2025/05/06

1885【言葉の酔時記:柱】戦死者は誰もが神道という日本宗教の神々になると新聞屋は思うらしい

 いまだに使っているのかあ、遺骨を柱(ハシラ)という助数詞で勘定している、いいのか?
それって、日本の神道(しんとう)という宗教上の言葉だよ、その遺骨の遺族は神道信者ばかりじゃないだろう、他の宗教を信じる遺族から文句がでるだろう、いいのかい?

 2024年5月5日の朝日新聞朝刊一面トップ見出しに、『日本兵遺骨1000収集へ』とある。ここで取り上げるのは、新聞記事で遺骨を助数詞「」で数えていることだ。

 

 これと同じようなことが、4月14日の東京新聞にもあった。『戻らぬ遺骨112万 収集事業のいま』と大きな見出しである。

 ここでなぜ、「1000分の遺骨」とか「112万分の遺骨」と言わないで、という助数詞を使うのだろうか? だって、「柱」という助数詞は、日本の宗教の神道における神の数え方であり、キリスト教やイスラム教やヒンヅー教の神々には使わないはずである。仏教はもちろんだろう。

 もちろん、その遺骨の死者が、既に何らかの手続きで神道の神として祀られているならば、柱を助数詞として使ってもよいが、そうでない者の遺骨も一括して、神道の神に勝手に祀ってしまうと、宗教上のことだから何か不都合が起きるような気がする。

 そのもめごとの典型的な例が、東京九段の靖国神社で起きている。神社が戦死者を一方的に遺族の了承もなく合祀するということによる、遺族と神社との争いである。特定宗教上の神として一方的に祀るという行為が、神社の現場以前に孤島にある遺骨にまで及んでいることを、それが柱の助数詞で呼ばれることで、わたしたちは知るのである。

 個人的なことを書くと、わたしは神社の宮司の子に生まれたから、日本の神道の神を「柱」で数えることは常識的に知っていたし、宮司の親族が死ぬと霊神という神として祀ることも知っている。神社境内にある「霊神社」という小宮に祀られ、「柱」の助数詞で数えられる。

 だからその立場にいたことがあるわたしから逆に言えば、なぜ神道でないものなのに、その死により「柱」で数えられる神になるのか、それが不思議であるのだ。もっと言えば、神道でないものが神道の領域を犯していることになるような気がするのだ。

 もしかして、靖国神社問題で、神社が祀る死者を柱で数えることを聞いて、新聞屋(あるいは世の中全般も)は戦死者とかその遺骨というものは柱と数えるものだと、勘違いしているのかもしれない。
 あるいは、朝日も東京も新聞社は靖国神社を崇敬しているのかもしれない。新聞社が靖国崇敬しても一向にかまわないけど、言葉は厳密に使ってほしい。

 この件に関しては、わたしはすでに2018年7月にも。このブログで指摘している。その時の新聞は、外国人戦死者も柱で数えて日本の神として祀っているのだ。
 参照:2018/07/29・1153【言葉の酔時記:柱】アメリカ軍兵士の遺骨を「柱」と数えて日本神道の神様にしてしまってよいのか  https://datey.blogspot.com/2018/07/1153.html

(2025/05/06記)

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2025/05/02

1884【警察からまた電話が】今年三度目の”警察沙汰”は東京方面からこんどは千葉方面かよ~

●今年三度目の警察”沙汰” 

 ここんところ警察なるお役所あるいは警察官なるお役人とご縁が続く感がある。今年になってもう3度目の「警察沙汰」である。このブログに書いている(参照:2025/04/17【平和な日本も】 、2025/01/27【警視庁から電話】)が、こういうのも「警察沙汰」かなあ。

ネットで拾った防犯ポスター入選作

 先日は警視庁から電話がかかってきたが、今度は千葉県のN署からだ。警視庁からの電話は確認しようとしたら切られてしまったから、あれは偽ものだったのだろう。こんどの千葉県からは、何となく本当らしい。それなりに筋の通るように聞こえる話なので、辛抱して聞いて長く続いたのだ。本物の感もあるので、ここではイニシャルで書いておく。

●医師の診療報酬架空請求事件らしい

 電話の刑事の話では、その警察管轄内のあるすでに廃業したクリニックが、架空の保険診療費を請求した容疑で捜査しているが、その診療を施したとする複数の者の名前に、わたしと同姓同名がいるというのである。そういえば、1月の警視庁からも、新潟での捜査線上にわたしと同姓同名が登場したといった。

 刑事は、2020年5月から2022年9月迄の間に、そのクリニックにかかったかと訊く。もう一つ別の東京港区にある心臓関係の医院にも同様にかかったかとも訊く。もちろん、わたしはどちらもそんな遠い医院に行くわけがない。

 そもそも、わたしは去年12月よりも前は、めったに医者にかかることない健康老人そのものだった。ときたま転んだり、顔にオデキがでたりして、近所の医院にかかることもあったが、かかりつけ医なるものが居ない状態だった。それでも今年正月から病気持ちと言われてしまい、さすがのわたしにもかかりつけ医師ができて、これで世間並みの年寄りになった。

