2019/12/08

1430【東京徘徊】大変化中の渋谷駅をちょっと見てヘタクソぶりを面白がるイチャモン

 一昨日(2019年12月6日)のこと、渋谷駅の外に出た。1年2か月ぶりである。

●このヘタクソ建築家は誰だ
 東急東館のあったところには、スクランブルスクエアなる名前の超高層ビルが建っていた。東横線地下駅を出て、地上に出てから銀座線に乗るには、このスクランブルスクエアを通り抜ける。(上図の赤丸の現在地表示のあたりから上方へ)
 このときにJR線渋谷駅を乗り越えるために、スクランブルスクエアのエスカレーターや階段のホールを通りぬける。ところが、このホールあたりの建築的処理のあまりのヘタクソさに、しげしげと見入ったのだった。
 これはインスタレーションかしら?
キモチ悪い

不器用を建築にしたような

オサマリ悪いなあ

 ヘタクソさを口で言うのは難しいが、縦横斜め上へ下へと部材が交叉していて、構造的にも意匠的にもいかにも現場当りやっつけ出たとこ勝負の仕事なのである。現場でツギハギするのを、木切れじゃなくてサッシとガラスと鉄骨でやった、としかみえない。
 いや、今どきだからコンピューター使って、あの複雑珍妙なデザインを克服したのだろうが、口では言い難いがどう見ても素人が増築した家にしか見えない。
 インスタレーションならテンポラリーなものだろうが、これはしっかり建築らしい。
なんじゃコレ
建築家と言うものは、このような複雑な空間でも、スマートに解決して納めて見せるのが腕前であるはずだがなあ、
どうなってんだろ、今どきの建築家は? 
このデザインした建築家は誰なんだろうか、あのヘタクソ建築家クマさんだって、もうちょっと上手にやるだろうになあ。
 デタラメに行き交う部材を眺めて、しばらく楽しんだ。

追記20100109
 この建築の名前が「Scramble Square」と言うのだが、建築意匠は上に見たようにデタラメだし、電車乗換径路は何が何だかわからない迷路だし、たしかに上手い名前を付けたというか、名前に合わせて設計したのか、「ゴッチャゴチャの2乗」とのネーミングに感心するばかりである。

●ボケ防止には渋谷駅へ
 渋谷駅はこのところ数年がかりの大普請中で、シッチャカメッチャカのヤッチャ場だから、1年余り敬遠していた。
 うっかり駅の外に出て電車を乗り換えようとすると、行くたびに通路が変るし、階段やら昇降機の位置がわからず、ウロウロウロウロ。
 足の運動にはなるのだが、どこに拉致されるか分からない。
 
 地下深く潜った東横線渋谷駅から、地上髙くにある地下鉄銀座線に乗り換えるためには、右や左や上へ下へと移動して、山岳冒険の森と言うか、立体迷宮というか、探検状態となり、実はけっこう楽しい。
 渋谷駅で乗り換えようとするヒマな年寄りには、電車賃だけの低価格で、ボケ進行遅延アスレチックステーションなので、なんともはやありがたいことだ。
 
 渋谷駅に大きな変化が起きていることは、SNS情報でそれなりに刻々と知っているのだが、3年ほど前に地上に出て乗り換えの超面倒くささを経験してから、地上に出るのを敬遠して、このところ地下で乗換ばかりやってきている。
 でもそれだと、なんだか地上の世界から取り残される浦島気分になってきたので、14か月ぶりに冬眠から覚めた蛙のように、こわごわと渋谷駅の地上外界を見てきた。

●土木と建築のデザイン競争はどちらが勝つか
 乗り換えで30分ほど観ただけだが、総じてJR渋谷駅の東側が大変化したが、その西側はまだらしい。
 東横百貨店の西館の建物はまだ建っていて、地下鉄銀座線渋谷駅を支えているが、店舗営業はやめたらしい。
東横西館は健在、右下は銀座線渋谷駅移転先工事中の屋根
あの面倒くさいJR線上空東西山越えルートはまだ健在で、東横西館からの銀座線への乗り換え階段の、バリアだらけの風景がなつかしかった。

銀座線駅ホームも移転改造が迫ってきているようなので、今のあの太い柱が邪魔な狭いホームに黄色電車風景も、もうすぐなくなるだろうと写真を撮った。でもわたしは鉄チャンではないよ。
今の銀座線渋谷駅ホーム
現銀座線渋谷駅ホームの移転先の屋根



現銀座線渋谷駅ホームとその上の東横西館

 今渋谷駅は建設工事を眺めるには面白そうなところである。大きな土木の構造物のデザインと、超高層建築のデザインとの競演を見ることができる。
 渋谷駅で土木構造物は、なんといっても空中を飛んでいる高速道路だろう。これができてもう30年くらいたつだろうか、ディビダーク工法とかって、左右から長大キャンティレバーで構築する様子が面白かったし、できあがった姿もダイナミックで美しい。
 ところがある時、そのダイナミックなコンクリート構造物に、ギンギラのステンレスを貼りつけるバカなことをやったのが、今の姿である。
左の高速道路構造物脇腹にギンギラ銀紙
ダイナミックな高速道路と繊細な歩道橋のとりあい


