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2022/12/01

1660【コロナ止まざるも】若者にはコロナ後の生があるが超高齢者は奪われたまま世を去る

 先日、今年の最後の酉の市に行って驚いた。コロナパンデミックの今、かくも人間どうしが密集して集まり、しかも屋台群の売る食い物を歩きながら飲み食いし、押し合いへし合いしながら大きな声で話しあっているのだ。それはもうソウルの人間雪崩大量死事件がここでも起きるかと恐怖を感じるほどの混雑だった。(参照:ブログ1659

 そして、おお、これはようやく日本はコロナが終わったに違いないと、ずいぶん安心したのは、実は大きな勘違いであったと帰宅して気が付いたが、もう遅い。日本の感染者数は日々10万人も発生しているし、イタリアを追い越してコーリアに次ぐ世界第7位につけているのだ。

 第8波がすでに来ているというのに、その筋からなんのご注意もないのかねえ、第7波の時は何とか事態宣言とかってオロオロしてたもんだがねえ、まあ、その筋から言われて初めて防疫に留意するってのも、恥ずかしいもんだがねえ。
 このところのマスクなしOkとか、外国人観光客OKとかの大幅規制緩和は、感染数は増えても死亡率が減少した故らしいが、感染すればそれなりに苦しまざるを得ないし、医療は必要で、状況は変わりないだろうにねえ、なんでかなあ。

これまでより登り勾配が緩いが確実に第8波が来ている波形

 諸外国ではどうなってるんだろうか。どうもよく分からないのだが、かつてのような厳しさはないらしい。先日ラジオで西ヨーロッパ諸国で音楽の公演してきた人の話を聞いたが、普通のところではマスクを全く着けていないそうだが、劇場などの公衆が集まるところではマスク着用が厳しく守られており、諸室の換気も厳しく管理されていたとのこと。

 はて、日本では一般の場所でも公衆の集まる場所でも、マスク着用が普通の様子に変わりはない。マスク文化の違いらしい。それだけに日本ではマスク着けるべきなのか、着けなくてよいのかが分からない。まあ、わからなければ着けておけばよいのだなと、わたしはそうしているが、みんなもそうだろう。そのいつでも破られるいい加減さを歓迎すべきか。

 外国のコロナ事情でこのところ急にニューズになってきたのが、チャイナにおけるゼロコロナ政策の綻びである。封じ込め都市ロックダウンのあまりの厳しさに対抗して、新疆ウィグル地区でロックダウン反対騒動、上海や北京の大学で学生たちの反対デモなどが起きているそうだ。

チャイナのゼロコロナ政策波形 死者は超減少だが感染の波が急に高い

北京 20222/11/21
 これまでチャイナにおける反体制活動のニュースに比べると、コロナ反対騒動ニュースはちょっと長続きする様子であり、当局は抑え込みを控えているのだろうか。
 白い紙を掲げる学生デモが流行しているとのこと、つまりものを言わせぬ政治体制への反
発の表現である。コロナ騒動が共産党一党支配への反体制活動へのつながる気配もあるらしく、さてもシーチンピン強権政治をコロナが揺るがすことになるのか、興味津々である。

 それにしても、コロナと政治とは、微妙にして奇妙なる取り合わせである。誰も経験がない大問題を地球上どこの国でも抱え込まざるを得ないから、ある種の政治能力競争の感がある。

 コロナ元祖のチャイナの徹底ゼロ政策から、スウェーデンにおける早くの放任政策、その中間の各国とりまぜ政策など、各種各様の競争である。大別して西側自由主義諸国が押さえ込みからコロナと共生政策へと徐々に変更しているのに対して、チャイナの一貫徹底ゼロ政策n維持に大別されつつあるようだ。それぞれにほころびを繕いながらやってきている。

 それにしても超高齢者となった今頃にコロナ出くわした私として、あるいは超高齢者世代としては、人生における貴重な時の活動をうばわれてしまって、取り返しがつかないままに生を終えざるを得ない残念なことである。時間がたっぷりあり、まだ動くことができる時期に、旅行も観劇も交流も酒飲みさえもできなかった。不幸極まる。
 若者にはコロナ後があるが、超高齢者は無い。3年も逼塞させられたら、その間に老化が大きく進行してしまうのだ。

 何しろ私の年齢は生まれた時が日本は15年戦争の最中、物心ついた小中学生のころは食料も社会資本も超不足の時代であった。そして今、死ぬ時もコロナに加えてプーチン戦争というすでに世界戦争となった時代の最中なのである。
 まったくもって都合が悪い時に地球上に出現してしまった人間であった。

(20221201記)

2022/11/16

1655【禍多き星よ】コロナ禍にプーチン禍トランプ禍インフレ禍温暖禍右傾禍地球は禍星

  はや今年も11月半ば、寒い日もある秋深い日々、今日は快晴の秋晴れだった。
 その秋晴れに徘徊に出たら、なんとまあ、道路の真ん中で転倒してしまった。軽症だが、そのことは、後日に書こうと思う。たぶん老いたる身体へのショックは、ここかしこに不都合が表れるだろうから。

●コロナウィルスはまだ頑張る

 世界中が不都合な地球である。定例としてコロナのことから書いていこう。新聞の話題にコロナがほとんど出ない居日々が続く。その代わりに新聞に載るのは、漸近補助による旅行の広告である。全面広告がいくつも登場する。

 そしてまた外国人観光客の受け入れが着々と進んでいるらしい。この1か月でもう50万人もの外来客だそうである。これらが新しいコロナウィルスをもってくるに違いない。 

 では肝心のコロナウィルス感染や死亡状況は、すっかり遠のいたのかとネットサイトを見ると、なんとまあ、日本は第8波が起きようとしているのである。いいのかい。

日本コロナ最近の動きは鎌首を持ち上げているようだ、第8波到来確実!

世界コロナは全体としては落ち着きを見せるようだが、、

 日本各地での感染者は増加傾向で、すでに第6波のピークよりも高くなっている。本当にこれで観光旅行推奨、マスク不要ってのでいいのかなあ、1年前、2年前の騒ぎのころと比べてこの冷静さはどういう事なんだろうあ。コロナに慣れてしまったのかしら、でも感染したら大変な目に合うらしい。
11月15日には日本列島コロナは10万人も感染!!
防疫日本一の県は相変わらずダントツ鳥取県!!



