秋の美しい風景画像が、わたしの故郷の高梁盆地に住む友人からやってきた。
高梁盆地は高梁川から発生する霧で、真っ白な海の底のようになる朝がたびたびある。
そのような日は、深い霧は午前中に消えて、必ず快晴となる。霧が深いほど空は青い。
その霧の盆地を、霧の上にでた山上から見下ろすと、盆地は真っ白な湖であり雲海である。
高梁盆地は城下町であった。盆地の街の北にそびえる臥牛山の麓には城主の館があり、山上には天守のある城郭があった。
城主の館は、今は高等学校の敷地に変っているが、山上には城郭跡と天守がいまもある。
故郷の有名な景観だが、実はわたしはこの目で見たことがない。
この景観を撮影するには、朝、まだ暗いうちから、山上にカメラを構えて待ち続けるらしい。しかも、その朝にそれが現れるかどうか、その予想もできないらしい。
友人はそれをうまく撮ったと送ってきた。なるほど、なるほど。
なお、この雲海の城のことは、以前にもこのブログに書いたことがある。
空の城と言えば、竹田城が有名らしいが、これもわたしは見たことがない。
空の城と言えば、竹田城が有名らしいが、これもわたしは見たことがない。
友人が送ってくれた高梁盆地の風景の中に、わたしの生家の神社もあった。おお、こんなに美しい紅葉であるか。
少年時代を過ごした生家だが、こどもの眼には紅葉は映らなかった。四季の景色をめでるのは、大人のすることであった。
(追記)送ってくれた友人からの知らせでは、雲海の古城を見るのは、時期的には11月~12月半ばまでで、雨上がりで天気の良い冷え込んだ朝の8時~9時30分頃だそうである。
参照⇒ふるさと高梁の風景
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