その高架の下にある、歩道橋がすっかり姿を変えてできていた。
 以前は、必要なところに必要な形で作りましたって、なんとも不細工なツギハギ姿だった歩道橋が、サークル状に結ばれてスマートな橋となっている。
 なかなかよろしいのであるが、頭上の高速道路の高架がダイナミックだが、チトうっとおしい。

 そういえばこのデッキから駅につながる一部に、かつての東横線駅構内のような空間を作ってあった。あの丸っこい菱形が並ぶ壁面、鉄骨アーチが連なる天井、鉄道レールを埋め込んだ床など、再現とも言えないがそれらしいつくりである。でももうちょっと何とかならないかなあ、なんとなく遠慮デザイン、まあよいか、、。
旧東横線渋谷駅ホームと線路のイメージ継承のつもりらしい

床にレールを埋め込んでいる ちょっとおざなりだよなあ

 渋谷駅東駅前広場の上空を跨いで駅とヒカリエを結ぶ歩行者デッキは、東急文化会館時代からなかなかに良いものだったが、今回はすっかり架け替えられていた。これもなかなかによろしい。
 土木構造としてはどうなっているのか、しげしげと見たがよく分らない。どうやら大スパンを天井の上にある大梁一本で飛ばしていて、そこから歩行床を吊っているらしい。やるものだなあ。
通路天井を縦に貫通する大桁から床を吊っているのかしら

 この歩廊の北に見える銀座線駅の土木的デザインも、まだ囲いがあって良く見えないが、なんだかダイナミックのようで期待する。
 東駅広場上空を飛ぶ高速道路、歩道橋、鉄道高架、そして駅前広場などの土木デザインがこれから完成形を表すと、どんなダイナミックな風景になるのか楽しみである。

 総じて建築はたいしたことないようだが、土木は面白そうだ。これまでは敬遠していたが、これからはちょくちょく外に出て乗り換えして探検もよいなあ、と思った。
 
参照:これまでの渋谷の記事
●2018/10/09 https://datey.blogspot.com/2018/10/1165.html
1165【渋谷アスレチックステーション】久しぶりに渋谷駅から外にでてみれば高齢者の足腰を鍛えるサービス充実を再確認
●2016/11/18  https://datey.blogspot.com/2016/11/1133.html
【東京・渋谷駅定点観測】日夜どんどん変わりゆく渋谷駅で老人はウロウロ、立体迷路のどこかから三途の川と黄泉の国へつながってるかも
●2015/03/12 http://datey.blogspot.com/2015/03/1066.html
ただいま渋谷駅は巨大な立体迷路遊園地かつ健康ウォーキングランドでバリアフリーくそくらえ
●2013/03/28 https://datey.blogspot.com/2013/03/746.html
玉久三角ビルから東横デパートへと渋谷の変わりゆく姿を追う
●2012/05/08 http://sites.google.com/site/dandysworldg/sibuya20120508
渋谷駅20世紀開発の再開発時代

2019/12/07

1429【フェイクバッカ11月狐乱夢】政治家策士、鳥居、新港埠頭、寿ドヤ街、SDGs、公害表彰、

11月1日 エグジットばやり
マラセグジット、英語民間テステグジット、ダイジネグジット、次はオリンぺグジットだな

11月2日 なるほどなあ、政治家は策士であれ?
 ある政治家、実は賛成でないある施策を管轄する政府機関のトップに任命された。
 実施の土壇場まで来ているその施策を、権限を発揮して取りやめ指示できるが、それでは権限乱用と官僚からも世間からも非難されるだろう。
 そこで採った策略が、その施策に関して誰でもわかる失言をすることだった。策略は見事に当たって、マスコミも世間も非難ごうごう、政府もその施策を一時的にも延期せざるを得なくなった、そう、作っておいた落とし穴に導いたのだ。
 身を捨てて実を取る、さすが政治家たる者は、こうでなければなるまいか、なあ?