感染世界一USAは一億人超えるか越えぬか、
東アジアでコーリアがんばるのはなぜだろう、
日本はワースト9をずっと続けている

●プーチンウィルスもまだ頑張るが?

 プーチンにも困ったものだ。このところウクライナに反攻されて、南部へルソン州では半分撤退、ようするに敗退しているとのこと。でもミサイルをあちこち遠くに飛ばしてウクライナあちこち虫食いしているらしい。

 それが昨日はなんとまあ、ミサイルを飛ばし過ぎてポーランドに打ち込んでしまったという。NATO加盟国だから大変だ。もちろんプーチンから言わせると、ウクライナの陰謀だとのこと。さてまさかと思うが納豆が出てきてネバネバが広がると、世界戦争か、、


国際藪の中ごっこだが、、さて真相は?

 プーチン戦争は世界にインフレをもたらしているそうだ。今や世界の経済は連動してしまっているのか。
トルコとアルゼンチンのインフレ突出ぶりは、なぜだろうか

 これが戦争に至る惧れが十分にあるだろう。食料とエネルギー争奪という人間の争いは絶えない。その一番大きな原因は、人間が多くはびこりすぎたからだ。ついに80億人にもなったと興の報道である。
世界人口は80億に、、!、まだまだ増えるらしいが、
次は南半球の世紀がやってくるのか
 
●トランプウィルスがまた出てくるとか?

 プーチンだけで嫌になっているのに、アメリカでトランプがまた次の大統領選挙に立候補宣言で、いい加減にしてくれ!、である。アメリカもフランスもイタリアもイスラエルも、このところの首長選挙は右翼ばかり伸長で、怖い。今に日本もか。

 私も長く生き過ぎた、そろそろ人口減少に貢献するべきかなと考えてしまう。この世にあまりにが多くなりすぎて、もういやになったのが本音だな。ああ、昨日の転倒による両腕が痛い。

コロナ禍にプーチン禍トランプ禍インフレ禍温暖禍右傾禍地球は禍星

(20221116記)

2022/11/01

1653【コロナ第八波到来確実】インフレにコロナにインフル三重苦インフラ壊れインフリインフロ

熊五郎:ご隠居、このところコロナが鳴りを潜めているけど、どうしてるんでしょうね。

ご隠居:そうそう、まさか逃げたのじゃあるまいがねえ、新聞には大々的に旅行の広告が出てきてるから、ウィルスは消えたのかねえ。コリアでは超過密ハロウィンで圧死者が出たほどのコロナ密集解除らしいな。

:日本の渋谷の騒ぎもコロナ前に戻ったって感じですが、コロナの奴は逃げるならロシアに行ってプーチンを襲ってほしいもんですね。

:いやいや、えらい専門の先生によると、次の第8波がこの冬には確実に戻ってくるって言ってるね。ロシアに逃げっぱなしではないらしい。

:もう、いい加減にしてほしいと思うけど、こうも何度も繰り返してやってくると、もしも来なくなったらどうなるんだろうって、逆に心配になるかも、、。

:わはは、コロナ中毒だね、いまに禁忌症状が起きてくるかもね。

ちっとも落ち着かないどころか第8波をうかがうコロナの奴

:冗談じゃなくて、この冬はコロナのぶり返し第8波に加えて、インフルエンザもやってくると、偉い先生が言っています、ダブル流行です。

:となると、ほら、あれだよ、物価が上がってインフレになったところに、インフルがドドーンと襲ってくる、そうしたら医療を中心とする社会的インフラが壊れてしまう。

:で、その次に言うのは、インフリインフロってのはやってこないのかって、地口与太でしょ、わはは。

:ま、冗談じゃなくて、この真夏の寒い寒いオーストラリアではインフルが大流行だったそうだし、ヨーロッパではドイツでもフランスでもこの10月からコロナがぶり返して来ているって話だよ。


:日本の感染者数も第7波減衰曲線はぐずぐずとしたままで、どうも徐々にぶり返しているようですよ。第8波到来確実ですね。

:そこにもってきて日本は水際防疫作戦やめて、外国人旅行者をどんどん入れるってことにしたな。外国から新タイプコロナもどんどん観光旅行にやってくるな。

:う~む、じゃあ大流行になる前に駆け込みで、どっかに旅行してきましょうかね。ほら、なんでも税金使って4割も旅費を安くしてくれるってんですから。

:バカヤロ、そうやって第8波を招き寄せる気だな、あのな、4割安いって言ったって、残りの6割は自腹なんだよ、貧乏な私はその自腹分を出せないよ。しかも腹立つのは、誰かにわたる4割分の税金のもとはといえば、私のなけなしの年金から天引きされてるんだよ、プンプン。

:まあまあ、血圧が上って身体に良くないですよ。

:あがってもいいんだよ、この辺でもうピンピンコロリ、いやピンピンコロナでおさらばしたいもんだよ、このろくでもない世の中から、、。

(20221101記)

2022/10/15

1650【コロナ感染長屋談議】コロナによる日本侵攻は第7波戦線後退中だが冬にインフル共同戦線で第8波反撃かも

熊五郎:ご隠居、元気ですかあ、生きてますかあ。

ご隠居:おや熊さん、久しぶりだねえ、まあ、おあがり。

:はい、20日ばかりご無沙汰でした、実はね、ご隠居、驚いちゃいけませんよ、あっしはコロナに感染して隔離生活してたんですよ、えっへん。

:エ~ッ、ほんとかい、おどろいたねえ、お前でも感染するんだねえ、へえ~。

:なんだ、そういうビックリですか、そう、ザンネンながらほんの軽かったのですよ。

:そりゃ残念だったね、冗談はともかく、軽くてよかった、で、なんて奴だった?

