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2025/06/04

1892【長嶋茂雄という人が死んだ】この報道ぶりから見ると安部さんなみの国葬になるに違いない

  昨夜(2015/06/03)、フェイスブックにこんなことを書いた。

ーーーーーー

【長嶋茂雄死す】今、たまたま聴いていた午後7時のNHKラジオニュースで、長嶋茂雄という人が死んだと言っている。わたしは見世物スポーツに全く興味がないが、それでもこの人の名を聞いた記憶があるから、有名なのだろう。

 それにしてもニュースが始まってから10分近くもこの人の死の話をしている。うちにはないから見ないがTVではもっと長いだろうなあ、そんなに重要なニュースなのか~、ふ~ん、そんなことより米騒動の方がよほど重要だろうに、珍妙な世の中である。

 あ、いま息子に長嶋の年齢を聴いたら89歳だそうだ、その年なら死んでも不思議ではないよなあ、でもニュースになるんだ、そうか、俺の1歳上かあ、ふ~ん。

ーーーーー

 ここまでは昨日の夜に書いたが、今朝の新聞は第1面トップ記事だよー、隣国プレジデント選挙がかすむし、米騒動がどうなろうが、ロシヤが戦争しようが、日本の今日はこんなにも平和なんだよ~、平和であることが不気味でさえある。

朝日と東京両新聞の第一面トップ

  6月4日朝の朝日新聞東京版は6つの面(全24面)に長嶋記事、東京新聞東京版も6面(全20面)というありさま。TVはたぶん長嶋特集番組ばかりで、庶民はかじりついて哀悼しているんだろうなあ。

 うちにはTV受像機がないし、あっても見ないだろうが、その番組は、もうとっくに用意万端整えてあり、彼の死をいまか今かと待っていたに違いない。新聞記事もそうだろうな。

 これはもう、安部さんなみに国葬になるに違いない。

 わたしとひとつしか違わない歳の人だからこの身にひいて思うのだが、死ぬことを世の中から待たれている人の老いの人生とは、いったいどんな気分だろうか?、なかなか死なない意地悪をやるとか、いつ死んだか皆目不明にしてしまう方法を考えるとか、なんだか面白そうだ。

 関連して思い出した言葉がある。巨人大鵬卵焼き」である。庶民の好きなものをオチョクルのだが、これが流行った60年代は長嶋茂雄が巨人チームで活躍していたのだろう。ついでオチョクリ言葉「阪神柏戸カレーライス」も思い出したが、これはわたしが作ったのであり、オチョクリ言葉をさらにオチョクったのだった。
(20250604記)
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伊達美徳=まちもり散人
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2025/05/30

1890【カスハラ連日】店でも役所でもカスハラごっこは機械も加わりどこまでも続きそうだ

 政府から手紙が来てあるマイナ―なことをやれという。メジャーな方が好きだが国から命令とあれば仕方ない。
 今日は国の下請け機関である区役所が、「マイナーカード」なるものを受け取りに来いと言うので、雨の中を行ってきた。雨に対応してパーカを着て、マスクも着けた。

●カスタマーのわたしがハラスメント受ける?

 窓口には大勢が並んでいる。やがてわたしの番が来て、カウンターの向うのマスク女性があれこれ指示してくる。

 まずは2件の暗証を入力せよという。4桁の数字は簡単に入力できたが、15桁の大小英数字入力は、画面キイボードの英字の並びがPCとは違うので、えらく時間がかかるのであった。なんで、PCのように並べないのか。国民というカスタマーをハラスメントしているぞ。

 最後にカウンター向こうのマスク女性が言う、
「では写真とお顔を照合しますので、マスクを外させてください
「え?、変だな、まあいいや、どうぞお外しになってください」
「マスクを外させてください」
「え?、あ、そうか、君のマスクじゃなくてわたしのだね、さあ、どうぞ外してください」
と、顔を突き出せどもマスク女性は手を出そうとしない。 

 ハタと気が付いた、この人はわたしのマスクをわたしの手で外すことを要求しているのだな、その言葉遣いを間違えているんだな、と。「・・させてください」と言えば何でもかんでも丁寧言葉になると思っているらしい。

 若い時だったらここで言葉遣いの講義をするのだけど、さすがに年取って人間が丸くなったし、わたしの後にも待つ人たちがいるので、我慢した。相手の言いたいことを頭で変換理解して素直に対応するのだ。自分でマスクを外して顔を突き出した。