11月2日 ご近所探検:もしかして鳥居の意味を知らないのかも
公園で発見、よく見えるように目の高さだが、そこじゃあ高すぎて小便無理ですよ、普通は筒先が狙う足元に表示しますがねえ、もしかして鳥居マークの意味を知らない人が貼りつけたかな。ミミズとか鳥居の根元に小便そそぐと、腫れちゃうんだよね、、、

11月5日 伊達の眼鏡ブログ新記事:横浜新港に新埠頭開設
 さて、ここの港湾の歴史を物語る遺産、ハマーヘッドクレーンを見に行こう。だが、新ビルの陰になってしまい、知っていないとそんなものがあることは、ほとんど分からないのだった。
 新ビルの横をトコトコ歩いて裏に回ると、殺風景な広い駐車場があり、そのむこうの水際に健在であった。お懐かしや、お元気ですかあ、いやもう死んでいるんだな。
 レンガを砕いた赤土舗装(?)の空き地に巨大な古鉄骨組物、これでもし錆びていたら、けっこういい雰囲気なのだが、残念にも?ピカピカにペンキ塗り修理してあった。

11月11日 人間と自然のシンギュラリティとでも言うのかしら

11月14日 伊達の眼鏡ブログ:横浜寿地区ドヤ街は超過密空き家街
ご隠居:ドヤ住人数とドヤ部屋数と較べると2600室も空いている。
熊五郎:びっしりとドヤビルが建つから通風も日当たりも悪く、狭い3~4畳間で暮らしてる、しかも約6ヘクタールの寿地区に5700人だとヘクタール当たり950人って超過密、それなのに実は空き室だらけって、なんだかひどく矛盾してますね。

11月14日 まあ、どうでもいいけどね、


11月15日 SDG'sってな~に?
SDGsとて、プラスチックストローやめて木製ストロー、値段100倍、使い捨てだってさ、なんかオカシイなあ??、え~と、昔にも聞いたことあるような、あ、そうだ割り箸だよ、あの騒ぎはいったいどうしたんだろ、そもそもストローなんて昔は使ってなかったよ、なくてもいいんだよ、やめっちまえばいいでしょ。どうしてもというなら、わざわざ木を伐って作らなくても、里山には笹竹がいっぱい生えてるよ、切ればそのままストローだよ、山村ジジババ小遣い稼ぎになるかもよ。

11月18日 横浜徘徊大発見:都市公害元凶が表彰されてる
元町商店街の裏にある堀川には、高速道路が上空に被さっている。ふらふら歩いていて大発見!!、「この高速道路は、地域環境に調和し、景観に優れ」ているとして、土木学会から表彰されていたんだあ!!、そうでしたかあ、わたしはこれまで、何という不細工で邪魔なモノ、騒音と排ガスふりまく悪環境元凶、こんあところを通しやがって、まったくヘタクソ土木屋め!、、、と思っていたけど、そうでしたかあ、田中賞受賞かあ、ゴメンナサイ、スミマセン、そんなに環境に調和し美しい景観でしたか、そうかあ、あらためて見れば見るほどさすが都市デザインの先端を行く横浜都心にふさわしい土木デザインですねえ、ほお、はお、へえ、


11月19日 意味が分からなくなる外来語発音
TVを一切見ないで、NHKFMラジオ放送を聴く。
でも、発音がヘンで、言ってる単語の意味が分からないことがある。しばらく考え込んで意味を探して、あ、そうなんだ、と気がついたらラジヲの語りはとっくに終わっている。
例えば、こんなのである。
「LINE」を「裸淫↑」と発音、え、英語の「line」と同じじゃないの?、
「リスナー」(たぶんlistenerのこと)を「リスナー↑」と言うし、
「ディスク」(たぶんdiskのこと)を「ディスク―↑」と言うし、
「クラブ」(たぶんclubのこと)を「クラブー↑」とか、
「サーバー」(serverのこと)を「サーバー↑」とかね。
 総じて外来語の発音は、なんとなく尻あがりイントネーションで、これって関東東北方言のようだなあ。関西じゃあどう発音するのかしら。
 わたしは英語しゃべりじゃなないけど、たまたま発音を知っていると、聞いただけでは意味不明。

11月22日 冬も野分かよ~、勘弁してよ

11月23日 不景気を売り物の商売か?
いま「ブラックフライデー」なるものが流行とか、なるほどそうかい、1929年ニューヨークから起きた大恐慌がブラックサーズデー、1987年10月19日月曜日に、香港から起きた大恐慌がブラックマンデー、いままた香港が危ない、こんどはブラックフライデーかい。

11月25日 ローマ教皇のおしゃべり
言っていることはぜんぜん目新しくもないのに、なんで大ニュースになるんだろ?、でも核兵器廃絶を言いながら、その弟分の核発電廃絶を言わないのは、なぜ?

2019/12/03

1428【新語・流行語ベストテン】半分しか知らないけど知っててもなぜ新語流行語なのか分らない

 今年の「新語流行語」ベストテンなるものが発表された。
 いつものように、自慢するけど知らない言葉ばかり、知らない原因は十分に分かっていて、わたしはTVを見ないからだ。新聞とネットの社会しか知らないと、こんなもんである。

×大賞「ONE TEAM(ワンチーム)
 なんか知らないが、何かを一緒にがんばってるとかって、災害とかの現場美談だろうか?

