2021/06/18

1574【コロナ大戦下五輪大会】顕彰記念碑となるか対抗記念碑となるか東京オリパラ開催の意義は?

パンデミック×オリパラの意義

●オリパラやるのにコロナ警戒緩和とはなぜ

 よくは知らないが、あと1カ月ほどで東京オリパラが開催されるらしくて、そのためかどうか知らないが、東京都の緊急事態措置区域の解除をするそうだ。これって間違っている気がする。だって、オリンピックで世界各地から十万人くらいがやって来るらしいから、当然それらの人間に乗って新型コロナウイルスの変種で強力な奴がやって来るはずだ。


 そのウィルスから国民を防衛するためには、緊急事態以上の強力な措置を講じるべきだろうに、真反対に東京を蔓延防止重点措置区域にするというのである。関東一都3県を緊急事態措置区域にするべきである。
 わざわざ記者会見して防衛力をダウンして緩和するというスカさんはボケたに違いない、そう、近頃は言動がおかしい。自民党が総裁にスカさんを選んだのはさすがだと思う。物事を考えないで決める人でないとコロナ下の首相は務まらない、安倍が逃げて他も考える能力ある人は逃げたのだな。それにボケが加わるともう無敵である。そのお方がわたしの住む街を選挙区にしているのだから、何ともはや。

●せっかくオリパラ延期したのに 

 ところで、見世物スポーツに興味ないわたしは、東京オリパラに興味がない。それに付随する周りのドタバタには興味がある
 オリパラ誘致騒動からはじまり、国立競技場建て替え騒動、IOCやJOCあるいは政府関係の人事騒動、新型コロナパンデミックによる延期騒動、そしていまや開催可否騒動ときて、面白い事件が次々と発生するから、おかげで頭のボケ進行遅延策になっている。

 もともと東京オリパラは去年の7月から開催の筈だった。ところが去年初めからコロナパンデミックが起きたために、何でもかんでもイベントはやらないことになった。
 そこで政府やらIOCとやらが考えて、予定から1年間ちょうどの延期開催としたらしい。1年もたてばパンデミックは収まるだろい、収まらなくてもワクチンが行き渡り感染の危険がなくなるだろう、と考えたらしい。

●人柱が立ってドタキャンか

 それなのに、もう延期開催予定の7月23日迄に残り40日を切ったが、いまだにパンデミックは収まらず、ワクチン接種も進まず、優先年寄りの一回目接種でさえ30%とか。
 もちろんもう収まらないとは半年くらい前からわかっていたはずだが、オリパラ返上しない(できない?)ままに日数は重なり、ついにあとは恥さらしのドタキャンしかない羽目に陥っている。いやムリヤリ開催するしかないらしい。
 この間、世間では再延期しろとか返上しろとかの声が大きくなり、世論調査のようなものでは半分以上が取りやめ意見らしい。

 それにも関わらず、なんだか知らないが、オリンピック屋さんにもいろいろしがらみがあって、今更の延期も返上もできない強烈な都合があるらしく、あれこれ都合を変えながらも着々と開会に向けて進んでいる様子である。
 先日首相はG7サミット会議で開催すると大見え切ったのは、もうやめられないのだよと日本向けアピールだったのだろう。なんだか賭け事で勝負に出たってとこらしい。
 奇妙なのは、主役たる競技参加者からは、一言のオリパラ懸念とか返上意見が出てこないことだ。まあ、開催反対なんて言ったら、上下関係厳しい世界のスポーツ界から村八分にされるだろうから、仕方ないって情けないことなんだな、でも卑怯だよな。

 パンデミックは続くし、ワクチン接種は進まないけど、一億火の玉総攻撃突撃ラッパでオリパラ戦場入りするしかないらしい。ここでドタキャンストップして返上するには、コロナが急激蔓延死者急増するか、オリパラ屋有名人がコロナで死ぬしかないだろう。そう、人柱が立つのである。日本では昔から、いったん決めた政治(オリパラも政治らしい)が変わるには、人柱が立つしかないのだ。恥さらしなドタキャンでも人柱で言いわけが立つ。

●記憶の記念碑を

 ところで、火事場で宴会をやるようなものなのに、それでも多大な人と巨額のカネをかけてオリパラ開催の意義は何だろうか。どうしてやるのだろうか、どうも分からない。オリンピックでコロナが拡大はしても、止むことがあるはずもない。
 一応は偉い人の言いぐさを聞こう。菅総理大臣は「人類が新型コロナに打ち勝った証し」と言っていたが、戦勝記念碑を建てるつもりらしい。だがあと1カ月で「打ち勝った」と過去形で言える状況とはとても思えない。

 先日のG7サミットで首相は「難局を乗り越え日本から世界に発信したい」と東京五輪への決意を語ったそうだが、今や「難局」の盛りであり、何を「発信する」のか分からない。まあ、この人に意義なんて高尚なことを無理なことは、日頃の言説からよくわかる。

 と。グダグダ書いていてもしょうがない。そこで自ら東京オリパラ開催の意義を考えることにした。直接何にも関係ないものが、いったい何のために、大金使って開催するんだろうと、考えるのだ。
 で、結論から簡単に言うと、「パンデミック国際追悼記念碑建立するため」としよう。ここに東京オリパラの意義は意義を見出そう。
 記念碑というと石柱やら銅像のような、時間を越えて保つ物体を考えやすいが、わたしの考える記念碑は、時間を越えて記憶される事件(イベント)としての「記憶の記念碑」である。

●パンデミックとオリンピック

 東京オリパラがコロナパンデミックと対峙して、大勝利か大敗北か引き分けか、その勝負はまだ分からない。いずれにしても、世界の人々がその点で注目し記憶する記念碑的なイベントであることは間違いなさそうだ。
 イベント記念碑の実例は、巨大核事故で世界を震撼させた2011年フクシマや1986年チェルノブイリもそうである。1945年第2次大戦終結もそうであったし、スペイン風邪パンデミックに絡む1918年第1次大戦終結もそうである。

 1920年アントワープオリンピックは東京オリパラに似ているかもしれない。その開催は、スペイン風邪パンデミックが1920年前半で収まった直後だった。ただし収まったのはヨーロッパだけで、東洋の日本では1921年まで流行した。
 当時は今ほどオリンピックの国際的規模が大きくなかったことと、なによりヨーロッパ中心主義の時代だったことが開催を可能にした。アントワープオリンピックはヨーロッパ第1次大戦からの復興記念碑となりえたのだ。
 今もオリンピックはヨーロッパ中心主義の根本思想があるようだから、パンデミック最中でも極東で開催することにIOCは無頓着なのだろう。これがヨーロッパのどこかだったら、さっさと返上していただろうと思う。

 さて今回の東京オリパラは、コロナパンデミック中オリンピック快挙(怪挙)記念碑になるに違いない様相を呈しつつある。
 その大幅な規模縮小といい、選手も関係者も競技場とホテルとバスに缶詰状況ロックダウン形式でやるそうだし、観客は競技場現場ではないTV中心らしいし、それでも一応は世界各国代表がやってきて競技だけはするらしいから、それでもやるという異様さだ。
 見世物スポーツ嫌いなわたしでも、その異様さに興味が湧くオリンピック大会である。そして異様であればあるほど、わたしのいう記憶記念碑としての意義が出て来るのだ。

 開催してからもコロナは多かれ少なかれ蔓延しているだろうから、コロナ関連事件がいくつも起きるに違いない。今や世界のどこでも国自体をロックダウンしているから、コロナに関しては世界どこでも国内事件だが、ことが国際競技のオリンピック最中となると、否応なしに国際コロナ事件になるだろう。そう、だから世界の人々が記憶する記念碑としての東京オリパラとなるのだ。

●さて顕彰記念碑となるか対抗記念碑となるか

 すくなくとも、これまでの新型コロナパンデミックによる死者への哀悼行事オリンピックになることは間違いないだろう。まさかこの国際的行事でコロナという国際的遭難について知らぬ顔をすることはあるまい。それだけでも記念碑であるが、更にコロナ関連の運営形式やら、発生するコロナ関連事件やらで、いろいろ大変だろう。それを乗り越えて大成功することも、オリパラクラスターで大失敗も、そこそこ何とかなったなんてこともありうるが、いずれも記念碑として有意義である。

 終わってからもオリパラ・コロナ関連事件が起きるに違いない。それら全部を合わせて、火事場宴会がもたらすよかったことも悪かったことも、後世に伝える役目をするのが東京オリパライベント記念碑である。
 ここまでに起きてきたドタバタがまさに記念碑に刻み込まれつつある碑銘になり、これからのコロナ関連オリパラドタバタもそうなる。

 ところで、一般に国家的あるいは国際的な記念碑は、何かの賞賛すべき事件を称える性格のものと、悲劇として糾弾する性格のものがある。
 コロナパンデミックが終わったころに、地球上のどこかにその罹患死者への哀悼記念碑を建てる人たちがあるまもしれない。あるいはコロナパンデミックを克服した偉業を成し遂げた人々を讃える顕彰記念碑をなるかもしれない。大失敗して抗議のシンボルとしての対抗記念碑になるかもしれない。

