昨日(2014年6月1日)のNHKニュース岡山県版にこうある。
「1日の岡山県は高気圧に覆われてよく晴れ、厳しい暑さとなりました。このうち高梁市は日中の最高気温が35度1分とことし県内で初めて猛暑日となりました。また6月1日に猛暑日となるのは県内の観測史上、最も早いと言うことです。」
と言うこと、だそうですが、誰が言ってるんでしょうかね、気象台ですかね。
近ごろは異常気象が多いけど、気象台は対策をとらないのか、なにをしているか?
気象台ってのは国土交通省の機関だそうだから、これはやっぱり安倍内閣が無策なのがいけないっ。
上のニュースに出てくる高梁とは、実はわたしが少年時代を過ごした生まれ故郷である。
一昨年だったか、日本一暑い街って全国ニュースに出たことがある。今年はもう、県内で最初の猛暑日を迎える「栄誉」に輝いたらしい。
関東では熊谷とか高崎とか甲府などの、内陸部盆地地形の街が猛暑としてしょっちゅうあがっていたから、高梁盆地も例外ではない地形だ。
思い出したが、20年以上前、高崎で40度という気温の日の記憶がある。燃えるような暑さだけが高崎の記憶である。
そうなると居直って「アツイぜ!高梁市」とかって、キャッチフレーズで売り出そうとしているとか。
http://www.city.takahashi.okayama.jp/soshiki/2/atsuizetakahashi.html
でもなあ、「暑いぜ」なんて関東方言のような気取った言い方が、なんだかおかしいよなあ。
高梁弁ならば「あちーがあ!たかはしゃあ」でしょ。え、これじゃあ読んでもわからんか。
それにしても、わたしの少年時代には、自分の住む街が日本一暑いなんてニュースを聞いたことがない。どうしてなのかと、故郷にいる旧友に尋ねたら、思いがけない答えが返ってきた。
高梁が暑いというニュースが多くなったのは、高梁盆地の中に気象台の観測所ができてからのことだというのである。いつできたか聞きのがしたが、そう遠くない前だろう。
そうか、急に暑くなるはずがないと思っていたが、気温を計るようになったので、他の地域と比べて暑いことが分かった、というわけだ。
気温が高いから暑いのではなくて、暑いから計ってみたら気温が高いのだが、感覚というものはおかしなもので、気温が高いから暑いのだと思う。
気象台の発表する今日の天気の気温を、予想や結果よりも2、3度低く発表し、日本全国にある温度計を2、3度低く表示するよう改造したら、どうだろうか。そうすれば、ちょっとは涼しいと思いこむかもしれない。簡単な避暑方法である。
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