 電話の主のN署刑事Sさんは(女性らしいの声)、警察らしくないと言っては失礼だろうが、じつに丁寧な口調だった。わたしも丁寧に答えた。そういえば、先日話した警視庁機動隊のセキさんも丁寧な口ぶりだったから、近ごろの警察教育の成果か、オイコラ警察脱皮か。

 それでもわたしは、先日、警視庁捜査2課から怪しい電話を思い出して、今回も何となく怪しい気分になったので、つい言ってしまった。
 「ところで、あなたは本物の警察官でしょうねえ、先日、実はこんなことが、、、」と、ひとくさり警視庁からの怪しい電話のことを話したのであった。
「ああ、そうでしたか、本当にすみません」
「ああ、いやいや、あなたが謝ってくださることではないですよ。ごめんなさい、余計なこと言って、、でもねえ、あなたが本当に本物警官かどうか、どうやって確かめるのか、その方法が分からないからねえ、どうしましょ」
 「ハア、そうですねえ」

 とにかくそれらの医院にかかったことは全くないことを証言?をしたから、それでおしまいらしい。こちらに面接調査に来るのでもないらしいし、何かカネ請求らしき言い草もなかった。まあ、よしとするか。

「お忙しいところをありがとうございました」
「いえいえ、暇老人だから喜んでお相手しました。暇つぶしにつきあっていただき、ありがとう。早く悪徳医師をやっつけてくださいね」

●警察はわたしの携帯電話番号をなぜ知っているのか

 さて、この電話は本物警官か偽物警官かモヤモヤは3分方ほど残るが、それにしても警官も仕事とはいえ面倒なことやらされるものだ。捜査協力米寿市民はヒマツブシに格好な事件とばかりに喜んで、なんだかんだと余計なことをしゃべり訊くから、暇つぶしに付き合って相手しなければ捜査にならないしねえ、本物ならごめんね、どうぞ頑張って下さいね。

 もやもやの気持ちの中に、なぜ警察はわたしの携帯電話番号を知ってるのか、ということがある。1月の警視庁からの電話は、先方の話の中にわたしの名前を出したから、ランダムに電話したのではなく、わたしの電話番号を知っていて狙ったのである。

 今回の千葉の警察からの電話は、最初は別の住所の息子にかかってきた。そのあとで会った息子から話を聞き、彼の携帯電話からN警察に電話した。だから警察は息子の電話番号を知っていたが、わたしのを知らなかったことになる。

 N警察は息子に電話する前に、わたしが5年ほど前だったかに契約解除したわたしの有線電話番号にかけて通話不能だったので、わかっている息子に電話したそうだ。
 そこで思い出したのは、近所の警察署員が1年に1回やって来て居住者名と緊急連絡先を聞き取っていることだ。それで警察網で調べて電話してきたのだろう。

 でも、そこにはわたしの電話番号もあるのだが、なぜ息子に電話したのだろうか。そこで突然に気が付いた、そうか、それにはずっと前に詐欺電話がかかってきた機会に廃止した有線電話番号のままだったと。携帯電話をおしえていなかったは故意ではなく忘れていたのだ。そうか、それで息子経由の電話になったのか。

 それはわかったが、では1月の警視庁を名乗る奴は、どうしてわたしの携帯電話番号に直接にかけることができたのか?、その疑問は残ったままだ。

(2025/05/02記)

(20250617追記)
 このブログの書いた千葉県のN署からの架空保険診療費詐取事件の、延長であるらしい調査書類は郵便でやってきた。これを見ると正確には「不正診療報酬請求事件」というべきらしい。

 神奈川県後期高齢者医療広域連合の給付課長の名で、千葉県習志野市にある「クリニックあらい」で診療を受けたことっがるかとの問い合わせである。この前の電話の内容を忘れたたが、そんな名の医院だったかもしれない。その医院の架空診療受診者名簿にわたしの名があったので、千葉県警は神奈川県警を通じて、神奈川県のこの連合に調査依頼をしたのであろう。

 この前の千葉の習志野署からという電話では、東京麻布の何とか問い医院の名も上げていたが、そちら端折るにないのはどうしてだろうか。どうでも良いが、警察や保険組合に余計な金を使わせている詐欺犯だよなあ。 

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2025/04/26

1883【西方への旅に】久しぶりにホテル宿泊を電話予約すればなんだかひっかかる言葉遣い

●西方への旅に 

 久し振りに泊りがけの旅に出かけることにして、ホテルに予約電話を入れた。今どきはネットで予約するのが普通だろう。それをわざと電話にしたのは、近ごろネット予約業者にトラブルがあるとニュースを読んだからだ。