BA・5とかってんで、流行最先端ですよ、えへん。

:ああ、どうせ私は流行おくれだよ、さすが若い者は治りが早いね、何日からだい。

:先月9月27日に発熱でインフルエンザみたい、でも、次の日は熱はなくなり、のどに違和感、花粉症みたいな感じ、29 日はちょっと買い物に出ました。

:おいおい、大丈夫かい、ちゃんと調べたのかい、医者に行ったのかい。

:今月1日には体調は万全に戻り、ここで検査キットで調べたら、なんと陽性、つまり科学的に感染確認ですよ。いや結局医者にはいかなかったのでした。

:おいおい、それでいいのかい、食べ物や薬はどうした?、言えば届けたのに。

:食べ物はストックであるし、もちろん常備の解熱剤や風邪薬は飲みました。医者に行くべきかネットでいろいろ調べたけど、どうもコロナ対策緩和への過渡期にあるみたいで、感染したら保健所に届けて医者に行かねばならないってものじゃないらしいのですよ。10日にキットによる検査とPCR検査したら、めでたく陰性でした。

:おお、良かったなあ、身近な人が感染して初めてコロナを怖いって思うようになったよ、まあ、ヤレヤレだけど、去年と比べるといい加減なことになってるんだね。

:だから20日以上の療養が終わって陰性になったから、こうやってここに来ましたよ。12日にはちゃんと4回目ワクチンも打ってきました。ワクチン会場で初めてわがコロナを医者に打ち明けましたよ。医者もいろいろ意見があるらしい様子でした。

:まあ、よく生きてこられたね、ということは、新聞や厚生省などの発表する機能の感染者なんて統計には、おまえさんのコロナ感染は入ってないんだね。

:そうなんですよ、もともと感染者数は発表よりもかなり多いと言われてましたがね、自分がそうなって、ほかにも大勢い同じような感染者がいるだろうってわかりました。

:じゃあ、感染者統計よりも正確度合いが高い死者数の統計を見よう。


:日本のコロナの波は、まだ収まってませんねえ、それどころかこれから冬になるとインフルエンザと共同戦線を張ってぶり返してくるような気がします。政府はコロナは第7波でおしまい、もうこれっきりと判断してるのかしら。

これっきりこれっきりですこれきりと引退記念第八波の冬

:わはは、コロナちゃん引退記念全国ツアーかい、いや笑ってる場合じゃないな、インフル君と共演して大成功、引退やめたなんてことになったりして。

:そんな冬なのに、とうとう政府は経済回復に舵を切ってしまって、国内旅行OKとか、外来観光客歓迎とかだそうですよ。

:またぞろ強盗いやGOTO何とかってやるのかね。

:今度は強盗やめて全国旅行支援とおとなしく、パック旅行に8000円、宿泊のみに5000円を上限に代金4割引きにするって。それに平日3000円・休日1000円のクーポン券もつけるって、支援金は一人当たり最大11000円になるそうです。

:その金をポンとくれるのじゃなくて少なくとも3万円くらいは自腹切ればだろ、貧乏な私は関係ないね、この前の強盗と同じくだね

:それで旅行ばやりでコロナは大喜び、引退どころかコロナ復活第8波到来ですねえ、BA何とかってやつがどんどん来る、次に備えてワクチンを射ちますかねえ、そのうちに何でも効くワクチンなんてのが出るまでは、無限回数ワクチン打つのかしら。

:でも、わたしのようにピンピンコロナを願ってる者は感染しないで、若いほうに感染とはどういうわけかね。

:そりゃ決まってるでしょ、コロナだって意地があるでしょ、すぐ死ぬような奴よりも死にそうにないやつのほうが、感染し甲斐があるってもんですよ。

:コロナが人を選ぶのかい、う~ん。

(20221015記)


2022/10/01

1648【コロナは消えたのか】このところ油断してる世の中にドカンとまた来る第八の大波

 1647【プーチン領土併合宣言】のつづき

熊五郎:じゃあ今度は9月度のコロナの話をしましょう。コロナって、もしかしたら終ったのでしょうか、。

ご隠居:うん、そうだね、近頃はウクライナやカルトのニュースばかりにぎやかで、コロナを忘れそうだ。この前の日曜日の徘徊は、久しぶりに横浜中華街に行ってきたよ。

:横浜都市観光の一番の街ですよね、コロナの中で人出はどうでしたか。

:いやまあ、その人の多いこと多いこと、徘徊も難しいほどの人出だった。

歩きにくいほどの人出の中華街

:すっかりコロナ前に戻ったようですね。店も繁盛ですか。

:大繁盛だよ、コロナを思い出させるのは、8割くらいの人がまだマスクしている風景だね。わいわいがやがや、ものを飲み食いしながら歩く奴が多くて、ぶつかったらひどい目に合うよ。

:まあ繁盛するのはいいけど、またコロナ大流行になってオロオロするかも。

:どうやらコロナ感染者の全数のカウントをやめたらしいね。もう風邪みたいなもんだってことかねえ。

:もうすぐ寒くなるとインフルエンザとコロナが同時一斉流行して、たちまち第8波急上昇ってことになって、医療崩壊だあなんて言いだすのかなあ、。

:第6波の時にそんなこと言ってたら、本当にそうなったもんねえ。

:そうかあ、何回も波が来ていると、もう波に驚かなくなって、コロナサーフィンなんてしゃれてるのかもね。

日本と世界とはかなり波形が異なるのはどうしてだろうか
日本ではこの後に第8波の大山が待っているに違いない

:日本の都道府県別コロナ感染ランキングで、最初から現在まで感染最小で防疫トップを行くの鳥取県は、ちょっとぶっちぎりに成績がいいね。

:それが単に曹仁子が少ないのではなくて、防疫体制がちゃんとしてるんですね。えらいもんです、表彰してあげたい。

日本の都道府県別コロナ防疫ランキングで鳥取県がダントツトップ譲らず


防疫日本一の鳥取県はさすがに防疫体制が日本一!