 ここでもしもわたしが丁寧語の言葉使い講義を長々とやったら、それを「カスタマーからのハラスメント」というのだろうと思う。

 その一方で、カスタマーのわたしが迷うような言葉遣いで指示をするのは「カスタマーへのハラスメント」と言っていいだろう。まあ、おあいこ勝負無しってところか。

●機械も参加してカスハラごっこ

 そうやって予約呉れたカードのどこにもマイナーカードと記載がなくて、「個人番号カード」と書いてある。これは本物だろうか?
 そもそも名称がおかしいと思う、番号が書いてあるけど、それが重要じゃなくてそれにつながる個人情報のためのものだから「個人情報カード」というべきだろう。

 ついでに書くが、この後に必要あって手数料300円の証紙を買おうと、区役所内の自動販売機に1万円札を入れた。一万円札だけ出てきて、うんともすんとも進まない。
 おい、9700円釣りだろ、9千円しか出ないぞ、300円証紙もでないぞ、近くに案内係女性がいたので助けを求めた。彼女がいう、出てきた1万円札を数えろと、なんと10枚もある。

 「ということは、この機械は両替機ですか?」ときけば、「すみません、1万円札の時はいったん両替してから買ってください」「え、そんなことどこに書いてあるの?」「すみません、そう言うことなんです」「今どきバカな機械だね」「すみません」

 何度も「すみません」と言われると、これはカスタマーハラスメントしているように聞こえてしまうだろうと、困ってしまった。「まあ、まあ、謝らないでよ、あなたが悪いんじゃないよ」なんて、こちらが謝りそうになる。彼女の作戦勝ちである。

 この後に某役所に寄ったが、約束した係に至るまでに6階→7階→8階→7階とたらいまわしされた。典型的お役所カスハラである。
 ついでに今日は雨が降りしきる天気で足元から濡れてしまい、地球からもカスハラを受けたのであった。おかげで頭に刺激を受けてつづけてボケが止まる。

(20250530記)

 このブログの同趣旨の記事

2025/04/14・1879【粕腹面倒】
https://datey.blogspot.com/2025/04/1879.html

2025/05/29・1889【リベンジカスハラしたい】
https://datey.blogspot.com/2025/05/1889.html

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2025/05/29

1889【リベンジカスハラしたい】外食するたび店が客を酷使するカスタマーへのハラスメントが増える

 近ごろは外でめしを食うのが大冒険で、面白いがめんどくさい。
 今日は昼めしを横浜駅地下で食べようと店を探していたら、家の近くでコロナの前からよく仲間と飲みに行っている「ナントカ水産」をみつけて、名前が同じだから経営も同じだろう、慣れた店だからとて入る。

 テーブルに座って待てども、だれも注文取りに来ない。おやおや、ここもネット注文に変わったか見れど例のタブレットがない。
 しかたないからカウンター向こうで作業中の板前に「どうやって注文するの?」と聴きに行く。

 「はい、ここです」という。でもなあ、何の案内も出てないぞ。
 で、注文したら「これをもって待っててください。用意できたらそれに書いてある番号をお呼びします」、小さな番号札をくれった。で、席で待てども待てども「7番さ~ん、用意できました」てな呼び出しが聞こえない。

 番号札を見たら、何か星がチカチカしている。あ、これが呼び出しかな、また板前のところに行ってみると、果たして注文したマグロどんぶりができて角盆に乗っていた。
 味噌汁がついているが、お茶がない、そばに水差しと小さなペラペラの薬を飲むようなプラコップがあるので自分で注ぐ。

 ドンブリとみそ汁と水が乗る角盆を、左の片手で持つ。右手は杖を突いているからだ。
 角盆を落としそうで怖い、できるだけ近いテーブルにたどり着いて、ようやくに昼飯にありついた。水のお替りを注ぎにいくのがめんどう、持っていたペットボトル茶を飲む。

 やれやれ、外食でタブレットに出会うのは慣れたが、顧客酷使セルフサービス新方式がまだまだいろいろと登場して来るので、油断できない、年とっても杖ついたり、ましてやボケていられない、外食難民の恐れ十分だ。救済活動を待っている。

 客をこき使いだした分は、値段が安くなっているかとみれば、反対に値上げだ。コンチクショウメ、これこそカスハラだ、「カスタマーへのハラスメント」だ。
 いま、考え中は、店内で杖ついて片手で盆を持ったまま転んで、食い物と食器を床にぶちまけてやろうかという、「リベンジカスハラ作戦」である。 

(2025/05/28記)

このブログの関連記事
2025/04/14・1879【粕腹面倒】値上げ攻勢で商店に虐められた
カスタマーが恨みを”晴らす面倒”を起こすらしい https://datey.blogspot.com/2025/04/1879.html

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2025/05/06

1885【言葉の酔時記:柱】戦死者は誰もが神道という日本宗教の神々になると新聞屋は思うらしい

 いまだに使っているのかあ、遺骨を柱(ハシラ)という助数詞で勘定している、いいのか?
それって、日本の神道(しんとう)という宗教上の言葉だよ、その遺骨の遺族は神道信者ばかりじゃないだろう、他の宗教を信じる遺族から文句がでるだろう、いいのかい?

