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2021/05/11

1567【スマフォ事始め譚その6】利用料金ゼロ円作戦着々進行中だがスマフォって要るものかなあ

スマホ事始め譚その5】の続き

●どうやら使いつつあるスマフォ機能

 今年の2月からガラケーを捨てて楽天1円スマフォにし、年寄りのおたおた振りを書き綴ってこれで6回目のお話。
 積極的に使う用事はないが、そろそろ飽きてきた。今のところ使う機能は、利用の必要度は電話時計に尽きると言ってよい。

 必要度は低いが眺めるのはEメールフェイスバカである。ここで必要度が低いというのは、スマフォの小さな文字では読むのも書くのも面倒だからである。いずれもPCによるほうが使いやすく、スマフォでは記事のはじめだけを見て、詳しくはPCである。
 これだって急ぐ用事なんてのはないから、実のところはPCだけで済むのである。

 外出時にグーグルマップを使いたいのだが、ちかごろはコロナのせいもあって知らぬ街に出かける機会がなくて、近所ばかり徘徊しているから地図不用で、せっかくの使いたい機能を使う機会がない。
 裸淫は同じアドレスで機器ひとつだけらしく、PCに入れるのができないのでスマフォで見ているが、これとて使う機会は少ない。

 スマフォはやっぱり移動の激しい仕事する人のものであるとつくづく思う。ヒマな年寄りにとっての必要性は、外出時の事故対応に限るようである。これって必要なことがないほうが良い機能であることが、なんとも矛盾している。

●利用料金ゼロ円化ゲーム中

 実はスマフォで一番よく見てる機能がある。それは利用料金表示機能である「Rakuten Mobile」アイコンをよくタップする。
 このブログの【その5】の最後に「1円スマホで機能は十分、1GB/月未満で0円目指せ」と書いたように、無料スマフォ宣伝に釣られて購入以来、実際に無料化ゲームをやっているのである。

 これがわたしの唯一のスマフォ積極利用である。そのためには利用状況を把握する必要が

ある。眺めているだけ、たまに電話、こんな利用なのに料金がかかるとは、いったいどういう仕組みなのか、そこに興味があるので、ちょくちょく料金調べをする。

 で、その無料化ゲームの状況である。買った月の2月は935円、3月は423円、最近の4月は36円であり、着々とゼロ円化ゲームは進化している。
 この料金下落方向変化の理由は、簡単に言うと最初に購入時にうっかりつけさせられた2つの有料機能を順次に契約解除したので、それらの料金がなくなっているからである。

 その契約解除をするために、スマフォジャングル内部をあちこち探検し、解除洞窟に至り手続きを発見、3か月間もかかってここまでたどり着いたことになる。ボケ遅延にはなった。

 2月の935円はそれら2つの付加機能がフルに働いている。3月の423円は付加機能のひとつを中途解約してその日割り料金が入っている。4月は残りを中途解約して、その日割り計算料金だけが35円である。
 そう、5月は多分ゼロ円になるだろう。ゲームに勝つのだ、うふふ。

●ポイントという不可解なもの

 その楽天スマフォ利用料金表示画面の一部に「7008ポイント」とでていて、また「利用料金のポイント利用」なんて書いてあるところもある。
 え、なんだ、ポイントなんてものを知らなくはないが、買い物したら100円につき1ポイント付くものだろう、これってわたしに付いたポイントかい、え、わたしはいつの間に70万円もの買い物させられたのか、ふん、落転野郎め。

 このスマフォ料金を「楽天クレジットカード」で支払う契約をしたから、これは楽天ポイントのことらしい。だが、最近そんな買い物をした記憶は断然ない、おかしい、カード詐欺にひっかったか。面白い。

 実は楽天カードなるものを持ったのは昨年12月のことで、楽天スマフォとは何の関係も

ない動機であった。本づくり趣味に使うのに便利なペーパーカッターを見つけて、ネットで楽天市場を検索したら5000円のそれを2000円で売るとあるのだが、それには楽天カード利用の条件があった。

 そこでそれを買うだけのためにカード会員になった。買ってしまえば不要だったが、2月の楽天スマフォ購入時に、楽天カード支払いが色々お得ですよと店員の勧誘に釣られた。
 長年使っている大学同窓会クレジットカードから浮気してしまった、すまん。

 さて700000円もの買い物である。スマフォの小さい画面では面倒だから、PCで楽天モバイルサイトに入り、さらに楽天カードサイトに入って調べたら、わかった。
 楽天スマフォを新規購入したら、その2か月後に7000ポイント呉れる”らしい”のである。なんだかよく分からないが、呉れるものなら貰っておこう、なんだかへんだけど。

 この7000ポイントを使ってスマフォ利用料金を払えば、なにしろ36円程度だから、お釣りが来てしまう。この調子なら永遠に完全無料になる。
 ところが敵もさるものである。サイト内をあちこち眺めていたら、この7000ポイント有効期限は10月末までとある。消えるらしい。

 小癪な奴め、ふん、もともとタダのものだから消えたっていいや、要らぬ物を買わせようって敵の手には乗るもんか、ふん。 (20210511記) 

(20210513追記)
 購入3か月、スマフォ利用料ゼロ円ゲーム、ついにゴールイン、めでたしめでたし。


(20210517追記)
 このスマフォを買ったとき初期設定手数料5000円支払ったが、それを遂に取り戻した。楽天カードに入れて呉れた7000ポイントを使って、楽天市場で魚沼産コシヒカリ10キロ5800円を買ったのだ。3カ月かかったけど、とうとうゼロ円達成、めでたしめでたし。

参照:スマホ事始め譚その1その2その3その4その5その6


2021/04/27

1564【スマホ事始め譚その5】徘徊中行き倒れ老人はスマホ位置情報で捜索されるのか

●スマホヨチヨチ仲間勉強会

 大学同期仲間でメーリングリストによる情報交換システムがある。超高齢者ばかりである。メールが使えるのだから、流行のZOOMだってできるだろうと始めたが、参加率は4割である。
 はじめはZOOMのやり方講習会のようなものであったが、ようやくテーマを決めてZOOM講演会というか勉強会というかシンポジウムでも可能になりつつある様子である。

 そのテーマのひとつに「よちよちスマホ講座」、つまり「よちスマ」がある。実は意外にも、スマホを使っているものが稀なのである。わたしもそうであるが、超高齢者はいわゆるガラケーで十分なのである。

 それが今、携帯電話屋の勝手きわまる仕業でガラケー終結に伴い、やむなくスマホ移行者が発生しつつある。もういいやって者もいるのだろうが、この際だからスマホに移行する者のほうが多いような感じである。わたしもそうである。

 どうも世の中はだれもがスマホ持つのがあたり前みたいな方向になっているらしい。つい先日に自治体から来た「コロナワクチン接種接種のお知らせ」を見ても、それがわかる。予約は電話、PC,スマホでできるのだが、電話は混むからスマホがよろしいみたいなことが書いてある。高齢者優先接種の方針とは矛盾している感もある。

 だからスマホ初心者講座が必要になる。それをZOOMでやるってところが、いかにもコロナ時代の現代的現象である。
 ということで、わたしのこの「スマホ事始め譚」(5)も、超高齢者ZOOM会議の話題のひとつになるという栄誉に輝きそうなので、張り切って書くのだ。
 前置きが長い。

 さて、落転スマホを1円で買って3か月、ハイハイからつかまり立ちを経て、今やヨチヨチ歩きにはなったような気がする。

●グーグルマップにガッカリ

 電話については、ときには掛かってきたのを取り方がわからずうろうろしたり、掛けるはずじゃないのに指が滑って掛けたりするが、まあ何とかなってきた。
 EメールSNSも入ってくるようになったが、これらはPCでやるから用が無いが実情だ。勝手に入ってくるのでジャマだ。裸淫だけはときどき使う。

 スマホに唯一の期待していたのはグーグルマップであった。PCではしょっちゅう使っていても外出先では使えないが、携帯式だからこそ使えるだろう。わたしは地図好きである。

 買ってすぐの2月に、近くの中華料理店で息子と一杯やってうちに帰ってきたら、その店からご来店御礼と味など具合を聞くメールが来て、こちらを知っちるはずないのにビックリ。息子に聞いたら、スマホ所持者の位置情報を検知する機能がオンになってるからだと言う。不気味なのでさっそくオフにした。

 その後、徘徊する自分がどこかで行倒れになったときの捜索に、位置情報で検知される方がいいかもなあ、ならばオンにするべきか、いやいや、どこか知れない所で誰か知れない者として、ひっそりと葬られるとか、水中や野に朽ち果てて自然戻るってのもいいなあ、なんて悩んでいるのである。

 わたしは方向感覚認知には自信があり、知らない街でも見当つけてほぼ確実に目的地に着くことができる。徘徊という目的のない行動には、そもそも地図が不要である。
 徘徊にほぼ一日おきに出ているが、昨日のこと、ちょっと見知らぬ街にバスで遠征し、見知らぬ裏町をうろうろ、新緑の丘に登って森林浴して来た。


 見知らぬ街なので、これにはグーグルマップが役立つだろうと、位置情報をオンにして使ってみた。まあまあ、便利ではあると分った。まあまあが付くのは、紙の地図と比較して、余計な情報がありすぎたり足らな過ぎたり、どうも使いづらいからである。

 まずは画面が何しろ小さすぎるから、しょっちゅう指で拡大縮小するので、面倒でたまらない。グーグル地図は自動車移動対象らしく、小道や路地を描いてない。わたしのように裏道や路地を好んで歩く者には、俯瞰的にはどこにいるかはわかるが、ミクロレベルでの動きには役に立たない。

 また、用もない広告が勝手にいっぱい出てきて目が疲れ、消すのに指が疲れる。時には指がどこに触ったのか、画面の半分以上が広告になったりして、おおいに腹が立つ。

 自分がどのあたりにいるか分かるのは便利だが、それより細かくは紙の地図のほうがはるかによろしい。PCならばすぐ変換できる衛星写真に、スマホでもできればいく分は使いやすいのにと思うが、できないのだ。できるのかもしれないが分らない。

 このあたりのことは、スマホ利用者のだれもが承知しているのだろうから、たぶん、わたしのようなものへ対応する地図アプリ、GPSを使うアプリが当然あるだろうと思う。まあ、年寄りの徘徊ごときに、そこまでやる必要があるかどうかである。 (20210427記)


(20210430追記)
 4月49日に大学同期仲間超高齢者仲間ZOOM会で発表した「スマホ事始め譚」プレゼンを載せておく。これからスマホ始める人のために役に立つかしら?

