2024/01/29

1787【世界選挙年】今年は世界人口の半分が選挙資格ある各国政重要選挙年とて怖い来年の地球

 朝日新聞(2024年1月28日朝刊)によると、今年2024年は地球上の多くの国や地域が、国政上で重要な選挙を行うそうだ。その投票できる人口は、世界人口の半分に達するというから、まるでコロナパンデミック並みである。そう、結果によっては、コロナよりもひどいパンデミック地球になってしまうかもしれない。


 かのウクライナでコロナをしのぐかの禍をもたらしているプーチンがいるロシア、そのプーチンと並ぶ禍をもたらす惧れあるトランプが優勢のUSA、世界一の14億人以上の人口を擁するインド、どちらも2億人以上もいるインドネシアパキスタン、そしてEU議会などなど、いったいどうなるのか。

 来年からトランプ・プーチン・習三強支配地球が出現するのかしら、それは何をもたらすのだろうか。コロナという災禍を通過した世界は、地球的規模の災禍に一丸となって対応できるように教訓を得ているのだろうか。政治的災禍にはワクチンはあるのだろうか。

 いや、もしかしたら新型コロナウィルスに感染した人間、そのワクチンを接種した人間は、その後遺症や薬物のせいで、これまでとは異なる知性を持つ生物に変化しており、これまでとは異なる投票行動をするかもしれない。それは良い方向に動くのか、災禍拡大へと動くのか。

 USAのトランプ騒ぎを高みの見物していると、人間はどうやらおかしな方向へ、知性劣化へと落ち込みつつあるような気がしてならない。それがUSA特有のことなのか、それとも人間の一般的な推移の方向なのかさっぱりわからない。いやいや、そうではなくてコロナパンデミックのせいなのだと誰かに言われると、無理やり納得できそうだが、。

 日本の政界の今の知性を失いタガを外したドタバタ騒ぎ(自民党派閥ネコババ事件)を見ていると、これってコロナの後遺症としか思えないし、そう思うとなんだかほっとする。あんな政治家を選出する投票行動は、コロナ後遺症しか思えない、あ、いや、今の国会議員はコロナ前の選出であったかしら、それならばもっとたちが悪い。

 思想家の内田樹氏が、維新的民主主義と題して東京新聞にコラムを書いている。今や選挙民は自分より優れた人に政治を託するのではなくて、自分が理解できる範囲の言動の程度の人に政治を託する時代になった、ポピュリズム政治とはそういうことである、という。


 今の自民党騒動対象の人々を選ぶことと、USA大統領にトランプを選ぶことは基本に同じであるらしい。こうも東西南北に広く災禍がおこるのは、やはりコロナやら気候変動やらの地球規模の災禍が、人間の知性の衰えを招いている証拠であろう、そう無理矢理にでも思いこむことにする。
 こうなれば身に直接に災禍が及ぶ前に、絶対安全圏のあの世に避難を急ぐしかないと、ますます思うばかりだ。

(2024/01/29記)

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伊達美徳=まちもり散人
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