2011/12/24

558東京冬枯れ風景とコンサート

青山から護国寺まで、寒風吹く冬枯れ東京を歩いた。
 直線だと約5kmだが、表通りは嫌いだから曲がりくねった裏道ばかり歩くし、東京は結構坂が多くてよたよたするし、うろうろと道草を食うし、実際は6km余か、2時間かかった。

 うろうろの途中の風景ふたつ。
 ひとつは鉛筆ビルと超高層。左のビルは鉛筆ビルのようだが、実は俎板ビル(煎餅ビルとでもいうか)。
 多分、右の道ができたときに昔からの左の道との間にできた狭く長い敷地に建てたのだろう。
 東京や横浜にはこんな俎板ビルやら三角ビルがちょくちょくある。

 もうひとつは東京カテドラル。丹下健三の1960年代代々木体育館と並ぶ傑作。
 本体のHP曲線を描く意匠はすばらしいが、その足元のいろいろはどうもボキャブラリーが貧しい。
 信仰のないわたしには奇妙でおかしいのは、敷地の一角に何やら泥臭い洞窟とマリア像である。ヨーロッパの田舎にでもありそうな原始マリア信仰の場のコピーだろうか。



 この教会の北隣町あたりにある小さな教会で、知人たちのソプラノとピアノのコンサートを楽しみ、仕事仲間だった人たちにも久しぶりに出会って、帰りに一緒に学芸大学で途中下車、焼き鳥屋で久しぶりの宴会はやっぱり良いものだ。

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