 さて、東京オリパラという記憶の記念碑はいずれになるだろうか。いずれであっても、後世にかなり大きな伝えることがあるにちがいない。これこそが東京オリパラの意義なのである。
 どうやらコロナパンデミック下の東京オリパラは、とにもかくにも無鉄砲にも開催することに意義がある、ということのような気がしてきた、
 あ、そうか、参加することに意義があるって、オリンピックのお経だったな。まあ、ドタキャンしても、それなりの記念碑にはなるだろう。(2021/06/18記)

参照:コロナ大戦おろおろ日録

2021/06/10

1573【ワクチン作戦】ガラガラ大規模自衛隊接種部隊を多数のゲリラ隊に再編し全国各地に派遣せよ

 「博奕打つ穴開きして危険」だって、いったいなんのこと?、あ、「ワクチン打つアナフィラキシーで危険」ってことかい、とにかくコロナ用語は分らん。

●40日もかかりやっとワクチン予約成功

 コロナ大戦ますますたけなわ、これさえ打てば酒飲み宴会OK魔法の人体改造薬ワクチン、わたしもそのワクチンチケット落手だけは40日ほどまえだったが、今日、ようやくにしてその接種の日取りの予約ができた。

 この間に何もしなかったのではなくて、一応は毎日のネット遊びの合間に、思い出したらワクチン予約サイトに入って、近所の4会場をしらべるのだが、この間ず~っと満員お断りばかりで、もう嫌になっていた。やめようかと思ったが、カネもl体力のいるのじゃないから、習慣みたいに予約サイト見物をつづけていた。

 今日も今日とて、どうせまたダメだよなと予約サイトに入ってみたら、おお、近所の医院が新しく接種会場として登場しているぞ、なになに、ネットじゃなくて電話で予約しろとある。これまでネットだけで調べていて、電話なんてかけたこともない。だってネットで満員なら電話でだって満員でしょ。

 では、はじめてながら直接に医院に電話してみよう、おお、つながった。
「コロナワクチン予約をしたいのです」
「当医院においでになったことありますか」
「いえ、かかったことありません」
「ほかにかかりつけ医院があるでしょうから、そちらにどうぞ」
「え~っ、困ったな、わたしは健康でほとんど医者に行きません、かかりつけ医なんて無いのです。予約してください」
「では、予約しておいでいただいても、医師の判断で当日お断りするかもしれません、それでも良ければどうぞ」
「え~っ、そんなあ、わざわざ出かけてその場でダメと言われるんですかあ、ひど~い」
 このあとちょっとやり取りがあって、ともかくもようやく予約してくれた。

 接種券が来てから今日で約40日、この間予約サイトにほぼ毎日入って空振りばかり(たった2分ほどだけどね)、で結局は、はじめて直接電話で予約に至るとはねえ、しかもシブシブ受付、このワクチン接種システムは一体どうなってるんだろ??、予約できて余計に腹が立つ。

 というわけで、本日14時過ぎに、近所医院でコロナワクチン接種予約できた。夫婦二人とも6月22日と7月13日。

 まさかとおもうが、当日に断られるかもなあ、そうだ、その前になにかわざわざ怪我でもして治療に行き、かかりつけ実績を作っておくほうがいいのかなあ、予約できて心配が増えたぞ。

●自衛隊ワクチン部隊のドジ作戦

  狂歌<ドジ戦術>
   ガラガラの大規模自衛隊接種場 なのに近所じゃ予約もできぬ

 なんだかおかしいよなあ。東京と大阪に設けた自衛隊の大規模接種会場は、最初はともかく、いまや空きが8割のガラガラだという。だから予約をとる範囲を、全国に広げたらしい。北海道や沖縄から金かけてわざわざ行くのかねえ、変だなあ。
 そもそも人間の移動を抑制する政策やっているのに、一番のコロナ蔓延地の東京と大阪に人を集めようという作戦なんて、大いなる矛盾でしょ。バカだね。

 ヨロヨロ年寄りに遠くまで出かけてこい、というのかい、待ってりゃそのうちに打ちに来てくれるんでしょ、そういうもんでしょ。わたしははわざわざ東京まで行く気がしない。
 わたしはこの40日間、近所の歩いて行ける会場だけを探していたんだよ、電車に乗ってそんな遠くまで行くなんて思いもしない。
 それで打つこと出来なけりゃ、それでも一向にかまわない。政府のドジになるだけだ。

 自衛隊って戦術を間違ってるよ、こんな自衛隊が国を自衛する能力あるのかね、大金かけて武器を買えば何とかなるってやってるから、ワクチンだってそんな方式でやるんでしょ。
 そんな巨艦主義じゃなくて、早いことその大部隊を解散撤収して分散し、全国各地に散らばってワクチンを打つというゲリラ戦にしなさいよ。

 ほれ、お得意の戦車でもトラックでもいいから各地にたくさん派遣して、「ワクチ~ン、ワクチンみなさま、自衛隊のワクチン隊がやってまいりました、接種お待ちしております~」と、街の中を流してゆき、やってきた人たちに街角で接種するんですよ。

 そうすりゃ私みたいに40日間も毎日毎日接種会場を探してネット彷徨の必要なく、近所でやれるでしょ。年寄り優先なんて言われても、最優先のわたしでさえこうなんだから、同じようなものが日本中にいっぱいいるはず、これから打つ多くの人たちも同じようになるんだよ、わかってるのかい、政府は。
 あ、これも電話で直接言わないとだめなのかい、ブログやネットじゃダメなデジタル庁だな。(20210610記)

参照:コロナ大戦おろおろ日録

2021/06/08

1572【コロナ大戦オロオロ日録】オリンピアン老人をさしおきワクチン打つ オリパラというバクチ打つため

 新型コロナウィルスパンデミックの救世主は、ワクチンに尽きるらしい。今や世界中でワクチンブームであるらしい。もちろん日本でもワクチンばかりが世の話題である。

 わたし自身のワクチン状況については、4月末に市からワクチン接種券なるものが来た。年寄りから優先で、わたしはその最優先者だそうである、老いたなあ。
 5月3日から接種の予約を受け付けるので、電話かネットで申し込めとのことであった。
 電話は苦手だがネットは得意だ、でも初日は混むだろう、急ぐことでもないから数日後にネットから予約しようと考えた。

 案の定、初日は回線パンクで受付中止になったという。数日後に、もういいかなと予約サイトに入ろうとしたら、まだ入ることさえできない。それから数日後にもういいかな、まだ入れない。変だね、サイト間違ってるかな、いや、そうでもないな。

 ワクチンなんていつでもいいやと思っていたのに、こうも毎日混むとは、いったいどういうわけか、おかしい、だって国民の全員に接種するんでしょ、なのに混むなんておかしいでしょ、混まないようにシステムを構築してるもんでしょ、あ、もしかして早いもん勝ちで、先着100万人様で締め切りってことだろうか、なんて思惑が頭をかすめる。

 まさか、そんなことあるはずないだろうが、その後も念のために毎日のようにネット遊びの途中で思い出して予約サイトにつなぐ。そのうちにサイトに入ることができるようになったので、ようやく予約に至るかと思ったが、これがそうじゃない、どこも満員お断りだ。

 近所のよく知っている接種場所が4カ所あることがわかったのだが、いつもそれらは空きが無いと表示が出るのである。まいにち、まいにち空きが無いと表示が出る。
 そのうちに面白くなってきて、いつまでこの状況が続くのかと、日課のようになってきた。もう予約なんてどうでもいいや、この状況の継続の行方を見たい、いつになったら空きが出るのか、いや、永遠に空きが出ないのか、とことん探ってみたい、なんて遊び心が出てきたのであった。

 でもねえ、遊びでもこんなどうでもよいことが続くと、さすがにバカバカしくなり、もうヤメタ、ワクチンやらなくていいや。こんなことを年寄りにやらせて、接種を煽るなんて馬鹿にするなよ、と思う。
 国家による人体への介入はいろいろ難しいものだ。もっとうまくやれよと言いたい。

 知人たちの中には、子や孫や一家総出で何時間もかけて電話やネットに挑戦して、ようやく予約できたとか、それででもまだできないとか、予約すればあたる宝くじかよ、なんとも奇妙な状況である。わたしはそういうの大嫌い、政府のせいで息子たちに迷惑きわまる。
 というよりも、そんなことしなければ接種に至らないシステムを強要する政府の医療政策の過誤に、積極的に協力する気がしない。 

 一方、いやいや、これはもしかしたら老人福祉政策のひとつで、脳の活性化を図るゲームをやらせるボケ防止策かもしれない、簡単に予約できると活性化にならないから、わざと長引かせて毎日毎日やらせているのだろう。ありがたいことだ。

 あるいは、わたしの住む街は現在の首相をやっている国会議員の選挙区だから、あまり簡単に予約させると選挙への利益誘導とみなされる、だからこうも長くわざと予約遅延をさせているのだろう、ともおもう。

 なんにしてもワクチンなるものは科学の代物じゃなくて、政治の代物であることは確かだ。わたしからみると、こうもノロノロ遅い接種政策なのに、7月中に接種終わらせるなんて妙に急がせる口ぶりであるのは、パンデミック終焉策として急ぐのではなくて、東京オリパラ開催のために急ぐに違いない。