 生まれ故郷の街にある国際ホテルと銘打った宿である。代表電話に出てきた女性が予約を受け付けるという。

「宿泊予約お願いします。5月14日と15日の連泊で、大人二人ツインをお願いします」

「はい、ありがとうございます。その両日とも空き室がございます。おとなお二人さま、ツインですね」

「はい、お願いします」

「お名前を伺ってもよろしいでしょうか」

(え、名前を言わなくて予約できるのか?)え、伺ってもよろしいかどうかと、わたしにお聞きになるということは、よろしくないと申し上げてもよいのでしょうか」

(へんな客だなあ)お名前をおしゃらないと、ご宿泊を受けることができません」

「それならば、お名前を教えてくださいと、普通におっしゃいよ、はい、ダテヨシノリと申します」

(なんだか面倒な客らしい)はい、ダテヨシノリ様ですね。なお、ツインのお部屋は禁煙ですが、よろしかったでしょうか」

(おお、懐かしき過去形会話だ)えー、まだ禁煙希望とも何とも何も言ってませんが、はい、禁煙でお願いします」

「はい、では禁煙でよろしいですね」

「いやいや、禁煙でよいのではなくて、禁煙のほうよろしいのです(意味が通じたかしら)

「は、(ヘンな客だなあ)、ハイ分かりました」

 この後、朝食付きとか、料金とか、キャンセル条件とか教えてもらって、ようやく予約完了、ほっとした。さて当日はちゃんと泊めてくれるのだろうなあ。
 ネット予約手続きも、あちこち飛ばされたり余計なこと書かされたりして面倒くさいけど、電話会話予約も、言葉にひっ掛かってけっこうめんどくさい。こういうのを年寄りというのだろうなあと、近ごろつくづく思う。

●私の設計の古民家が宿泊施設に

 その地域あたりのホテルをネットサーフィンしていたら、意外な宿泊施設のサイトを発見した。古民家一棟貸しの民宿と言うのか民泊と言うのか、岡山市内にあるそれは、なんとまあ、昔々1966年にわたしが設計した今は亡き父母たちが住んでいた木造の小さな家である。まさに築60年の古民家であるが、あれが宿屋になるものかしら。

 父母が出て行ってから20数年もの空き家のままだったのを、10年前に地元の不動産業者に売却した。それを修復して貸家にしていたらしいのは知っていた。その小さな古家が壊されるのではなく、内外共にきれいに改修されて今は宿泊施設になっているを発見して、驚いた。

 あの住宅地の周りの家々は建て替えられているのに、これだけは改修されながら生き続けているのは、元の設計がよかったので、傾いたりしていないからだな、えへん。
 今度の西への旅では数少なくなった幼馴染に会うのが目的だが、旅目的をもうひとつ加えて、泊ろうとは思わないが見てみたいので途中下車しようかな。
 そのことは現地訪問できまたここに書きたいが、とりあえずそれが建った当時の写真(右)と、現在の写真(左、宿泊施設のネットページから引用)をのせておく。

(20250426記)

(20250605追記)
 2025年5月16日に、この民泊となった父母の旧宅を外から眺めてきた。
・参照:2025/05/18・1886【わが設計の父母旧宅】築60年木造モダン小住宅が今は古民家民泊施設として生き残るとは!https://datey.blogspot.com/2025/05/1886.html

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2025/04/22

1882【白石加代子も八十路半ば】白石の妖気だけを鑑賞した児童漫画原作による朗読劇

 白石加代子が出演すると言うだけで、昨日は久しぶりに演劇鑑賞に行った。特に演劇好きでもないし白石ファンでもないのだが、なんだか気になる俳優である。
 これまでに何回か演劇で彼女を見たが、不思議な妖気というか雰囲気にひきつけられる。このまえ見たのは2019年の「常陸坊海尊」であった。面白かった。

 今回は「ふしぎ駄菓子屋銭天堂」とのタイトルだが、どうやら原作は子供向け漫画らしいから、もちろん読んだこともないし、その存在さえ知らない。その店主役が白石で、共演は大原櫻子という知らない人だ。

 白石出演とのことだけでチケットを買ったが、なんだか知らない演劇だ。なまじっか事前に調べるよりも、全く白紙で芝居見物ってのも面白そうだ。白石加代子がどんな妖気を漂わせるか、それだけでもいいや、なんて思って何も知らずに、近くの県立の劇場に行った。

 その白石は、おどろおどろしさを身にそっくり背負って出てきたのだった。それでよしと思うしかないのだが、朗読劇という形式であるから、白石はいつも台本を両手に持ってそれに目を落としながら演技するのが詰まらない。
 けっこう舞台を動き回るので、単に朗読しているのではない。だが、動きはワンパターンであるし、言葉も朗読を基調とする。

 実は朗読だけの公演はこれまで何度か見ているが、朗読劇なるものを見るのは初めてである。たとえれば演奏会形式のオペラのようなものか。なんだか白石加代子の使い方がもったいない気がした。もっと演技を見せてほしい。

 ド派手な紫の和服は面白いが、白無垢打掛衣装の姿はなんだろうか、どうにでも染まる、つまり彼女も髪飾りや帽子で象徴的にあれこれと化ける場面があるから、という意味だろうか。ド派手着物で通す方がよかったのになあ。

