原発にストレステストなんてものをやって、耐性を評価するんだとさ。
よくわからんが、想定外のことが起きても、想定内に収まるって耐性があるかどうか、そんなことをテストするんだろうかね。
これって明らかにトートロジーだね。
まあ、なんでもテストすることはよろしい。
ところでこの体制じゃなかった耐性評価の試験は、原発という装置だけについてやるんだろうか。
もしそうだとしたら、おかしい。
だって、福島第1原発でわかるように、原発でなにか起きたら、原発装置だけじゃなくて、東電という組織にも、地域社会にも、国土全体にも、国際的にも大影響が出ているのだ。
だから、それらもテストの範囲にいれないすると、現在発生してることが全く教訓になっていない。
だから日本の原発ストレステストは、万一福島第1のようなことが起きたら、原発会社(これこそ体制評価か)、立地地域社会、日本社会、そしてアジア近隣諸地域において、どのようなことが起きるのか、それがはたして耐えられるものか、そのような耐性評価を行なうべきである。
これこそが、ストレステストの真髄であると思う。
0 件のコメント:
コメントを投稿