 もしそうでないなら、オリパラ参加者や関係者に優先接種する必要がない。なのに年寄りをさしおいても今、優先接種するのは、理由がない。
 オリパラ関係者はバブル方式とかって、刑務所のような缶詰め状態で競技場と宿舎とその間のバスに閉じ込めるそうだから、だったらなおさらワクチン不要だろう。それにしてもわざわざパノプチコンに入りにくるスポーツ屋の気が知れない。

 さて、そろそろワクチン差別問題が、人種差別のような問題を起こす時期に来つつある。オリパラワクチン貴族がその実例である。
 ワクチン接種してないものは非国民扱いとなる。ナチスのユダヤ人になり、USAの黒人、ミャンマーのロヒンギャ、ヒンズーの下級カースト並みになる、ような気がする。

 非ワクチン族が団結して、非ワク・ライブズマターなって叫ばなければならないかもなア。まずはオリパラスポーツ馬鹿どもに向かって言うべきだな。
 それにしてもオリパラ参加者は超元気なのに、年寄りさしおいてワクチン接収優先してもらって、倫理的に恥ずかしいと思わないのか、その点ですでにオリンピックが嫌われる。
 わたしはもともと見物スポーツ大嫌いだから、オリパラにまったく興味ない。

 狂歌<公認ドーピング>
  オリンピアンが老人をさしおきワクチン打つ
         オリパラというバクチ打つため

(20210608)

参照:コロナ大戦おろおろ日録

2021/06/02

1571【コロナ大戦おろおろ日録5月抄】なさけなや若者さしおき余生なき年寄り優先ワクチン競争

5月2日 コロナますます隆盛。一向にやまないがオリパラやめるとは言わない。
 狂歌<オリパラ歓迎>列島をアンダーコントロールしてオ・モ・テ・ナ・シします我等コロナが

5月4日 山手公園まで2.5キロ徘徊し帰りはバスで。横浜駅西口鶴屋町の飲みや街見物、酒飲ませぬ飲み屋、酒を飲ませるとわざわざ掲示の飲み屋、休業飲み屋、夜中まで酒飲ませる飲み屋、様々なマンボウ対応の町。
 昨日から横浜市の高齢者優先ワクチン接種の予約受付が始まった。どうせ混んでいてつながらないだろう、まだいいや。あにはからんや、今朝のラジオニュースでその予約受付電話もネットも集中してパンク、受付停止という、やっぱりなあ。ワクチン争奪戦が始まった。
 常識的に考えて、東京都も政府もIOCも、7月東京オリンピック大会の開始時までには、コロナ絶滅させる予定だろう、それまで待っておれば接種しなくて済むはずだ。そうしようっと。ワクチン争奪戦は、国家間で裕福先進国が勝ち、次は世代間で老人が勝ちなんだね。それにしても先が短い年寄りよりも、未来ある若い人を優先するほうが良いと思うけど、、。
 狂歌<7月東京五輪開催>7月には当然コロナ根絶済みそれまで待てばワクチン不要

5月5日 列島の北から南まで、年寄りたちがワクチン争奪戦中、電話もネットもつながらない、毎日挑戦してもつながらない、これではボケていられない、高齢者を活性化する新型コロナ。
 高齢者の皆様、ワクチン争奪戦に加わって、電話やネットに毎日終日とりつくのは無駄、だって7月にはオリンピック、いくら何でもそれまでには、政府かIOCか東京都が、コロナを絶滅させるに違いない、常識から考えてそうでしょ、それまで待ってればワクチンやらなくて済むはず。

5月7日 横浜市のワクチン予約サイトに昼頃に入ってみたが、もう今回の受付は締め切り、次は17日から再開とのこと。ワクチンが足りないのか、受付体制が整わないのか、いずれにしても分っていたことだろうに。

5月9日 オリンピック安全開催名目で、選手団にワクチン割り込み優先接種とは、倫理不在の特権階級意識丸出し。全員が同じ仕様のマスク着用義務で競技すれば、記録はマスク無しよりも下がるだろうが、競技は安全にして公平にできるはずだ。なぜそうしない?

5月11日 ブログ【スマフォ事始め譚その6】利用料金ゼロ円作戦着々進行中だがスマフォって要るものかなあ https://datey.blogspot.com/2021/05/1267.html

5月14日 横浜駅前あたりに買い物に行って来たが、人出はしっかりと多くコロナどこ吹く風、緊急事態やまん延防止など指定府県が増える有様のコロナ盛況、7月オリンピックなんて超大型台風接近を無手勝流で待つ気分。
 ブログ1268【燃え盛るコロナ大戦】また出せどまたまた出せどわが宣言効き目あらざりぢっと手を見る https://datey.blogspot.com/2021/05/1268.html

5月17日 大阪の弟からメール、ワクチン予約ができたとのこと、それが政府が自衛隊を使って行う大規模接種会場のこと、あの左翼活動家だった弟さえも自衛隊のお世話になるとは、大阪はよほどの危機状態にあるのだろう。こちら横市の予約サイトに入れどもすでに締め切り、これで3度目、もうバカらしくなる。
 日本列島各道府県に緊急事態措置とか蔓延防止措置とかの地域指定は拡大の一方、これはもう1ランク上の「特別緊急事態」措置地域を設けるべきかな、更にその上の「超特緊・・」とか「スーパー超特緊・・」とか、、。
 どうもわからん、東京オリパラやるのに、選手たちも報道関係者も、競技場とホテルそしてその間の輸送バスに完全に閉じ込めて、外部と完全遮断するから安全安心だという首相の説明、へ~、専制国家式運営方法なんだ、国家はそうまでしてオリンピックやる義務があるのか~、参加者はそうまでして競技やりたいのか~、スポーツ界って不可解極まる。

5月18日 世間があんまりワクチンワクチンというので、天邪鬼がやってき、コロナが終ったなら接種しよう、という。今日ちょっと横浜市の予約サイトにログインしてみたら、近くの3つの接種会場は全部満員締め切り、置いてけぼりにされたらしい、ネットじゃ分らないけど次の募集があるのかしら、まあ、コロナ後でいいけどさ。

5月19日 狂歌<コワイ!>人柱立たなきゃ政策変えぬ国入管・石綿次はオリパラ
 入管法改正が反対多くストップ廃案、ちょうど不法滞在収監者が死亡事件あり、、長年訴訟で争ってていた建設現場赤面被害問題は被害者側の全面勝訴。これってもしかしてわたしも70年頃に百貨店の現場で直面している可能性がある。オリパラ開催問題も誰か関係者がコロナで死ねば急遽キャンセルになるだろうなあ。

5月21日 今朝も9時一番に横浜市の予約サイトに入ったけど、近くの診療所も集団接種所もだめ。
 狂歌<運の使い道>つながらぬワクチン予約を放り出し宝くじでも買いに行くべし
 狂歌<シーズン迫る>お中元コロナワクチン贈りたしもう間に合わないお歳暮にする

5月22日 東京と大阪に国立の集団大規模接種所を自衛隊を使って解説するニュース、予約サイトに欠陥あるのを新聞屋が記事にしたら防衛省が文書で怒ってきて、新聞屋は反論、情けないね。
 狂歌<ワクチン部隊配備>飛び来たるコロナミサイル迎え撃つ東京大阪陸上イージズ
 24日から横浜予約サイトに個別接種受付開始と出ているのを発見、月曜日に忘れないようにやってみようかな、でもなあ、いやになってしまう、命にかかわることを市民同士が競争して奪い合うなんて、おかしい世の中。
 東京オリパラにつき、世間では次第にキャンセル意見が登場しているが、政府も東京都もIOCも開催ありき路線、さて参加者と関係者で3万人も来るが全員を隔離不可能だろうに。
 狂歌<東京オリパラ予想>今回の新参加大選手団メダル独占新興コロナ国
 今日の朝日新聞夕刊に、昔の仕事仲間の杢尾雪絵さんインタビュー記事あり。レバノンユニセフ代表としてこの難局を取り仕切る、えらいものだ。その彼女も61歳なのか。

5月23日 日曜日、晴れたので久しぶりにいつものコースの都心観察徘徊、寿町変わりなし、中華街には若者たちがあふれていてコロナなんてしらない、料理屋の呼び込みのほかに占い屋の声がかまびすしい。占いが路地裏の薄暗い商売あるいはおどおどロしい世界からエンターテインメントになった。元町もそれなりの賑わいで閉めている店はない。バスに乗り、市庁舎前広場でビールを飲んで、変わらない馬車道伊勢佐木モールを歩いて帰宅。コロナは顔を見せないが、唯一は人々のマスク姿。
 今日から沖縄県も緊急事態措置に指定、これで北海道、東京、愛知、京都、大阪、兵庫、岡山、広島、福岡、沖縄の10都道府県、とどまるところを知らない。なのにワクチンはわたしのところにはまだ来ない。今日もネットに入れど何も進展なし、もうどうでもいいけど、予約努力してるふりしなくちゃ。

5月24日 ネット遊びの間に思い出してワクチン予約サイトに入るが、近所の掖済会病院、長者町ファミリークリニック、武道館、技能会館などどこも空き無し、いつまでこの状態が続くのかしら。またまた緊急事態措置地域指定は延長するらしい。それでもオリンピックやるという。
 ブログ【コロナ大戦敗北色】飛び来たるコロナミサイル迎え撃つ東京大阪陸上イージズhttps://datey.blogspot.com/2021/05/1269.html

