最近は煙草吸いのスー族どもは、スワン族の迫害にあって、滅亡への道をたどっているようだ。
地下街の一角に店でもなし展示場でもない妙なガラス張り部屋があり、中に男や女数名が勝手な方向を向いてぽかんと立っている。え、ここはなにかの待ち合わせ場所かとよく見れば、みんな煙草を吸っている。つまり喫煙室だった。
中の人たちはそれなりに個別ながら全員同じ目的があってそこに居るのだが、外からそれを見れば檻の中のペンギンみたいに用もなくただ勝手に突っ立っているようだ。
今日も今日とて、歩道の一角になぜか大勢の人が突っ立っていて、その向うに自販機があり、そこにお茶を買いに行ったら分かった。そこが喫煙場所に指定されているらしく、いやもう臭いの煙いのなんの、屋外なのに相当なものである。千代田区は路上での喫煙も指定場所外では禁止なのだ。
屋外でこれなら地下街の部屋はものすごいことだろう。天井はヤニだらけか。
ということは、喫煙者はこの部屋に入れば、自分は煙草吸わなくても十分に喫煙できますな。節約になりますねえ、酒ではこうはいかないよなあ、。
ただ、あの特定の場所に男女が数名、相互に何のつながりもなく、それぞれ勝手に突っ立って勝手な方向へ煙を出すさまは、まあ、ご勝手にどうぞではあるが、なんとなく動物園のペンギンが芸当しているようで異様である。ご当人たちはもちろんお気がついていらっしゃらないだろうが、。
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