KGR36ZOOM「スマフォ事始め譚」20210429
まちもり散人

●持っていたガラパゴス型携帯電話機

・docomo製品 購入年月:10年か?、わが携帯電話所持歴30年くらい
・購入金額:忘れた、利用料金:月額980円+α (ほとんど毎月980円)
・ネット接続をしない契約
・電池が瀕死状態で交換請求したら製造ストップ、死を待つばかり

●スマートフォンに買い替え動機

・docomoガラケー廃止通知で思案1年間
・事実上ほとんど使わないので必要ないが、、
・電話屋の勝手で買替えとは気分悪いが、
・利用料金が980円で済まなくなるのが嫌だが、、
・携帯電話廃棄も考えたがネット利用で不便と、
・徘徊中の事故対応も考えてスマフォ転向決意

●楽天スマフォを選んだ理由

・1月末頃発表楽天無料スマホ宣伝に釣られた
     さっそく2月1日に楽天店舗に行く
・近所に楽天店舗もあるが他の電話屋店舗は多いのに1軒だけ
     心に天邪鬼がでてきて楽天使えと、

●「落転」スマフォ購入費用

・docomo手切れ金(番号移行とか中途解約)約5000円
 →実はポイントを呉れて事実上無料になるらしいが、
 →現在ならば無料らしい(待てと言われたが決行)
・落転スマフォ初期設定手数料 約5000円
 →孫のような女性店員と3時間お付き合い料金と思おう
 →自己ネット手続きなら無料

●購入落転スマフォ概要

・番号はdocomoと同じ(ドコモで移転番号取得必要)
・機種はrakuten mini 、色はまっ赤、 ほぼカード並みの小ささ
・機器料金 1円(たまたま?キャンペーン中)
・利用料金月額 1GBまで無料、3GBまで1078円税込、
        20GBまで2178円、それ以上3278円
        購入日から1年間無料キャンペーン中
        ただし楽天サービスエリア内でのことらしい

●落転スマフォ利用料金の真実

・2月:935円、3月:423円  あれっ、1年間無料は?
・二つの有料サービス契約発覚 
   紛失保険450円+マカフィ200円 計650円
   二つとも宣伝の1年間無料と誤解契約したような
   その後に両方契約解除したので次から無料か
・なんだかわからぬ通話料金もついているが、、
・4月の使用量0.95GB、この調子で1年後も無料?

●落転スマフォ現況利用機能
・普通に使う機能(といっても大したことない)
  電話、SMS、電話帳、時計、google map、裸淫(LINE)、
  rakuten Mobile(利用状況)
・出現するがほぼ使わぬ機能(PCがはるかに便利)
  スケジュール、 Gmail、 facebaka、youtube、google siteなど
・カメラ利用は微妙だがデジカメがはるかに良い

●落転スマフォ上達方法
・マニュアルをPCにDLしたがほとんど読まず削除
・電話とメールで弟と息子たちに少し教えてもらう
・適当にいじっての上達がボケ進行遅延になる
・書店にはスマフォ入門書あれども買う気しない
・上達する気はなくて適当にいじって遊ぶのみ

●落転スマフォ現時点の評価

・スマホでなくてもガラケーで十分なのに
・PCあれば日常的にはガラケー並み機能で十分
・徘徊中の事故対応に役立つだろうから持つ程度

●落転スマフォ今後の展望

・買い物等の支払いに使うようになるかも
・音声入力に熟達すればもっと利用するかも

●落転スマフォ買う後輩に一言二言  オッホン!

・ネット接続作業のため現在メールメモ用意せよ
   画面指タッチ入力にちょっとは慣れておこう
・わけわからぬ言葉が店員の口からよく出る
   そのたびに質問して当惑させて楽しもう
・お勧めすべて拒否して当惑させて楽しもう
   マカフィー、紛失補償保険、高価機種とか

●現在の心境
 1円スマホで機能は十分、1GB/月未満で0円目指せ

参照:スマホ事始め譚その1その2その3その4その5その6


2021/04/19

1562【スマホ事始その4】平素はPCで十分、スマホは緊急時用か、面白い利用料0円化ゲーム

●参照:スマホ事始め譚その1その2その3その4その5

●スマホ概略分ったがPCで十分だ

 スマートフォン(スマホ)を買って今日で78日、単なる電話機だったのがパソコンに近づいてきて、その正体を次第にわかってきた。
 マニュアルを読む気がないし、そばに指南役の若い者もいないから、暇つぶしにあちこちいじっていると、次第にわかってくるものだ。
 いや、全容を知らないから、どれほどのことが分かったかさえも分からない。PCにできることはスマホにもできるらし、とわかったのがここまでの覚束ない成果だろう。

 最初に登場する画面のアイコン(16個もある)をでたらめに押して、それがなんであるか確かめる作業が、延々と続くのだが、いったんそれがなんであるか分っても、次々と忘れるからいつまでも同じことをやっている。
 無限地獄というか、無限ヒマツブシでヒマな年より向きである。ただし、いつのまにか変なサイトに転落するかもしれない。まさに落転スマホである。

 10日ほど前、電話番号の重複登録を削除整理をしようといじっていて、うっかり電話を掛けてしまい、呼び出し音が鳴りだして慌てた。すぐに切ろうと思えど、切り方がかわからない、おろおろ。
 あちこち押しているうちに相手の声が聞こえてきた。やむをえず話したのだが、久しぶりに幼なじみの声を聴き、それはそれでよかった。まあ、その程度のレベルである。

 うちのスマホの成長具合(正確には持ち主のわたしの成長具合)は、遅々としているのか速いのかわからない。
 初めの40日くらいの間は、使用機能は時計電話だけだった。60日くらいで写真裸淫(LINE)が加わった。
 いまではGメールフェイスバカ(facebook)が加わった。これだけできれば上等上等、もうこれでよろしい。

 裸淫については、友人からの催促があって新規アカウントを取得したが、Gメールとフェイスバカをセットした記憶がないから、スマホの奴が勝手にやったらしい。
 どうもPCにあるアカウントを、電話番号が同じなら勝手に持ってくるらしい。ケシカラン、大きなお世話だ。

 でも、これをスマホでは要らないからと抹消すると、PCのほうも抹消なるかもしれないので、それもできない。現実にはGメールもフェイスバカもPCでやるから無駄なことである。まあ、どこか何かの外出先で観る必要が起きるかもしれない。

●外出先での万一のためのスマホ

 この外出先でで必要な事態が起きるかもしれないというのが、わたしがスマホというか携帯電話機を持つ最大にしてほぼ唯一の理由である。そう、わたしが徘徊中に事故に遭うなんてのがいちばん可能性が高いだろう。4年前に自転車で転んで大怪我したみたいに、。

 だが、スマホのSNSも電話もこちらから積極的に書き込みや発信を、ほとんどやっていない。それらは全部PCでやっている。だって、スマホ画面キイボードの小さい文字打ち込みって、バカみたいに手間がかかるんだもん。

 その手間の代わりに音声でインプット可能だと知って、これは便利と喜んだ。検索の単語くらいならともかく便利である。地図の場所とか電話の相手とかの検索は便利である。
 問題は、しゃべり言葉で文章を入力すると、ニュアンスが伝わらない冗談もそのまま文字になって、危険なことだ。

 ということで、今のところはスマホよりもPCのほうがはるかに使いやすいし、スマホでなくては困ることはないのが実情である。PCだけでこれまで通りに生きてゆけるので、万一の時のためのスマホである。

 しかし、そのうちに何か大好きなアプリを発見するかもしれないという楽しみもあることはある。それは多分、徘徊に使うグーグルマップであろう。これはタブレットでできなくはないが、スマホが良さそうだ。だが、このご時世だから近所しか歩いていないから、地図は不要だ。

●スマホ料金無料化ゲーム

 このスマホでゲーム気分でやっていることは、利用料金無料化への努力である。
 なにしろ最初の1年間はタダ、そこから先でも1GB未満タダ、という宣伝につられて買った落転スマホである。それが最初の月(2月)935円とられてびっくりした。
 その料金の詳細が分かるようになったのは、買って40日くらい経ってからである。内訳はマカフィーモバイルセキュリティ200円、スマホ交換保証650円、消費税85円であった。

 そこでマカフィーナントカとスマホ保証の契約を解除すれば、正真正銘のタダになるとわかった。あちこちいじって解除方法を探したら、3月半ばになってスマホ保証のほうは見つかって解除した。もう一つのマカフィーナントカはなかなか見つからなくて、4月になってようやく見つけて解除した。

 さあ、これで3月分の料金請求はどうなるか楽しみだったが、数日前にやっとわかった。432円とある。内訳は、スマホ交換保証125円、マカフィーナントカ200円、通話料60円、消費税38円とある。
 交換保証は650円の日割り計算だろう。マカフィーも日割りで来月はゼロに近いだろう。通話料60円がなんだかわからない。友人にうっかりかけた電話料金かしら。ふむ、本当の無料は4月分、いや5月分からだな。

 実は今のところは「月額プラン料金1年間無料」サービス期間中で、本当なら毎月2980円が来年1月までは0円である。そして、来年2月からは楽天回線でのデータ使用量1GBまでならば月額無料、5GBまでは月額980円になるのである。

 つまり、来年2月からは1GB超えないように努力すれば、ようやく本当の無料に到達することになるらしいのだ。ところが今月の楽天回線利用容量は、20日時点でもう0.92GBに達している。うーむ、1GB以下にするには、使わないように頑張らねばなるまい。このゲームの先はまだ長い。 


モバイルWi-Fiルターと落転スマートフォン

 そこでこの無料化ゲームの秘策としてつい最近やったことは、スマホをうちにあるPC用のモバイルWi-Fiにつなぐことである。これは弟に、その方法を息子に教えてもらった。
 これをやると、パケット通信という大きな容量の利用料金がスマホ側ではなくてWi-Fi側になるそうだ。ときどきシステム更新せよとかで大容量がながれてくる。これらの利用料金が、定額Wi-Fiに移ればスマホ利用量が少なくて済む。

 ということで、スマホでゲームをやるのは別にゲームアプリがあるらしいが、そちらには全く興味がないので、勝手に利用料金無料化ゲームを続けることにする。
 要するにスマホを使わないというスマホゲームをやるのである。(20210419記) 

●参照:スマホ事始め譚その1その2その3その4その5

2021/04/08

1557 【怪しいハイテク】キイボード一部欠落でゲーム感覚文章書きを面白がる

 PC外付けキーボードを買ってきた。無線式で実に簡単につながってビックリ安心。

 実はこの半年ばかり、いつも使うノートブックPCのX、C,V,Mキイが死んでいたのに、そのまま使ってきていた。
 当然のことに文字入力にちょっと困っていたが、「ちょっと」がつくのは、それなりに面白がってもいたからだ。

 Mの他は困ることはほとんどなかったが、Mの死でマ行音の文字が出ないのには弱った。そこでいろいろ工夫をして打ち込む。
 第1の方法は、M音文字を使わないことだ。漢字に関しては、その音や訓で言い換えてよびだすのだ。例えば「山」は「さん」、「様」は「よう」のように。

 だが「面」のように音にも訓にもM音が入ると困るのである。そうなると第2の方法として、IME手書きパッドに入力して当該漢字を呼び出すのであるが、これはけっこうめんどくさい。

 ひらがなに関しては、手紙類で文末に「ます」が頻出するのが困る。「致します」を「致す予定です」とか言い換えるが、限界がある。
 それには第3の方法として、「まみむめも」と書いたテキストファイルをデスクトップにおいておき、必要な字をコピーペーストするのである。なんだかばからしい。

 そんなことを何回もやっているとおかしなもので、自分が書いている文にもうすぐM音字が登場するぞと頭の中に警告のようなものが浮かんできて、言い換え準備するようになった。けっこうおもしろい。