5月26日 今朝の朝日新聞に、ようやくにして東京オリンピックドタキャンしろと社説掲載。朝日はオリンピックスポンサーになっているが、他の大手新聞も同じだろうから、朝日が一歩先んじたか。大手新聞がオリパラ批判しないのは、どこもがスポンサーになっているからだと、ネットスズメがうるさかった。

5月27日 コロナのイギリス変異株が威力あったが、今やインド株が隆盛であるという。オリパラまでに協力日本株が登場するかもしれない。
 狂歌<コロナ変異>インド株イギリス株より強力な日本株をオリパラ土産に 
 菅首相はオリパラ開催の是非を問われても、ただただ安全安心に開催するというばかりで、具体的方法を言わない。IOCのお偉方はタダかいさするとばかりで、バッハ会長ときたら「オリンピック開催のために誰もが何らかの犠牲をはらへ」と平気で言ったが、これに政府は一言も言わない。
 狂歌<政府の保証>オリパラが安全安心可能なら庶民は要らないワクチン接種 

5月28日 【シニアブルース】めったに医者に行ってない、かかりつけ医なんてもの居ない、電話もネットも繋がらない、ワクチン接種できそにない、このまま老衰死するしかない、高い保険料もったいない、フン
 狂歌<コロナワクチン>なさけなや若者さしおき余生なき年寄り優先ワクチン競争

5月29日 またコロナ緊急事態措置地域の指定期間延長だそうだ。もう緊急事態じゃなくて常態だな。それでもオリンピック開催方針は変わらない。ワクチン接種が個人個人に防空頭巾を被せる防衛戦とすれば、オリパラは集団で戦う肉弾攻撃戦か、凄いものだ。

5月31日 ワクチンを国民だれもが願望するものであり、現今のように早い者勝ちの希少なるものならば、近いうちにワクチン差別社会が来るに違いない。ワクチン接種済み国民は優遇され、非接種国民は蔑視・差別されるのである。 ワクチン接種済みの者には、厚労省が証明書が出すそうだから、その証明書がないものは非国民である。これがあるとないとで人種差別である。ワク族と非ワク族は相容れない間柄になる。
 ブログ【ワクチン差別社会】予約さえできぬ希少なるものなら今に闇ワクチンが出回るかも https://datey.blogspot.com/2021/05/1270.html

5月末のコロナの現状

5月末の左は日本、右は世界の状況。日本のワクチン接種は高齢者から優先しているが、その高齢者の13%しかまだ接種していない。医療従事者が最優先だが、それさえ20%だそうだから、なんだかおかしいとしか思えない。

5月末の日本の感染者発生状況は、下がりつつあ第4波がこのまま続くか。
 
5月末の世界の死者発生の状況も第何波か知らないが、下がりつつあるようだ。

参照:コロナ大戦おろおろ日録

2021/05/31

1570【ワクチン差別社会】予約さえできぬ希少なるものなら今に闇ワクチンが出回るかも

 世の中ではコロナワクチン接種が行われているらしいが、わたしはいまだに接種予約不可能なままである。政府の方針としては最優先に属する年寄りであるにもかかわらず。
 この1カ月間、ネット遊びの最中に思い出しては、横浜市あるいは厚労省の予約サイトに入るのだが、半径500m内にある接種会場4カ所のどこも予約できる日が無いのである。いつも先着順の予約で埋まっている(らしい)。

 今日5月31日には新たに予約募集するというので、朝10時過ぎに予約サイトに入ったが、いつもと同じでどこも満員、6月も7月も8月も9月もどの日も空きが無い。
 これまでも毎度毎度予約満員とは、いったいどうなっているのだろうか、不思議になってくる。そしてもう、いやになってきた。ワクチンなんてもうどうでもよい。

 なお、「かかりつけ医」なるものに接種してもらう方法もあるらしいが、わたしにはそもそもそんなものがない。だって医者になんて2年に1回行くかどうかだもの。

 昨日の新聞の読者投稿記事に、予約電話に何度かけてもつながらない、そこで電話機に柏手を打って神に祈って掛けたらつながって予約できたとある。ヤレヤレ、こうなるとワクチン代わりのお守りを売り出す寺社が出てくるかもしれない。

 ワクチンを国民だれもが願望するものであり、現今のように希少なるものならば、近いうちにワクチン差別社会が来るに違いない。ワクチン接種済み国民は優遇され、非接種国民は蔑視・差別されるのである。

 ワクチン接種済みの者には、厚労省が証明書が出すそうだから、その証明書がないものは非国民である。これがあるとないとで人種差別である。ワク族と非ワク族は相容れない間柄になる。

 現に今朝のラジオのニュースで聞いたが、どこやらのホテルがワクチン接種者つまりワク族を対象とする優待宿泊キャンペーンをやりだしたそうである。そのうちに商業施設どこでもやりだすだろう。非ワク族入店お断りになり、日常生活にも困ることになる。もちろん医者にも断られて、非ワク族は死ぬしかないのだ。

 そうすると現状では政府に頼れないから、闇ワクチン市場が出現するだろう。「だんな、いいワクがありますぜ、接種証明書付きで一本1万でいかが」なんて、誘われるのだ。
 いや、もっと簡単に、偽証明祖とか貸証明書なんてのが出回るか。

 でもなあ、現在のような宝くじにでも当たるようなしかけで国民と非国民の差別ができるなんて、いったいどういうことなんだ?
 ワク族になる努力するってバカらしい、もうやめた。

 考えてみると、ワクチン接種というのは人体改造なんだね。改造人間になることで、コロナウィルスを拒否できるようになるのだ。運よく先に改造できた人間が、まだ改造できぬ人間を差別するって、出来の悪いSF小説世界だね。

 人間が多数寄り集まり高密に生きる都市社会を発明し、多数が同時に高速に移動する交通機関を発明し、この両機能が相まってウィルス病原体の世界的蔓延に大きく貢献して、パンデミックをもたらすと分った。

 そして対応策として、都市と交通をロックダウウンするのではなくて国レベルのロックダウンを選んだ。 そのうえで国別に人間ひとりひとりを人体改造することにしたのが、ワクチンである。78億人に2回ずつ接種するのか、気が遠くなりそうな振る舞いである。

 人間すべてが粛々とワクチン接種するのではなく、戦争している国々や民族がいるし、なかにはオリンピックなんてアンチロックダウンそのものの遊び行為をやる国もある。アメリカのようにワクチン軽視政治もある。

 すべてに接種が終わらないとパンデミックは収まらないのだろうか、例えば7割で110億回接種するとしても、そんなことが可能なのだろうか。全人間接種が終わる前に、次の新種病原体がやって来るに違いない。(20210531記)

参照:コロナ大戦おろおろ日録

2021/05/24

1569【コロナ大戦敗北色】飛び来たるコロナミサイル迎え撃つ東京大阪陸上イージズ

 


●ワクチン騒動の今

 ワクチン接種の予約が今日もできなかった。4月末に接種券が来てもう1カ月。
 わたしはこの間に何もしなかったのではなくて、5月3日から接種予約受付開始とて、初日は混むだろうと遠慮したら、なんとその日早々にパンクして受付停止したとニュース。
 その後は、毎日のネット遊びのさなかにふと思い出して予約サイトに入るが、近くの会場はいつも予約済で、なんだか不思議である。

 5月24日から新たな受付をするとの表示があり、今回は張り切ってゆこうと、9時の開始5分前からサイトを開いておいた。9時にサイト側の準備ができたらしく、「そのままお待ちください」の表示、そして5分、15分、何時までもクルクル回っている。

 20分頃ようやく入れてくれたので、近所の4カ所会場検索すれど、どこもかしこも予約するべき日がひとつもない。何だ、これじゃあ今までと同じだよ、なぜ今日から受け付け再開とあったのか。わたしが入れてもらったときは、既に先着予約済になったのか。でも、それじゃあどうすれば良いのか全く分からない。

 狂歌<運の使い道>
 つながらぬワクチン予約を放り出し宝くじでも買いに行くべし

 まったく焦ってはいないのだが、なんだか腹が立ってくる。国民全部の命に係わる大切な政策が、高齢者から優先するといいながらなぜ先着順で決めるのか。
 人口が多いから仕方ないのだろうか。コロナは人口が多いほうが感染しやすいはずだから、その対応が常識だろうに、どうなっているのか。

 わたし自身はワクチンなんていつでもいいと思うのだが、ニュースやら知人たちから聞くところでは何時間もネットや電話にとりついて、ようやく予約したとか、それでもできなかったとか。年寄り本人じゃなくて近親者ががンばってくれたとか、予約が美談のようにも聞こえる。

 そこで全国の同年齢の知人たちにメールを出して現状を聞いてみた。状況は様々で、すでに接種を終えた人、予約ができて接種を待つ人、知らせが来たが予約できぬ人、まだ何も知らせが無い人などなど、それれらの状況に至るルートも様々、接種方法も様々である。それぞれの地域で可能な方法によるらしい。