世界ワーストランキングはこのところ変わらないねえ。追い上げてきたコリアと日本もそのまま5位と7位を動かないね。

:まあ、紛争地域では統計自体が信用ならないから、数字そのものよりも順番に留意しますかね。

:さてこうやってコロナと人間が仲良く共生するようになるのならば、わたしは期待外れだったなあ。

:なんです、何をコロナに期待していたのですか。

:それはもちろん、ピンピンコロナだよ、ピンピンしていてころりと死んじまうのが年寄りの理想なんだから、せっかくコロナが来てくれたのだから、ピンピンしてるところにコロナにかかってコロリと言っちまうってことさ。

:あ、そうですか、じゃ、まだまだ間に合いますよ、必ず第8波が来るから、その時をご期待ください。

:そうかい、ありがとよ、コロナ後あるいはプーチン戦争後にどんな社会が現れるか、それを見たいので、ちょっと長生きもしたいとも思ってるんだよ。

そりゃ無理ってなもんですよ、コロナでコロリかコロナ後を見てコロリか、どちらかにしてくださいよ。

:あ、そうだ、早いとこプーチンがコロナでコロリにならないものかねえ、そうすりゃ世界の各方面がうまく収まるだろうに。

(20221001記)

2022/09/21

1645 【新パンデミック】温暖禍コロナ禍の上にプーチン禍その先に待つ飢餓パンデミック

 コロナ禍に加えてプーチン禍の地球の今について書いておく。病気も戦争も専門的なことを知らぬ素人が書いたとて、何も変わらないだろう。だが、とにかく書いておかずにはいられないのは、大変にして奇妙極まる地球の時代のオロオロを書くしかないからだ。
 実はコロナよりもプーチンよりも前から、それらよりももっと地球の大問題は気候変動であるのだが、比べてどうも深刻さに欠けるのは、身に迫る度合いの違いだろう。

●プーチン戦争下のクリミヤ領土争いの状況

さて、まずはウクライナのプーチン戦争状況をかいつまんで書いておく。2004年のクリミア侵略からつづくロシア側のウクライナ占領状況を図で見ておく。

ウクライナへのロシア侵略状況 202002~09

ウクライナへのロシア侵略状況図 202002~09

今年2月のサイドの侵略開始以来、当初のロシア軍の侵略地は、ロシア国境側のウクライナ南部から東部を回り込んで北東部までもぐるりと広がっていたが、まずは北東部から撤退して、東部から南部へと侵略地を固めた。

ウクライナ軍は西側諸国からの武器援助を受けて、9月になってから北東部から反撃に出て失地回復が徐々に進んでいるらしい。一方ではロシア軍の士気の低さもあるという。
だが自国内情報操作もあるがロシア国民のプーチン人気は高いというし、プーチンの強気は変わらない。クリミア併合を当地の市民投票で無理やり意義付けたように、近いうちに現占領地の東南部地域でも、ロシア編入あるいは独立国化する市民投票をやるとの報道である。情報操作と軍事下での投票はもちろん投票はロシア帰属派が勝つだろう。

20220922朝日新聞朝刊
自軍の戦場での劣勢に対するプーチンのいら立ちが、核戦術に展開する可能性があるのが世界の恐怖である。それがプーチンの戦略であろう。
その濃厚な気配はヨーロッパ最大のザポリージャ核発電所を占領して戦略拠点としていることだ。更に今週になりウクライナで2番目に大きい南部の南ウクライナ核発電所周辺でミサイル攻撃があったとの報道。怖い。

この戦乱の終末が来るのは、プーチンが核爆弾を使ったときだろう。終末とはウクライナ戦争が終わって世界戦争になるという意味である。

そこで今日のこと、ロシアでは軍への国民動員方針をプーチン政権が決め、30万人に赤紙を出すという。1938年に日本は近衛政権で国家総動員法なるものが決まり、赤紙が来た私の父は中国戦線に再度出かけた。ロシアでも再度の兵役に泣く人たちがいるのだろう。

(20220922追記)今日のTwitterの投稿記事に、ロシアではモスクワやペテルブルグで大規模な動員反対デモが起き、ジョージアやフィンランドとの国境には出国者たちが列をなしているとのこと。

●「飢餓パンデミック」が始まっている

ところが実は事実上は世界戦争が始まっているのだ。エネルギー戦争食料戦争という、いろいろな戦争の中での非常に重要な流れである。戦争は民族戦争・宗教戦争・領土戦争・文化戦争などいろいろな姿があるが、中でもエネルギーと食料の分捕り合戦がもっとも基本にあることは、日本の15年戦争に典型的に表れたとおりである。

大日本帝国は石油を求めて南方へ、食料を求めて大陸方面へと侵略して、15年間も戦って負けたのだ。そのさなかに生まれた私の体験は、食料戦争による腹ペコの日々であり、これが戦争への恨みとなっている。

食料戦争は、すでに気候変動によって地球上の食料需給変動が飢饉を招くとされていたのに加えて、2020年からのコロナパンデミックにより、各国ごとに食糧囲い込みが飢饉を更に深刻化するとみられていた。

そこへもってきて2022年からのプーチン戦争である。国連食糧農業機関(FAO)によると、ロシア産小麦の輸出シェアは19%と世界最大であり、ウクライナ産の9%とあわせると世界の小麦輸出の約3割を占める。世界の穀倉地帯からの食料供給が滞る状況が始まり、アフリカや中東では大量餓死が起きる危険性が非常に高いとされている。

もともと地球では慢性的に食糧不足に苦しむ人が8億人もいる、つまり世界人口の9人に一人もいるが、コロナ化で急増しているとされる(WFP)。国連やFAOの活動に期待するばかりであるが、プーチンが世界の連帯を断ち切ろうとしている現況がある。

どうやら食糧危機への悪循環が起きようとして、世界はコロナパンデミックよりも怖い「飢饉パンデミック」突入の懸念もある。

温暖禍コロナ禍のうえにプーチン禍その先に待つ飢餓パンデミック

●このところの物価上昇は飢饉への前触れか

食料自給率が低すぎる日本(2010年度)

2021年コロナから急上昇の世界食糧価格の変動

食料自給率の低い日本も、飢饉になる恐れが高い。世界の食糧の基本は小麦だが、日本の小麦輸入はアメリカ、カナダ、オーストラリアなので、プーチン戦争の直接影響がないようにだが、価格上昇の影響を大きく受けるからヒトゴトではない。

日本はコメ生産だけが自給率100パーセントなので、パンやウドンラーメンをやめて米の飯を食うようにするしかない。あの戦争直後のころの腹ペコの経験は2度とご免であるが、そのころ食えなかった米の飯を食うのが日本の飢饉回避策というのが、何とも皮肉である。