 こんな文章書きキイボードゲームを面白がってもいたが、さすがに飽きたし辟易もしてきたので、外付けワイアレスキーボードを買ってきたら、ワイアレスマウスもついてきた。
 なんだか進歩したような気もするが、ひもでつないでいたペットを放し飼いにするようになって気分でもある。そう、絆がなくなったのである。  (20210408記)

2021/04/07

1526【ZOOM事始め譚】ヴァーチャル画面で大勢が雑談する飲み会やるのは無理だなあ

 PCでZOOMなるアプリケーションを使って、多数の大学寮同期生の仲間と、顔を見ながらの会話機会ができるようになった。だが、使いこなすにはそれなりの努力と慣れがいるようだ。

 参加率は40名中の16名で4割である。この参加率は、全員が80歳代前半としては多いような気もするが、一方で理工学部出身としては少ない気もする。
 わたしのように電気から一番遠い建築卒もいれば、もろに電子工学卒もいるが、PCを扱う様子から察すると、どうも出身学科とは無関係なようだ。電子工学出でコンピュータで動かすロボット開発している男が、ZOOM操作に一番もたついているのがおかしい。それだけPCが一般生活に入り込んでいるということだろう。

 ZOOM画面での会話に参加していろいろ面白かった。まだ慣れないせいもあるが、感想としては、参加者を取り仕切る司会者がいる会議形式には適しているが、ワイワイガヤガヤの雑談には全く不向きであるようなのだ。

 一般に、直接に対面しあってのワイワイガヤガヤ雑談会は、誰かの話に突っ込みやヤジを入れたり冗談を挟むには、その時のタイミングが重要である。それぞれの身振り手振りや、笑いや声の大きさなど、その場で互いに五感で認識しあうことができるから、雑談会が成り立つ。

 ところがZOOMでは、それが難しい。PCにあるる小さな顔映像と、いつも一方からしか聞こえない音声では、発言者を瞬間に特定できないので、不規則発言は話の邪魔にしかならないようだ。
 発言者も身振り手振りなどの身体を使って発言の補完をすることが難しい。スピーカーあるいはイアホンの音だけでは、発言の微妙なニュアンスを認識できない。

 時には冗談もタイミングとかその前後関係がヘンだと悪口に聞こえてしまうし、それを補完する発言もうまく言うには相手が目の前にいないし、いわれてもうまく聞こえない。

 どうも会話に危険性がともなう。よほどの話上手でも大勢でのZOOM雑談は難しいと思う。娯楽的な集まりとしては読書会、短歌会、俳句会、カラオケ会のような一人一人が発表するには適しているようで、不真面目な雑談や猥談会には不適だ。

 更に参加者のPCやマイクやレシーバー等の性能にもかかわるようで、それが会話に大きく影響する。
 加えて年寄りとしての特徴的な問題は、耳や目が遠くなってきていることである。難聴を自覚している人はそれなりに対応しているようだが、自覚しない難聴者もいるようで(わたしもそうかもしれない)、バーチャル画面会話が特に難しくなるのだ。

 雑談にも司会者がいるようだが、それでは雑談が成り立つまい。大勢で話しているときに、複数発言が同時にあっても、リアル雑談だと誰が話したか判別できるようで、人間の認知能力はすごい。だが、バーチャル雑談だとそれができないから、人間能力はしょせんその程度というべきか。

 なんだかんだといっても、ヒマを持てあますボケていない老人には、PC遊びが持ってこいの娯楽だ。高齢者福祉保健政策としてPC無料配布をやってはどうか。

 もう一つの老人向きは、スマートフォンが老人用玩具であるとわかった。買ってもう2か月になるが、いまだに時刻確認、電話、裸淫くらいなものだが、ヒマなのでいじくっているうちに次第に使い方が分って来る。それが結構ボケ進行防止になるに違いない。
 使いこなせるようになった頃に、命が終わる仕掛けである。 (20120407記)

2021/03/19

1522【スマホ事始め譚その3】落転巣魔呆に加えてこんどは頭無ZOOM童貞も喪失

●参照:スマホ事始め譚その1その2その3その4その5

●宣伝の無料じゃなかった初料金

 2月1日から始めたスマートフォン(スマホと言うらしい)、電話屋(というのか)は楽天なるのんきな名の企業である。どうも落転とおちょくりたくなる。1年間は無料だと言うので吊られた。スマホの器械だって1円である。

 そしてその最初の月の料金請求がスマホに載っているのを見つけた。935円である。おや、1年間無料だろ、なのに有料とはその中身を知りたい。明細を開いた。

 935円の内訳は、楽天UN-LIMITV  2980円、マカフィーモバイルセキュリティ200円、スマホ交換保障償プラス650円、月額プラン料金1年間無料 -2980円、当月消費税額85円、以上合計935円

 う~む、2980円がマイナス2980円で無料はわかる。マカフィーナントカ200円と、交換補償650円についても、購入時の店員の話につい乗せられた記憶はある。
 だが、店員からこれは宣伝に言う無料の外であると一言の説明もなかった。1年無料と大々的宣伝とおりに、それらも含めて無料と思い込んでいた。こちらから見ると詐欺である。

 一杯食わされた気分なので、スマホ内で見つけた交換保障について契約解除した。1円の商品に毎月650円も保険掛ける馬鹿はいない。
 もうひとつのマカフィーナントカは、契約解除方法をまだ見つけていないが、そのうちに解除するぞ。

 スマホ童貞喪失から1カ月と20日だが、いまだにろくすっぽ使っていない。持ち歩いているが時計を見るだけ、ガラケーと変わりない
 電話履歴を見ると、弟、息子、知人3人、計5人だけである。なんとも使い道がないだが、それでよいいのだ。なにか緊急事態時(コロナばかりじゃない)のためだからね。

●スマホの次はZOOM童貞喪失

 そろそろスマホに飽きてきたこの頃だが、そこに次の初物が登場、こんどは「ZOOM」童貞喪失をしてしまった。
 コロナ以後の大普及したPCによる「リモート顔出し会議装置」とでもいうか、これを使って仕事じゃなくて、まったくの遊びの大学寮同期会をやろうとなったのである。

 その前に世の人に聞きたいのだが、あの「LINE」発音が“line”とか“社員”流のイントネーションではなくて、“社印”流であって「裸淫」と聞こえるのだが、「ZOOM」はどうなんだろうか。
 これも“zoom”とか“総務”流ではなくて、“痛風”流に発音するのかしら、「頭有無」かな。

 さてそのZOOM同期会である。三島に住むK氏がその企画立案して、同期仲間のメーリングリストに流したら、やろうやろう、やり方教えろ、試しにやってみるかと、たちまちにしてメールが行き交うこと、この8日ほどで130通余もになっており、久しぶり大賑わいメールである。もっとも、40数人のうちの10数人ほどだが。

 わたしは、大坂の弟とZOOMやろうとして2回も失敗、結局スマホの電話で話した。息子とはスマホの裸淫ビデオトークになった。だからZOOM童貞である。
 昨日、そのK氏の音頭ではじめた試験的同期ZOOMミーティングに招待してもらった。ちょっともたついたが、それでもこんどはなんとか入ることができた。
 他の4人の同期生と顔を見つつ久しぶりに会話、ZOOM童貞喪失した。次はZOOM花見宴会やりたい。

●ZOOMは老人ボケ進行遅延ツール

 それにしてもこれに限らないがIT製品の使い憎さと言ったら、1980年代と変わらない。ZOOMの画面になっても、どこをどうつつくとどうなるのか、実に分かりにくい。実に設計が悪い。

 わたしは適当にいじっていたら仲間たちの画面に入ることができたのだが、それがどこをいじった覚えていない。どうも老人には使い方を覚えさせない設計になっているらしい。とにかく設計が非常に良くない。ヒューマンインタフェイスなる言葉からほど遠い。

 同期仲間たちほとんどが円滑にZOOMに入ることできない。PCのOSによるのかバージョンによるのか、アプリの動き方も人によって違うらしい。
 だから、主催のK氏にたくさんの世話を焼かせている。それに細かく対応してくださるK氏のような方がいないと、八十路の年寄りばかりでリモート同期会はじめようなんてムリだな。

 コロナに弱い老人たちこそ、こういう形の楽しみが有効だろうに。いやいや、ボケの進行遅延策になるから、積極的に分かりにくくしているに違いない、ありがたいことで。
 あ、そうだ、若い人で「老人向けリモート会議・同期会などお世話します」って商売やったら流行るかも。

 実はスマホもそうである。買って1カ月半たっても、どこをつついたらそうなるのか、わけわからぬままに指でつつくばかり。要りもしない見もしない広告だらけの画面ばかり出てきて、眼にうるさいったらない。
 それでも壊れないからいいようなものだが、もしかしたら知らぬ間にヘンなものを買っているかもしれない。

 もうスマホオモチャに飽きてきた。PCのほうが面白い。(20210319記)

付記20210320)ネット情報交換屋の「LINE」が個人情報漏れをやったと今朝のNHKラジオニュースで放送、アナウンサーの発音は「LINE」を“line”イントネーションではなくて、何度もしっかり「裸淫」と日本語だった。やっぱり個人情報「裸印」のIT業者。

 ●参照:スマホ事始め譚その1その2その3その4その5

2021/03/09

1521【スマホ事始め譚その2】無料大宣伝の巣魔呆にひっかかりボケていられぬ落転人生が始まる

 ●参照:スマホ事始め譚その1その2その3その4その5

●タダのはずが930円?

