わたしの故郷の高梁盆地の旧城下町と、ドイツのハイデルベルクのアルテシュタットとが、地形や街並みの構造や規模が実に良く似ていることを発見して驚いたのは、遊びに行った1991年5月のことだった。
その驚きについては、わたしの「まちもり通信」サイトや雑誌にも記事として載せた。
しかし、それは印象だけのことであって、面白がってあちこちでの座興の話にはしたが、それ以上に深く調べることもなかった。
縁あってこの2月9日に故郷で講演をすることになった。1998年にも講演しており、そのときにハイデルベルクの話をした。
またハイデルベルクの話でもあるまいと思いつつも、それでも少しはイントロダクションとしてその話をするかと、あらためて調べてみた。
そうしたら、インターネット時代のありがたさで、ハイデルベルク市や高梁市のサイトに入ると、新たにいろいろとわかったことがある。
google earthなる衛星写真で、世界のどこでも、もちろんハイデルベルクでも高梁でも、空から覗き込めるようになって、これも都市計画を専門とする目で見ると、いろいろ興味深いことを発見したのである。
そこで「ふたつのアルテシュタット」、つまりオールドタウンを並べて、いろいろと比較して、思いつくことを書いてみた。
ついつい「ハイデルベルクでは、、」と、出羽の守になってしまうがシャクだが、故郷のまちづくりの話の種にはなるだろう。
●参照→ふたつのアルテシュタット(1)コンパクトタウン
http://sites.google.com/site/matimorig2x/matimori-hukei/taka-heider-altestadt
●参照→ふたつのアルテシュタット(2)街と道
http://sites.google.com/site/matimorig2x/matimori-hukei/taka-heider-altestadt2
●参照→高梁論集一覧
http://homepage2.nifty.com/datey/index3.htm#takahasi
0 件のコメント:
コメントを投稿