安売り量販店(スーパーマーケット)屋のイオンが、今日の全国紙に「イオンの反省」と題して、1ページ分の広告を載せている。
おお、やっと自分の罪に気がついたかと読んでみれば、全然そうじゃない、ただの惹き文句であった。
よくあるような、美味いと書くところをわざと不味いと書く、あれだよ、目を惹けばよいのだ。
これまでさんざんに街を壊してきて、この百年に一度の不景気で、イオンが壊してきた街はもう立ち直れないかもしれないのに、その反省はなくて、ただの安売り広告である。
いままで高いもの売りつけていたが、反省してこんどは安物にするんだなんて、買いたい気が起こるもんかしら。
もともと私は、あのどこに行っても同じような、田畑を壊し緑のない(そのくせ万里の長城あたりで木を植えているんだから笑える)殺風景な派手派手倉庫みたいな建物が立ち並んで、ほんとに汚らしい風景のイオンモールとやら言うショッピングセンターを大嫌い、まあ、向うもわたしなんぞ相手にしてないけどね。
じゃあきれいにしたらいくかというと、もちろん行かない。
あんな田舎の田んぼの中にまでわざわざ安物を買いに行くなんて、気が知れないよ。買い物は街の中でやるのが一番、、。
こんな方便広告で反省なら、サルだって反省するぞ。いやいや、反省がなっとらん、オレと一緒にしてくれるなって、サルが怒るか。
反省するなら、これまで人々が暮らす街を壊して悪かった、これからは暮らしの場を大切にする商売をいたしますって、言ってもらいたいもんだ。
安かろう、売れて儲かりさえすれば、街が壊れてもいいのだなんて、反省ではないぞ。
参考→◆怖いぞ、郊外開発は生活圏を破壊する
●日本全国醜い風景アルバム
0 件のコメント:
コメントを投稿