 2月1日に1円で買ったスマホ1年間タダのはずの楽天スマホ、1か月経ってその最初の今月支払い使用料金が、ナントマア935円と表示されているのを偶然発見した。
 いまだに使い方分からぬままに、テキトーにでたらめにいじっていると、なんだか少しづつこうして使い方を覚える。

 あんなにもタダと大宣伝している楽天スマホが、どうして最初の月でもう935円なのか?、そもそも使い方分からぬから、ほとんど使わないのにおかしい。
 その中身明細を知りたいとスマホの中をあちこち探したが、内訳を示す表示はない。こちらのいじりは得意なPCの楽天サイトからも探したが、当然ながら同じサイトだから同じである。今回は最初だからかな、そのうちに明細を載せてくれるだろうと期待。

 更に使い方わからんぬままデタラメいじりしてたら偶然に出た表示で、紛失時に保証してくれる保険に入れさせられていたとわかった、月々650円。
 たった1円のスマホだよ、毎月650倍もの保険料金を支払うバカが居るものか。契約解除はこちらと表示があったので、ホイホイと解約した。ほんとに解約できたか分からないけど。

 残り285円のうち220円は、どうやらウィルス感染対策(コロナじゃないよ)ソフトだろうと推測する。こいつをどうやって契約解除しようか、まだわからない。
 でもなあ、それら二つがあったとしても、それも入れて1年間タダになるのだろうと思わされている。契約のときにこれらは別途にして有料との説明を聞いた記憶がない。

 さて935-650-220=65となるが、この65円は何だろうか。
 弟と息子に試験的に電話をかけたからだろうか、あれこれどうでもよい思案してわけわからずにでもスマホいじってると、ボケ防止になるなア。(20210304記)

●裸淫と落転と

 今頃(超高齢者と言う意味)になってスマホ童貞喪失から1カ月余、ただいまハイハイ状況。使用料タダ宣伝の落転なのに今月初請求935円、不審と不信が募る巣魔呆だ。

 デタラメいじり中にLINEアイコン発見、PCで一時やったがつまらなくてほったらかしにしていた。ちょっとこちらでやってみるかとログイン、PCでアカウント取っていたからすぐにできるはすが、ゴチャゴチャなにやら出てきて、再度アカウント取得させらる。

 これにほとほと困るのは、あの蚤潰しのような文字入力、誤タッチばかりでヨレヨレ、顕微鏡で遺伝子操作してるのかッ。音声入力でやってもPWのローマ字と数字をひらかな変換して出してくるバカに呆れる。

 それでもどうやらログイン、息子の名を見つけて「入ったよ」と書き込む。やがて息子から動画電話の通知、おお、顔が見えるぞ、さすがスマホ、いや消えた、声もするぞ、あ、消えた、また出た、なんだよーこのヨレヨレ裸淫巣魔呆め、市内に住む息子は宇宙船か潜水艦にいるらしい。
 結局また文字でやり取り、裸淫のバカ、落転のバカと書き込んで終えた。

 それにしてもLINEの発音のこと、以前ある日のことNHKラジオニュースでライン発音があり、英語流lineつまり日本語の社員のようにではなくて、社印のように言うのであった。聞いていてしばらくはLINEのニュースと分からなかった。この関東東北方言風日本語発音は「裸淫」と聞こえて嬉しいね、ウヒヒ、関西ではどう発音するのだろうか。

 わが落転スマホはいまだに、メールさえ出せず、自分のウェブサイト・ブログにも行き着けず、カメラだって分からぬまま、つまり先の楽しみが山ほど待ち受け、高齢者ボケ進行遅延新兵器である。ちょうど政府に「出痔垂腸」ができるから、厚労省と共管法として「超高齢者スマートフォン所持法」を制定して配給するに違いない。

 それにしても昔はこういうもの買うと分厚い取扱説明書本が付いてきたものだ。この落転スマホには何にもついてこない。だからこちらも、何にもわからぬままに使うのだ。
 たぶんPCの楽天サイトにマニュアルがあるだろうが、どうせわけのわからぬ日本語のようなものが書いてあるだけに違いない。マニュアルとは昔からそういうものである。70年代に買った日本最初のワードプロセサーマニュアルのチンプンカンプンを思い出す。(20210308記)

 ●参照:スマホ事始め譚その1その2その3その4その5

2021/03/03

1519 【スマホ事始譚その1】原始ガラパゴス諸島を抜けだせども待ち受けていた電子スマホジャングルに踏み迷う

 

 ガラパゴス型携帯電話機(ガラケーとも言うらしい)から、スマートフォン(スマホとも言うらしい)に買い替えて2か月ちょうど、情けなくも、いまだにガラケー能力に及ばない器械である。

 しかしなんといっても、器械代金1円だし、使用料(自分のものなのにこう言うのか)はタダだから、まあ仕方ないね。楽天社長はタダでも何とかなるさと、その名の通りに楽天的なお方らしい。

 買うときに近所の店に行ったのだが、大勢の人が順番待ちとて2時間も待てと言うので、家に帰って昼めしを食って出直した。いやまあ、それから孫のような店員女性との談合3時間あまり、このところ人と長く話すことないからへとへとになった。

 ガラケーのネット接続しなかったのでパソコンしか使わないが、それなりにネット環境のことは知ってるつもりだった。だがスマホの世界は全然違うらしくて、アレコレ書かされ聞かれ、要りもしない新たなGmailアカウント作らされたりしていると、だんだんクラクラしてきて、なんか変な要らないものを買わされたかもしれない。でも、それさえ今のところ分からない。

 さて、その日からうちにスマホなるものが来たので飼っているが、いまだになついてくれない。超簡単ガラケーにさえ及ばぬ芸のない奴である。でも特に困らないのは、もともとガラケーさえろくろく使ってなかったからである。

 それなのにスマホに買い替えたのは、直接的原因はガラケー電池が弱ってしまって、すぐに通話が切れになるのでドコモに取り換えろと言うと、もう生産してないという。けしからん、ドコモやめるぞ。

 もう一つは、ネット社会で買い物したり、何かの会合参加予約とかするのに、携帯電話がないとえらく不都合なことがありそうなのである。しかたなくガラケー後継にスマホを買ったのだ。
 器械が1円とはいいながら、その初期設定とかで5000円を取られたが、いまだにその投資を回収するほどの使い方をしていない。

 じつは、世間では猫も杓子もスマホ持っているのが不愉快で、俺は一生そんなものを持たないぞとアマノジャクであったのだが、ネット社会と縁切りはできないので仕方ない、スマホを買った。そう、流行りすぎるデイズニーランドとかスカイツリーとか、行かないのだ。

 さて2か月、ようやくできるようになった芸当は、かかってきた電話に出て話すこと(実績は3人だけ)、SNS(一人だけ)、電話帳登録(6人だけ)である。

 起動すると何かわからぬが知らぬ奴らからメールがきている、おかしい。先日は飲み屋に行った戻ってみたら、その飲み屋から味はどうだったかと聞くメール、おい、俺はお前にアドレス教えたことないぞ、注文したけど何の話もしなかったぞ、気味悪い。対応できぬから削除方法だけを覚えた。ウェブサイト徘徊できず、ネットメールもできない。

 電話を掛けてきた友人にこんなことを話したら、では息子に教えてもらえばいいでしょうにと言われたが、コロナでその息子がやって来ないのだ。今どきの親孝行は、親に会いに来ないことらしい、コロナの奴め。

 こんなことであっても、困ることはないのは、ネット対応はパソコンタブレットでちゃんとしているからだ。外出した時に不便かというと、何しろコロナで他人に会うこと出来ないから外出は独りだから、ネット環境なくて平気である。

 なんとなくスマホを楽しみにしているのは、一人であれこれといじって、新機能を発見して行くことだ。電話番号登録なんて、そうやってあちこちいじってできるようになった。
 ただその時に起こる問題は、どこをいじってそうなったのかほとんど覚えていないことである。同じようなことを何回か失敗しているうちに、ああそうかと覚えるのだが、その過程を結構楽しむのだ。なにしろヒマだからね。

 この次にやりたいのは、徘徊の時に地図を参照しながら歩くことだ。それにはその専用アプリケーション(アプリとも言うらしい)のDLが必要らしいが、その方法を発見しなければならない。

 いい歳になっても、スマホのためにボケていられないのだ。いや、ぼけないためのスマホだ。原始ガラパゴス諸島を逃れたけれど、その先に待ち受けてたる電子スマホ密林、嗚呼そこに道を切り開き現代ネット社会にたどり着けるだろうか、その艱難辛苦をば高齢者認知不全症進行防止対策としよう。

 思い出せばわたしが触れたガラケーの最初は、息子が大学生の頃に就職活動に必要だと言うので買ってやったのが始まりだったから、もう30年近くも前か。
 そしてまだWi-Fiなんてない頃、わたしは仕事の旅先でノートパソコンにガラケーを繋いで電子メール交信(ニフティパソコン通信と言っていた)に使っていたなア、ああ、ずいぶん遠くに来たもんだ。 (20210303)

(3月5日追記)今日スマホにはじめて2月分の料金請求が930円と来てる、え、なんじゃい、タダって宣伝は嘘なのかい、なんだかわからんけど俺は楽天野郎に騙されたのかい?
それとも俺はよく分からんうちに何か特別の契約をさせられたのかい?、うーーーん、、

●参照:スマホ事始め譚その1その2その3その4その5

参照:2020/10/25 https://datey.blogspot.com/2020/10/1497.html

1497【カメラとスマホ談義】スマホ無くてこの世に生きていられるか人体実験

2020/12/18

1509【怪しいハイテク】どじコンピューターを初期状態の処女にしてやったのに恩を仇で返しすとは、

  来る日も来る日もコロナコロナとて、とにかく世間との付き合い絶てという。
 そうでなくても年寄りは世間が狭ばまるので、せいぜいネット社会に世間を見いだしている日々なのに、そのコンピュータが故障を起こすと、孤立するばかりとなる。

 大学同期生たちのうちで40人くらいが、ML仲間である。若い奴らならフェイスブックとかツイッターなどのSNSだろうが、老人は今だに電子メールである。
 あれこれと情報が行き交うが、先日は仲間のMがコンピューターが遅いとの故障相談、それに応じたのがK、Mとの間にあれこれとメールが行き交うの仲間たち誰もが見物していた。やがて復旧に成功したとのメールが流れた。

 これの一部始終を横から読んでいたわたしも、ダイナブックノートPCの不調が気にかかる日々であったので、これを何とかするかな、と思いついた。


白がダイナブック、黒がフロンティア

 このノートPCは、2012年に購入したWindows7を、この正月に10にバージョンアップしたものである。それからは最初の立ちあがりが遅い、途中の反応が遅い、画面がなんだか白っぽい。ディスククリーンアップしても治らない。
 Mの故障は初期化したのが原因とのこと、そしてそれによる障害は治ったらしいので、わたしもその初期化なることをやってやろうと考え、ネットでその方法を読んだ。

 Mにできたのだから俺だってできるはずと勝手に思い、エイやっと初期化の作業を開始した。初期化作業ってのはなんと時間がかかることよ、寝る前に開始してコンピュータ君はひとりで深夜作業をやっていた。

 朝起きて期待しつつ立ちあげたら、幾分早くなったような、画面もちょっとはきれいになったようなと、ちょっと喜んでいた。
 だが、しげしげと観察すると、ぎゃあーッ、大変だあ、ワードがなくなってる。これないと本作り趣味が不可能だ。ぎゃっ、プリンタードライバーがないっ、いよいよ本づくり絶望。なんだよー、そんな副作用があるのかあ、書いてなかったぞ。

 他となるとに消去されたアプリケーションだってたくさんあるに違いないと調べると、あるある、ひどいひどい。
 初期化するとは最初の姿に戻すことだろうから、購入後にこちらで入れたアプリケーションは消えてしょうがないとしても、購入した時から入っていたオフィスが消えるとは、実にけしからん、マイクロソフトのバカヤロ。

 しょうがないので買ったときについていたオフィス復旧用DVDをつかい、インストールにとりかかった。ついている指示書に従い、指定のプロダクトキーを入れると、DVDは動き出したので、うれしや、、、ところがすぐに停止、このDVDは違うと言ってくる。
 そんなことないよ、買った時についていた純正品だよ、再度やるけど動かない、再々度やれど動かない。

 しょうがないから上記の同期生仲間にメールして、SOSを訴えた。先ほどMの相談に乗っていたKから親切にアドバイスメールが来た。しかし動かない、更に質疑応答メール、動かない、この繰り返しが5回くらいあった。

 そしてどうやら効いたらしいアドバイスは、「PCの中にあるオフィスに関連するらしいところを徹底的に削除しろ」ということだった。
 さて、それがどこにあるやら、あちこちクリックしてひっくり返して捜索したら、それらしい物を「設定」の中にいくつか発見、それらをアンインストールした。

