーチン戦争のおかげなのだろうか。そう、そうに違いない、戦争というものは古来から一時的に景気を大きく活気づける。何しろ消費する戦費がものすごいから、それに対応する軍需産業は巨大な事業費が動く。株価が上がらないはずはない。景気高揚のために戦争することだってあるのだ。
ロシアは景気はどうなのだろうか。コロナと西側諸国の制裁でマイナスと低迷だったGDP成長も、持ち直しつつあるという。それには軍需関連支出の伸びがおおきく寄与しているとのこと。ロシアも戦争をやめられないのかもしれない。
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(20240224記)
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