 白石は何歳だろうかとパンフを見たら1941年生まれとある。わたしよりも4年若いが、世の中一般から言えば、役者としてはかなりの歳だ。もしかしたらセリフ記憶力が衰えたのか、それで台本を持っても舞台に立つことができる朗読劇にしたのだろうか。演劇のことを知らないから、これはずぶ素人の推理遊びである。

 さて朗読劇というのだが、ダンサーの舞踏あり、大原の歌ありで、ミニミュージカルの感があるのだが、あくまで演劇らしく舞台は固定だし暗い。見た目はともかくとして、演劇としては、はっきり言ってあまり面白くなかったので、時に居眠りがやってきた。

 子供の漫画が元だからだろうが、少年少女の姿もちらほら見たが、舞台を見て笑うには難しかったようでその笑い声は聞こえなかった。いや、大人の笑い声もなかった。わたしは2~3回含み笑いしたが、わはっはにはなりようがなかった。終わってから、ホワイエで原作漫画を売っていたが、買う気にはならなかった。

 この劇場は前川国男設計だが、若いころの作品だからか、年寄り相手にはまったく向かない。何しろホワイエから階段を何十段も(2階分くらいか)降りなければ座席に座ることができなかった。座席は舞台近くのほぼ真ん中の一等席と言ってよい位置だった。わたしがチケット予約の時にそこを指定した。

 ここは初めてではないのだが、それほども階段を下るとは思わなかった。ということはこれまでここに来た時はそれが気にならなかったのだ。コロナ前のことである。わたしが齢とったせいだが、困ることだ。

 このことは先般音楽堂でオペラを見たときは、階段を何十段も登らざるを得なかったのと同じである(その件はこちら参照)。その時も今回も思ったのだが、ホールの両サイドの壁沿いの上下方向通路の壁に、手すりを付けてくれると足の不自由になった年寄りも都合よくなるということだ。

(20250421記)

ーこのブログの白石加代子関係記事ー
・2019/12/23【演劇:秋元松代「常陸坊海尊」】https://datey.blogspot.com/2019/12/1432.html

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2025/04/21

1881【口に出せないカタカナ語】ケアマネ、カスハラ、マイナー、スーパー、マンション、ライン、

 今日の新聞に「ケアマネ3割カスハラ経験」の大きな見出しがある。その記事内容は年寄りには結構深刻なのに、わたしはなんだか変な気がしたのは、その見出しの言葉の軽さである。

 ケアマネもカスハラも、英語期限の外来語(らしき言葉)を、更に短く縮めたカタカナ言葉だが、音感がなんとも軽々しい。

●ケアマネ

 ケアマネージャーがケアマネとは何だよ。介護のケアの真似してるだけってことかよ、そんな気持ちでやってるのじゃあるまい。
 介護をケアというのも軽々しいが、ワザとそう言うのもあるかもしれない。わたしは昨年夏まで数年間、深刻な日々の介護を夢中でやらざるを得なかったが、介護の日常を語るとき、それをケアと軽く言うことで、その深刻度に引き込まれないようにしていたかもしれない。

 だが、その介護の専門家を、ケアマネなんて軽々しく呼ぶのは、感情としていかにも抵抗があったので、いつもケアマネージャーと呼んでいた。正式には「介護支援専門員」というそうだが、それなら「専門員さん」と呼ぶべきだろう。「ケア真似さん」なんて、軽すぎるよ、バカにしているみたいだよ。だからでもあるまいが、ケアマネをいじめてカスハラ対象にするバカな奴が出てくるのかもしれない。

●カスハラ

 そしてまた「カスハラ」とはなんという軽い語感だろうか、カスハラやっても大したことないって、そんな語感だ。そもそもカスタマーハラスメントなんて、日本語で「乱暴来客」とか「店員いじめ客」とかって言う方がはるかに分かりやすいのに、この軽々しい四つ文字カタカナ語をなぜ使いたいのだろうか。

 もしかして、ワザと分かりにくい言葉にしているのか、わかりやすくすると都合悪い何かがあるのか。そもそもカスタマーがハラスメントをする側なのか、される側なのかもわからない。近ごろは買い物に行くと、例えばコメのように、ものすごい値上げになって、これは店によるカスタマーいじめのハラスメント、いや、これは政府と農協が結託して国民というカスタマーへのハラスメントである(詳しくはこちら

●マイナー

 さらにカタカナ四つ文字言葉をあげつらうと、「マイナーカード」である。政府があんなにも重要なカードだと莫大な税金を使って強制しているのに、言うにことかいてそれがマイナとは、どんな頭の構造をしているのか、ここはメジャーカードであるべきでしょ。いや、そう言えと言うのではなくて、正式な「国民個人番号カード」というべきでしょ。略語にしたいなら「個番カード」と言いなさいよ。

