毎日毎日原発津波記事ばかりが新聞の一面を飾っているのに、今日は「なでしこ世界一」って、半ズボンの制服の女どもの写真である。
この世に原発津波以上の物凄い事件があるものかしら、なでしこの花が咲くのがなんで事件だろうか?
え、なんだよ、女タマケリ競技でワールドチャンピオンになったってことかよ。
よくわからんが、お祝い事らしいので、おめでとうと言っておく。
じゃあ、どんな試合だったんだろうと、あちこちにデカデカとある女タマケリ記事を読もうとしても、勝った勝ったと書いてあるばかりで、試合の流れなんてものはロクに書いてはないのである。
ふ~ん、これってもしかして、誰もがTVで試合経過を見ているんだろうって、そういう、新聞の対TV敗北主義の上で記事を書いてるのだろうなあ。
こう書いていて気がついたのだが、新聞記事ってもしかして読者のだれもがTVを見ているってことを前提に記事を書いているのだろうか。
そうだとすると、わたしのようなTVを嫌いで見ないものには、相当に偏った情報ばかりがきているってことになるのか。
ふ~ん、そうなんだあ、って言っても、これからTVを見たいとも思わない。あんなものわたしの残り少ない人生の時間の無駄遣いである。
こうなれば、せめてインタネットで情報を補強するしかないな。
まあ、なんにしてもわたしのような観戦型スポーツ嫌いTV嫌いにとっては、女タマケリも女ゴルフも女スモウ(あるかしら)も、そんなニュースはお呼びでないのである。
で、問題は、何ページも何ページも読まないページだらけの新聞が毎朝やってくることだ。特に夏が来るとガキの野球で何ページも要らない新聞がやってくる。
ゴミに金を払うのはまったくもってシャクに障るのである。
◆追記(110719)
これをフェイスバッカに載せたら、数名の知人からコメントが来た。なかでもタマケリ女狂いらしいM田さんからこんなことを、。
「これはすごい事なんです!昨日早朝の生、昼前、夜10時からの3本繰り返し観ちゃいました。あの大きくて、早くて、強くて、それから・・・美人が多いアメリカを、ちっちゃくておかめな日本の女の子がやっつけたのは痛快ですね。津波や原発でヘコンでいる日本に、明るい話題は世界?中が望んでいたのでしょう。(以下略)」
ふ~ん、そうなんだ、アメリカデカ美女対ニッポンチビ醜女の戦いだったのかあ、だからナデシコメなんだな。
で、何回も見てると、そのうちに日本得点が増えるの?
新聞の書きぶりは、列強西欧に押されていた1933年に日本が国際連盟脱退で一矢報いたと誤解した時、あるいは日露戦争でロシアに辛勝したのに大勝利と勘違いした時のような。
あ、それとも太平洋戦争での敗戦以来の対アメリカ勝利?、それで喜んでるのか。
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