◎「計画運休」
 これは知っているけど、これって新語・流行語なのかい、昔からあるでしょ、選んだ人が知らなかっただけのような気がする。

◎「軽減税率」
 これも知ってるけど、これって新語・流行語なのかい、昔からあるでしょ、複雑きわまる軽減の仕方で、わたしはいまだに軽減の恩恵に浴したことがない、軽減じゃなくて「不公平税率」だぞ、バカヤロ

×「スマイリングシンデレラ/しぶこ」
 ナンダこりゃ。

×「タピる」
 ナンダこりゃ。

△「#KuToo」
 よく知らないけど、#MeTooを真似して、痛い靴のことらしい。靴ごとき、痛けりゃ履き替えりゃいいだろ。

×「◯◯ペイ」
 U.S.Aにイオ・ミン・ペイという建築家がいたなあ、もう死んだからこの人のことじゃないよね。

◎「免許返納」
 年寄りになったらボケて自動車運転で事故る前に免許を自主返上して不免許にするってことでしょ。こうも年寄りが多くなると、ボケてるやつも多くなるから、事故が多くなるのは当たり前でしょ、突然に多くなったわけじゃないのに、新語とか流行語って言うのがオカシイ。

◎「闇営業」
 芸人が所属事務所を通さないで仕事することを言うと新聞で読んだことがある。流行してるんですか?、ずっと前からやってたんでしょ?、なんで新語・流行語なの?

◎「令和」
 もちろん知ってますよ、あんなにマスコミが宣伝するんだもの、宣伝しすぎですよ、まあ、これこそ新語・流行語ですな。それにしても、この前は「屁せえ」だったから、今度は「ウンせえ」に違いないと思ってたのになあ。でもなあ「冷WAR」なんて米中冷戦時代が来るのかな、きな臭い元号だねえ。
  参照 https://datey.blogspot.com/2018/04/1331.html

 ということで、今年は10件中5件を知っていて5点、やっぱり落第ですね。
 昨年までの成績は2018年4点、2016年6点、2015年6点、2014年2点、2011年7点、2009年5点であった。
  参照 https://datey.blogspot.com/2018/12/1170.html



2019/11/13

1427【横浜徘徊】横浜寿町ドヤ街ではこれまで増えてきたドヤ数もドヤ居住者数も頭打ちになりどう変るのだろうか

●寿地区に市の新しい施設が建った
熊五郎:やあ、ご隠居、生きてますか。
ご隠居:おお、熊さんかい、まあ、おあがりよ、ああ、生きてるよ、ちゃんとね。
:ひと月余り前から腰が痛いと寝てたけど、治りましたか。
:ああ、いつものように念力で治したよ、だから黄金町にアート展を観に行ったし、久しぶりに簡易宿泊ドヤ街の寿町あたりの徘徊もしてきたよ。
横浜市中区の寿地区俯瞰全景
:そりゃ良かった、で、久しぶりの寿地区はどうでしたか。
:つい先日、寿地区で地域活動する専門家のガイドによる見学会に参加して、ちょっと詳しく実情を知ったね。
:そういえば、寿町に近ごろ大きなビルが建ったでしょ。
:あれは実はもとあった市営住宅や福祉施設が古くなったので、機能を見直して建て直したのだそうだよ。
:じゃあ、マンションとか、おっとご隠居はマンションって言葉を嫌いで共同住宅ね、あるいは高層ドヤビルとか、ホテルとかですか。
:いやいや、横浜市の施設だからそうじゃないよ。寿地区がかつては若い日雇い労働者たちの街だった時代につくった施設だけど、今は社会的援助の必要な高齢者たちの街になったので、それに対応する施設に建て直したのだね。市営住宅も家族向けを多くしてね。
中央の高いビルは市営住宅、右は民営簡易宿泊所ビル、手前は飲み屋街

横浜市寿町健康福祉交流センターと市営住宅

:それで街がなにか変りそうですか。
:さあ、歩いてみてるだけのわたしには分からないけどね、施設はかなり開放的で、寿地区の簡宿滞在者が大勢たむろしてたよ、近隣の人たちも入り易い様な気がしたね。
:じゃあ、ご隠居も徘徊中はそこで休憩してはいかがですか。
:そうだね、だれでも利用できる広いラウンジや図書室コーナーがあるからね。

