2026/06/18

1956【老酔録㊵呆けが来た】市からの書類を読んでも口頭説明を聞いてもまったく理解できない不思議な気分

 老いのボケがついに来たらしい。役所で相手の言うことを理解できなかった。う~む、いよいよか~・・・。わが老酔身体の不思議の始まりらしいのでここに書いておく。

 住んでいる市の区役所保険年金課保険係から、「後期高齢者医療仮徴収額変更通知書」なる書類が来た。その3枚の書類の中に説明書が一枚あり、読んだが意味がさっぱり分からない
 まあ、分からなくても不都合なことはなさそうだが、分からぬこと自体が気持ちが悪い。他の用事もあるので区役所の担当課に立ち寄り、その書類の意味を訊くにした。

 カウンターの向こうの若い女性は懇切丁寧に説明をしてくれた。ところが、理解できない、何度も聞き返す。嫌がらずに説明してくれる。でも、さっぱりわからない。簡単なことらしいが、何度聞いても面白いほどに分からない。それはもう不思議なほどだ。

 ここにその会話を再現して書きたいのだが、理解できないことを書こうと努力しても、再現不可能と分った。なかなかに不思議な気分だ。これはもともとわが頭が悪いと言うよりも、老人性ボケ(いわゆる認知症)が来たのだろう、としか思えない。

 カウンターの向こうの真面目な若い女性に謝った。「ごめんなさい、何回も説明させてお詫びします。おっしゃることの意味をどうしても理解できませんが、これはわたしが呆けたとしか考えられない、ごめんね、丁寧なご説明に感謝して、これで帰ります。ありがとう」

 このあと、別の部署での用事は意外に簡単に済んだので、不思議な気分をひきづりながら帰宅した。今も引きづっている。わたしは本当にボケたのかしら?
 これから持ち家の不動産登記の住所変更登記を、ヒマツブシに自分でやろうとしているのだが、果たしてできるかしら、怖いような楽しみだ。
 そうだ、これからは、わたしに不都合なことが起きたら、「呆けたから」と逃げよう。

(2026/0618記)

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