2023/11/03

1728【今年の新語流行語候補】TVを全く見ない老人でもこれくらいは珍語流語を知っている

  毎年のこの時期になるとその年の「新語流行語大賞候補語」なるものがマスコミに登場する。それらについて自分がどれほど知っているか、いわば社会認知度を測るのにちょうどよいとて、毎年その中の幾つを知っているか記している。

 世の中の流行語とか新語とかは、TV放送を通じて社会に出てくる度合いが、かなり高いらしい。ところが、わたしはTV放送をほとんど見ない習慣である。理由は簡単、時間も内容もあちら様の都合に合わせるしかないし、くだらなすぎる広告ばかり強要して見せるからだ。人生が残り少ない年寄りには、あまりに時間の浪費でありすぎる。
 だから紙の新聞とネットの中からだけで知っている新語流行語である。当然に全候補語の半分も認知できれば、よくできた方である。

 さて今年も、新語流行語大賞候補30語なるものが登場したことを新聞で知った。最終的には10語に絞られて12月だかに発表される。毎年そのどれほどを知っているか測定している。その件は、今年もベストテン発表後にやってみようと思う。

 それで今日はその候補30語でわが新語流行語への認知度を測ってみることにする。
 ことのついでに、2022年から2018年までの、それぞれの年の候補30語へのわが認知度を見ることにした。ネット検索してそれぞれの年の30語を拾って、知らない語に赤✖印をつけた。記憶で書くので多少は誤りもあるだろうが大きくは違わないはずだ。

わたしの毎年の新語流行語認知度合いの成績
  2023年:15(50%)、2022年:11(37%)、2021年:11(37%)
  2020年:21(67%)、2019年:12(40%)、2018年:15(50%)

 年によって意外に認知度にばらつきがあるのは、どういうわけか。こうやって並べてみると、もちろん知っている言葉の範囲であるが、その年に何があったか思い出す。

 最も高い認知度は2020年である。それはこの年には急激に新型コロナ関係の新語が登場したことである。その関係の言葉は、TVだけではなくて新聞にもネットにも頻繁に登場したから、わたしも知っている新語が多く、認知度がこの歳は67%と高率になった。

 逆に低成績の2019年、2021年、2022年には、何か共通なことがあるのだろうかと睨んでも、知らない言葉の性質を分析するのは無理である。それらの年はたぶん、わたしが全く興味ないTV娯楽関係とスポーツ関係の言葉が多いのだろうと推測する。
 とすればわたしの新語流行語認知度が高い年は、娯楽関係よりも政治や社会の事件が話題として優先して多かったことになり、あまり平和ではなかったのであろう。

 と、いかにももっともらしく書いたが、もともとこの新語流行語を、誰がどうやって選ぶものか知らない。まあ言葉によるシャレ遊びの世界だろうから、年寄りのヒマツブシのお供にしたのである。

(20231103記)

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伊達美徳=まちもり散人
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