 つまり、この未曽有の全国民対応の防疫作戦には、日本列島を統一した戦術も戦略もシステムも無いらしい。それぞれの自治体の判断に任されているようである。地域ごとに異なる医療体制だからそれでよいのだろう。
 問題は、それにより接種の不公平が起きていることである。接種が早急に必要な感染急増地域が優先するのではなくて、接種しやすい地域が優先している。

 公衆衛生医療としてそれは正しいことなのだろうか。専門家の意見でそうなったのだろうが、なにかどうも不可思議である。不公平になると分り切っていながらそうした政策がおかしい。
 そこで、東京と大阪の窮状に対して自衛隊出動の大規模接種会場を急遽設置する特別措置である。首相の突然の思い付きで自衛隊も急遽の部隊編成とニュースにある。

 まあ、コロナ戦争だから急遽戦闘参加することもあるだろう。それはそれで仕方ないだろうが、こんな命にかかわることに場あたり対応とは、去年から来ているコロナなのに何とも不可思議でもある。

 狂歌<ワクチン部隊配備>
 飛び来たるコロナミサイル迎え撃つ東京大阪陸上イージズ

 わたし個人としては基礎的疾患はないし健康だから後回しでもよいと思っているのだが、一般論としてはじつに後手後手の政策であるとしか思えない。コロナは既に去年からきているのだから。

●年寄り受難のネット時代

 年寄りたちは今、ネット受難時代を迎えている。ワクチン接種予約でその問題があぶり出されている。
 コロナワクチン接種予約を、ネットと電話でやるのだが、現段階はネット不得手がほとんどの超高齢者の優先予約時期である。当然に電話がパンクする。ネットはつながらない。
 東京大阪の自衛隊接種はネットのみの受付で、しかもそのアプリに不備があったという。

 NHKが昔からやっている調査に、国民生活時間調査がある。去年の調査結果が最近の新聞に出ている。そのなかで興味深いのは、年代別のTVとネット利用状況である。

 わたしが属する70歳以上の年代では、95パーセントがTVを見ており、ネット利用は2割に過ぎない。興味深いのは16-19歳代で、TV見るのは47パーセントで半分も居なくて、8割がネット利用という。


 その70歳代以上のTVを見ている時間は5時間余で、ネット利用は0.3時間だそうである。 若者世代で20台がTV1.2時間、ネット2.5時間だそうで、全体ではTV3時間、ネット0.7時間だそうである。意外にネット利用時間が少ない。

 では70歳以上世代のわたしはどうか、ネットに5時間以上で、TVはゼロ時間である。TVを見ないなんて、どうやら年寄りとしては特異な部類にあるらしい。
 そのネットが得意であるはずのわたしでさえも、ネットを使ってコロナワクチン接種予約をいまだにできないでいる。なんだかおかしい。

 毎日のネット遊びのついでに思いついたら、横浜市の予約サイトに入ってみるのだが、いつも同じ状態で、近くの集団も個別も予約の「空き」がないのである。毎日同じだから、もしかして、どこか全然違うサイトにつないでいるのかもしれない。ま、そのうちつながるだろう、コロナが終わったころに、、。

 狂歌<親孝行>
 お中元ワクチン予約してあげよう もう間に合わないお歳暮にする

●コロナ活躍オリンピックか

 何と沖縄県も緊急事態措置の地域に指定されたそうだ。これで、北は北海道から、関東は東京都、中部は愛知県、関西は京都府・大阪府・兵庫県、中国地方は岡山県・広島県、九州では福岡県、そして今回の沖縄県と来て、日本列島縦断である。

 これらの間を埋めるように蔓延防止重点措置の地域に、群馬、埼玉、千葉、神奈川、石川、岐阜、三重、愛媛、熊本の各県があるから、東北地方を別にしてコロナ全国制覇である。
 これらの指定をいつ解除できるのか、だれも分らない。7月からオリンピック大会が東京あたりであるから、なんとかして無理にでも早く解除したいという、実に政治的な動きばかりが見えるのが、何とも奇異である。

 実のところはオリンピック関係者は、これはもう開催無理だろうとは常識的には思っているだろうが、言い出せないのだろう。ここまでヒトとカネを投じてきたのだから今更引き返せない、これってかつての戦争遂行論理そのものだ。

 言いにくいが、だれかオリンピックの重要関係者が、ここらあたりでコロナで斃れてくれると、仕方ないとてドタキャンできるのになあ、なんて思ってる関係者がいるだろう。そう、日本では人柱がたたないと、政策は変わらないのだ。
 もう、コロナに賄賂でも使うしかないか、とも。

 最近のニュースでは、IOCのバッハ会長は「オリンピックのためならだれもが多少の犠牲を払え」と言ったそうだ。

 The IOC chief said everyone has to make some sacrifices to fulfil their Olympic dreams.“We have to make some sacrifices to make this possible. The athletes definitely can make their Olympic dreams come true,” Bach said.

( https://www.insidesport.co/tokyo-olympics-after-coates-now-iocs-bach-comment-stirs-controversy-in-japan/ )

 狂歌<東京オリパラ予想>
 今回の初参加大選手団メダル独占新興コロナ国

●コロナ禍の横浜繁華街は
 5月23日日曜日、五月晴れの青空、久しぶりにいつものコースの横浜都心観察徘徊に出かける。
 ドヤ街の寿町は変わりなし、日向や日陰やらでいつものように道端コミュニティー。

 中華街には若者たちがあふれていて、コロナなんてしらない風景、中華料理屋と占い屋の声がかまびすしい。占い屋が路地裏の薄暗い商売あるいはおどおどロしいマジック世界から抜けて、いまやエンターテインメントになったらしい。


 元町もそれなりの賑わいで、もう閉めている店はない。

バスに乗り、市庁舎前水辺の広場でビールを飲んで、変わらない馬車道と賑やかな伊勢佐木モールを歩いて帰宅。

 コロナは顔を見せないが、唯一は人々のマスク姿がコロナの世と知らせる。

(20210524記)

参照:コロナ大戦おろおろ日録

2021/05/14

1568【燃え盛るコロナ大戦】また出せどまたまた出せどわが宣言効き目あらざりぢっと手を見る

 ●コロナの現在状況

 5月も半ば、陽気はすっかり夏をおもわせる日々になったが、コロナは一向に鎮まらないどころか、ますます隆盛を誇っている有様。第3波を超す勢いの感染者数増加ぶりである。


 緊急事態とか蔓延防止とか、日本各地域に指定しても効果がないどころか、指定解除しようとしていた5月11日では解除不可能となり、むしろ指定拡大になってしまった。

 狂歌<一握のメモ>
 また出せどまたまた出せどわが宣言効き目あらざりぢっと手を見る

 わたしには直接は関係ないと思っていたら、なんとまあ近くの図書館が休止してしまって、読みたい本の調達ができなくなり、先日は本屋で2冊買ってしまった。
 もう本を買わないと自分自身に固く誓っているけれど、コロナだからしょうがない。買ったのは世界と日本のパンデミック史である。その歴史延長上に翻弄されているわが身のこととして読めばかなり面白い。


 これはさて、公衆衛生防疫政策のミスなのか、心が緩んでいる国民性のせいなのか、両方だろう。日本での感染者数累計は67万人になろうとし、死者は1万人を超えてしまった。どちらも留まるところを誰も知らない。

 東京の感染者累計な15万人でワーストトップは変わらない。大阪がこのところ騒ぎが大きいが、もうすぐ感染累計10万人になりそうだ。次いで神奈川埼玉、愛知、兵庫、千葉、北海道、福岡、京都が、ワーストテンに入る。

 ここまでは人口の多い順のようなものだから分るが、この後を追いかけるのが沖縄である。本土からコロナ連れで遊びに行くやつが多いに違いない。
 ベスト3は島根、鳥取、秋田であるのは変わらないが、特に島根の死者ゼロが立派なものである。

 世界では、今、いちばんの話題はインドのものすごい状況である。医療崩壊らしい。死者のグラフを見ると、急カーブで死者が増加していて、毎日4000人が死んでいる。
 国際協力が難しいパンデミックの特徴といえばそうだろうが、国際化が進展したという21世紀でもこの程度かと、肌寒くなる。

インドの死者数

 日本と世界各国の感染者と死者数

 USAでは世界一の感染と死者を積み重ねたトランプ時代が去って、ワクチン接種が進んでおり、ニューヨークでも次第に平常に戻しつつあるとか。

 とにかくUSA,インド、ブラジルがとびぬけたワースト3である。そして西欧先進諸国で死者が多いのが特徴的であろう。いまやUKで生じた変異ウィルス時代に入り、次はインド株の変異が来るらしい。  

 全世界で頼るには数社しかないワクチン製造企業である。当然に国際間での獲得競争になるし、その前に生産国で囲い込みになる。ここで仁義なき戦いらしくて、日本でさえただいま四苦八苦している最中だから、弱小国にはいつワクチンが来るのやらであるのだろう。国際化時代というが、実は底が浅いものである。

●コロナ下のオリパラ大会本当にやるのか

 狂歌<7月東京五輪開催>
  7月には当然コロナ根絶済みそれまで待てばワクチン不要

 先日の国会での総理大臣の菅さんの、どんな質問にも同じことばかり繰り返すという、珍妙な答弁態度をネットで見たが、怒るよりも気の毒になってしまった。おつむの調子は大丈夫なんだろうか。