 いやいや、ちがうぞ、カードの番号に意味があるではないのに、個人番号カードとかナンバーカードというのはおかしいぞ。ここは「国民情報管理カード」というべきでしょ。略称を言いたいなら「国菅カード」だね、カードの本来の意図に忠実に、国民を管理するって意味もよく分るでしょ、なにがマイナーカードだよ、よく言うよ。

●マンション

 マンションとは何だよ、どこがmansion(大邸宅)だよ、ただのアパートメントハウスだよ、世間は不動産業界のほら吹き宣伝誇大用語にに乗せられてるよ(詳しくはこちら
 ところが今朝の新聞を見ると、なんとまあ、その値段だけはmansion(大邸宅)並みになってるよ、東京23区では一戸の価格が1億円超えたそうだ。
 この際ちょうどよい機会だから、マンションをオクションと言い換えを大々的に正式に法的にやってはどうか、変な言葉が解消するぞ。

●スーパー

 スーパーも、わたしは日常語で使えない、不便だけど、量販店と言っている。だってさ、スーパーとはなんだよ、どこがsuper(極上の・素晴らしい、特大の・巨大な)だよ、何でもかんでもセルフサービスをさせる小売り量販店の、どこが素晴らしいんだよ、バカにするな。
 思い出すのは、1960年代だったか、日本にセルフサービスの小売店が登場したころ、それをSSDS(selfservice discount store)と言っていた記憶がある。これがいわゆる今のスーパーの発祥だが、どこでsuperが入ったのかしら。これもマンションと同じく、業界の誇大宣伝用語であったのだろう。

●ライン

 ラインは一般に発音しているイントネーションが[裸淫]としか聞こえない。世間は裸で淫らことを大好きで公然と口に出しても、わたしは恥ずかしい。(詳しくはこちら
 だから、語源のLINE[láin]と発音して、日常的に使っている。

(20250421記、20250422一部補綴)

ーこのブログの関連記事ー

・2018/08/05・1155【言葉の酔時記:裸淫】https://datey.blogspot.com/2018/08/1155.html

・2023/10/24・1718【言葉の酔時期:マンション】https://datey.blogspot.com/2023/10/1718.html

・2025/04/14・1879【粕腹面倒】
https://datey.blogspot.com/2025/04/1879.html

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2025/04/17

1880【平和な日本も】路上で蜜柑たわわに実る木を写真撮ったら警官に質問されるなんて怖い

●ロシア大使館に鈴なり夏蜜柑の平和

 久し振りに東京徘徊に行った。麻布台あたりを徘徊してきた(以前の徘徊記録はこちら)。
 我善坊谷の谷底道から三年坂を登って、外苑東通りに出たところで、道路を隔てた正面の大きな屋敷の門のそばに、一本の大きな夏ミカンの木があり、緑の葉張りに金色の実がたくさんちりばめられて美しい。 

 ほほう、どなたのお屋敷だろうと看板を遠目に読んだら、「在日ロシア連邦大使館」とある。あ、そうか、ここは狸穴(まみあな)であったか、ずいぶん前に「ソ連大使館」があったことを思い出した。

 今のロシアのイメージと金色の球がたくさん光って平和な蜜柑の木とのギャップを感じて、これは面白いなと写真を撮った。それだけのことだった。

 そして次の興味のかつての郵政省の歴史的建築が、再開発でどうなったのか、ちょっと歩いて今日の見物目的の前に来た。そこへ警察官が二人やってきて呼び止められた。

●警官からご注意うけた

 「先ほど、あそこで写真を撮られましたね」
 「ハイ取りましたよ、蜜柑の木が美しいねえ」 
「いえね、その時にあなたは車道に出てお撮りになりましたね」 
「え、いや、歩道ですよ」 
「いや、車道でしたよ」 
「そんなはずないけど、まあどうでもいいや、警官がそうおっしゃるのならそうだったのなかな」
 「いや車道でしたよ、車道から写真をお取りになるのは非常に危険ですので、おやめください」
 「え~っ、そういうご注意なのかい、どうもありがとう。わたしが撮った被写体のミカンの木のことじゃないのかあ、ハイハイ、ご注意をありがとう」