 2024年5月5日の朝日新聞朝刊一面トップ見出しに、『日本兵遺骨1000収集へ』とある。ここで取り上げるのは、新聞記事で遺骨を助数詞「」で数えていることだ。

 

 これと同じようなことが、4月14日の東京新聞にもあった。『戻らぬ遺骨112万 収集事業のいま』と大きな見出しである。

 ここでなぜ、「1000分の遺骨」とか「112万分の遺骨」と言わないで、という助数詞を使うのだろうか? だって、「柱」という助数詞は、日本の宗教の神道における神の数え方であり、キリスト教やイスラム教やヒンヅー教の神々には使わないはずである。仏教はもちろんだろう。

 もちろん、その遺骨の死者が、既に何らかの手続きで神道の神として祀られているならば、柱を助数詞として使ってもよいが、そうでない者の遺骨も一括して、神道の神に勝手に祀ってしまうと、宗教上のことだから何か不都合が起きるような気がする。

 そのもめごとの典型的な例が、東京九段の靖国神社で起きている。神社が戦死者を一方的に遺族の了承もなく合祀するということによる、遺族と神社との争いである。特定宗教上の神として一方的に祀るという行為が、神社の現場以前に孤島にある遺骨にまで及んでいることを、それが柱の助数詞で呼ばれることで、わたしたちは知るのである。

 個人的なことを書くと、わたしは神社の宮司の子に生まれたから、日本の神道の神を「柱」で数えることは常識的に知っていたし、宮司の親族が死ぬと霊神という神として祀ることも知っている。神社境内にある「霊神社」という小宮に祀られ、「柱」の助数詞で数えられる。

 だからその立場にいたことがあるわたしから逆に言えば、なぜ神道でないものなのに、その死により「柱」で数えられる神になるのか、それが不思議であるのだ。もっと言えば、神道でないものが神道の領域を犯していることになるような気がするのだ。

 もしかして、靖国神社問題で、神社が祀る死者を柱で数えることを聞いて、新聞屋(あるいは世の中全般も)は戦死者とかその遺骨というものは柱と数えるものだと、勘違いしているのかもしれない。
 あるいは、朝日も東京も新聞社は靖国神社を崇敬しているのかもしれない。新聞社が靖国崇敬しても一向にかまわないけど、言葉は厳密に使ってほしい。

 この件に関しては、わたしはすでに2018年7月にも。このブログで指摘している。その時の新聞は、外国人戦死者も柱で数えて日本の神として祀っているのだ。
 参照:2018/07/29・1153【言葉の酔時記:柱】アメリカ軍兵士の遺骨を「柱」と数えて日本神道の神様にしてしまってよいのか  https://datey.blogspot.com/2018/07/1153.html

(2025/05/06記)

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2025/05/02

1884【警察からまた電話が】今年三度目の”警察沙汰”は東京方面からこんどは千葉方面かよ~

●今年三度目の警察”沙汰” 

 ここんところ警察なるお役所あるいは警察官なるお役人とご縁が続く感がある。今年になってもう3度目の「警察沙汰」である。このブログに書いている(参照:2025/04/17【平和な日本も】 、2025/01/27【警視庁から電話】)が、こういうのも「警察沙汰」かなあ。

ネットで拾った防犯ポスター入選作

 先日は警視庁から電話がかかってきたが、今度は千葉県のN署からだ。警視庁からの電話は確認しようとしたら切られてしまったから、あれは偽ものだったのだろう。こんどの千葉県からは、何となく本当らしい。それなりに筋の通るように聞こえる話なので、辛抱して聞いて長く続いたのだ。本物の感もあるので、ここではイニシャルで書いておく。

●医師の診療報酬架空請求事件らしい

 電話の刑事の話では、その警察管轄内のあるすでに廃業したクリニックが、架空の保険診療費を請求した容疑で捜査しているが、その診療を施したとする複数の者の名前に、わたしと同姓同名がいるというのである。そういえば、1月の警視庁からも、新潟での捜査線上にわたしと同姓同名が登場したといった。