 そりゃまあパンデミックなんて、だれも予測できない超大変な事態にいるのだからしょうがないけど、会話にならない質疑応答を平気で繰り返す。それもただただ「オリンピックは安全にやります」一本やり、現実にどうするのか答えない、神経が壊れているに違いない、気の毒だ。
 ここは病気引退して、あとはもう誰でもいいから代わってあげてくださいな。老人いじめみたいな国会審議は、国民が辛い。いや、いじめに見える作戦かもなア。

 それにしても東京オリパラを開始を7月に待つ気分は、なんだか本土上陸する敵を向かうつ気分、ハラハラドキドキである。上陸されたら競技場と宿舎とその間のバスに閉じ込め作戦、まるで囚人扱い、だれもそんなことされたくないよなあ。実はそうしなければコロナ蔓延を防げないのならば、やるべきじゃないでしょう。

 狂歌<おろおろ>
  上陸が間もない巨大台風とそっくりになった東京オリパラ

 台風と大きく異なるのは、人間がそのコースを逸らせることができるということである。もちろんワクチンでは間に合わないから、開催しない決断である。
 つまり開催返上というワクチンを一発うてばよいのである。誰がそのワクチンを打つのであろうか、誰も打つと言い出せなくて、ズルズルと顔を見合わせているうちに、台風は上陸してくる。

●ワクチン騒動始まる

 ようやく全日本的にコロナワクチン接種が始まり、予約受付を自治体がやっているが、その電話やネットがつながらない騒ぎが起きている。案の定である。
 高齢者から順番に受付開始だから、いまはネット不慣れ老人どもは電話に殺到しているらしい。そして回線パンクして不通になる。いっぽうネットによる予約も同様である。わかっていながらどうしてと思う。

 狂歌<コロナ福祉>
  年寄りを活性化する新ゲーム朝から晩まで「ワクチン予約」

 わたしも最初の優先接種組だから、4月末頃だったに市から接種券が郵送されてきた。その説明が悪文というか、レイアウトが悪くて、3回も読み直した。
 要するに分かったことは、接種するに予約が必要で、このURLか電話番号に予約手続きが必要だということだけだった。
 その予約受付の開始日時は、市のホームページで知らせるとある。ホームじゃなくて当該ページだろうけど、何にしてもネット環境が身近に無いと何時まで経ってもわからない、それでよいのだろうか。

 やがて5月4日の新聞に、3日に予約受付を始めたら、殺到してお手上げになり、さっそく閉鎖したとある。どうも最初の通知から受付まで間が抜けていて、用意が悪い。
 5月10日再開とあるので、わたしもその日にネットにつないでみたのが昼過ぎのこと、そこには本日分は終了とあった。次の日も同様で、この次は17日再開とのこと。
 もうどうでもいいや、やらなくてもいいでしょ、待ってるうちにコロナ終るかも、なんて気分になっている。全国各地でこうなのだろうか。

 狂歌<段取り悪い>
  心配だワクチン予約まだできぬコロナが終ってしまう心配

 実のところ、せっかくながら優先でなくても、本当に若者の後でもいいやの気分である。それは予約の状況とは関係が無く、以前から悩みつつ考えていることだ。

 ワクチン接種は、これほどの感染拡大の局面にあって、これほどの緊急性のある中で、これほどの超多数の人間相手に、ひとりひとりに接種するとなると、順番を設定せざるを得ない。医療従事者と共に、感染すると重症化しやすい身体的状況にある者が最優先であることは誰でもわかる。だが、その次からが難しい。トリアージュである。

 どういう基準か知らないが、年齢順に高齢からということになって、始まっている。わたしはその最高齢グループに分類されていると接種通知で分かった、え、そうなのか。
 わたしは基礎疾患もないし、数年前に転んで骨折して外科にかかったが、平素から医者にかかることはない。だから「かかりつけ」医者がない。なのに優先されてありがたいが当惑もしている。

 若者こそ優先すべきであろうと、思うのである。それは老人よりも若者の方が社会の役に立つからという功利的主義理由ではない。
 わたしはいくら健康でも老い先は短い。長くなくてもそれでよろしい。ワクチンで無理に長くする必要はない。

 一方、若者にはまだまだ長い人生がある。せっかくこの世に来たのだから、しっかりと生きて欲しいと思う。中には役に立たない人生を送る若者もあるだろうが、それはそれでよろしい、せっかく生まれてのだから、人間としてやりたいことをやってから死んでほしい

 わたしが老人だから言えるのだが、ワクチン接種は壮年、中年、若者からとし、健康高齢者後回しするべきと思う。
 今のような非常事態が起きた時、それが老人の倫理というものだろう。
 なお、特別の気概があるのではないし、他人にこれを押し付ける気はさらさらない。

●ワクチンがあぶり出す人間の倫理

 ワクチン接種では、倫理が問われている。その問われているもっとも大きな事件は、東京オリンピック参加選手団への優先接種のことである。
 IOCが製薬企業から無料提供受けるから、選手団に優先接種させろとIOCが言ってきた。世界中の大会参加者に適用するのだろう。

 狂歌<倫理無き五輪>
 ワクチンの大行列に割込みでオモテナシするドーピングかな

 こちらのスポーツ関係者は大喜びだが、このワクチン騒動の中では要するに大行列に割り込みである。単に薬を持ってくれば接種できるものではない。割り込みには他に必ず悪影響を及ぼす。
 そしてこれにかんしてはIOCだけじゃなくて、先般、菅首相がUSAに行ったときに製薬企業と話をつけたというのだから、なんとも酷いものだ。倫理感がない人たちである。

 そして言うに事欠いて、それは選手のためでもあるが、日本国民の安全のためであるという。では来ないでもらいたい。大きなお世話である。オリンピック安全開催名目で、選手団にワクチン割り込み優先接種とは、倫理不在の特権階級意識丸出し。
 安全に大会を行うのなら、マスクをして競技やりなさいよ。全員が同じ仕様のマスク着用義務で競技すれば、記録はマスク無しよりも下がるだろうが、競技は安全にして公平にできるはずだ。なぜそうしない?

 そういえば東京オリパラをじっしするにあたって、外来の選手団も報道陣も完全に隔離するから、安心安全に行うことができると首相は言っているが、そんな専制国家式に運営する競技会に参加してスポーツ選手は何が面白いのか不可解すぎる、倫理欠如極まる。

 先日新聞に出てきたワクチンの悪用事件は、自治体の長が優先接種したとか、地元自治体に顔が効く企業が優先接種を要求したとか、電話による優先詐欺とかあり、これからもいろいろ怪しいことが頻発するだろう。

 コロナは人間一人一人に差別なく感染する。それに社会として対応せざるをえないのだから、各人の人間として倫理観をコロナワクチンがあぶり出すことだろう。(20210514記)


(20210516追記)

  コロナ禍のアジア人われスーパーで目をそらす人避けていく人
             (アメリカ)大竹幾久子

 この短歌は今朝の朝日新聞歌壇にある永田和宏選の入選歌である。この作者はわたしの知人で、カリフォルニアに同じくわたしの知人である夫と、市民権を得て永年暮らしている。
 そうか、人種差別のようなこともコロナの引き起こす倫理の問題としての災禍であるのか、日本にいるとその方面に気が付かない。
 そのうちに日本でも、ワクチン接種者と非(未)接種者の間で差別問題が起きるだろう。

参照:コロナ大戦おろおろ日録

2021/05/11

1567【スマフォ事始め譚その6】利用料金ゼロ円作戦着々進行中だがスマフォって要るものかなあ

スマホ事始め譚その5】の続き

●どうやら使いつつあるスマフォ機能

 今年の2月からガラケーを捨てて楽天1円スマフォにし、年寄りのおたおた振りを書き綴ってこれで6回目のお話。
 積極的に使う用事はないが、そろそろ飽きてきた。今のところ使う機能は、利用の必要度は電話時計に尽きると言ってよい。

 必要度は低いが眺めるのはEメールフェイスバカである。ここで必要度が低いというのは、スマフォの小さな文字では読むのも書くのも面倒だからである。いずれもPCによるほうが使いやすく、スマフォでは記事のはじめだけを見て、詳しくはPCである。
 これだって急ぐ用事なんてのはないから、実のところはPCだけで済むのである。

 外出時にグーグルマップを使いたいのだが、ちかごろはコロナのせいもあって知らぬ街に出かける機会がなくて、近所ばかり徘徊しているから地図不用で、せっかくの使いたい機能を使う機会がない。
 裸淫は同じアドレスで機器ひとつだけらしく、PCに入れるのができないのでスマフォで見ているが、これとて使う機会は少ない。

 スマフォはやっぱり移動の激しい仕事する人のものであるとつくづく思う。ヒマな年寄りにとっての必要性は、外出時の事故対応に限るようである。これって必要なことがないほうが良い機能であることが、なんとも矛盾している。

●利用料金ゼロ円化ゲーム中

 実はスマフォで一番よく見てる機能がある。それは利用料金表示機能である「Rakuten Mobile」アイコンをよくタップする。
 このブログの【その5】の最後に「1円スマホで機能は十分、1GB/月未満で0円目指せ」と書いたように、無料スマフォ宣伝に釣られて購入以来、実際に無料化ゲームをやっているのである。