●寿地区のドヤもドヤ住民も減少傾向
:ドヤという貧困ビジネスは相かわらず繁盛のようですか。
:この数年は寿地区を訪ねるたびに高層の簡易宿泊所いわゆるドヤのビルが新しく建っているから、簡宿は景気よく増えていると思っていたんだがね、どうも違う感じなんだよ。
:ほお、不景気ですか。
:それはなんとも言えないけど、今回は地域活動しているNPOの方に話を聞き、資料をもらったのでそれを見ると、簡易宿泊所はこのところ減少して停滞気味らしいのだよ。ほれこの寿地区の統計グラフをごらんよ。
「横浜市寿福祉プラザ業務概要」より引用
:ほほお、ドヤビルの数とドヤの部屋数の経年変化ですね、おや、2010年まで増え続けてピークには8800室もあったのが、去年は8300室に減ってます、この傾向が今後も続くのですかねえ。
:さあ、どうなんだろうかねえ、もうひとつ、こちらの寿地区の宿泊者数のグラフをごらんよ、宿泊と言っても実は寿地区ドヤで暮している人たちの数だよ。
「横浜市寿福祉プラザ業務概要」より引用
:おお、こちらも減ってきていますね。1998年がピークで約6500人、それが20年後の2018年には約5700人になっていますよ。どうしてなんでしょうかねえ。
:わたしにはわからないけど、日本の人口減少が及んでいると考えるのは早計だよな。福祉政策が進んで簡宿ドヤ暮らしから抜け出る人が増えた、あるいはドヤ暮らしに入らないでも暮らす人が増えたとか、それならむしろ良いことだよね。
:でもねえ、ドヤ暮らしの人の9割は生活保護受給者しかも高齢者ですから、簡単には抜け出られないような、どうなんでしょうかねえ。

●空き室だらけ過密居住という奇妙さ
:宿泊者数と宿泊部屋数と較べると2600室も空いていることになるけど、これじゃあ空き家だらけの街だね。
:そうなるけど奇妙ですねえ、びっしりとドヤビルが建つから通風も日当たりも悪く、狭い3~4畳間で暮らしてる、しかも約6ヘクタールの寿地区に5700人だとヘクタール当たり950人って超過密、それなのに実は空き室だらけって、なんだかひどく矛盾してますね。この受給アンバランスでドヤ商売の経営も沈滞ですかねえ。
:ところがそうとも言えない感じで、このところ寿町地区のあちこちにで古い中層簡宿ビルを高層簡宿ビルに建て直してるよなあ、それでエレベーターがあり車椅子に対応できる新しい簡宿に人気が出ているらしい。
新旧の簡易宿泊所ビル
:そうか、ドヤ住人が高齢者ばかりになって、古いドヤでは暮らしにくい、となると空き室の多くなる古いドヤビルの建て替えがもっと進むかもしれませんね。でも、ドヤビル商売そのものは不動産業としてどうなんでしょうね。
:簡易宿泊所稼業は不動産営業としては、普通のホテルや賃貸住宅よりも賃貸収入が高率だし、生活保護費から宿泊料の取りはぐれはないし、いい商売のようだよ。
:じゃあドヤ需要が伸びなくても、ドヤの新旧入れ替えと集約的な新陳代謝が起きるでしょうね。
:そう、特に寿町地区では、戦争直後に安く買った土地の地主がドヤビル事業主だから、建物は古くて減価償却してるし、新たな土地投資がないので、建て替え投資しても経営的にはよい商売だろうねえ、たぶん。でも需要が減っては仕方ないから、なにか転換が起きるかもしれない。

●寿地区にゼントリフィケーションが起きるか
:今後は簡宿所の数が減っていくとしたら、寿地区もあらたな動きになる可能性も出ますね。例えば不動産デベロッパーが地上げして、なにか新開発をするとかね、だってここは横浜都心の便利なところですから、潜在的開発能力を持っていますからね。
:う~む、どうなんだろうねえ、もうちょっと見ないと何とも言えないねえ。
:ふ~む、寿地区のイメージを転換するには、まだ時間がかかりますかね。でも、地上げ型の不動産開発で、例えば分譲マンションいや共同住宅ビルが進出してくるとなるとゼントリフィケーションが起きますね。
:あ、そうだね、それでドヤ住いの人たちが追い出されて、しかもどこにも行くところがないとなると、社会問題が大きくなるね。
:寿地区って、都市レベルの社会的セイフティネットの役割を持ってますから、きちんと別の受け皿がないままに、経済原則に押されて無くなっては、困ることになりますね。
:そういえば先日、寿町に大きな空地ができていたよ、あそこになにができるのだろうかねえ。
寿地区の状況と空き地となった場所(赤四角部分)
空き地になる前はこのような下駄ばき住宅ビルだった

上のようなビルが取り壊されておおきな空き地になった
:え、ドヤビルの再開発ですか。
:いや、70年代からだったかねえ、当時の日本住宅公団いまのUR都市再生機構がね、各都市の都心部で土地を持つ企業と協力して、下層階は企業所有施設で事業をして、上層階に公団住宅を載せるという「市街地住宅」ビルをたくさんつくったのだよ。この寿町で空き地になったところは、その仕組みで建てたビルがあったのだよ。たぶん昔からの港湾関係の企業だろうね。
:ということは、URがそこに新しい住宅ビルと建てるとか?
:いやそれはないだろうね、たぶんURは撤退して地主企業が何かを建てるのだろうね。細分化されている寿町の民有地の中では、あれほど規模の大きな空地出現は珍しいから、なにができるのか興味あるね。
:いまさら超高層ドヤビルってことはないですね、高層マンションかな。
:う~む、高層共同住宅ビルってのも、どうかねえ、寿町地区の外殻の幹線道路沿いには、高層共同住宅がいくつか建っているけれど、この空地はちょっと内側でドヤに囲まれているからねえ、一般住宅としては売れにくいかもなあ、いっそのことホテルはありうるかなあ。