 そうやってさてまたDVDを動かす。おお、動き出したぞ、インストールしているよって横棒が出てきて、それが次第に長くなっていく。どんどんやってくれー、よかったよかった、、、えっ、いや、あーっ、また停止したぞ、こらっ。

 いやいや、ここで諦めないこと、再々再々度の挑戦で動かせば、おお、さっきよりは長く動くぞ、ふふふ、イケイケー、あーっ、なんだよー、またかよー、ガックリ。
 でも諦めないぞ、出直して開始すれば、おお、動く動く、いつ停止するか、ハラハラ、がんばれー、、40分くらいか、。

 と、画面が突然に変わった、おお、インストールできたと言ってるぞっ、やればできるじゃん、はあー疲れた、身体は指を動かしただけだけどね。

 さっそくワード、エクセルとアイコンクリック、おお、出て来るじゃん、消失からこの再現に至るまでには48時間、その間には遊びに出たりしてたが、デスクにいるときはずっとあれやこれやとつついては、がっかりしていた。とにかく諦めずにここまで来たのは、ネットで励まし続けてくれた同期生Kのおかげである。

 しかし考えてみると、もとはわたしが金だして買った物がドジになったので、それを治してやろうとの善意の行為あり、しかもそっちが推奨してる方法なのに、こんな意地悪するとは、マイクロソフトのドジである。実にけしからん。
 当分は消失アプリの再インストール作業に手がかかるな。こちらが喜ぶことではないく、余計な手間取らせやがって、と怒っている。
 新規購入した時の綺麗な処女の身体にしてやったのに、その恩を仇で返すとは、恥知らずな奴だ。

 でもまあ、ここはしょうがないから、このドタバタによって、わが頭の老化進行をいくぶんかは遅らせることができただろうと、それがよかったと思うしかない。(20201218)


2020/10/25

1497【カメラとスマホ談義】スマホ無くてこの世に生きていられるか人体実験やってるつもり

 数日前のこと、10年間使ってきたデジタルカメラ「Canon ixy 900is」が動かなくなった。後継の新カメラを買うかどうか思案していた。わたしがカメラ持ち歩くのは、単に記録のためであるから、機材が高級な必要はないが、カメラなるものを半世紀くらいは持ち歩いていたから、無いとなんとなく手持無沙汰である。

 でも、もう記録することもあまりないよなあ、それにガラパゴス型携帯電話機が壊れそうなので、スマートフォンなるものに買い替えると、その付属のカメラでいいよなあ、なんて思っていた。
 ところが引き出しの奥に、2004年に買ったわたしの最初のデジカメ「RICOH Caplio R1」があったので、ちょっといじってみると、なんとまあまだ動くし撮影できるのである。
 こいつは14年前に壊れたと思っていたのだが、いつのまにか蘇生したらしい。もっとも、ときどき死んだふりをするが、たたくと生き返る。まあよろしい。

 そこでスマホまでの中継ぎにと、この数日はそれを持ち歩いていた。その徘徊中に、伊勢佐木モールにある古本屋「book off」に久しぶり立ち寄った。もう本を買わないと決めて、この10年は古本屋にはめったに行かないし、特にブックオフに用がなかった。
 ところが、なんとまあ、そのbook offは古本棚が少なくなり、古着や古電機類がずいぶん場所を占めて古道具屋になっている。中古カメラもある、お、先日壊れたのと同じ機種あるかなと探す。

 じつはその壊れたのも中古品で買った。その前に「Canon ixy 900is」新品で買ったのだが、うっかり便器で水死したので、それと同じこの機種を古物電機屋で見つけて買った。同機種なら使い方知ってるから簡単と思ったのだ。新品なら13000円くらいが、それは9800円だった。

 今回のブックオフには同型はなくて、近い機種「Canon ixy930is」があった。その値段がなんと2800円(税別)、こちらのほうが壊れた中古900isよりも上位機種だが値段は3分の1以下、で、つい買ってしまった。
 ウーム、デジカメ中古ってこんなに安くなったのか。そうか、だれもかれもスマホだもんなあ。今やデジコンは廃れてしまい、高級品こそがデジカメなんだね。

デジタルコンパクトカメラ四代勢ぞろいの図

 というわけで、カメラはスマホで間に合わせようと思っていたのが、スマホの必要がなくなった。もちろん、スマホはカメラ以上の機能があるのは承知だが、今や私にはなくても良いような気がしていきた。このままガラパゴス方携帯電話機で、特に不自由を感じない。

 もっとも、携帯電話機が本当に壊れたらどうするか。スマホにするか、いっそのことスマホを持たないか。でもスマホがないとネット関係の各種登録に困ることになる。しょうがないからそおのときはスマホにしよう。あ、そのまえに持ち主が壊れるとスマホ不要だな。

 スマホを嫌いではないが、こうも世間で上から下まで「スマホ、スマホ」というものだから、生来のアマノジャクが目を覚ましてしまった。このまま持たないでいるのも、なんだか世間に対してひねくれ感が痛快であるので、突っ走ってみたい。

  ガラケーでこの世に生きていられるか人体実験やってるつもり

 世間であまりに流行するものにそっぽ向きたくなる。例えば、東京ディズニーランドに表門から入ったことがない。そのくせアナハイムの本家に入ったけどね。東京スカイツリーだって、足元まで行ったけど登ってない。テレビを見るのをやめて10年以上だ。

 実を言えば、ああいう小物電気玩具類を、昔からからけっこう好きだった。携帯電話機もわりに早く買ったが、スマホだってもう10年若いと喜んで買ったと断言できる。
 あ、そうだ、昔々スパイカメラというものを買ったことがあった。それはデジタル録音機とカメラが一体化して、手のひらに入る小さな奴で、デジカメ出始め頃のオリンパス製品だった。でも画素が少なすぎた。その前にはマイクロカセットレコーダーも買ったなあ、あ、その前にはポケコンも買ったなあ、持ち歩きワープロ通信もやったぞ。。

 さて、買ってきた中古キャノンデジカメは、小さく薄くなり、性能が一段とよろしい。この買い物が成功と分かったなら、次はPCの中古品を買いに行こうかな。棚にはいろいろと安物中古品が並んでいた。
 このbook off店はいつの間にか古本屋から替わって、古本も売る電中古品そして古着屋になり、総合中古品販売業とでもいうのになっている。もっとも、ここではいわゆる古書を売っていなかったように、骨董品を扱う気はないらしい。

 そういえば、このブックオフのある横浜伊勢佐木モールとその周辺地区には、ちかごろ目立って中古品を扱う店が多くなってきた。格好つけて「リサイクルショップ」なんて看板を出している店が多い。扱う中古品に店により一定のジャンルがあるらしいが、電気製品、家具類、洋服和服、身の回り品、おもちゃとか、あらゆる中古品があちこちに並ぶ。

 その昔クズヤオハラーイ当今は環境保全リサイクル事業

 それはそれで面白いとは思うし、貧乏人にはありがたい。古本屋巡りの楽しさ同様に、中古品屋めぐりというか、リサイクルショップツアーというか、わたしの日常徘徊ルート上にあるのだから、今後はこれに焦点を当てて廻ろうか。
 いっそのこと伊勢佐木モールも、「リサイクルモール」として売り出してはどうでしょうか。なんでもかんでも環境がテーマになる時代の、最先端を行く商店街として売り出してはいかが。要するに安物商店街であるけどね。

 それにしてもこのところ居酒屋が増えたなあ、薬屋が増えたなあ、老舗が減ったなあ、ユニクロとかダイソーとかマツモトキヨシとかドンキホーテとかって安売り屋が目立つ。
 横浜一番の繁華街だったこの街は、どうなっていくのだろうか、見ている分には、元町より中華街より馬車道より、変化がはるかに面白い、興味深い。(20201025記)

参照:わたしのコンパクトカメラ遍歴話一覧

◆2020/09/20 https://datey.blogspot.com/2020/09/1490.html
1490【デジカメの死】身の回り品物が次々と壊れて今度はカメラその次は持ち主自身だな

◆2015/11/21 http://datey.blogspot.com/2015/11/1146.html
1146【終活ゴッコ:懐かしい品々処分:カメラ編】戦前から今日までの7個の古カメラをもう捨てようっと、、

◆2010/01/10 http://datey.blogspot.com/2010/01/227_10.html
227【怪しいハイテク】中古カメラを買った 

◆2012/01/20 http://datey.blogspot.com/2012/01/575_20.html
575コダックがつぶれるとか 

◆2010/10/30 http://datey.blogspot.com/2010/10/343.html
343【父の十五年戦争】続・父の遺品の蛇腹写真機の製作出自が判明した

◆2008/07/08 http://datey.blogspot.com/2008/07/blog-post_08.html
015【怪しいハイテク】便器のなかにボチャンと落して臨終まぎわから生き還ったカメラ

2020/09/20

1490【デジカメの死】身の回りの持ち物が次々と壊れて今度はカメラ、この次は持ち主自身だな

 年取ると身の回りの持ち物も年を取り、携帯電話機、PC、プリンター、炊飯器、エアコン機器、掃除機などなど、短期間のうちに次々と壊れていく。
 10年間使ったコンパクトデジカメキャノンIXY900isがついにくたばった。長く働いてくれたものだ。



 

 デジタルカメラを使うようになって既に20年にもなる。この間にデジカメを5台買い替えた記憶がある。
 わたしの写真撮影は趣味でも記念用でもなくて、都市風景の記録用であるからワイド日付入り視認ファインダー付単3電池併用のカメラが原則であるが、これに対応するカメラは意外に少ない。今の壊れた奴の前もキャノンの同じ型、その前はRICOHCaplioR1だった。

 家庭電器類が壊れると、なんでも分解してみる趣味がある。修理能力は全くないが、単なる好奇心である。PCと電気炊飯器の分解が意外に面白い。
 しかし、デジタル以前から何台もカメラを壊してきたが、カメラというものは箱とレンズがあればできるものだと、少年のころから知っていたから、分解する好奇心が涌かなかった。

 今回、初めてその好奇心がわいてデジタルカメラを分解してみた。さすがにデジタルという名にふさわしく、箱の中は空っぽではなくて、ぎっしりと精密部品類が詰まっている。へえ~、さすがだなあと眺めて、その精密部品の量の多さと、そのコンパクトな収納ぶりに敬意を表した。これ以上はお手上げである。


 さて次のコンパクトカメラの選定をどうしようか。小さくて持ち歩き手軽に使えて、上記4原則対応のものが、はたしてあるだろうか。
 このブログにカメラを話題にしている記事がいくつかあり、わが父からのカメラ史もわかるので、リンクを載せておく。

◆2015/11/21 http://datey.blogspot.com/2015/11/1146.html
1146【終活ゴッコ:懐かしい品々処分:カメラ編】戦前から今日までの7個の古カメラをもう捨てようっと、、
◆2010/01/10 http://datey.blogspot.com/2010/01/227_10.html
227【怪しいハイテク】中古カメラを買った 
◆2012/01/20 http://datey.blogspot.com/2012/01/575_20.html
575コダックがつぶれるとか 
◆2010/10/30 http://datey.blogspot.com/2010/10/343.html
343【父の十五年戦争】続・父の遺品の蛇腹写真機の製作出自が判明した
◆2008/07/08 http://datey.blogspot.com/2008/07/blog-post_08.html
015【怪しいハイテク】便器のなかにボチャンと落して臨終まぎわから生き還ったカメラ


