2015/03/14

1067【終活ごっこ】技術革新で30年間も生えていたシッポがなくなってついに無線になったウチのPC

 わたしのPCから、シッポが一本消えた。インタネットつながりがようやく無線になって、LANケーブルのシッポがなくなったのである。シッポに変る「モバイルルーター」なる器械がやってきたのだ。
 もっとも、まだいくつかのデバイス用のシッポが生えているのだが、。

 うちのPCのこの通信シッポは、6年前に生えてきたのだが、その前は電話線がシッポだった。電話線時代でも、出先でどうしても無線でやる必要がある時は、携帯電話機をシンポにしてインタネット接続していた。

 ニフティサーブなるプロバイダーに登録して、電子通信(インタネットとはまだ言わない頃)を始めたのが、今から30年くらい前だったから、それだけながらく通信用シッポをつけてきたことになる。
 もちろんその間にPCは何台も替わった。インタネット時代が来る前は、ワードプロセサー専用機を電話線につないで「ワープロ通信」をやっていた。それが「パソコン通信」になって、今はインターネットである。

 そしてそれが10年くらい前から、世のなかはワイヤレス全盛時代になっているが、わたしはもう外で仕事することはほとんどないから、まあいいやと、シッポつきでやってきた。
 有線から無線にする手続きが、もう面倒な年ごろになってしまったこともある。
 でも、いよいよ年取ると、老人ホームに入るってことになるかもしれない。その時もPCを手放そうとはとても思わないのだが、問題は行く先にLANがあるだろうかということである。

 そこで思い切って、今のうちに無線化することにしたのだ。無線化すれば、どこに引っ越そうとPCとモバイルルータさえ持っていけばよい。
 そう気がついて、今やその筋の専門家システムエンジニアになっている息子に、その無線化を頼んだのである。

 それがまあ、なんともいとも簡単に無線化したのであった。昔は新システムとか新PCなどのインタネット設定は、超面倒で疲れはてたものだが、これはまあ拍子抜けするくらい簡単にやってくれた。
 しかも、通信量4GB/日を息子名義で共用する契約で、わたしは息子の通信扶養家族になったのである。なんとも親孝行ものであると息子に感謝している(多分、初めて)。
LANケーブルを抜いてもインタネットにつながっているウチのPCとクレ-ドルに乗るモバイルルータ
さてこれからわたしがやるべきことは、30数年つきあったNIFTYとの解約、NTTとの光通信の解約、そしてひかり電話を一般電話に戻すことである。
 これらが面倒なような気がするなあ。ボケ防止にやってみるか。

 ニフティで書いてきた「まちもり通信」サイトのページは全部をgoogleサイトにコピーしたし、ニフティのメールアドレスがなくなっても、いまやgmailにしているので、もう問題は起こらないだろう。
 起きても、もう仕事してないから、気にしないのだ。


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