自分の老酔碌をPCに綴っているそのPC(パソコン)も、持ち主のわたしと同じように老いてきたらしい。立ち上がりに時間がかかる、ネット反応が遅いし、時に勝手に休んだり、突然に再起動したりするようになった。わたしよりも老いているぞ。
この耄碌PCを、リハビリで若返りさせるのは面倒なので、もうちょっと反応が速いものを買い入れることにした。新品をウン十万円もかけて購入してすぐ死ぬと、もったいないし悔しいから、その方面に詳しい旧友T君に相談して、ネットオークションで中古品を2万円で落札してもらった。年とって迷うのは面倒なので、これまでと同じダイナブックである。
落手したのは9月7日、それから面倒な初期設定をボチボチヨロヨロ腹も立てながらやってきて、昨日9月26日、20日もかけてまあこれでいいやと思う状態にようやくなった。まったく手間のかかるやつだ。買ってすぐ使える商品じゃなくても平気で売るのがこの業界の常識だ。困ったもんだが、でもまあ卒呪老人の呆け進行遅延策にはなる。
| 3台のノートPC 左から2012年、2026年、2022年購入 |
この写真の中央にみる見慣れたデスクトップ画面になるまでには、あれこれ面倒なことをやらされた。その最初は、所有するWi-Fiルータへの接続だった。ルータの長い長いパスワードを何回打ち込んでもつながらない。やり方が違うのかもしれないと、T君に問い合わせて教えてもらうなど他人にも迷惑かけたり、息子に頼もうかと考えたりしていたが、結局は念入りに確かめ確かめそのPW入力で何とかつながった。目がしょぼしょぼする。
次の苦労はMSWORDである。これまでMSOffice2010を使ってきているので、今回購入PCにはオフィスをプレインストールしてあると書いてあるので購入したが、実は似た別物WPSWriterなるものだった。それでもこれまでのWord文書は動くのだが、操作は同じではなく、どこか使い勝手が違う。
わたしは図形を扱うよりも主に長文をかくのだが、その物書きを円滑にできない。印刷の方法も違うところがある。それでは困るから、所持している古いOffice2010のディスクからインストールした。これでもう一歩進んだ。
もっとも頭を悩ましていたのは、デスクトップカレンダーである。これまで20年以上も使ってきた軽量のアプリがある。これをどうやってもインストールできないので、新たに無料壁紙カレンダーをあれこれ探したが、どうも気に入らない。そこでまた初心に戻ってこれまでのカレンダアプリマニュアルをじっくりと読んで、じっくりと試行錯誤をやっていたら新PCで目を覚ましてくれた。
わたしのPC利用の最も大きな目的は、手仕事で自作本を作る趣味である。2010年5月に思いついて本づくり趣味を始めた。それ以来もう2~300冊の手製本を発行してきた。だからプリンターの作動との良好な連携できるかどうか、大きな思案であった。
これは意外に簡単にWi-Fiつながりもできて、さっそく試験に一冊の歌集本を作った。題して「九十路今日歌抄」である。その読みは”クソジイキョウカショ”である。実は丁度9月末応募締め切りで歌集の懸賞募集があり、それにこれを応募してみた。詳しくはそれに入選してから語ることにする。
| 試験駅的に1冊の歌集を制作、懸賞募集に応募中 |
それにしてもわたしのPC歴は、1990年のMACからはじまり、Win95、mileniumとかwin7とか、何度も何度も買い替えさせられた。そして今のWin11へ、いったいこれまで何台のPCを使いつぶしたことだろうか。
ワードプロセサまでさかのぼれば、さらに多くのキーボードツールを使いつつぶしてきた。大学同期仲間とのZOOMも、まだこれで付き合うことができそうだ。
だが思うに、たぶん、これで最後になる卆呪九十路のお供だろう。
PCも持ち主も共に老いにけりオークションにて調達すべし
(2026/09/27記)
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