 刑事は、2020年5月から2022年9月迄の間に、そのクリニックにかかったかと訊く。もう一つ別の東京港区にある心臓関係の医院にも同様にかかったかとも訊く。もちろん、わたしはどちらもそんな遠い医院に行くわけがない。

 そもそも、わたしは去年12月よりも前は、めったに医者にかかることない健康老人そのものだった。ときたま転んだり、顔にオデキがでたりして、近所の医院にかかることもあったが、かかりつけ医なるものが居ない状態だった。それでも今年正月から病気持ちと言われてしまい、さすがのわたしにもかかりつけ医師ができて、これで世間並みの年寄りになった。

 電話の主のN署刑事Sさんは(女性らしいの声)、警察らしくないと言っては失礼だろうが、じつに丁寧な口調だった。わたしも丁寧に答えた。そういえば、先日話した警視庁機動隊のセキさんも丁寧な口ぶりだったから、近ごろの警察教育の成果か、オイコラ警察脱皮か。

 それでもわたしは、先日、警視庁捜査2課から怪しい電話を思い出して、今回も何となく怪しい気分になったので、つい言ってしまった。
 「ところで、あなたは本物の警察官でしょうねえ、先日、実はこんなことが、、、」と、ひとくさり警視庁からの怪しい電話のことを話したのであった。
「ああ、そうでしたか、本当にすみません」
「ああ、いやいや、あなたが謝ってくださることではないですよ。ごめんなさい、余計なこと言って、、でもねえ、あなたが本当に本物警官かどうか、どうやって確かめるのか、その方法が分からないからねえ、どうしましょ」
 「ハア、そうですねえ」

 とにかくそれらの医院にかかったことは全くないことを証言?をしたから、それでおしまいらしい。こちらに面接調査に来るのでもないらしいし、何かカネ請求らしき言い草もなかった。まあ、よしとするか。

「お忙しいところをありがとうございました」
「いえいえ、暇老人だから喜んでお相手しました。暇つぶしにつきあっていただき、ありがとう。早く悪徳医師をやっつけてくださいね」

●警察はわたしの携帯電話番号をなぜ知っているのか

 さて、この電話は本物警官か偽物警官かモヤモヤは3分方ほど残るが、それにしても警官も仕事とはいえ面倒なことやらされるものだ。捜査協力米寿市民はヒマツブシに格好な事件とばかりに喜んで、なんだかんだと余計なことをしゃべり訊くから、暇つぶしに付き合って相手しなければ捜査にならないしねえ、本物ならごめんね、どうぞ頑張って下さいね。

 もやもやの気持ちの中に、なぜ警察はわたしの携帯電話番号を知ってるのか、ということがある。1月の警視庁からの電話は、先方の話の中にわたしの名前を出したから、ランダムに電話したのではなく、わたしの電話番号を知っていて狙ったのである。

 今回の千葉の警察からの電話は、最初は別の住所の息子にかかってきた。そのあとで会った息子から話を聞き、彼の携帯電話からN警察に電話した。だから警察は息子の電話番号を知っていたが、わたしのを知らなかったことになる。

 N警察は息子に電話する前に、わたしが5年ほど前だったかに契約解除したわたしの有線電話番号にかけて通話不能だったので、わかっている息子に電話したそうだ。
 そこで思い出したのは、近所の警察署員が1年に1回やって来て居住者名と緊急連絡先を聞き取っていることだ。それで警察網で調べて電話してきたのだろう。

 でも、そこにはわたしの電話番号もあるのだが、なぜ息子に電話したのだろうか。そこで突然に気が付いた、そうか、それにはずっと前に詐欺電話がかかってきた機会に廃止した有線電話番号のままだったと。携帯電話をおしえていなかったは故意ではなく忘れていたのだ。そうか、それで息子経由の電話になったのか。

 それはわかったが、では1月の警視庁を名乗る奴は、どうしてわたしの携帯電話番号に直接にかけることができたのか?、その疑問は残ったままだ。

(2025/05/02記)

(20250617追記)
 このブログの書いた千葉県のN署からの架空保険診療費詐取事件の、延長であるらしい調査書類は郵便でやってきた。これを見ると正確には「不正診療報酬請求事件」というべきらしい。