  そんなことを二人もの警官がわざわざ言ってくれるほど警視庁は親切というか、暇なのかなと思って、数歩歩いたら、また別の警官が声をかけてきた。

●蜜柑の木の写真を削除せよと言われた
 
「警視庁機動隊のセキといいます。先ほどのお撮りなった写真は、できればおやめいただきたいのですが、」 
「え、さっきご注意いただいて感謝したけど、まだあるの、車道で写真撮影禁止なの?」
 「いえ、何を写されましたか」
 「ほほう、こんどは被写体が問題かい、まあ、いいや、ほら、あそこにミカンの木があるでしょ、金色の実がいっぱい成って平和な感じだよね、あれがロシア大使館の門のそばにあるのが面白いなあと思って撮ったよ、それが何か?」 
「すみませんが見せて下さいますか」 
「なんか変だけど、ここで見せないと君が個人的に懲戒を受けるのなら気の毒だから、お見せしましょう」 
「いや、そうではありませんが、ハイ分かりました。確かにミカンの木ですね。できれば消去していただけませんか」
 「え~っ、路から門のうちに見えるミカンの木を撮ってはいけないの、それってどんな法令による制約があるの、教えてよ」
 「いや、そうではないのですが、ほほう、よく取れていますね」
「あ、これは昨日の写真だな、ハイこちら、ホラミカンの木でしょ」
「あ、ハイハイ、よく写っていますね、できればこれを削除してください」
「え~っ、なんで?、あのね、これを消さないと君が個人的に困るのかい、上司から叱られるとかで、それなら気の毒だから消してもいいけどね、どうだい」 
「いえいえ、そんなことはありません。はいはい、もう結構です。あの、私は機動隊のセキと申しますが、よければお名前を教えてください」 
「ああいいよ、君が名乗ったからね、ダテといいます。まあ、なんだね、今日は君たち3人がかりで、暇なわたしのヒマツブシの相手をしてくれてありがとうよ、わたしは今日ここに来た目的はね、この大きなビルが建つ前には、ここには郵政省だった歴史的な建築がったんだよ、しってるかい」
「そうですか、知りません」
「ま、いいや、では警戒しっかりやりなさいね」 
「いやいや、どうも失礼しました」 

●わたしはスパイかもなあ

 ということで無罪放免になったが、どうして最初の警官と2度目の警官の言うことが別々なのだろうか?、最初の警官とわたしとの間の、車道に出た出ない(どうでもいいけど私は出ていない)論議は、実は本命の担当警官を呼ぶための時間稼ぎの質問だったのだろうなあ。

 それにしても警視庁機動隊とはねえ、昔々1960年6月半ばころ、国会議事堂あたりで大勢の機動隊に囲まれてその姿を近くに見たものだ。その後も何度か出会った(その詳細はこちら)。
 だが、こんなに近くしかも個人的に出会ったのは初めててで、瘦せ型の優しい言葉遣いの若い男だった。そうか、大使館警備にあたっているのか、さっきの初めの警官は交通警察だったのだな。

 これって察するに、スパイ行為にあたるのだろうか。そんな法律が日本にあるのだろうか。ここがチャイナ(ロシアもか)だったら、即拘留起訴有罪にされるのだろうなあ、日本も戦中はこんなことがよくあったらしいが、近いうちにまたもやそうなる予行演習だったのだろうか、さすがに「オイコラ」ではなかったが、怖いなあ。 

 でもなあ、こんなよろよろ杖付き白髪老人が、真昼間に道端で堂々と写真撮るなんてスパイ行為をやるもんだろうか。いやいや、それは変装であって、杖には銃を仕込んであるものかもしれないぞ、マスクは覆面だな、ウン、警視庁はしっかりと警備しているようだな、ウンウン。そう、こうしてブログに書くヒマツブシ種を作ってくださったし、ありがたいことだ。

 あ、そうだ、セキさんに削除しろと言われた写真をここに載せたから、警視庁からまた何か言って来るかなあ、でもセキさんはSNSに載せてはいけないと言わなかったよ、もちろんこっちも何も聞かなかったけどね。飛沫節延長戦歓迎。

 そういえば1月末にも、警視庁の警官と話をしたことを思いだした。あれは捜査一課のタケモトさんだったなあ(その詳細はこちら)、電話がかかってきたが用が済まないうちに切られてしまったけど、今日のセキさんに聞いて、調べてもらえばよかったなあ。

 それにしても、こんな妙なことに出会っても、若い時のように腹を立てて喧嘩することもなく、じっくりじんわりと平静に面白がって若者警官に対応できるとは、わたしも年取ったものだと、つくづく思うのであった。とにかくこれからは、ミカンの木を写すときは、周りを見て警官がいないことを確かめよう、これが今回の教訓だな。

 なお、今日の目的の一つ、元郵政省歴史的建築は、こんな姿に変貌していた。なんだよ、つまらん。
かつてここにあった麻布郵便局舎(2011年撮影)

麻布郵便局の再開発事業で登場した新ビル(2025年撮影)

(2025/04/17記)

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2025/04/14

1879【粕腹面倒】値上げ攻勢で商店に虐められたカスタマーが恨みを”晴らす面倒”を起こすらしい

 近ごろ、カスタマーハラスメントなるカタカナ言葉によく出くわす。カスタマー(customer)とは顧客のことらしく、ハラスメント(harassment)とは嫌がらせのことらしい。下のようなポスターがどこかの店に貼ってあったのを見たことがある。

(これはネットで拾った)

 この絵は店の人と買い物客のようだが、どちらがどちらか分からない(顧客を脅しているのかしら)。でも、わたしが顧客として、近ごろ店からハラスメントをしょっちゅう受けている被害者であることは確かだ。

 そう、買い物に行くたびに値上げばかり、こちらは音を上げているのだが、ちっとも値下げしてくれない、特にコメがひどい。これって、れっきとしたカスタマーハラスメントである。
 あるいはまた、店の一方的都合で売り方や支払い方を変えるものだから、客としては、どうやって品物を買うことができるのか迷う。これもカスタマーハラスメントだ。