●寿地区に大学サテライトキャンパスを
:そうだ、ドヤも頭打ち傾向が見えるのなら、いっそのこと一足飛びに、まったく新しい機能が入ってくればいい、それを契機にドヤ街イメージを払拭するんですよ。え~と、例えば大学ってのはどうです。
:お、すごいこと言うね、う~む、大学のサテライトキャンパスならありうるかもね、いや、無理かな。
:ホラ、関東学院は公園通りの教育文化センター跡地に、そして神奈川大学もMM21に、それぞれ建設中ですよね、となると残りの地元大学なら、横浜市立大学か横浜国立大学ですね。
:そうそう、いいねえ、そもそも大学が都心部にサテライトキャンパスを持つのは、30年ほども前から流行が続いているけど、集客目当ての駅前立地なんて商業施設みたいな考えだよね、大学が都心立地をするなら、その立地によって地域の課題を解決するという社会的目的も持ってほしいよ。
:その点では、解決すべき社会的都市的課題を抱えている寿町地区に、大学がキャンパスを構えることは大いに意義があると思いますね。地域に入って問題に対応する大学って、いいですねえ。
:もっとも、大学が勘違いしてゼントリフィケーションに与するかもなあ。
:それは困りますね。
あ、そうだ、2000室も空いている簡宿の部屋を、大学の施設にリニューアルするってのはいかがかな。
:おお、それなら今すぐにでもできるなあ、街に溶け込んだ大学キャンパスって、いいなあ、横浜市大・国大寿町キャンパスを期待しましょうかね。
:まあ、今のオーナーがどういうかは、全く分からないけどね。

●環境悪化大原因は中村川の高速道路
:先日の見学会で10年ほど前に泊った簡宿の中に入ってきたよ。綺麗にリニューアルされていたよ。
:あ、寿地区のあちこちのドヤの空き室を安宿にして運営しているホステルビレッジですね。そうですか、広い部屋でホテルみたいになってましたか。
:いやいや、間取りは相かわらず3畳間で便所共用、コインシャワー、エレベーターなしだけどね、ちょっと内装を変え、ベッドを入れたりしてたね、外国人客が多いそうだよ。
以前に泊まったと同じタイプの宿泊室

コテコテ装飾した宿泊室の中廊下
:あの運営してるホステルビレッジは、繁盛してましたか。
:前はいくつかの簡宿をホステルに運営していたけど、いまは一軒だけの上層階40室ほどだけというから、あまり展開していないらしい。でも外国人が多く利用するので、それ自体は繁盛している様子だったよ。
:ほお、安宿を探す外国人なら地域偏見はないだろうから泊まるでしょうね。でもあの狭さや過密さに辟易しないのかしら。
:そうだねえ、以前にその簡宿に泊まった時に部屋の窓を開けると、目の前がいきなり隣の簡宿の窓で驚いたけど、先日は中村川の側の窓を開けてこれも驚いたね、こちら東南は道と川だから良い環境かと思えば、目の前に高速道路がガンガンと騒音と排ガスを振りまいているんだよ、眺めが悪いなんて言う前に、とても人間が住む環境じゃないね。
簡宿の窓の外は中村川上空の高速道路が大騒音

寿地区の隣りの石川町では高層共同住宅を高速道路がとぐろを巻く
:そうそう、寿地区ばかりじゃなくて、中村川と堀川沿いには一般の共同住宅ビルがたくさん建ってますが、都心部の同じ川でも大岡川沿いと比べると、あまりにひどすぎますね。あの高速道路は寿地区ばかりじゃなくて、関内と関外地区つまり横浜都心部の環境悪化のガンですよ、
:中村川の高速道路は、都市計画当初案では大通公園を通る様になっていたのを、こちらに変更したんだよ。
:え、そうなんですか、どうしてこっちに変えたんですか。
:この高速道路を決める当時の飛鳥田市長が反対して、当時のその懐刀だった田村明局長がこのルートに変えたんだよ。だから今じゃあ大通り公園沿いにも高層共同住宅が建っているけど環境いいよね。
:どんな事情があったか知らないけど、中村川のあたりは被害者ですね。あ、そうだ、東京の日本橋では川の上の高速道路を地下に潜らせる計画が進んでいますよ、同じ首都高だからこちらも地下にしてもらいましょうよ。
:それがいいね、石川町ジャンクションもまったくひどいもんだから、あれも含めて高速道路全部を山手の丘の地下にもぐらせるといいね。そうすれば都心部に山手の緑の眺めが戻ってくるし、堀川と中村川沿いにも桜を咲かせたいねえ。
:寿町ドヤ街から話がそれたけど、考えてみればそれも寿地区の都市的環境改善の大きな方向ですよね。
:皮肉な見方をすれば、寿地区のゼントリフィケーションを防止してきたのは、この高速道路かもしれないね。