 これがわたしの唯一のスマフォ積極利用である。そのためには利用状況を把握する必要が

ある。眺めているだけ、たまに電話、こんな利用なのに料金がかかるとは、いったいどういう仕組みなのか、そこに興味があるので、ちょくちょく料金調べをする。

 で、その無料化ゲームの状況である。買った月の2月は935円、3月は423円、最近の4月は36円であり、着々とゼロ円化ゲームは進化している。
 この料金下落方向変化の理由は、簡単に言うと最初に購入時にうっかりつけさせられた2つの有料機能を順次に契約解除したので、それらの料金がなくなっているからである。

 その契約解除をするために、スマフォジャングル内部をあちこち探検し、解除洞窟に至り手続きを発見、3か月間もかかってここまでたどり着いたことになる。ボケ遅延にはなった。

 2月の935円はそれら2つの付加機能がフルに働いている。3月の423円は付加機能のひとつを中途解約してその日割り料金が入っている。4月は残りを中途解約して、その日割り計算料金だけが35円である。
 そう、5月は多分ゼロ円になるだろう。ゲームに勝つのだ、うふふ。

●ポイントという不可解なもの

 その楽天スマフォ利用料金表示画面の一部に「7008ポイント」とでていて、また「利用料金のポイント利用」なんて書いてあるところもある。
 え、なんだ、ポイントなんてものを知らなくはないが、買い物したら100円につき1ポイント付くものだろう、これってわたしに付いたポイントかい、え、わたしはいつの間に70万円もの買い物させられたのか、ふん、落転野郎め。

 このスマフォ料金を「楽天クレジットカード」で支払う契約をしたから、これは楽天ポイントのことらしい。だが、最近そんな買い物をした記憶は断然ない、おかしい、カード詐欺にひっかったか。面白い。

 実は楽天カードなるものを持ったのは昨年12月のことで、楽天スマフォとは何の関係も

ない動機であった。本づくり趣味に使うのに便利なペーパーカッターを見つけて、ネットで楽天市場を検索したら5000円のそれを2000円で売るとあるのだが、それには楽天カード利用の条件があった。

 そこでそれを買うだけのためにカード会員になった。買ってしまえば不要だったが、2月の楽天スマフォ購入時に、楽天カード支払いが色々お得ですよと店員の勧誘に釣られた。
 長年使っている大学同窓会クレジットカードから浮気してしまった、すまん。

 さて700000円もの買い物である。スマフォの小さい画面では面倒だから、PCで楽天モバイルサイトに入り、さらに楽天カードサイトに入って調べたら、わかった。
 楽天スマフォを新規購入したら、その2か月後に7000ポイント呉れる”らしい”のである。なんだかよく分からないが、呉れるものなら貰っておこう、なんだかへんだけど。

 この7000ポイントを使ってスマフォ利用料金を払えば、なにしろ36円程度だから、お釣りが来てしまう。この調子なら永遠に完全無料になる。
 ところが敵もさるものである。サイト内をあちこち眺めていたら、この7000ポイント有効期限は10月末までとある。消えるらしい。

 小癪な奴め、ふん、もともとタダのものだから消えたっていいや、要らぬ物を買わせようって敵の手には乗るもんか、ふん。 (20210511記) 

(20210513追記)
 購入3か月、スマフォ利用料ゼロ円ゲーム、ついにゴールイン、めでたしめでたし。


(20210517追記)
 このスマフォを買ったとき初期設定手数料5000円支払ったが、それを遂に取り戻した。楽天カードに入れて呉れた7000ポイントを使って、楽天市場で魚沼産コシヒカリ10キロ5800円を買ったのだ。3カ月かかったけど、とうとうゼロ円達成、めでたしめでたし。

参照:スマホ事始め譚その1その2その3その4その5その6


2021/05/01

1566【コロナ大戦おろおろ日録4月抄】トトカルチョ最初に誰が言い出すか好かんご意見ばかり恥もっと


マンボウ居酒屋繁盛

4月1日
 蔓延防止
狂歌<言語感覚?>
 「マン防」とは蔓延防止のことですか濃厚接触防止かと思った

4月2日 オリンピック聖火リレー
こんな時なのにオリンピックの聖火という松明リレーを始めた。
狂歌<こんな時に?>
 燎原の炎のごとく列島をコロナ禍に包む聖火リレー
 本当にそれが聖火であるならば列島巡って焼き殺せコロナを

4月3日 こどもてふ
政府は次は「こども庁」を作るという。
狂歌<大きな政府へ>
 出痔垂庁こんどはなんとドコモ庁つぎはまさかの自助庁かしら
 こどもてふわが名はまだき立ちにけり人知れずこそ思ひつきたれ

4月5日 キンセンマンボウ
今日から大阪に蔓延防止重点措置(まん防)を行うとか、緊急事態措置宣言(きん宣)に次ぐ防疫措置を行う地域指定だとか、いずれにしても全国で第4波といわれる県選拡大状況であり、果たして緊急事態措置亥地域指定を解除したのが正しかったのか、オリンピックの灯火リレーを始めるためにムリヤリ解除したのだろうと、世間は言う。
狂歌<二階氏執着>
 安全なトラベルをする秘策あり家庭内で二階へGOTO

4月7日 1万人目
日本のコロナ感染や数がもうすぐに40万人死者が1万人になる。
狂歌<あと700人余>
 願はくは散る花のもと春死なむその卯月の1万人目のコロナ

4月8日 コロナ階級制 
コロナワクチン接種済上級国民、未(非)接種下級国民、階層区分が起きそうな気配、コロナ感染有無で上級下級判別できるんだね、オリパラ関係者は上級国民らしい。

4月9日 飛沫人生
こんなことしなければならないほどに、空中には誰か分からない他人の排せつ物が飛沫となって飛び交っているのであったか。う~む、なんだか汚いなア。大勢の人が集まって大声を出す劇場とか体育館なんて、実はものすごい唾や鼻水だらけの空気なんだ、う~むキタナイ、あ、面と向かって話すのも、実は汚いのかあ。でもそんな中でここまで長生きしたから、じつは心配することじゃないかもしれないなあ。
ブログ【コロナ爺典:プラジャングル】飛沫対策透明プラ類はコロナ後に膨大廃棄か備蓄保存か対策は?https://datey.blogspot.com/2021/04/1259.html

4月11日 ブログ【コロナ爺典:ワクチン】先の無い老人は後回しでよろし、未来のある若者優先接種をどうぞhttps://datey.blogspot.com/2021/04/1259.html 
コロナが猛威を振るう中であってもオリンピック屋さんは松明掲げて聖火リレー。
狂歌<列島コロナ駅伝>
 沿道で歓迎の旗ふるコロナ君マンボウ列島普及リレー
 ♪♪聖火は進むよどこまでも~野を越え山越えコロナ連れ~♪♪

4月13日 ワクチン接種
老人へのコロナワクチン接種が始まった。だが医療関係者への接種がいまだに2割も行き届いていないのに、なぜ老人なのか。狂若者をさしおいて、老人が先にワクチン接種とは、どうしてなんだろう、わたしは自分が老人なのに、それが分らない、未来ある若者こそ生きてほしい。老人は感染すると十防火しやすいか裸優先するのだというようだが、外出機会も家族も少ない老人の感染源はその周辺の人々だろう、彼らは学業や仕事で外出せざるを得ないのだから、そちらを先に接種するべきだろう。なんだかおかしいし、こういう議論を聞いたことがないのも不思議だ。
ブログ【コロナ爺典:まん坊】まん防とは蔓延防止のことなのかマン濃厚接触防止かと思ったhttps://datey.blogspot.com/2021/04/1260.html

4月14日 もう一つの災難
政府は福島第1核発電所事故後の大量貯留汚染水を、海に放流することを閣議決定、水産業からは風評被害の異議、隣国からも海洋汚染の異議、さてどうなるやら。
狂歌<核毒汚染水>
 溜めておけいや放出だと数十年また大津波来てご破算解決

4月15日 マンボウ来る
横浜もマンボウ区域にするそうだ。専門家は第4波がきた、スカさんはまだだという、でもグラフだとコロナサーフィンは明らかに新しい次の波に乗ったように見える。

4月16日 オリパラ放棄
オリパラってまだ始まってもないのに、なぜ「中止」か、「開催断念」とか「非開催」とか「返上」とか「廃止」とか「無期延期」とか「放棄」とか「ドタキャン」でしょ。

4月17日 マンボウ横浜
 今日から横浜もマンボウ「まん防」(まん延防止等重点措置区域)であるが、横浜球場ではイベントあるらしく、青い服着た大勢が集まる様子に、これでは引き続いてキンセン「緊宣」(緊急事態措置宣言区域)になり、オリパラ返上になるに違いないな。故郷の高梁市はこれまでの感染者累計はたったの15人、こちら横浜市は22000人、人口差よりもはるかに高い感染率。
ブログ「願わくは緑の木陰で夏死なむその皐月の望月のコロナhttps://datey.blogspot.com/2021/04/1261.html

4月18日 バイデン菅会談
バイデンUSA大統領が初めて面と向かって会談してくれたというのが自慢の菅首相の共同発表の様子に、あの日本語を通訳する人の困難さを察する。
狂歌<参勤交代一番乗り>
 将軍の代替りにつき西海の外様大名参上し忠義を誓い激励賜る

