建築ジャーナリズム界のメジャーファッション誌といえば、老舗雑誌の『新建築」である。
わたしが学生の頃は、これに加えて『建築文化』『近代建築』『建築』があり、『国際建築』はあったかもう廃刊していたか、その後『都市住宅』が出た。
今は『近代建築』だけが、なんだか広告専門誌のようになって続いている様子だが、他はみな廃刊らしい。
その『新建築』が、別冊と銘打って特別テーマのムックを次々と出しているようである。設計事務所特集や開発事業者特集も多いようで、商業的宣伝誌の様相になりつつある感がある。
そのひとつとして11月に『まちをつくるプロセス RIAの手法』が発刊になった。
RIAとは、昔は「RIA建築綜合研究所」、今は「㈱アール・アイ・エー」のことで、正式社名にはRIAはないのだが、昔からRIAとかいて流布ししており、初期はリアと読んでいたものだ。
そのRIAの創立60年記念誌を兼ねた出版らしい。
主に都市再開発、今流の言葉でいえば「まちづくり」に関して、要領よくまとめてある。
そしてそのなかに、「RIA創設の建築家 山口文象の生涯」なる4ページにわたるコラムがあり、近藤正一さんとわたしが執筆している。
そのわたしが担当した山口文象評伝を、ここに紹介する。
https://sites.google.com/site/dateyg/bunzo-syougai
近藤さんの書く、山口文象がなぜRIAを始め、なぜRIAという名称なのか、そこのところが面白いのだが、そこは本を買ってお読みください。
なお、この本の書評は、このブログに前に紹介した。
https://sites.google.com/site/matimorig2x/ria-process
●参照→「山口文象+RIA」サイト
https://sites.google.com/site/machimorig0/#bunzo
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