●これまでに書いてきた寿地区の話
2019/09/27・1421都市プランナー田村明の呪い…いつだれが解くだろうか(中村川上空の高速道路の酷さ)
https://datey.blogspot.com/2019/09/1421.html

2019/01/05・【2019初徘徊は寿町】B級横浜ガイド・寿町・松影町あたり:デラシネ日雇労務者が高齢化定住した貧困ドヤ街
https://datey.blogspot.com/2019/01/1180b.html

2018/12/19・【寿町の繁栄】貧困で超高齢化する日本の縮図のようなこのドヤ街は縮図どころが拡大しているような
https://datey.blogspot.com/2018/12/1173.html

2018/02/12・不良共同住宅ビル→不良民泊共同ビル→空き家ビル→ドヤビル:不良住宅再生産ドミノ現象の街
https://datey.blogspot.com/2018/02/1317.html

2015/01/05・横浜寿町ドヤ街は新築高層ドヤ建築が林立して周辺へも拡大中にて貧困ビジネス繁盛
https://datey.blogspot.com/2015/01/1046.html

2009/02/16【横浜ご近所探検】哀しきは寿町といふ地名と詠むホームレス歌人  

2007/09/03・横浜寿町ドヤ街宿泊体験記

2019/11/03

1426【横浜ご近所探検徘徊:新港ハマーヘッド】新客船埠頭とて第2の大桟橋デザイン出現かと見に行ったが大空振り

正面は新港客船埠頭新ターミナル 左は接岸する巨大客船
ひろ~い殺風景な駐車場の中のショピングセンター?
横浜新港に大型客船埠頭をオープンしたと聞いて、新し物好き徘徊に行って見た。
 全体の名称を「横浜ハンマーヘッド」というそうだ。大きな鉄骨組み立ての金槌状のクレーンがあり、その形からハンマーヘッドというらしい。
 身もふたもない結論を先に言っちゃうけど、郊外にあるダダっ広い駐車場の中にオフィス乗っけたショッピングセンターみたい、アートテイスト皆無、つまんない、ま、広告がないだけまし、裏に隠された古鉄骨と古岸壁だけが素晴らしいけどね、特別の用事でもないかぎり行く気がしない。

まだ倉庫があった頃のハマーヘッドクレーンがある新港埠頭
2016年4月のハマーヘッド風景

2019年11月のハマーヘッド風景

 新港のこの埠頭には大きな倉庫が数棟あって、ここだけは昔の港の雰囲気を残していた。アートイベントで使われるときには何度か訪れたことがある。水際の荷役用の大きな鉄骨構造物(ハマーヘッドクレーン)を眺めたものだった。
 そこを大桟橋に並ぶ大型客船埠頭に改修して、ターミナル施設を作ったというのだ。つまり、あの有名な大桟橋のターミナルと同じ機能だろうから、あの驚嘆するデザインがまた登場したにちがいないと期待して見に行った。冒頭に書いたように大空振りだった。
近ごろ横浜の建築には珍しく花魁頭むき出し
もしかして屋上モダンアートミュージアム彫刻群かな?

 建築も凡庸な、いや堅実デザインだが、まわりの環境デザインもつまらない。まあ、へんにコテコテデザインするよりもあっさりしていてよろしいと言いたいのだが、水辺と建築の取り合いが全くないのが不思議なくらいだった。もしかして大桟橋で懲りて、普通の設計にしたのかかしら、設計者は空港デザインのベテラン梓設計だから、海港だって得意だろう。
 それのせいで、つまらないデザインと思っていた隣の「MARINE WALK YOKOHAMA」の水辺デザインが、比較的にちょっと素敵に見えてきた。
 そういえば、新港ではなんでもかんでも赤レンガ亜流デザインらしかったが、ここにはそれが全然見えないのは、もう卒業したのかな。
 大桟橋デザインの凄さが例外かもしれないが、それにしてももう少しは楽しませてくれるデザインをしてくれてもよかったろうにと思う。
新港埠頭新ターミナル全景 右にMARINE WALK
客船ダイアモンドプリンセスと埠頭新ターミナル

さて、ここの港湾の歴史を物語る遺産、ハマーヘッドクレーンを見に行こう。だが、新ビルの陰になってしまい、知っていないとそんなものがあることは、ほとんど分からないのだった。
 新ビルの横をトコトコ歩いて裏に回ると、殺風景な広い駐車場があり、そのむこうの水際に健在であった。お懐かしや、お元気ですかあ、いやもう死んでいるんだな。
 レンガを砕いた赤土舗装(?)の空き地に巨大な古鉄骨組物、これでもし錆びていたら、けっこういい雰囲気なのだが、残念にも?ピカピカにペンキ塗り修理してあった。