 神奈川県後期高齢者医療広域連合の給付課長の名で、千葉県習志野市にある「クリニックあらい」で診療を受けたことっがるかとの問い合わせである。この前の電話の内容を忘れたたが、そんな名の医院だったかもしれない。その医院の架空診療受診者名簿にわたしの名があったので、千葉県警は神奈川県警を通じて、神奈川県のこの連合に調査依頼をしたのであろう。

 この前の千葉の習志野署からという電話では、東京麻布の何とか問い医院の名も上げていたが、そちら端折るにないのはどうしてだろうか。どうでも良いが、警察や保険組合に余計な金を使わせている詐欺犯だよなあ。 

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2025/04/22

1882【白石加代子も八十路半ば】白石の妖気だけを鑑賞した児童漫画原作による朗読劇

 白石加代子が出演すると言うだけで、昨日は久しぶりに演劇鑑賞に行った。特に演劇好きでもないし白石ファンでもないのだが、なんだか気になる俳優である。
 これまでに何回か演劇で彼女を見たが、不思議な妖気というか雰囲気にひきつけられる。このまえ見たのは2019年の「常陸坊海尊」であった。面白かった。

 今回は「ふしぎ駄菓子屋銭天堂」とのタイトルだが、どうやら原作は子供向け漫画らしいから、もちろん読んだこともないし、その存在さえ知らない。その店主役が白石で、共演は大原櫻子という知らない人だ。

 白石出演とのことだけでチケットを買ったが、なんだか知らない演劇だ。なまじっか事前に調べるよりも、全く白紙で芝居見物ってのも面白そうだ。白石加代子がどんな妖気を漂わせるか、それだけでもいいや、なんて思って何も知らずに、近くの県立の劇場に行った。

 その白石は、おどろおどろしさを身にそっくり背負って出てきたのだった。それでよしと思うしかないのだが、朗読劇という形式であるから、白石はいつも台本を両手に持ってそれに目を落としながら演技するのが詰まらない。
 けっこう舞台を動き回るので、単に朗読しているのではない。だが、動きはワンパターンであるし、言葉も朗読を基調とする。

 実は朗読だけの公演はこれまで何度か見ているが、朗読劇なるものを見るのは初めてである。たとえれば演奏会形式のオペラのようなものか。なんだか白石加代子の使い方がもったいない気がした。もっと演技を見せてほしい。

 ド派手な紫の和服は面白いが、白無垢打掛衣装の姿はなんだろうか、どうにでも染まる、つまり彼女も髪飾りや帽子で象徴的にあれこれと化ける場面があるから、という意味だろうか。ド派手着物で通す方がよかったのになあ。

 白石は何歳だろうかとパンフを見たら1941年生まれとある。わたしよりも4年若いが、世の中一般から言えば、役者としてはかなりの歳だ。もしかしたらセリフ記憶力が衰えたのか、それで台本を持っても舞台に立つことができる朗読劇にしたのだろうか。演劇のことを知らないから、これはずぶ素人の推理遊びである。

 さて朗読劇というのだが、ダンサーの舞踏あり、大原の歌ありで、ミニミュージカルの感があるのだが、あくまで演劇らしく舞台は固定だし暗い。見た目はともかくとして、演劇としては、はっきり言ってあまり面白くなかったので、時に居眠りがやってきた。

 子供の漫画が元だからだろうが、少年少女の姿もちらほら見たが、舞台を見て笑うには難しかったようでその笑い声は聞こえなかった。いや、大人の笑い声もなかった。わたしは2~3回含み笑いしたが、わはっはにはなりようがなかった。終わってから、ホワイエで原作漫画を売っていたが、買う気にはならなかった。

 この劇場は前川国男設計だが、若いころの作品だからか、年寄り相手にはまったく向かない。何しろホワイエから階段を何十段も(2階分くらいか)降りなければ座席に座ることができなかった。座席は舞台近くのほぼ真ん中の一等席と言ってよい位置だった。わたしがチケット予約の時にそこを指定した。

 ここは初めてではないのだが、それほども階段を下るとは思わなかった。ということはこれまでここに来た時はそれが気にならなかったのだ。コロナ前のことである。わたしが齢とったせいだが、困ることだ。

 このことは先般音楽堂でオペラを見たときは、階段を何十段も登らざるを得なかったのと同じである(その件はこちら参照)。その時も今回も思ったのだが、ホールの両サイドの壁沿いの上下方向通路の壁に、手すりを付けてくれると足の不自由になった年寄りも都合よくなるということだ。

(20250421記)

ーこのブログの白石加代子関係記事ー
・2019/12/23【演劇:秋元松代「常陸坊海尊」】https://datey.blogspot.com/2019/12/1432.html