 先日も久しぶりに回転すしの店に入ったら、カウンターにタブレットがおいてあり、これで注文せよという。あちこちタップしても目的画面に至らず注文できない。設計が実に悪い。画面デザインが汚い。これでは特に年寄りには注文できないよ、しかも高価すぎて、お客をいじめてるぞ、粕腹寿司だ、もうやめて回わらない寿司屋に行くぞと店を出た。

 近くの食料品店でも、セルフレジ導入とか言って、客に自分で勘定をさせるから、面倒くさくてたまらない。これも客をいじめているぞ、カスタマーハラスメント(払わす面倒)だぞ。ああ、昔のような現金手渡しの店を懐かしい。

 コンビニ店で買い物したら、目の前にいる女店員がカネを受け取らず、「そこの機械に入れてください」という。入れたがお釣りが出ないままに、「OKボタンを押せ」とのサインが機械の画面に出た。店員に「おい、釣りが出ないよ」といえば、「OKを押してください」、「だって釣りが出ないからOKじゃないよ」と答えても、執拗に「OKを押してください」という。こっちも意地になって、「釣りが出たら押す」というと、女店員が自分で押して釣りが出てきた。「これは設計がオカシイ、すぐ治しなさい」と言っておいた。


 ヒマだから、カスタマーハラスメントごっこをやりに、買物にでも行ってこようかな。

(2025/04/14記)

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2025/04/13

1878【野次馬根性湧かぬ万博】日本での万国博覧会が20年ぶり開催らしいが昔から興味湧かない

弟からの写真
●大阪万博が始まったらしい

  昨日のこと、大阪に住む弟からメールで、大阪万博会場に老人割引きで乗車賃50円の地下鉄に乗って行ってみたが、厳重に囲われていて近づけなかったとのこと。地元住民を不審者扱いするとはけしからんと、文句をつけてきたそうだ。

 今朝の新聞を見て気が付いたが、昨日から大阪万博が開場したそうだ。そうか、それで出かけて行ったのか、はは、入場する気もない単なる野次馬老人まで近づけていたら混雑してたまらないだろうな。

 で、わたしは万博をこれまで見ただろうかと思いだしてみた。もっとも遠い思い出は、1986年バンクーバEXPOである。カナダ視察旅行で偶然にでくわして入場して、なんだかずいぶん広々とした会場風景の記憶はあるが、どんな展示だったか全く記憶がない。
 日本では有名な大阪万博1970があったと知っているが、行っていない。カネも時間も興味もなかった。

●愛知EXPO2005の記憶

 2005年愛知EXPOには行った記憶がある。そのころ仕事で関係していたある団体から入場券をいただいたから行った。その団体の展示(各地の地場産業関係)だけを見てから、どうしようかと案内図を見ていたら、森を歩くガイドツアーがあるというので、それに参加した。あれは会場の中ではなくて外だったような記憶があるから、結局は万博会場のほんの一部を訪ねただけだった。 

2005年愛知EXPO「海上の森エコツアー」
 その森は、会場設営のために伐採しようとしていた山林を、市民たちの開発反対運動にあって残したのだが、それはありふれた雑木林である。それはそれで面白かったが、わざわざ愛知県まででかけてみるほどものではない。日本列島のどこにでもある二次林の里山である。

 万博とは世界の珍しいものを集めて見せるという趣旨で始まったはずだが、この時から変わったらしい。それはそれで結構なことだ。
 さて、近いうちに今生の見納めとの理由をつけて、西方面への旅に出かけようと思っているのだが、その行程に今回の大阪EXPOを入れるほどの野次馬根性が、やっぱり湧かない。

(2025/04/13記)

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2025/04/10

1877【戦間期終わるか】昔の防空壕をシェルターと言い換えてすでに用意を始めたらしい日本

 

そろそろ防空頭巾を用意するかな

●あれから80年余またもや防空壕か

 どうやら戦争が迫っているらしい。ひたひたと足元に来ているようだ。今朝(20250410)の新聞で、小さな記事を読んで、そう確信した。こんなべた記事だが、こんなことを政府が調査していることに驚いた。いや、知らないのはわたしだけで、驚くのが遅すぎるのかもしれない。あれから80年、またもや防空壕が必要らしい。


 これって、昔々わたしもよく見たことがある防空壕でしょ。ほら、80年ちょっと前の頃、空から飛行機で爆弾落としに来る時代を迎えてしまって、家の裏山の崖に横穴を掘って、避難する場所を作った。都会では、家の地下に穴を掘って、そこに避難する場所をを確保した。

 空襲でそこに逃げ込み避難して助かった者もあれば、火の海となってそのまま蒸し焼きになった者もいた。
 そんなことを思いつつこの記事を読んだら、同じ新聞の別のページに右のような記事が載っている。あの戦中の防空壕政策でむしろ被害が大きくなったというのだ。

