2023/10/20

1714【救急搬送病院で看護師と口論】誰でもカメラ携帯時代に院内撮影禁止一点張りで素人患者は困惑

 先日のこと救急車に乗った。老家人が板の間で転倒し、後頭部を打って外傷出血、傷の場所が問題とて脳外科のある病院へと救急搬送された。


 その日の傷治療(二針縫う)とMRI検査、そして医師からの状況報告と、あわただしい日だった。負傷当人は特に問題なく日常生活に戻り、1週間後に抜糸もおわった。
 治療や検査についてはプライバシーなのでここには書かないが、看護師と口論になったことを、病院の運営として一般的にも重要な問題と考えるので書いておく。

 最初の救急搬送の日に、脳外科医からMRI映像をもとに説明を受けたが、1週間後の抜糸の日にもさらにMRI映像で追加説明を受けた。わたしは先日と同じように、医師の説明を聴きながら、その説明個所のMRI映像の写真を撮っていた。重大な話だった。

 後に立って見ていた白衣の看護師が突然に口をはさんできた。
「院内で撮影禁止なので写真を撮らないで下さい」
「え、だってこの前は撮影自由っだったよ」
「いいえ困ります」
「いいから黙ってみてなさいよ、患者家族のわたしには必要なんだから」

 医師が言う。「わたしが不注意だったので先日は寫眞OKにしましたが、今日はここまでは良しとして、あとは撮らないで下さい」
 看護師が言い募る。「必要なら有料ですがCDに焼き付けて差し上げましょう」

「あのね、今ここで先生が話し中の脳内映像が、そのCD映像のどこにあるか素人がこのシームレスな映像をみても探せないよ、ここで話を聞きつつその所を撮るしかないんだよ」
「なぜ写真が必要なんですか」
「わからん人だね、あのね、だって素人がこれらの映像と先生の話を、両方とも全部ここで記憶できるわけがないでしょ、それに家族の重要な脳内映像を写真に撮って、今日の先生の話と一緒に記録を作っておきたいのは、後のために当然ののことでしょ」

 医師が困った様子で、「では画像プリントを出しましょう」と白黒印刷紙を出してくれた。わたしはまだ言いたい文句があったが、医師に気の毒な感じがしてきてそこで引き下がった。
 だが、話し中だった医師の説明を聞くことができないままになった。いや、医師は説明を終えたのかもしれないが、わたしは怒りで忘れてしまった。同席の家族が聞いていたからいいようなものだが、看護師には怒りが残り不愉快になった。

 なお、持ち帰ったMRI映像CDを、うちのPCで見ても、あまりに多すぎる似たような映像情報であるために、医師の説明映像がどの部分であるのか見tけることをできないのだった。案の定だが、あのにっくきバカ女看護師め!

 院内撮影禁止は、プライバシーだらけの病院だからそれはわかる、だが今ここで写しているのは、わたし自身の家族のプライバシーである。なんの文句があるのか。
 病院宛にクレームを書いて送ってやりたい気分である。院内撮影禁止について、素人の患者と家族の身になって、その現実についてよーく考えろ、と言いたい。(20231020記)

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伊達美徳=まちもり散人
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