2020/03/22

1450【怪しいハイテク】プリンタが尿毒症頓死買替えでプリプリ怒るも急転自主解決したので本づくり趣味を続けるぞ

●プリンターが気絶してしまった
 とうとうキャノンプリンタの奴が悶絶し動かなくなった。まさかコロナで頓死じゃあるまいな。
 「廃インク吸収パッドが満杯なので販売店に修理を頼め」と、遺言がコントロールパネルに表示、ほほう、尿漏れ小便で襁褓がびしょびしょ、ついに尿毒症で悶絶、襁褓を取り換えろというのだ。
 まったくもお、これまでこれでもう3台もプリンタ買い替えしたぞ、だって、その修理代が新品買うより高くつくんだもの。

 プリンタ屋の買換え強要戦術って汚いぞ、だってもったいないよ、他はどこも悪くないんだものなあ。襁褓交換修理代金を13000円も取る一方で、本体を安くして買い替えさせる、そして高いインクを買わせて儲けるという、あくどさ。
 こちらだって、負けないように100円インク詰め替え防衛作戦で対抗してきた。でもそのインク尿漏れで印刷を停止させるんだもんなあ。

●初めて買ったエプソン製だが、
   悶絶したキャノンプリンタMG3630は2年半前に6500円で買ったのだから、13000円も修理代に払うならプリンタを買い替えるほうがよい。買った近所のエディオン電器店でいろいろ見て考え悩んだすえに、9800円のエプソン製品プリンタEW452Aを選んだ。
 尿漏れ悶絶キャノンプリンタを店に持ち込んだら550円で引き取ってくれて、新品をもちかえった。インクを1割引きするというから、それも買った。これには100円インクを使えるのかしら。
2020年3月20日にやってきたEpsonEW-452A
実はこれまでのプリンタはキャノン製品ばかりだったので、エプソンには心配もあった。操作方法とか色々違うと迷うからなあ、若いときはそれもまた楽しみだったが、年取るとめんどく臭くなった。まあ、ボケ遅延策としよう。

 それでもエプソン製品を選んだ理由は、同じキャノン製品をネットで探すと買ったときは6500円だったのが今や不思議にも2万円以上しているし、同機能のものはどれも高かったからだ。
 そして本を作る趣味のために買うのだから、必須の自動両面印刷機能つきではこれが一番安価機種だったからだ。念のために店員に、キャノンと同様の冊子印刷機能があるかと確かめたら、あるというから決めた。これが後で苦労の種になるとはねえ。

 そしてもうひとつの理由は、交換式メンテナンスボックスという名の、使用者が自分で交換できる廃インク箱があるということだ。これまでキャノン4台もおしゃかにさせられた廃インク襁褓取り換え問題から、ついに逃れられるらしい、、本当かな?
 メーカーも廃インク問題のクレームにようやく対応するようだが、キャノンにはその機能はまだないらしい。

●肝心の冊子印刷できないぞ
 さて持ち帰って早速に、あれやこれやと面倒なセットアップ作業を乗り越えて、では、わたしがプリンタを持つ唯一の目的の冊子印刷にとりかかった。
 これまでキャノンプリンタで印刷していた冊子印刷用A5判文書ワードファイル原稿を印刷しようと始めた。だがエプソンのやつは、用紙の大きさが違うとか、メモリーが足りないとか、同時にできる機能じゃないとか、生意気にもあれこれいちゃもんつけてきて、ちっとも冊子印刷してくれない。マニュアル読んでもわからない。
 あの店員の奴はできるといったから買ったんだぞ、どうしてくれる、ぷんぷん。
 
 しょうがない、店に行って聞こう。店にはプリンタ係がいて対応してくれる。冊子印刷できるというから買ったのにできない、どうにかしてよと頼んだ。
 ところが、冊子印刷ってなにかを知らないというので、それを教えることから始めた。なんだよ、何がプリンタ係だよ~。
 店員はちょっと待てと店の奥に引っ込んで、しばらくしてマニュアルのリーフレット印刷方法のページをコピーして持ってきてくれて、こうすれば冊子印刷はできますという。

 実はそこに出ていることは既に見て知っているが、それによってもできなかったのだ。
 とにかくエプソンではリーフレットという冊子印刷できることはわかったが、肝心のプリンタが言うことを聞かないんだ、とかいろいろ話してもラチあかないので、もう一度試してみて、わからないとまた電話しますと言って帰ってきた。
 クレーマーにみられないように注意して、ハイテク無知困窮老人を演じた。

 でも、次の日にうちでやっても同じことばかりで冊子印刷できない。またそのプリンタ係店員に電話して、もう一度訪ねるから教えてくださいというと、PCとプリンターを持ってこい、そして講師料3000円という。
 おいおい、1万円もしないものの使い方を教えるのにそれは強欲だろ、じゃあ、この電話で教えてよというと、原稿のA5判がいけないのかもしれない、A4判に書きなおしてやってみてはどうかという。そんな数百ページものファイルを書き直すなんて面倒すぎる、そもそもキャノンにできてエプソンでできないとは何事か、いや、メーカーにより違いますから、とあれこれ話すも、先方も知らないことらだから解決しない。
 大いに腹が立ったが、もう疲れたのであきらめて電話を切った。やれやれ、寝よう。

●急転自主解決に持ち込んだぞ
 そして3日目、頭を冷静にして、こうなりゃ貧者の百科事典のネット検索で方法を見つけるしかない。冊子印刷、A5判、A4判、リーフレット印刷などのキーワードで検索始めたら、意外にも気が抜けるほど簡単にわかってしまった。
 
 そこに書いてあるように、ファイルレイアウト設定をして印刷したら、見事に冊子印刷ができて急転解決、この3日間の悩みは何だったのだ、われながら大感激、ひとりで拍手してしまった。
 実はプリンター操作しなくても、ワードファイルのページレイアウト設定で冊子印刷する方法があるのだった。https://getnavi.jp/business/58554/
 店員はこんな簡単な方法も知らないで3000円も取ろうって詐欺だぞ、あ、そうだ、これを店員に教えて3000円とってやろうかな。 

 しかし、キャノンではこのような元原稿ファイル設定でなくても、普通にA5判原稿で、プリンターを冊子印刷指定すれば普通に印刷できた。
 しかしエプソンでは、ファイルのページレイアウト設定を一部変更する必要があるので、これまで作ってきた本づくり趣味のA5判原稿の全部について、若干手間どるその作業をしなければならないし、やり方によってはレイアウトが崩れる恐れもありそうだ。
 まあ、一度にやらなくても印刷するときにやればよいのだが、忘れそうである。

 さてこれで本づくり趣味をつづけることができるぞ、ことしも山岳部仲間の冊子を作るかな、幼なじみ歌人の歌集をつくるかな、。

2020/01/10

1438【怪しいハイテク】うちのPCWIN7が3段飛び級試験合格してWIN10にヴァージョンアップ

 PC屋というかIT屋というのは因業な商売をするもんだ。せっかく買ったPCに慣れてきたころになると、その上のクラスのOSの入ったやつを売り出して、それに買い替えろと宣伝してくる。
 そのうち更に、その古いPCのOSのメンテナンスサービスをもうやめることにした、そのまま使うと危険だから、絶対に買い替えろと、脅迫してくる。
 あくどい商売だ。
 
 真っ黒粗太なるIT屋からその脅迫が私のところにもやってきた。
 うちのPCはWIN7だが、この1月15日からもう面倒見ないぞ、WIN10に取り換えろ、それの入ったPCを替えろと言うのだ。
 そんあところに携帯電話機屋からも同じような脅迫が来て、更にまたプリンタももうすぐ壊れるぞと脅迫してきている。なんだよ~、これは、持ち主のボロさに対応するのかい。
 で、このWIN7機を買ってから7年半、この期間はPCには長いのか短いのか。これまで一度の故障もなく、まだまだ普通に使っているのに、もう買い替えるのかと、貧乏人には負担が大きい。

 ところが買い替えなくても、ネット上でWIN7からWIN10にヴァージョンアップする方法があるらしい。それならタダでできるからありがたい。
 で、ネットを探したら、そのためのサイトがあったのだが、読んでもよくわからない、やってよいのかどうか、壊れるかもしれない。若いときなら面白がっただろうが、年寄りになった今は手に、いや頭に余る。
 私には、こういう時の伝家の宝刀があるのだ。IT方面専門家の息子である。頼んだらやってくれた。正月の親へのお年玉としてありがたくいただく。にはビールいっぱいとお菓子のお土産だけ。

 Jがヴァージョンアップ作業に取り掛かったのは14時半ころ、それからPCが作業を自主的に延々と次々とやって、画面は真っ青になって点線の輪がグルグルグルグル、こちらはただただ待つばかり。は18時前に帰っていった。
 20時40分ころになってようやく、WIN10の初期画面が登場したのだった。最後のあたりでいろいろと人間臭い表示が出るのが面白い。
開始5時間、延々黙々と何かやっている

開始6時間、「すべてお任せください」とは??
待ちきれずにクリックすると止めるぞっ、てか

準備って何の準備かしら?

ほお、予想した時間があったんだあ、それより遅れてる弁解か

開始から6時間半、ついに初期画面になった!!
ということで、うちのPC君はなんとまあ開始から約6時間半もかけて、7から10へと3段飛び級試験に見事に合格したのである。

 その結果で今、これを書くことができているのだが、なにしろつい先ほどの合格だから、これからあれこれやっていると、一部不合格とか、変なことが起きるかもしれない。
 現に「バックアップファイルない」とか、「ウィルスセキュリティは使えなくなります」とか表示が出る。WIN10には効かないアプリを入れているかもしれない。
 困ればに電話で教えてもらおう。迷惑だろうが、こちらはボケ防止によろしい。

 思えば、わたしが使ったPCのOS歴をたどると、1988年のMacintoshが最初、そしてwindows95、98、ME、CE、XP、7、10と、まったくよく買い替えさせられたものよ。
 PCに触る前は、ワードプロセッサー専用機を1980年ころから使い、ポケコンであそんでいた。インタネットへの接続は、最初はワープロ通信をやっていて、そのうちにパソコン通信へ、そしてウェブサイト「まちもり通信」を始めたのは2000年末のことであった。

 これでまたしばらくは安心してPC生活ができる。よありがとう。

(20200113追記)
 WIN10になって今日で4日目、あれこれとWIN7時代に取り込んだアプリケーションを試しているが、今のところ動かなくなったものはない。7と10は相性が良いらしい。
 どうしてもだめアプリが一つ、「ウィルスセキュリティ」というアンチウィルスアプリである。早速このメーカーのソースネクストから、画面に警告が来た。
 「これはWIN7用だからもうすぐ停止してしまうぞ、そのままにしていると危険だぞ、1518円出せばWIN10にヴァジョンアップしてやる、面倒な作業は一切不要だ」、という。
 なんだか脅迫の感もあって愉快ではないが、安いし、自分で作業しなくてよいのは助かるから、購入した。ただし、代金をネット上でカード支払作業が面倒だったのは、めったにネットで買い物しないからである。
 真っ黒粗太の一方的なやり方のせいで、あれやこれや余計な作業と1518円の出費をさせられた。

2019/12/21

1431【怪しいハイテク】携帯電話機もプリンターもPCも雁首並べて取替え要求とは??