それにしてもこのところの物価上昇の激しさは、政治がおかしいのだろう。
わたしが物価上昇の波をザンブリと被ったのは、この10月から医療費の窓口負担がこれまでの2倍になったことだ。後期高齢者の医療費改定とはこういうことだったのか。末期高齢者になっても医者にかかれない身分になってしまったのが、なんとも皮肉である。

こうなったのは高齢者たちがしょっちゅう医者通いするからだろうが、わたしは明らかに被害者だ。だってめったに医者に行かないで、高い保険料ばかり払い続けてきたのだから。わたしには「かかりつけ医者」なんてものはない。最近1年ほどのうちに珍しくも4回も医者通いしたのは無料のコロナワクチン注射、何とも皮肉である。

あ、そうだ、今年になって珍しくも値下げしたものがあったぞ、それは年金である。老人が節約できるのは食料だけであるから、行く先は腹ペコ餓死しかないのだ。いまや踏んだり蹴ったりされているのは、暗殺国葬アベ政権時代の政策のせいだな、と恨み言も、。

●ことはみな異常気象からか
ときどき考えるのだが、コロナ禍に加えてプーチン禍という地球規模の騒乱、ついでに日本のカルト禍も加えようか、これらの災禍はすべて地球気候変動に起因する現象かもしれぬと、。

これは一種の陰謀説で、しかも地球がその陰謀者であるという説になるので、かなり無責任な説であることは承知しているが、面白い(面白がってはいられないが)。

まずコロナウィルスの発生とパンデミック的拡大は、温暖化した地球上で今やウィルスは人間の後を狙う地球征服者として登場してきた、増えすぎた人間という種の数量調整を行いつつあるのだ、と考える。

プーチン戦争も、地球上に繁殖しすぎた人間を気候変動が数量調整にとりかかっていると考えようか。エネルギーと食料の重要な供給領域が騒乱の原因となっているのは、それが最も人間の数量調整の根本にあるからだ、と考える。

日本のカルト騒ぎも、その一環かも知れぬ、次々とこれから暗殺が起きるかもしれぬ、と考える。などと一人で妄想にふける分には勝手放題だが、文に書いているとバカらしくなってきたので、この辺で思考停止する。

何しろこのブログは、末期高齢者の日々にあるわたしのボケ具合判定のために書いているのだから、支離滅裂になってついにボケたと判定されるのもしゃくだ。
とにかく、戦争さなかに生まれて、死ぬ時もそれにふさわしく、世界危機パンデミックの世なのである、ヤレヤレ、、。(20220921記)


2022/09/16

1644 【コロナ禍から飢饉禍へ?】コロナ禍とプーチン禍のせいで世界飢饉の発生可能性大とか

 喜ばしいコロナニュース、世界保健機関(WHO)テドロス・アダノム事務局長は14日の会見で、新型コロナウイルスの先週1週間の死者数が世界的な流行が始まった2020年3月以降で最も少なかったとし、「世界的大流行の終わりが見えている」と述べた。

 ついにその時が来たと本当であってほしい。なるほど世界と日本の死者動向の
グラフを見れば、
世界のほうは最近では山が崩れつつあるようにも見え
る。

 しかしなあ、日本の第7波の山は下がる様子はあれども、まだまだ高いよ。
これまで何度も山崩れが起きては、また造山運動で持ち直してきた
体験史があるからねえ、テドロスさんは日本の波も見てから言って
いるのだろうかねえ。本当かねえと思うのが普通だろうなあ。


 周りを見回せば、なんだかコロナの気配がないような気もするが、相変わらずマスクの群れで、いいや、まだまだと思い直す日々である。

 幸いにして身近にコロナ発生の体験をしていないから、流行しているのか退潮しているのか分からないのが本音である。あれこれのニュースを読んで、脳内だけのコロナ禍体験しているのだ。こんな人たちのほうが多いだろう。身体的に最も近いコロナ体験は、4回のワクチン注射である。



 世界ランキングは今月に入って、コーリアと日本が不名誉ながら躍進した。何だかこの2国でデッドヒートしている感があるが、スポーツじゃないんだからいい加減にしなさいよ。
 隣のチャイナを見習って感染者数競争しないで泰然としていなさいよ。

 いや、チャイナでは大都市が次々にロックウンごっこらしいから、モグラたたき型撲滅作戦なんだね。他の国がなんだかだらけ気味なのに、発祥の地としての矜持を保っているのかねえ、それはそれですごいものだ。

 日本の地方別ランキングは、東京がワースト一番を譲らない。人口が多いところほど感染や死亡者が多いのは当たり前だが、総人口では20位の沖縄が感染者数10位をずっと保っているのも奇妙なこと。東京から遊びに行った奴らが流行促進させている違いない。東京や大阪から沖縄渡航を禁止にするべきだろう。
 鳥取、島根、徳島のようなベスト3位までの県民だけに、沖縄に遊びに行くことを許可するとしてはどうか。

 そういえば、まだまだコロナ感染者も死者も多いのに、自由に旅行してよいらしいし、外国人客も来日OKにするらしい。コロナで死んでもいいから、観光客に来て金を落としてほしい、でないと飢えで死ぬってことか、それが世間なんだ、どこかヤケクソ感があるな。

 飢えで死ぬといえば、地球上では本当に起きそうなのはコロナのせいではなくて、プーチンせいで飢饉発生可能性大であるそうだ。プーチン戦争は世界の食糧の生産と流通を大きく阻害してきており、もともと自給能力が低いアフリカ諸国や中央アジア諸国などでは大量餓死の恐れがあるとのニュース、バカプーチン飢饉である。

(20220916記)



2022/09/01

1642 【騒乱の夏尽】コロナに降参、暗殺スキャンダル沸騰、核発電所の戦場、まったくロクでもない晩年だ

戦場の核発電所が出現

 今日から9月、数日前から何となく涼しく感じるの記のせいではない。恒例の先月のおさらいをする。

 世界はコロナパンデミックにはいっこうに収まらないのに、ウクライナのプーチン戦争も半年たっても収まらない。そこに日本では安倍元首相暗殺事件から芋づる式に暴露されてきた政界カルト教団つながり事件である。暇な年寄りには日々が刺激的で、ボケがちょっとはストップするので実によろしい。