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2025/04/21

1881【口に出せないカタカナ語】ケアマネ、カスハラ、マイナー、スーパー、マンション、ライン、

 今日の新聞に「ケアマネ3割カスハラ経験」の大きな見出しがある。その記事内容は年寄りには結構深刻なのに、わたしはなんだか変な気がしたのは、その見出しの言葉の軽さである。

 ケアマネもカスハラも、英語期限の外来語(らしき言葉)を、更に短く縮めたカタカナ言葉だが、音感がなんとも軽々しい。

●ケアマネ

 ケアマネージャーがケアマネとは何だよ。介護のケアの真似してるだけってことかよ、そんな気持ちでやってるのじゃあるまい。
 介護をケアというのも軽々しいが、ワザとそう言うのもあるかもしれない。わたしは昨年夏まで数年間、深刻な日々の介護を夢中でやらざるを得なかったが、介護の日常を語るとき、それをケアと軽く言うことで、その深刻度に引き込まれないようにしていたかもしれない。

 だが、その介護の専門家を、ケアマネなんて軽々しく呼ぶのは、感情としていかにも抵抗があったので、いつもケアマネージャーと呼んでいた。正式には「介護支援専門員」というそうだが、それなら「専門員さん」と呼ぶべきだろう。「ケア真似さん」なんて、軽すぎるよ、バカにしているみたいだよ。だからでもあるまいが、ケアマネをいじめてカスハラ対象にするバカな奴が出てくるのかもしれない。

●カスハラ

 そしてまた「カスハラ」とはなんという軽い語感だろうか、カスハラやっても大したことないって、そんな語感だ。そもそもカスタマーハラスメントなんて、日本語で「乱暴来客」とか「店員いじめ客」とかって言う方がはるかに分かりやすいのに、この軽々しい四つ文字カタカナ語をなぜ使いたいのだろうか。

 もしかして、ワザと分かりにくい言葉にしているのか、わかりやすくすると都合悪い何かがあるのか。そもそもカスタマーがハラスメントをする側なのか、される側なのかもわからない。近ごろは買い物に行くと、例えばコメのように、ものすごい値上げになって、これは店によるカスタマーいじめのハラスメント、いや、これは政府と農協が結託して国民というカスタマーへのハラスメントである(詳しくはこちら

●マイナー

 さらにカタカナ四つ文字言葉をあげつらうと、「マイナーカード」である。政府があんなにも重要なカードだと莫大な税金を使って強制しているのに、言うにことかいてそれがマイナとは、どんな頭の構造をしているのか、ここはメジャーカードであるべきでしょ。いや、そう言えと言うのではなくて、正式な「国民個人番号カード」というべきでしょ。略語にしたいなら「個番カード」と言いなさいよ。

 いやいや、ちがうぞ、カードの番号に意味があるではないのに、個人番号カードとかナンバーカードというのはおかしいぞ。ここは「国民情報管理カード」というべきでしょ。略称を言いたいなら「国菅カード」だね、カードの本来の意図に忠実に、国民を管理するって意味もよく分るでしょ、なにがマイナーカードだよ、よく言うよ。

●マンション

 マンションとは何だよ、どこがmansion(大邸宅)だよ、ただのアパートメントハウスだよ、世間は不動産業界のほら吹き宣伝誇大用語にに乗せられてるよ(詳しくはこちら
 ところが今朝の新聞を見ると、なんとまあ、その値段だけはmansion(大邸宅)並みになってるよ、東京23区では一戸の価格が1億円超えたそうだ。
 この際ちょうどよい機会だから、マンションをオクションと言い換えを大々的に正式に法的にやってはどうか、変な言葉が解消するぞ。

●スーパー

 スーパーも、わたしは日常語で使えない、不便だけど、量販店と言っている。だってさ、スーパーとはなんだよ、どこがsuper(極上の・素晴らしい、特大の・巨大な)だよ、何でもかんでもセルフサービスをさせる小売り量販店の、どこが素晴らしいんだよ、バカにするな。
 思い出すのは、1960年代だったか、日本にセルフサービスの小売店が登場したころ、それをSSDS(selfservice discount store)と言っていた記憶がある。これがいわゆる今のスーパーの発祥だが、どこでsuperが入ったのかしら。これもマンションと同じく、業界の誇大宣伝用語であったのだろう。

●ライン

 ラインは一般に発音しているイントネーションが[裸淫]としか聞こえない。世間は裸で淫らことを大好きで公然と口に出しても、わたしは恥ずかしい。(詳しくはこちら
 だから、語源のLINE[láin]と発音して、日常的に使っている。

