2024/08/08

1830【本棚整理再開】書棚の積ン読本を古本屋に発送する作業を始めたが暑さと埃で嫌になる

 うちの書棚にたくさんある積ン読本の処分をやりだした。これはもう10年以上も前から、時々思いだしたようにやっては、やめている。その都度いろいろな方法で知人たちにもらっていただくのだ。積ン読本とはいつか読もうと買ったまま書棚に積んである本のこと。

 今ある全部(何冊あるか勘定するのも面倒だ)を処分するのは、いろいろな事情でできないものだ。数が多くて途中で発送手間に疲れて嫌になってしまうとか、処分するには愛着がある本が多いとか、もうちょっと生きるとなると読む本がないと困るとか、はかどらない。

 だが、気が付けばわたしは米寿になっている。おお、後がない、これではならぬと、気を取り直して取り掛かろうとしたら、予想もしないことに、更に処分するべき本が多数出現してきた。先般他界した家人の遺した本である。その処分から再出発することにした。

 今どきは古本屋にもっていかなくても、箱詰めしてネットの上の古書店に連絡すれば、運送屋をよこして持って行ってくれるのだ。古書店はその届いた古本に買い取り値段をつけて、代金をこちらに振り込んでくれるシステムである。

 これは年寄りには楽だからとやってみる。家人の本をとりあえず手当たり次第に段ボール箱3つにつめた。家人とは趣味が違うから内容を処分判断しやすい(価値判断できない)が、定価が高い本が多いのが気になる。まだまだある。



 その3箱をネットの古書屋に送ったら返事が来て、総数は167冊あり、そのうち値段がついた本は19冊のみ、そして合計査定金額は1,990円というのである。なんだ、9割が紙くずかよ、値がついても一冊100円ほど、これは安いのか高いのかさっぱりわからないが、値段が付いただけでも良しとしよう。近ごろの古本はハードカバー本は安価で、文庫本の方が高価とか。

 続きの箱詰めをやっているのだが、この天候の暑さと、本のホコリに閉口する。家人の本棚が終れば、その次は自分の本棚だが、その前に嫌になって中止かと恐れている。どうもビビるのは、あのたった3箱で167冊もあったとすれば、まだまだ残りはその10倍くらいはありそうだ、え、まだそんなに~、カンベンシテ~。

●これまでこの積ン読本処分にについて書いたこのブログのブログページ

897【横浜ご近所探検隊】伊勢佐木モールがだんだん落ちぶれて行く2014/02/19
https://datey.blogspot.com/2014/02/897.html

974往生際の悪い世の老人どもはウェブサイト終活をどうやってか2014/07/24 
 https://datey.blogspot.com/2014/07/974.html

1068【終活ごっこ】たくさんの蔵書の一部を知人に貰っていただいた2015/03/16 
https://datey.blogspot.com/2015/03/1068.html

1135【終活ゴッコ】建築家山口文象と初期RIA資料コレクション2015/10/20 
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1162【Edge of Eternitey】もう本を買わないと決めたのについ買った本2016/01/11
https://datey.blogspot.com/2016/01/1162edge-of-eternitey.html

1594【老人とコロナ】ひっそりと次々と知人たちが消えていっている2021/10/31
https://datey.blogspot.com/2021/10/1594.html

1671【小説読後感想】面白い戦争小説『同志少女よ、敵を撃て』2023/02/16
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伊達美徳=まちもり散人
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