●コロナに征服された日本

 では、物事は先輩から始めることにして、日本で発祥以来すでに2年と8か月の歴史を持つコロナである。
 このところ暑くて横半都心徘徊をさぼっていたのだが、一昨日に久しぶりに中華街、元町、伊勢佐木町をぶらぶらした。

 もうコロナはどこに行ったのか、街に見えるその影は歩く人々のマスク姿だけである。観光の街の中華街は平日なのに大勢に人出でにぎわっている。外国人観光団体らしい姿はさすがに見えない。

 元町はちょっと気取った町として普通にショッピング客がいる。伊勢佐木町も普通ににぎわっているから、少なくとも昼間の街はコロナ前に戻ってきているらしい。夜はどうなのかは知らない。

 政策としてのコロナ対策は、いったいどうなってるのだろう。コロナ感染者が落ち着いてしまったのではなくて、毎日の感染者発生数は10万人から20万人にもなろうとする日が続いている。堂々と盛んに感染しているのだ。それなのに去年とか一昨年におたおたして、緊急事態だの蔓延防止なんとかなんてやっていたのに、今は政策的規制何にもない。もう、コロナと共存することにしたらしい。いや、コロナに降参したのかもしれない。

 では罹患してもどうってことはないのかといえば、何だか大変な目にあうらしいから、年寄りに逃げるしかないので、せめてマスクでもしておくのだ。罹患してパタッと死ぬのなら歓迎したいのだが、半殺しは勘弁してほしい。

 日本全国都道府県別防疫ランキングは、相変わらずのトップは鳥取県である。7月末時点での鳥取県感染者累計は42736人だったが、8月末時点では54135人で1月に1万人以上増えた。それでもランキング1位だから、他府県はそれ以上に増えたのだ。まったく酷いものだ。


 感染しても、治療してくれる医者が足りなくて、救急車に乗ったまま病院から病院の玄関へとたらいまわしになるらしい。うっかり感染できない。去年なら緊急事態宣言だあなんて騒いでいたのに、今年の静かなことよ、コロナ慣れか,あきらめか。

上の図の半年間で見ると最近の曲線はいくぶんか下がり気味
下の図の全期間で見ると今回の波の高さが異様すぎて不気味

 そういえばこれまではコロナ感染者は全数を数えることにしていたが、もう数えないとか言っているらしい。こうもたくさん感染者が発生すると、数える現場が大変だからやめようとか、数えることができない実情あって意味がないとか、なんだかよく分からない。要するに多すぎて手におえない状況である。なのに規制解除ばかりで、外国観光客も入れるようにするらしい。もう、やけくそである。

 隣国のコーリアと比較すると、日本のそれと似ているようで似ていない。日本の今の波が異様に高いのに、コリアではこの前の波のほうがはるかに高い。隣国だから似ると思ったが違うのか。
全世界の傾向と日本のそれともまた違う形だ。

●政治世界はカルト感染騒動

 ここに来て政治的やけくそ状況が起きている感もある。
 コロナだけで大変なのに、安倍元首相暗殺で大変と思っていたら、暗殺された直接原因が韓国発祥のカルト教団に、安倍さん関わっていたというのである。

 カルト教団被害者が、教団を支援している安倍さんを銃撃したのだと分かってから、カルト教団にかかわっていた政治家が次々と暴露されてきた。自民党が多いのだが、もともとが岸信介と教団教祖の連携による反共右派活動に所以するのだから、根が深い。

安倍晋三の祖父の罪

 右派連中も今は困っているとか、それは韓国発祥の教団はその教義の基本にアンチ日本、つまり日本が植民地化したことへの恨みがあるというのだ。つまり反共産と思って付き合ったら、実は反日本であったというのだから、矛盾していた共感だった。

 教団が政治家の選挙活動無償支援から政界の裏面にはいりこみ、教団の右派保守思想を政治家に植え付けてきたらしい。統一、平和、家庭、女性、教育などの見場の良いキイワードをちりばめた関連団体を作り、地方自治体の政治家にも影響を与えているという。特に家庭教育に関する保守的思想を守ろうとする条例つくりを画策しており、すでにいくつかの県では成功しているという。

 いったいこれはどうなるのだろうか。岸田首相は昨日になってようやく、「自民党としてはカルト教団関係から縁を切る」といった。だが、選挙に弱い政治家は表はともかくとしても、裏では切ることはできないだろうといわれる。右派思想のカルト教団が、日本政界に根深く影響を及ぼしているという、大スキャンダルである。

 だが、30年前に霊感商法で大スキャンダルになったのに、教団の政治的手腕にうまくやられて、その後今日まで表に出なかったという。カルト教団のオーム真理教の陰に隠れて、旨く政治的に立ち回られたらしい。ジャーナリズムも報道に載せなかった。 

岸信介の孫の罪

 教団は名前も変えて旨く隠れた活動だったのが、安倍さんが堂々と顔を出してカルト教団のイベントで賛辞を述べる映像が出回った。それがカルト教団被害者の男の目に留まり、銃撃暗殺に至った。
 暗殺犯は安倍さんの抹殺が目的ではなかったが、結果としてそれ以上の劇的な効果を生んだ。日本からかる教団を追い出せ、関係する政治家をつぶせと、ことはどんどん進む。右も左もあれよあれよの状況である。


 そんな中で火に油を注いだのが、岸田首相の鶴の一声「安倍さんを国葬とし、費用はすべて国費とする」である。安倍さんほど毀誉褒貶の著しい政治家はいないような気がするのだが、あんのじょ毀と貶の人々から国葬反対の声が上がってきて、昨日は国会議事堂前で国葬反対デモが大規模にあった。久々の国会前デモである。