(20250421記、20250422一部補綴)

ーこのブログの関連記事ー

・2018/08/05・1155【言葉の酔時記:裸淫】https://datey.blogspot.com/2018/08/1155.html

・2023/10/24・1718【言葉の酔時期:マンション】https://datey.blogspot.com/2023/10/1718.html

・2025/04/14・1879【粕腹面倒】
https://datey.blogspot.com/2025/04/1879.html

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2025/04/17

1880【平和な日本も】路上で蜜柑たわわに実る木を写真撮ったら警官に質問されるなんて怖い

●ロシア大使館に鈴なり夏蜜柑の平和

 久し振りに東京徘徊に行った。麻布台あたりを徘徊してきた(以前の徘徊記録はこちら)。
 我善坊谷の谷底道から三年坂を登って、外苑東通りに出たところで、道路を隔てた正面の大きな屋敷の門のそばに、一本の大きな夏ミカンの木があり、緑の葉張りに金色の実がたくさんちりばめられて美しい。 

 ほほう、どなたのお屋敷だろうと看板を遠目に読んだら、「在日ロシア連邦大使館」とある。あ、そうか、ここは狸穴(まみあな)であったか、ずいぶん前に「ソ連大使館」があったことを思い出した。

 今のロシアのイメージと金色の球がたくさん光って平和な蜜柑の木とのギャップを感じて、これは面白いなと写真を撮った。それだけのことだった。

 そして次の興味のかつての郵政省の歴史的建築が、再開発でどうなったのか、ちょっと歩いて今日の見物目的の前に来た。そこへ警察官が二人やってきて呼び止められた。

●警官からご注意うけた

 「先ほど、あそこで写真を撮られましたね」
 「ハイ取りましたよ、蜜柑の木が美しいねえ」 
「いえね、その時にあなたは車道に出てお撮りになりましたね」 
「え、いや、歩道ですよ」 
「いや、車道でしたよ」 
「そんなはずないけど、まあどうでもいいや、警官がそうおっしゃるのならそうだったのなかな」
 「いや車道でしたよ、車道から写真をお取りになるのは非常に危険ですので、おやめください」
 「え~っ、そういうご注意なのかい、どうもありがとう。わたしが撮った被写体のミカンの木のことじゃないのかあ、ハイハイ、ご注意をありがとう」

  そんなことを二人もの警官がわざわざ言ってくれるほど警視庁は親切というか、暇なのかなと思って、数歩歩いたら、また別の警官が声をかけてきた。

●蜜柑の木の写真を削除せよと言われた
 
「警視庁機動隊のセキといいます。先ほどのお撮りなった写真は、できればおやめいただきたいのですが、」 
「え、さっきご注意いただいて感謝したけど、まだあるの、車道で写真撮影禁止なの?」
 「いえ、何を写されましたか」
 「ほほう、こんどは被写体が問題かい、まあ、いいや、ほら、あそこにミカンの木があるでしょ、金色の実がいっぱい成って平和な感じだよね、あれがロシア大使館の門のそばにあるのが面白いなあと思って撮ったよ、それが何か?」 
「すみませんが見せて下さいますか」 
「なんか変だけど、ここで見せないと君が個人的に懲戒を受けるのなら気の毒だから、お見せしましょう」 
「いや、そうではありませんが、ハイ分かりました。確かにミカンの木ですね。できれば消去していただけませんか」
 「え~っ、路から門のうちに見えるミカンの木を撮ってはいけないの、それってどんな法令による制約があるの、教えてよ」
 「いや、そうではないのですが、ほほう、よく取れていますね」
「あ、これは昨日の写真だな、ハイこちら、ホラミカンの木でしょ」
「あ、ハイハイ、よく写っていますね、できればこれを削除してください」
「え~っ、なんで?、あのね、これを消さないと君が個人的に困るのかい、上司から叱られるとかで、それなら気の毒だから消してもいいけどね、どうだい」 
「いえいえ、そんなことはありません。はいはい、もう結構です。あの、私は機動隊のセキと申しますが、よければお名前を教えてください」 
「ああいいよ、君が名乗ったからね、ダテといいます。まあ、なんだね、今日は君たち3人がかりで、暇なわたしのヒマツブシの相手をしてくれてありがとうよ、わたしは今日ここに来た目的はね、この大きなビルが建つ前には、ここには郵政省だった歴史的な建築がったんだよ、しってるかい」
「そうですか、知りません」
「ま、いいや、では警戒しっかりやりなさいね」 
「いやいや、どうも失礼しました」 

