●谷川に出現した滝石組
狭い谷川に沿た道をだらだらと登っている。両側の山の森と谷川の間には、雑木林や狭い畑と農作業小屋があったりして、日本の原風景の趣もあって楽しい。どうってこともないのだが懐かしい風景である。
と、こ谷の向こう岸に突然、にょっきりと巨大なとがった屹立する2本の巨岩が顔を立っている。
ふむ、支流の谷かと見れば谷はなし、岩がすっくと直立しすぎているし、周りには似たような石はまったくないし、どうも不自然に見える。
巨岩の間によく見るとその2本の間には石垣が積んであって、水が流れ落ちているのがみえる。下のほうにも巨岩がいくつか転んでいて、滝つぼのようなものを作っている。
自然でこううまくは並ぶまい。そうか、これは日本庭園によくある滝石組らしい。2段の竜門瀑かしら、そう思ってみると、下のほうに滝を登る鯉を模した鯉石のようなものもある。これは造園工事だな。
でも、ここは日本庭園でもなし、どうしてだろう。
●続きと全文は「生活景と造園景-故郷の谷川の公園」
http://sites.google.com/site/matimorig2x/matimori-hukei/seikatukei-zouenkei
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