2021/04/08

1557 【怪しいハイテク】キイボード一部欠落でゲーム感覚文章書きを面白がる

 PC外付けキーボードを買ってきた。無線式で実に簡単につながってビックリ安心。

 実はこの半年ばかり、いつも使うノートブックPCのX、C,V,Mキイが死んでいたのに、そのまま使ってきていた。
 当然のことに文字入力にちょっと困っていたが、「ちょっと」がつくのは、それなりに面白がってもいたからだ。

 Mの他は困ることはほとんどなかったが、Mの死でマ行音の文字が出ないのには弱った。そこでいろいろ工夫をして打ち込む。
 第1の方法は、M音文字を使わないことだ。漢字に関しては、その音や訓で言い換えてよびだすのだ。例えば「山」は「さん」、「様」は「よう」のように。

 だが「面」のように音にも訓にもM音が入ると困るのである。そうなると第2の方法として、IME手書きパッドに入力して当該漢字を呼び出すのであるが、これはけっこうめんどくさい。

 ひらがなに関しては、手紙類で文末に「ます」が頻出するのが困る。「致します」を「致す予定です」とか言い換えるが、限界がある。
 それには第3の方法として、「まみむめも」と書いたテキストファイルをデスクトップにおいておき、必要な字をコピーペーストするのである。なんだかばからしい。

 そんなことを何回もやっているとおかしなもので、自分が書いている文にもうすぐM音字が登場するぞと頭の中に警告のようなものが浮かんできて、言い換え準備するようになった。けっこうおもしろい。

 こんな文章書きキイボードゲームを面白がってもいたが、さすがに飽きたし辟易もしてきたので、外付けワイアレスキーボードを買ってきたら、ワイアレスマウスもついてきた。
 なんだか進歩したような気もするが、ひもでつないでいたペットを放し飼いにするようになって気分でもある。そう、絆がなくなったのである。  (20210408記)

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