ハマーヘッドクレーンの勇姿
まわりの見物の人々はみんな客船を見上げているなかで、この無骨鈍重な姿の鉄を見上げているのはわたしだけ、変人と思われたかもなあ……。
 でも客船の姿は単なる横にバカデカい高層共同住宅で、特に面白くもないのにに人々はなぜしげしげと見上げるのか、ま、船旅する金持ち時持ちを羨むのは分かるけどね、そう、巨大客船には距離と時間とお金と人間が超圧縮されている。

客船ダイアモンドプリンセスと対峙するハマーヘッドクレーン

右にハマーヘッドクレーン、向うに増築した客船埠頭

煉瓦を砕いたらしい舗装はなかなかの情緒
 
これから公園として整備するらしいのだが、願わくばヘンにコテコテ造園デザインしないで、むしろ荷役埠頭の雰囲気を出す廃墟感をだして、、あ、そうだ、ハマーヘッドクレーンも錆色剥げ剥げ古色だして塗っていはいかが? 
 廃墟感と言えば、クレーン傍にいかにも廃墟の姿で海に突き出す土木構築物がある。かつての埠頭岸壁の一部だろうが、これと赤さびクレーンの取り合いは、絵になるなあ。
旧岸壁の一部なのだろうか迫力ある土木造型遺産

 もうひとつ気になっていた新港の歴史を示すもの、この新港桟橋入口に以前から立っていた一対の門柱である。
 探したらターミナルビル入り口あたり(元の位置だろうか)にあったが、邪魔だが路傍に残しておこうのデザインで、通る人たちの誰も注目することはないのだった。もっと積極的に生かす方法を考えなかったのか、惜しい。
かつて入り口にあった門柱

 ふと見ると向う隣の岸壁に格好良い船が着いている。船のことはよく知らないが、映画に出てくるようなお金持ちが持っている豪華クルーザーなんだろうなあ、いかにも舟らしいスマートで優美なデザインである。船名は「BIKINI」と書いてあって、あの水爆実験を連想させて不気味、いやいや例の水着を連想すべきか、。
 この船を見ていてふと思ったのは、港の陸上施設のデザインは、船のデザインの引き立て役であるべきとすれば、このハマーヘッドターミナルビルもMARINE WALKも、実に正しいデザインであるのだろう。でも船からの来訪客にはつまらないだろうなあ。
BIKINIという名の豪華クルーザーは隣の埠頭

 というわけで、わたしの眼には単なるショッピングセンターなので、まわりをぐるりと見ただけで脚が疲れて退散した。ケチつけた言い訳すれば、わたしは山男なので海に関心が薄く、このような施設の見方がわからないのだ。
 大桟橋ターミナルビルには時にはふらりと行って見たくなるのだが、ここにはもう一度だけハマーヘッドクレーン公園整備ができた頃にくれば、それで十分だ。

 とはいうものの、最後にちょっと褒めておく。
 このような国際的な客を迎える空間の建築は、えてして新興国ほど妙に頑張る傾向があるのは、今の中国やら東南アジア、あるいは中東諸国にその例は多い。
 横浜港はまさにそのような日本が新興国として、来訪外国人に背伸びを見せる場所であったので、赤レンガの西欧近代建築手法で建築を整えていった。だがその洋式真似事は、日本固有の災害である関東大震災で壊滅したのである。
新港埠頭の当初計画図 赤色がレンガ建築
関東大震災から復興直後の新港埠頭
  
そしてこの横浜港の建築は、新進表現の思想を歴史表現の思想に変えて、レンガ色に固執しつつ耐震建築にする。その一方で、折り紙の大桟橋ターミナルやスイカのインタコンチホテルのように、新興国らしく要所には奇抜な形態も配置することもわすれない。
 しかし今や新興を越えて成熟した段階のデザイン時代に来たらしく、今回の新客船ターミナルのように、要所にありながらもまことに凡庸かつ手堅い現代建築に落ち着いてくるのだろう。ようやくその段階に来たというべきかもしれない。それは例の新国立競技場が、鬼才建築家の案を廃棄して、堅実ゼネコン案を採用したことに符合する。そういえばこの埠頭ターミナル設計者は、あの凡庸なるデザインの新国立競技場の設計者の一員でもある。

 なお、横浜新港地区の建築に関しては、いままでにこんなことを書いている。
・(2012/06/20)横浜港景観事件(8)赤レンガ建築建ち並ぶ出島だと思っていたら実は
https://datey.blogspot.com/2012/06/632.html
・(2012/07/27)横浜港景観事件(10)横浜の景観行政の凄腕を新港地区に見に行く
https://datey.blogspot.com/2012/07/646.html