<狂歌>教団と縁深き方の弔いは党葬はまずい国葬にしよう

●戦場になった核発電所の恐怖

 プーチン戦争は相変わらず続いて、まるで日中十五年戦争の様相である。
 状況の新展開は、ウクライナのザポリジャ核発電所を、ロシアが制圧下に置いていることだ。ヨーロッパ最大の核発電所が戦場になってしまった。
 ウクライナロシア双方が互いに相手が攻撃し、核発電所に重大な事故が起きる危険性が現実に起きようとしている。一時は外部電源が切れるという福島なみの事故が起きた。この核発電所はロシアウクライナどちらにもとっても人質である。

 ロシアにとってはかなり冒険的な戦術であろう。もしも核発電の炉心溶融が起きる可能性ある攻撃があったなら、ロシア軍は全滅であるどころか、ロシアの国土にも大影響が出る。もちろん同時にウクライナにも冒険的な戦争にならざるを得ない。かなり大規模は各発電所であるらしいから、またもやウクライナから世界に核毒がばらまかれるだろう。

 核発電所を拠点にする戦術を、これまで当然のことに各国で研究してきただろうが、現実にこうも突然に起きるとは考えていなかったのか。日本でも全国各地にある核発電所をおさえるテロや外敵が蜂起することを考えているのだろうか。今日からIAEA調査団が入ったが、戦場の核発電所はこの後どう進むのか、世界は固唾をのんでいる

戦場となったザポリジャ核発電所

左はウクライナ発表のザポリージャ核発電所事故予想影響範囲、右は同ロシア発表
科学的根拠で作成しているのだろうが、政治的な思惑が込められているような

 おりからの「第10回核兵器不拡散条約(NPT)運用検討会議」では、ロシアの最後までの反対で最終文書が不採択となった。決裂である。核軍縮は先が見えないままにヨロヨロと歩いている。地球はこのままどぶにはまるのか

 そこにもってきて岸田首相が、日本の核発電所の新増設をやりたいなんて言い出したのだから、たまったものではない。ウクライナの現実を見てからそう言うのだ。
 このドタバタ世界の先にやってくる新世界を見てから死のうと、好奇心を奮い起こしていたのだが、待ち受ける新世界はろくなものではないと思えてきた。
 ろくでもない晩年になったものだ。いやだいやだ、ピンピンコロナのお迎えを、今日か明日かと待ち続けるばかりに日々に戻ろう。       (20220901記)

参照:コロナ大戦+プーチン大戦おろおろ日録 
   安倍晋三暗殺事件その1その2その3その4
   伊達の眼鏡まちもり瓢論

2022/08/22

1641【安倍晋三暗殺事件】広がる政界の旧統一教会汚染騒動のさなかに首相コロナ感染とは、、

 政界は今、自民党の著名議員たちの統一教会汚染が次々と暴露されている。政府大臣たち、衆議院議長、自民党役員、もうどうしようもない。
 それらの議員の弁解の歯切れ悪さが、さらに汚染度を深めるようになり、格好のニュース種になる。有権者としてまことに困るが、面白いことでもありヒマツブシになる。

 中央政界ばかりでは無くて、じつは地方議会も汚染が多いとのこと。要するに右派保守層に統一教会が選挙応援を通じて浸透しているらしい。
 無償で選挙ボランティアをやってくれるのだから、議員には美味しい人たちだろうが、おいしい食い物には毒があると今頃になって知り慌てる。

 なにしろ反社会的団体が、優しい真面目なボランティアおばさんになってやってくるのだが、このおばさんたちのまじめさの裏にカルトが控えているのは、いったいどう考えればよいのか。
 学生時代のことだが、東海道線の中で日蓮正宗の大石寺参拝のおばさん集団と同席になったことがある。早速に折伏(しゃくぶく)の言は「あの総理大臣のキシさんも参拝されたのですよ、すごいでしょ」と。つまり政治家をとりこんで権威付けをするのであった。なお、これはのちに創価学会と公明党を生んだ宗教であり、今の統一教会も同様である。

 特に地方議会では、統一教会思想による子供と家庭教育に関する条例づくりが、いくつも出ているとのこと。政府の「子ども家庭庁」も、当初の「子ども庁」暗に「家庭」が入ったのは、統一教会教義に保守的な家庭教育の維持が根本にあるらしく、これが影響したとか。
 まったくどうかんがえればよいのか。これほど汚染されるともう汚れではなくてそういう染物になってしまった政党として、これが普通になるという怖さがある。

 統一教会の教義の基本に日本の植民地政策への怨念、つまり日本右派保守層が最も唾棄する思想があると知られて、右翼系の人たちは困り果てているだろう。
 ネトウヨのこの件での発言がパタッと絶えているとのことだし、日本会議系の人々もこれにについて何も発言しないという現象が続く。社会現象として実に面白い。

 暗殺された安倍さんには気の毒だが、片棒担いだのだから非難されてもしかたないし、一方ではその死が政界の膿を出すきかけのなったことを功績としようか。
 そこで妙なことに気が付いたのだが、統一教会の教義の根底に日本の植民地化への怨恨があるとすれば、それは日韓併合の立役者だった伊藤博文にさかのぼらねばならない。

 とすればそれは長州閥の罪に至り、安倍晋三は長州閥の末裔だから、その怨恨がおよぶとすれば、まさにご先祖の犯した罪が後世にたたるという統一教会の教義そのままである。
 う~む、おそろしや、霊の壺を買わねばならなかったのは安倍さんだったか、。いや、安倍さんは壺よりもはるかに大きな貢献をしたはずなのに救われず、伊藤博文を同じ末路になった。

 そんなときに岸田首相が夏休み中にコロナに感染したとのニュース。気の毒だが、これは格好の狂歌の種になる。

狂歌<まあ、よかった?>
アアついに岸田首相もお仲間か いやトーイツじゃなくてコロナ感染

狂歌<困った>
宣言をする人がコロナになっちゃった どうしようかな緊急事態

狂歌<お大事に>
まさかとは思えどまさかトーイツの騒動逃れコロナ感染

 感染率世界一になってしまったコロナだけで大変なのに、トーイツ病まで蔓延してきて、さらに次第にプーチン戦争の影響が及んでくるし、これは生きているのが大変な世の中になったと思ういっぽうで、こうも大きな変化があると、それらが治まった後にはどんな世界が来るのか見届けてから死にたいとも思うようになっている。

