2009/03/27

113【世相戯評】自動車運転に関しては老人ボケ度を医者じゃなくを警察が判定するのかい

「認知機能検査は〈1〉年月日や曜日、時間を答える「時間の見当識」、〈2〉イラストを覚えた後、ヒントを見ながら思い出す「手がかり再生」、〈3〉時計の文字盤を描く「時計描画」―の3種類」
 これは今年6月1日から75歳以上で運転免許更新を希望する者に義務づけする「認知機能検査」だそうだ。
 要するに「ボケ度検査」である。
 ボケ度を警察が検査する時代になったのだ、コワイ。

 年寄りが世の中にイチャモンつけていると、「認知機能検査をしていただきます」って警察官がやって来たりしてね。
 でも、運転免許に関係ないけど、わたしも検査してみたいような気もする。だれか「自前認知機能検査ゲーム」ってのを売り出せば儲かるような、。

 年寄りが集まって、これでボケ度を競うのだ。歳に似合わずボケ度が高いなあとか、年代別ボケ度チャンピオン戦とか、やってみたいなあ、こわいなあ。
 ボケているヤツは75歳以上ばかりじゃないぞ、それ以下でも変な奴はいるから、どうせなら全員に義務付けてはどうか。

 自動車事故に高齢者が多くなったというのだが、そりゃそうだろう、高齢社会だから運転する人数のうちに占める高齢者が増えるのは統計的に当たり前である。
 問題は、超高齢者でも自動車運転しないと生活できないような、現代の生活の場にあるのだ。それを是正する政策をやらないと、いくらボケ度検査しても運転をやめられないだろう、だって生きていけないのだから。

 ところで最近、身元確認で「免許証」を見せろと言われることが多い。おお、持っているとも、一級建築士と技術士の免許証を見せてやろうか、、。

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