東京の下町に新・東京タワーとて、スカイツリーなる鉄塔が立ち上がりつつある。
今の東京タワーは1957年に着工し、1958年12月に完成した。
その頃わたしは大学生になって関東に移ってきた。今のスカイツリーと同じように、東京タワーの途中の高さの鉄塔を見た。芝公園の緑の上に立っていた。
なんだかスカスカした鉄骨だなあと、建築初学生は思った記憶がある。
あれから半世紀以上がすぎて、スカイツリーは2011年12月に完成するそうだ。
なんだかよく分からんが、テレビ放送がデジタル化するので、これが要るのだそうだ。今の東京タワーよりも高くしないと、デジタル電波って奴は届かないのだろうか。
だったら宇宙衛星から電波を投げれば、あんなものよりもうんと高いから、それがいちばんよさそうなものだ。
なんで地上デジタル、略して血出痔の電波にする必要があるんだろうか、全く分からん、まあ、わたしはデジタル化してくれなくても一向に差し支えないから、知りたくもない。
お国の都合でデジタル化して、わたしの家にあるTV受像機という財産が機能を無理矢理停止させられたら、これは公共工事による私有財産の強制収容と同じだから、当然に正当な補償として新TV受像機をくれるんでしょうね。
憲法第二十九条 財産権は、これを侵してはならない。
2 財産権の内容は、公共の福祉に適合するやうに、法律でこれを定める。
3 私有財産は、正当な補償の下に、これを公共のために用ひることができる。
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