 今ではビルが立ち並ぶ都会では、地下室のあるビルも多いから、上の調査のようになるだろう。しかし戸建て住宅地では、やはり地下を掘るしかないだろう。

 だが、思うにあの頃の戦争と、今の戦争はどう違うのだろうか。名をシェルターと替えた防空壕は、いまでも有効なのだろうか。

●バカトラ世界関税戦争が引き金か

 このところUSAのトランプのバカが暴れており、世界経済戦争が始まった。関税という経済ミサイルを世界の国々に見境なく、或は狙いを定めて、次々と発射している。発してみて突然やめたり、2重に発射したり、出たとこ勝負を好き勝手にやっている。いやまったく面白いだろうなあ、世界を手玉に取っている気分だろうなあ。

 だが、これが本物のミサイルになる日が、もうすぐやってくるに違いない。かつて日本が戦争に乗り出したのは、ABCD包囲網とか言って、経済封鎖を国際的にやられたことが、直接的な原因と言われている。

 とにかく今はロシア、ウクライナ、イスラエル、ガザ、中東、ミャンマー、アフリカ諸国などなど紛争があちことであり、いつ戦争になってもおかしくない。
 そんな不安全な地球に、平和なはずのUSAから経済紛争をこんな生っぽい形で仕掛けてよいことがあるはずがない。今のトランプ関税攻撃が、どこかに戦争の引き金を引かせるかもしれない。
 それにしても思うのは、あの国の大統領選挙民の目を覆わんばかりのバカさかげんに、先達だったUSA民主主義の余りの凋落ぶりである。よくもこんな人を選ぶものだ、バカUSA国民どもよ!

 そうか、だから今から防空壕なのかい、おっと、今はシェルターと言うそうだ、戦争シェルターというのかしら、そういえば、ちょっと前には「核シェルター」が話題になったことがあった。
 そうだ、あの福島原発爆発の時は、本当にシェルターが必要だったんだな。いや、これからも日本全国にこんなにたくさんの核発電所があるのだし、もっと増やそうとしているようだから、多数の核シェルターが必要だろう。

 日本はどこかから飛んできたミサイルが、どこの核発電所にぶつかれば、それでもう核戦争になってしまう環境にある。福島原発爆発で、その恐怖を実体験したのに、核発電所をやめようとしない。何故だろうか。

 そういえば防空頭巾というものもあったな、用意しとくかなあ。飛散核物質除けに役立つかどうか知らないが、ないよりはよいかもしれない。それよりもなによりも、できるだけ早いうちに、事前避難しておく方がよいとの思いがますます強くなる。
 その点、わたしには身近に絶好の避難シェルターがある。そこに今のうち避難しておけば、それからは2度と避難の必要がない絶対的シェルター、それはあの世である。

(2025/04/10記)

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2025/04/05

1876【新聞読み散らし】テレビを全く見ないが新聞の見出しだけでも世界中がヘンだとよく分る

 近ごろの新聞を読み散らしての感想いくつかです。
なんだか変な世の中になってますねえ。

●コメ米
 
そりゃまあ高くはなったけど、コロナほどに人類全部の命に係わるほどじゃないような、いや、食い物だから命にかかわるか、


●伊大統領
 エーッ?!、イタリアでも問題大統領なのかあ、EUも危ないなあ、でも罷免するとは偉いなあ、大統領という直接選挙制度自体に問題あるのかなあ、日本でも西の方の府県知事にヘンな人がいたし、今もいるもんなあ、。


●バカテレビ
 こういうのを政府が叱りつけるもんかねえ、要するにアホ馬鹿会社ってことでしょ、馬鹿をオカミがお叱りになるって、いまどきあるものかい、それならば、そんな番組を見て喜んで、事件になって更にテレビ見ている大衆をも、同時にお叱りつけになさってはいかがかな、そんな奴に放送免許を出した政府自身を叱るべきでしょ、今の世の中なんだか怖いよなあ、そう言うわたしはテレビ持ってないし、もちろん観てないから、なんだかよく知らんけどね。


●トラ環境政策
 おお、海の向こうのあの大国では、自動車の増加を抑えようと、環境政策に前向きなんだなあ、いいねえ、騒音、振動、エネルギー浪費、歩かない人間の不健康蔓延、そんな自動車の氾濫による社会環境問題増大に、これで歯止めをかけようってんだね、あのトラさんにも、なかなかに良い政策があるんだなあ、がんばれ~。


●マイナーメジャー
 おお、そうかい、そうかい、もらいに行かなくても、頼まなくても、そっちから送ってくるんだね、わたしは「マイナーなカード」を持っているし、「マイナーなカード」で保険証代用できる様にしているが、じつは一度も「マイナー保険証」として使ったことがない、それどころか「マイナーなカード」さえも、税金の確定申告のほかに使ったことがない。それほどにもマイナーな位置づけにあるカードって、いったい何だろうか?、「メジャーカード」と言ってくれると、ちょっとは分かる気がするんだけどねえ。


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