 日本のコロナ感染者数累計は、とうとう世界ワースト10になってしまった。隣のコーリアはそのさらに上(下か)を行き、ワースト7になっている。

隣国コーリアは16日まで世界8位が今や7位、日本は後塵を拝して10位に

 飽きていたこの世にもうすこし居てみようかな。(2022/08/22記)

2022/08/18

1640【二重汚染国家】外にはプーチン戦争におびえ内にはコロナとトーイツのダブル汚染を生きる

熊五郎:こんちわ、ご隠居、まだ生きてますね。

ご隠居:おや、熊さん、いらっしゃい、はいよ、まだ生きてるね。

:だんだん世間が騒がしくなってきますね。

:そう、だからあれこれ好奇心が忙しくて、死んでなんかいられない。

:そうか、コロナプーチン戦争安倍暗殺事件ですもんね。

:暗殺事件は日本政治家の宗教右派汚染問題に広がったね。酷いもんだけど、ヒマツブシにはもってこいだね。

●自民党にトーイツ派閥誕生か

:そうそう、このところコロナ汚染の広がりを、統一教会汚染がまねしているみたいに、自民党にトーイツウィルスが蔓延、コロナ並みに蔓延防止ナントカって適用かな。

:岸田第2次内閣の新大臣、新副大臣、新政務官たち、次から次へと統一教会との接点というよりも接線、もっと広い接面のある政治家が暴露されているが、自民党はコロナ並みの緊急事態だろうね。

:でもね、それでおたおたしてる人がいないみたいですよ、平然として同じような言い訳をしている、統一した言い訳をね。あれほどたくさんの汚染者がいるってことは、汚染者がそれなりに数の力を持つから、岸田さんも手を出せないかも。

「黒信号みんなで渡れば怖くない」キシンダ内閣トーイツ見解

:あ、そうか、自民党内に統一教会派という派閥ができてるんだね。そうか、安倍晋三がその派閥の親分だったのか、暗殺されて次の統一派閥親分は誰になるんだろうね。岸田内閣は文字通りキシンダ内閣だねえ。緊急って思うのは庶民だけ、当事者政治家はそれが普通なんだろう。

:軋しみに軋んだ内閣だねえ、なんにしても、コロナウィルスと同じで、統一教会思想に自民党は席捲されてしまい、撲滅どころかトーイツが党の基本方針になるかも、げんに憲法改定自民党案は統一教会の言説に酷似しているらしいですよ、怖いなあ、トーイツ汚染とコロナ汚染でダブル汚染国家になるのですかね。

:それが日本だけじゃなくて、USAでもなんだね。キリスト教福音派という宗教右派が共和党を支えていて、トランプの復活がありうるらしい。

:そうそう、あちらさんもなんだかトーイツ流の奇妙な思想が席捲しているのですね、こりゃあ地球温暖化が人間の脳に何か大きな影響をもたらしているとでも考えないと、つじつまが合いませんねえ、怖いなあ。

●コロナ世界ランキングでトップに躍進

:怖いねえ、そうそう、日本はコロナに席巻されたね、コロナ感染者がじゃんじゃん増えても、政府は今回は何の規制策も出さないから、庶民はもう旅行だって宴会だってやってよいのだと誤解してしまった。

:これじゃあますます感染者は増えるばかり、なんでもその増加する感染者数は世界一、死者数は第2位らしい。このところ世界ランキングから経済やら教育やら学術やら落ち続ける日本だけど、こんなところで挽回ですかい。感染しても病院が満杯で入れない人がどんどん増えてるらしいですよ。

自宅療養するそうだね。ようするに病院に行くよりも前に、医者から見放されるってわけだ。それほども増えてるってことは、実際の感染者数はもっと多くて、もう勘定しきれないってこと、お手上げってことかもねえ、そうだとしたら、怖いねえ、あたしは検査なんてしたことないよ。

:え~っ、ご隠居を怖くなった、なんて言ってるあたしも実は検査したことないですねえ、お互い様ですよ。

感染者数の波の具合が、世界と日本と違うね。日本の今の第7波は、これまでのどれよりも高いけど、世界全体では今の波はそうでもないんだねえ。ま、世界でも感染者数の勘定はかなりいい加減だろうけど、いちおうは傾向はわかる。

:日本の波がちょっと下がり気味でホッとするけど、これって、もしかしたらもう数えることが不可能なほど増えて、現場では勘定をやめた結果かもなあ。日本だけが投げやりだってことじゃないでしょうね。

:何だか心がうそ寒くなるねえ、外は暑いのに。

●止まらないプーチン戦争

:心が寒いといえば、未だにプーチン戦争が止まりませんよ、もう長期戦にするって決めたのですかね。いや、ウクライナの頑張りで、そうさせられているのか。

:ドンパチやっていることはニュースに毎日出るけど、どっちが勝っているのかねえ。でも、どっちが勝てばどうなるのか、さっぱり分からないよ。

:なんでも先日は、例のクリミア半島で大爆発が起きてロシア側に大被害とかで、ウクライナ側の破壊工作というから、正規軍のほかに地下組織軍もいるらしいですね。

:ますますだらだらと続く戦争だねえ、第3次大戦になるからうっかりまわりから直接に手を出せない、イライラしてるのだろうね、ヨーロッパ全部が、、。

:そのイライラが高じて、妙な次のステップが生まれるかもと怖いですね。

:8月は日本も戦争の月だ。わたしの父は日本の十五年戦争に、なんと念入りに3回も兵役についた。うち2度は満州での戦いだよ。その戦争手記が遺品にあったので、わたしはそれをもとに『父の十五年戦争』という戦記を書いて冊子にして、家族や親せきに配布したことがある。それをあらためて読んだら、日本軍の中国大陸侵攻は、今のロシアによるウクライナ侵攻と同じだね。父の手記の中にはロシア軍がウクライナのブチャでやったようなことを示唆する日本軍の暴虐を書いてあった。あの温厚だった父がねえ、と思ったよ。

:へえー、怖いですねえ、戦争になると人が変わる。

:それも含めて、わたしの戦争体験をかいつまんでブログに書いておいたから、読んでおくれ。(20220818記)

参照:まちもり通信サイトより