 電話機屋から郵便が来た。10年間使った携帯電話機を、「修理受付終了」、「スマートフォンに取り替えろ」、「代金は1万円~2万円off」なんて、一方的に勝手なことを通知してきやがって、プンプン。


 バカヤロ、そっちの勝手で受付終了するんだから、新しい携帯電話機をタダで寄越すのが礼儀ってもんだろ、高い機種の高い通信費に変えさせようって、こんなことを公正取引委員会とか消費者庁は、黙っていていいのかい?
 スマートフォンなんていらないんだよ、単なる携帯電話機でいいのだよ、それで10年間通用してきたんだから、ネットつながりはノートPCタブレットで十分なんだよ。

 ところがそんなところに、こんどは、そのノートPCのWIN7が、来月14日にサポート終了と告げてきた。
 7年使ったウチの7を、10にヴァージョン変更できるんだろうか、これまた3台目のPCを買うべきだろうか、バカバカしいなあ、棄てるにカネかかるし、ごみ増やしてもなあ、、、。

 実は今月初めにはプリンターが、もうすぐ廃インク一杯になって、動かなくなるぞって警告してきた。
 その修理代金12000円と言うから、1万円以下で新品を買うかと思案中だが、そうするとウチに3台もプリンタがあることになり、この無駄の解決方法は高くても修理するかなあ。
 なんだよお、泣き面をハチが3匹も襲ってきたあ~。

2019年末におけるわたしのハイテク機器集合記念撮影
このうちプリンタふたつとももうすぐダウン警告来襲中
ノートPCはWIN7メンテナンス放棄の警告来襲中
このうち3つはスマートフォンにできるなあ

 それにしても、この2019年の終り近くになって、ウチの最新兵器がどんどん最古兵器に変身を告げてくる、いったいなにごとが起きてるんだろ?。
 こうなったらこの次はたぶん、「あなたの身体は、修理受付終了となります。スマートボディへのお取替えを、ご検討下さい」との通知が、docokaから来る違いない。
 そうなれば故障ヨイヨイボディには、携帯電話機もPCも不要だよな、うん、これが解決の一番の近道かな。

2019/01/17

1381【寝たままPC】狂れ人ネット遊びもタブレット狂れ心の積り行くらむ

熊五郎:ちわ~っ、ご隠居、生きてますか~。
ご隠居:おお、熊さんかい、あがってきておくれ。
:じゃあお邪魔しま~す、アレッ、布団に寝たままって風邪ですか。顔の上にヘンな板ぶらさげて、それは新型氷嚢かしら……。
:いやいや、元気なんだよ。いまちょいと実験中でね、顔の前にぶら下がってるのはタブレットPCなんだよ。
ベッドの上に紐と金網で吊り下げたタブレット
:ってことは、寝たままでネット遊びやってるんですかい、ははん、ご隠居もとうとう寝たきり老人になったね。
:いや、まだそこまでいってないがね、今にそうなるから事前訓練中だな。元旦に息子が持ってきてくれたんだけど、まだ使い方がよく分らない。
:で、そうやって蒲団の上に天井から吊る仕掛けも息子さんが持ってきたのですかい。
:この仕掛けはわたしが工夫したDIYだ。
:100円ショップでへんなもの探したんだな。
:あたり、合計216円の投資だよ。新タブレットPCをあれこれいじってると、いつの間にか真夜中になっちまう、寝転んで手で持ち上げたまま居眠りすると顔の上に落ちてくる、でも、これならそのまま眠ってしまうことができる、便利だよ。

:で、目が覚めてからもそのままで、今みたいに昼間も寝て遊んでる。それじゃあ寝たきり老人そのものでショ、訓練中じゃないよ。ちょっとは起きて徘徊に出かけないと、本当に寝たきりになりますよ。
:うんうん、ありがとよ。でもWIN7からWIN10に乗り換えると、なんだかさっぱり勝手が違ってね、こいつを征服しようといじってると、ボケが止るね。
:じゃあ、あっしが10の使い方を教えましょうかね。
:あ、大きなお世話だよ、このわけのわからん奴をいじり倒して取り組むバカらしい楽しみを奪わないでおくれ。

:ケッ、かわいくない年寄りだね。そもそも、スマホとかタブレットって、外に持ち運びに便利なように出来たものでショ、それを寝転び用に使うのが、今どき老人ですね。
:そう、スマホじゃあ画面が小さすぎて読めないからタブレットにしたんだがね、最近は仕事で外に出かけることはめったにないし、徘徊に持って出るほどの物でもなし、そこで寝たままネットってことだよ、ま、考えようによっちゃ高齢社会向きだね。
:でもねご隠居、そうやって寝ても起きてもネット遊びやってると、この部屋のこのたくさんの本、ヒマになったら死ぬまでに読むんだと買っておいた未読本でショ、これを読む暇がないでしょ。
:そうそう、このタブレットが来るまでは、ネット遊びは机で、本を読むのは寝転んでと、一応は分担していたけど、これがきてから本を読む暇がなくなった、困ったね。

:でもね、ご隠居、ノートからタブレットに変えても、ネットに登場する中身は同じなんですよ、いまにどっちかに飽きるでしょうね。
:あ、そうだね、う~む、そうなると安楽な寝たきりタブレットに向かうね、う~ん、ますます寝たきり老人だなあ、困ったなあ。
:便利だからとタブレットばかり観てると、ネット屋に誑(たぶら)かされますよ。
:あ、「狂れ人」(たぶれびと)って「タブレット」とも読めるな、わたしは「狂れ心」の「狂れ人」かあ。(注)
:観るべきか観ざるべきか、それが問題だ、かのシェークスピアもタブレットに言わせてるなあ。
:うまいっ、ハム、、。
 
(広辞苑より):たぶる【狂る】<自下二>常軌を逸する。万葉集巻17「狂れたる醜(しこ)つ翁の言だにも」

2019/01/03

1379【今年からフェイスバカ英語化?】友達の姓名表記がローマ字になってまるきり印象が変って面白い

 ウチのフェイスバカ画面が、今年から英語になっちゃったけど、日本あるいは世界中でそうなったのかしら、でも半端なのは、書き込みまでも英語にしてはくれない。
 それならまあ、英語でもよいのだけど(日本語でさえわけのわからぬ業界用語に困るけど)、予告なしにそうなると、ちょっと驚く。
 いちばん戸惑うのは友達つまりFBfriendsの表記が漢字からローマ字なったことだが、これは実に面白いと、今のところ楽しんでいる。

 昨日まで漢字のもつ表意にその人をイメージしていたのが、今日から意味のない表音文字が並ぶと、こちらの頭の中で形成していたその人の人格が消滅してしまった。
 例えばわたしの伊達美徳ならば、東北と四国に封建領主でそういう姓があったなあとか(実はどっちも無関係だが)、そういう名のボクサーがいたなとか、勝手に作り上げるイメージがその人を記憶するキイになっている。
 そのキイが消えて一夜にして見知らぬ人たちになってしまった。このギャップに嵌まりこんで戸惑う自分を面白がっている。

 しかし、もともとがローマ字だった人は、そのまま頭の中でのその人へのイメージは継続しているから、今日突然にローマ字になった人たちも、そのうちわたしの頭の中に新たなイメージを作り上げることになるだろう。
 それにはいったいどれくらい時間がかかるのか、ちょっと楽しみである。案外、簡単に元に戻るかも知れないし、年寄りにはもう無理かもしれない。おもしろい実験である。

 わたしのFBfriendsは、もともと存じ上げていた人たちも多いが、それ以上にFBでしか存じ上げない人も多い。
 知人から友達要請されたらすぐにOKし、見知らぬ人からきちんとコメント付きで要請されたらOKし、これらをあわせて今のところ92人の方々がFBFriendsである。実はこちらから要請したFB友人は皆無である。
 コメントもなく要請する人たちには無視しているから、無視友人が大勢溜まっている。

 このFBfriends92人の一覧表を開いてみたら、全員がローマ字に変更ではなくて、漢字のままの人もかなりいるのであるが、これってどういう選別なんだろうか?
 よそ様のFB友人欄には、わたしの姓名どう表記されているのだろうか。なお、うちの画面でのわたしの姓名は漢字のままである。

 ローマ字表記になって知ったのは、その姓名の読み方である。もともとの知人はともかくとして、FB上での新たな友人たちは、その姓名の読み方を知らないままに、その漢字のもつイメージで受けとり、読みもしないで(漢字表現を観ているだけ)わたしの記憶簿に入れていたことが、われながらよく分った。

 そもそもその人に出会って、その姓をよぶ経験がなかったのだし、これからもその機会があるとは思いにくいので、なんと読むのかそれを知る必要がないのである。
 もしも本当に出会って、先方から名乗られても、たぶん、それがFB上のその人であることを知るには、そのことを改めて教えていただかなければなるまい。名刺をいただいても、ローマ字がないと分からないだろう。
 ネット社会とはそういうものなのかと、あらためて気がついたのだが、このあたりの論考は記号論にでも詳しい人が解説してくれるのであろう。

 FBが英語表記になって、知ってはいたのだがあらためて思ったのは、「いいね!」が「Like」の翻訳であることの違和感(のようなもの)である。
 これをこう翻訳した人は、どれほど英語と日本語に通暁している人なのだろうか?
 もちろんわたしは英語の本来の意味を知っているのではないが、「!」がついてしかもタメクチの「いいね!」と、「Like」が同義語なのだろうか?