4月20日 コロナますます隆盛
狂歌<感染拡大一方>
 しょうがないオリパラ開催「人類がコロナに打ち勝たれてしまった証」

4月21日 緊急事態宣言3回目
またもや三度目の緊急事態措置区域指定の宣言を出すらしい。
狂歌<ア、ウー>
 「きん宣」が3度もやって来るのなら「まん防」No.5も来るか
狂歌<オリパラ>
 何回も緊急事態宣言でトレーニングしてる開会宣言
狂歌<サーフィン>
 第1波第2第3第4波オリパラ開催第5波に期待

4月23日 ガス削減
バイデンの招待による地球環境サミットで菅首相は、日本は炭素削減2013年比で46パーセントという。なぜ50でも45でもなく微妙な46なのか説明なし。
狂歌<46%>
 自分のことなのでちょっと控えめに温室効果ガースー削減

4月24日 ワクチン接種
横浜市からようやくコロナワクチン接種券がやってきた。封書の中にはいろいろ書いてあるが分かりにくい。インタネットで予約せよとのことだけわかった。だがサイトに入ると、まだ10日も先でないと予約そのものの受付できないらしい。
ブログ https://datey.blogspot.com/2021/04/1263.html


4月25日 マンボウキンセン隣同士
横浜はまん延防止が続き、東京は今日からまたもや緊急事態措置とか、でも昨夜の伊勢佐木町は賑やかだった。コロナ慣れしてしまった世の中だ。コロナ感染者死者はだんだんと増えるばかり、これでも7月にオリンピック開催するという、なんだか世の中全体がおかしい。


4月28日 東京オリパラ開催の危ぶまれること、もう誰もが思っているに違いない、とすれば都議会選挙と衆議院選挙がある小池・菅両者が、選挙戦で気負えの良いであろう「オリパラやめた」宣言を先にはしたほうがアドバンテージがある。
狂歌<選挙人気戦略>オリパラの返上宣言タイミング小池と菅の暗闘熾烈か

4月29日 オリパラできるか
橋本会長「スケートや自転車のようにすいすいとはいかないなあ、無観客も覚悟」

4月30日 オリパラできるか
猛威を振るうコロナ、とにかく誰もが分ってしまったのは、7月オリパラの最中もコロナは蔓延し続けていることだ。ご関係者はさぞや心中は大いに苦悩しておいでなのだろうなあ、日中戦争開戦当時もさぞやこうだったのだろうなあ。
狂歌<オリパラ歓迎>
 列島をアンダーコントロールしてオモテナシします我らコロナが
狂歌<選挙人気戦略>
 オリパラの返上宣言タイミング小池と菅の暗闘熾烈か
狂歌<我慢比べオリパラ廃棄>
 トトカルチョ最初に誰が言い出すか好かんご意見ばかり恥もっと
                (スガコイケバッハハシモト)

ブログ【コロナの現在】感染増ワクチン接種遅々としてそれでもオリパラ廃棄せぬとはhttps://datey.blogspot.com/2021/05/1265.html




20210430記)








1565【コロナの現在】感染増ワクチン接種遅々としてそれでもオリパラ廃棄せぬとは

●新型コロナワクチン接種状況
 ついに4月が終わったが、コロナはちっとも終わらないどころか、ますます隆盛を誇り、毎日のように感染者数死者数の多さの記録更新中である。
 いっぽうではワクチン接種が医療関係者から始まり、次は65歳以上の高齢者から進行中かと思えば、医療関係者もまだまだらしい。

 首相官邸発表では、4月29日現在の接種者累計2,493,961人(うち高齢者141,706人)、だそうである。医療従事者数は約480万人だそうだから、接種率は(2,493,961人‐141,706人)/480万人=49%、約半分というところか。
 65歳以上の高齢者は約3600万人にいるので、接種率はまったく微々たるものである。

 わたしにも接種券が来たが、接種予約受付はまだ始まらず、始まれば始まったでたぶんネット接続が混みあって時間がかかることだろうなあ、めんどうくさいや。
 もう7月だろうと8月だろうといいや、ああ、もうやらなくなってもいいや、その分を将来ある若者にまわしてやりたい。ヤケクソじゃなくてそう思う。

 ところで世界の接種状況はどうなのだろうかとネット検索したら、右のようなグラフが出てきた。100人当たりの国別接種完了人数である。日本は最下位に。
 どう見ればよいのかわからないが、少なくとも私が住む日本は世界の20番目にいる。世界にどれほどの国があるのか知らないが、この順位ならばかなり上位になるのだろうが、いわゆる先進国ではかなりレベルが低い。それをどう評価するべきか、医療に関してはもう先進国ではなくなったのだろうな。

 ワクチンで怖いなと思っていることは、接種者と非接種者の階級的差別社会が到来しそうなことである。非接種非国民扱いが多方面に派生しそうだ。その差別第1歩として飲食店利用の可否が起きるのだろう。60年代黒人並みの差別が起きるかも。
 ところで、接種したら10万円交付してくれるといいなあ、ぜひやってよ。

●新型コロナ感染・死者状況
 さてその世界のコロナの状況だが、感染者数統計は怪しいのっで、死者数をみてみた。

 うーむ、これを第4波というのだろうか、しっかりと上昇中である。ついでに日本の同じ死者のグラフを見よう。
 うむ、山の高さが違うのは目盛りが違うから当たり前だが、波は相似形とは言えないにしても、山の出現時期が似ている。ただいま上昇中であり、果たしてどこまで、いつまで登るのやら。

 日本と世界の感染と死者の状況を見よう。

日本の感染者数の波は上昇中で第3波を超えるか

 日本の感染者数は60万人に近づく。死者数は1万人を超えた。東アジアではインドネシア、フィリピンに次いで3番目に多い国だ。
 日本では今は大阪府が感染急激進行区域として、毎日のニュースである。「きん宣」は東京、大阪、兵庫、京都の全区域に、「まん防」は宮城、埼玉、千葉、神奈川、愛知、愛媛、沖縄の主要都市区域に出されている。
 わたしの住む横浜は「まん防」指定であるが、隠居生活者にはなんの関係もない。いや、飲み仲間さえいなくなって、老いが進むなあ。

 あそうだ、暖かくなってきたから、そろそろリモート公害が起きるかもしれない。去年のこと、近所の共同住宅バルコニーを自宅スタジオにする奴がいて、真夜中に大声でリモート会議をやってうるさかった。

●日本の都府県別感染死亡状況 
 さて、去年コロナの初めの頃は、感染者ゼロをながらく維持していた防疫先進県の秋田は今や感染452人+死者9人、鳥取県は感染372人+死者2人、島根県は感染347人+死者0人という状況で、島根県がトップにいる。これらベスト3で、あとに福井、岩手が感染100人以下で続く。

 ワーストは、もちろん東京をトップにして、大阪、神奈川、埼玉、千葉、愛知、兵庫、北海道、福岡、沖縄がワースト10である。
 この中で沖縄だけがなんとなく違和感がある。他は人口の全国ベスト9であるのに沖縄は25位に位置するし、他のような巨大都市もないのに、どうして感染者数が多いのだろうか。どうもコロナ最中で大都市に遊びに行くのを避けて、コロナを手土産に沖縄に遊びに行く連中が多いらしい。不埒な奴らだ。

●それでも開催か東京オリパラ
 さて、このような状況なのに、東京オリンピックなんて開催可能だろうか。状況はだんだんとオリパラ破棄に追い詰められているように見える。
 すでに海外からの観戦客を入国させないと決めた。次は国内の観戦客も集めないで、完全無観客にするのだろう。

 オリンピックソーシキ委員会の橋本会長は、スケートや自転車並みにすいすいいかなくて苦悩してるだろうなあ。いつになったらオリンピック廃棄と言ってよいのかなあ、なんて。

 出場競技者や関係者については、会場と宿舎だけに閉じ込めるらしい。何万人かをそうやって管理するのはかなり大変だろう。人手が足りるのか、こんな世情で、、あ、7月にはぴたりとコロナ終焉の予定なんですね、スカさんの努力で。

 そしてなによりもコロナ対策として、検査や防疫のために専属医療従事者を数百人を確保したいとのことで、早くも世間から非難の声がある。
 東京オリパラのトップにいるのは、バッハ、小池、菅、橋本の5人とおもうのだが、だれが一番最初にオリパラやめたと言い出すのだろうか。言えないままにズルズルと開幕を迎えてしまい、コロナで泥沼にひきづり込まれるってことになると、最悪。
 
 とにかく誰もが分ってしまったのは、7月オリパラの最中もコロナは蔓延し続けていることだ。ご関係者はさぞや心中は大いに苦悩しておいでなのだろうなあ、日中戦争開戦当時もさぞやこうだったのだろうなあ。

狂歌<オリパラ歓迎>
 列島をアンダーコントロールしてオモテナシします我らコロナが

狂歌<選挙人気戦略>
 オリパラの返上宣言タイミング小池と菅の暗闘熾烈か


狂歌<我慢比べオリパラ廃棄>
 トトカルチョ最初に誰が言い出すか好かんご意見ばかり恥もっと
               (スガコイケバッハハシモト)

(20210430記)