 「いいね」にはどこか軽口のニュアンスがあり、タメクチだから特に軽口になって、しかも「!」がつくものだから、「どうでもいいネッ」、「なんでもいいネッ」、「やらなくてもいいよネッ」の気分になってくる。
 つまり「いいね!」には、取り様によってはある種の軽蔑あるいは否定のニュアンスを免れない。それは「Like」にもあるのだろうか?
 なお、わたしは「いいね!」の類いの「Feeling」を一切押さない主義である。なにかfeelingがあればcommentを書き込むことにしている。
 
 FB画面の最上段に「What's on your mind,美徳?」と出てくるようになったのが気にくわない。わたしのを名で呼び捨てにする人は、父親だけであった。
 アメリカの雑貨馬具Zuckerbergなんて若造奴に呼び捨てにされる覚えは無いぞ、バカヤロ。

2016/11/13

1232【あやしいハイテク】プリンターを買ったら値段が7000円で故障したら修理代の方が高いよなあ

 狭い書斎に複合機能プリンタが2台にもなってしまった。
 5年前に買ったキャノンMP990が、ほぼ危篤状態になったが、もう修理は受け付けないと言うので、ホントにオシャカになる前に後継機としてMG3630を買ってきたのだ。ナント値段が3分の1になった。

 両機の機能を比較すると、足りないのはフィルムスキャナだけで、そのほかは一応そろっている。
 だから印刷は危篤だがスキャナは生きているので、フィルムスキャンだけのために、古いMP990を生かしているのだ。

 性能的には、インクの色数が減ったから写真印刷の仕上がりが悪いだろうと思ったら、やっぱりよくない。
 印刷インクがMP990は6色(青、赤、黄、灰、黒、黒)の別々の6つのカートリッジだが、買ったMG3630は4色(青、赤、黄、黒)で2つのカートリッジである。
 でも、わたしは普通紙にプリントする本づくりがメインだから、それでもいいことにする。

 もうひとつの違いは、こんどのMG3630は印刷時の音がうるさいことである。静音設定もできるがそれでもうるさい。
 印刷速度も遅いようである。まあ、安いのだから仕方ないか。

 わたしは自家製本の印刷をするから、普通の個人ユーザーに比べるとハードユーザーだろう。さて、これがいつまた故障を起して修理に1万円以上っも取られるのか。
 故障したら修理じゃなくて買い替えをさせようってのが、キャノンの戦略なのだろう。やり方がキタナイなあ。もったいないなあ、。
 これまでに何台のプリンタを買っては使い潰してきたか数えてみたら、これが5台目である。

 プリンタ屋のもう一つの儲け口は、インクである。インクカートリッジが1個8~900円もして、高いよなあと思っていた。印刷をケチケチするのである。
 ところが昨年ある日、なんとナンデモ100円屋に詰め替えインクを売っているのを発見した。インクが無くなったらカートリッジに穴をあけて、スポイドで注入する。これは安いので愛用している。

 もっとも、プリンタ屋としては癪なことだろうから、これを使って故障しても補償しないよと、マニュアルにしっかり書いてある。麻薬みたいだが、安いからやめられない。
 今回買ったMG3630新品プリンタには新品インクが付いてきたが、110ページの本を3冊つくったら、もうインク切れだよって表示が出てきた。早いなあ、さっそく100円インクを注入した。

 A5版100ページ程度を本を1冊つくるとどれくらいかかるのだろうか。
 100ページの本だと、本文用紙が25枚で1枚2円で50円、表紙や見返し用紙が1枚5円で1冊に3枚として15円、インク代がA4にして3円として表紙共で26面で78円、以上合計して143円である。
 ただしインク代がA4の1面で3円は、実は計算が怪しい。新品キャノン製か100円屋製かで違うし、歌集と論文集ではインク使用量が大きく違うし、写真の有無でも異なってくる。
 このほかに電気代や糊代、道具の損料、そしてわたしの人件費も入れると、はて、いくらになるのだろうか。商業出版と違って流通経費は、郵送料くらいなものである。

●参照 本づくり趣味の出版 ブックレット「まちもり叢書」シリーズ

2016/10/31

1228【怪しいハイテク】6年間使ったプリンタ・スキャナが危篤だが代替機種がない、スライドマウントのデジタル化を急ごう

 ありゃ、プリンターがエラー表示だ。なになに、「廃インク吸収材が満杯に近づきました云々」って言っているぞ。
 あ、これって、経験があるぞ。まだちょっとは動くらしいが、満杯になると全く動かなくなる危篤状態なのだ。大変だあ~、どうしよう~。

 このプリンターは2010年6月に26800円で買ったので、それなりに高い代物である。本づくり趣味のためによく働いてくれた。
 この機種を買った一番の理由は、フィルムスキャナー機能があることだったのだ。この機能のある機種はこれしかないのだった。
 1960年代から撮りためた約15000枚ある35mmスライドマウントフィルムを、デジタルデータ化するのが、わたしの本づくり趣味の印刷と並ぶ大きな目的だったのだ。

 そして4年目の2014年6月に「廃インク吸収材」を交換せよとのエラー表示が出て、動かなくなった。これに対する修理代が11500円だった。
 それだけだすと立派な新品を買うことができるのだが、癪なので修理に出したのだ。
 その修理がまたオカシくて、1週間でまた故障、それを修理したら20日目にまた故障、まったくもって新品が買えるほどの修理代を取りながら、真面目に修理したのか、CANONは、、。

 それからまた今日まで2年余、また故障で、廃インク吸収体がドートカコートカである。この前は4年目に故障だったのに、こんどは2年かよ、オカシイなあ、印刷枚数でそうなるらしいのになあ。
 また修理するかなあと思いながら、ネット検索でキャノン修理サイトを見て分かったのは、このプリンター機種(MP990)は、「本製品は2015年9月末日をもちまして修理対応期間が終了しており、修理を承ることができません」とあるのだ。
 え~っ、もうおシャカにするしかないのかい、だって危篤というけれど、今も元気に動いてるんだよ、なんでだよ~。もったいない。
 じゃあ、なんとか自分で治そうかと、いろいろネットで調べたけど、どうも無理らしい。

 しょうがないから新品を買うかなあ。
 でも、大問題があるのだ。それはフィルムスキャン機能付き複合機は、いまや絶滅なのだそうである。
 マウントフィルムスキャン専用機をもってはいるのだが、なんとも性能が悪いので、ほこりにまみれたまま。
 外注すればやってくれるところがあるが、一枚が50~60円かかるから、とてもそんなオカネが無い。

 本づくりの印刷には大いに活躍したプリンターだが、もうひとつのフィルムスキャンのほうはめんどくさくて、少しづつ気が向いた時にやっていたので、ちっともはかどっていないのである。
 しょうがないから、廃棄する前にせっせとスキャンやっちまうことにするしかないなあ。
 印刷を続けてその機能がストップするまでは、スキャン機能は大丈夫らしい。では印刷をやめて延命しつつつ、スキャンに専念するしかない。


 この15000枚の文字通りのマウントの山を征服するには、いったいどれくらい時間がかかるものかなあ、まあ、想い出の写真を眺めつつ、手抜きしながらやるしかないか。
 ヒマに任せて自分でやるしかないが、完了したころにはわたしがボケるか死ぬかして、なんのためにデジタル化したか分らないことになりそうだなあ、トホホ、、。
 あ、いやいや、その前にスキャナーがくたばりそうだな、そうなったらキッパリあきらめがついて、かえってよろしいような、。 
 でも、まあ、ヒマツブシにやろうっと。

2015/04/01

1076【終活ゴッコ】四半世紀つかったプロバイダーNIFTYと縁を切ったら古女房と別れたような気分

 ネット社会にわたしが足を踏み入れたのは、よく覚えていないが1988年だっただろうか。
 今でいうところのインタネットの「ワープロ通信」なるものを始めたのだ。ただし、できることは電話線を使ってテキストを送受信するだけ、通信速度が2400bpsと超遅かった。
 加入したプロバイダーはニフティサーブ、いまは@niftyと言っている。

 ネット関係の終活作業として、昨日、その四半世紀にわたったニフティとの契約を解消した。今日からはニフティによるメールはできないし、「まちもり通信」サイトも消えてしまった。
取り入れていた光回線を取り払って、Atermという無線システムに乗り換えたのだ。そのことの理由などを、こちらにに書いた。
http://datey.blogspot.jp/2015/03/1067.html

 二フティを四半世紀も使っていたから、古女房と別れたような気分もないではない。
 しかし古女房と縁を切っても、ネット社会との縁切りは、いまのわたしには不可能である。ネット社会だけが付き合いの世界になりつつある。
 そこで、新女房としてgoogleを引きこんだ。このgoogle女史とは、ニフティ女房がいたときからもう10年くらいは付き合っている仲だ。
 なんだか妾を妻にしたような気分もないでもない。いや、これまでそういう実体験はないから、想像するだけのことである。
http://goo.gl/TPE230

 というわけで、ニフティのメールアドレスncb02505@nift.com、二フティの「まちもり通信サイト」http://homepage2.nifty.com/datey/は、今日から接続不可能となりました。
 これらを住所録やお気に入りやブックマークにご登録してくださっているお方は、削除してくださいませ。
 そして、それらは下記のようになります。といっても、これらはずっと以前から使っているので、今日から新規になったわけではありません。

●伊達美徳メールアドレス  dateyあっとまーくkuramae.ne.jp
               または   dateygあっとまーくgmail.com
●まちもり通信サイトURL   https://sites.google.com/site/machimorig0/
              または    http://goo.gl/TPE230
●伊達の眼鏡ブログURL  http://datey.blogspot.com/     

2015/03/14

1067【終活ごっこ】技術革新で30年間も生えていたシッポがなくなってついに無線になったウチのPC

 わたしのPCから、シッポが一本消えた。インタネットつながりがようやく無線になって、LANケーブルのシッポがなくなったのである。シッポに変る「モバイルルーター」なる器械がやってきたのだ。
 もっとも、まだいくつかのデバイス用のシッポが生えているのだが、。

 うちのPCのこの通信シッポは、6年前に生えてきたのだが、その前は電話線がシッポだった。電話線時代でも、出先でどうしても無線でやる必要がある時は、携帯電話機をシンポにしてインタネット接続していた。

 ニフティサーブなるプロバイダーに登録して、電子通信(インタネットとはまだ言わない頃)を始めたのが、今から30年くらい前だったから、それだけながらく通信用シッポをつけてきたことになる。
 もちろんその間にPCは何台も替わった。インタネット時代が来る前は、ワードプロセサー専用機を電話線につないで「ワープロ通信」をやっていた。それが「パソコン通信」になって、今はインターネットである。

 そしてそれが10年くらい前から、世のなかはワイヤレス全盛時代になっているが、わたしはもう外で仕事することはほとんどないから、まあいいやと、シッポつきでやってきた。
 有線から無線にする手続きが、もう面倒な年ごろになってしまったこともある。
 でも、いよいよ年取ると、老人ホームに入るってことになるかもしれない。その時もPCを手放そうとはとても思わないのだが、問題は行く先にLANがあるだろうかということである。

 そこで思い切って、今のうちに無線化することにしたのだ。無線化すれば、どこに引っ越そうとPCとモバイルルータさえ持っていけばよい。
 そう気がついて、今やその筋の専門家システムエンジニアになっている息子に、その無線化を頼んだのである。

 それがまあ、なんともいとも簡単に無線化したのであった。昔は新システムとか新PCなどのインタネット設定は、超面倒で疲れはてたものだが、これはまあ拍子抜けするくらい簡単にやってくれた。
 しかも、通信量4GB/日を息子名義で共用する契約で、わたしは息子の通信扶養家族になったのである。なんとも親孝行ものであると息子に感謝している(多分、初めて)。
LANケーブルを抜いてもインタネットにつながっているウチのPCとクレ-ドルに乗るモバイルルータ
さてこれからわたしがやるべきことは、30数年つきあったNIFTYとの解約、NTTとの光通信の解約、そしてひかり電話を一般電話に戻すことである。
 これらが面倒なような気がするなあ。ボケ防止にやってみるか。

 ニフティで書いてきた「まちもり通信」サイトのページは全部をgoogleサイトにコピーしたし、ニフティのメールアドレスがなくなっても、いまやgmailにしているので、もう問題は起こらないだろう。
 起きても、もう仕事してないから、気にしないのだ。