●わたしはスパイかもなあ

 ということで無罪放免になったが、どうして最初の警官と2度目の警官の言うことが別々なのだろうか?、最初の警官とわたしとの間の、車道に出た出ない(どうでもいいけど私は出ていない)論議は、実は本命の担当警官を呼ぶための時間稼ぎの質問だったのだろうなあ。

 それにしても警視庁機動隊とはねえ、昔々1960年6月半ばころ、国会議事堂あたりで大勢の機動隊に囲まれてその姿を近くに見たものだ。その後も何度か出会った(その詳細はこちら)。
 だが、こんなに近くしかも個人的に出会ったのは初めててで、瘦せ型の優しい言葉遣いの若い男だった。そうか、大使館警備にあたっているのか、さっきの初めの警官は交通警察だったのだな。

 これって察するに、スパイ行為にあたるのだろうか。そんな法律が日本にあるのだろうか。ここがチャイナ(ロシアもか)だったら、即拘留起訴有罪にされるのだろうなあ、日本も戦中はこんなことがよくあったらしいが、近いうちにまたもやそうなる予行演習だったのだろうか、さすがに「オイコラ」ではなかったが、怖いなあ。 

 でもなあ、こんなよろよろ杖付き白髪老人が、真昼間に道端で堂々と写真撮るなんてスパイ行為をやるもんだろうか。いやいや、それは変装であって、杖には銃を仕込んであるものかもしれないぞ、マスクは覆面だな、ウン、警視庁はしっかりと警備しているようだな、ウンウン。そう、こうしてブログに書くヒマツブシ種を作ってくださったし、ありがたいことだ。

 あ、そうだ、セキさんに削除しろと言われた写真をここに載せたから、警視庁からまた何か言って来るかなあ、でもセキさんはSNSに載せてはいけないと言わなかったよ、もちろんこっちも何も聞かなかったけどね。飛沫節延長戦歓迎。

 そういえば1月末にも、警視庁の警官と話をしたことを思いだした。あれは捜査一課のタケモトさんだったなあ(その詳細はこちら)、電話がかかってきたが用が済まないうちに切られてしまったけど、今日のセキさんに聞いて、調べてもらえばよかったなあ。

 それにしても、こんな妙なことに出会っても、若い時のように腹を立てて喧嘩することもなく、じっくりじんわりと平静に面白がって若者警官に対応できるとは、わたしも年取ったものだと、つくづく思うのであった。とにかくこれからは、ミカンの木を写すときは、周りを見て警官がいないことを確かめよう、これが今回の教訓だな。

 なお、今日の目的の一つ、元郵政省歴史的建築は、こんな姿に変貌していた。なんだよ、つまらん。
かつてここにあった麻布郵便局舎(2011年撮影)

麻布郵便局の再開発事業で登場した新ビル(2025年撮影)

(2025/04/17記)

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2025/04/14

1879【粕腹面倒】値上げ攻勢で商店に虐められたカスタマーが恨みを”晴らす面倒”を起こすらしい

 近ごろ、カスタマーハラスメントなるカタカナ言葉によく出くわす。カスタマー(customer)とは顧客のことらしく、ハラスメント(harassment)とは嫌がらせのことらしい。下のようなポスターがどこかの店に貼ってあったのを見たことがある。

(これはネットで拾った)

 この絵は店の人と買い物客のようだが、どちらがどちらか分からない(顧客を脅しているのかしら)。でも、わたしが顧客として、近ごろ店からハラスメントをしょっちゅう受けている被害者であることは確かだ。

 そう、買い物に行くたびに値上げばかり、こちらは音を上げているのだが、ちっとも値下げしてくれない、特にコメがひどい。これって、れっきとしたカスタマーハラスメントである。
 あるいはまた、店の一方的都合で売り方や支払い方を変えるものだから、客としては、どうやって品物を買うことができるのか迷う。これもカスタマーハラスメントだ。

 先日も久しぶりに回転すしの店に入ったら、カウンターにタブレットがおいてあり、これで注文せよという。あちこちタップしても目的画面に至らず注文できない。設計が実に悪い。画面デザインが汚い。これでは特に年寄りには注文できないよ、しかも高価すぎて、お客をいじめてるぞ、粕腹寿司だ、もうやめて回わらない寿司屋に行くぞと店を出た。

 近くの食料品店でも、セルフレジ導入とか言って、客に自分で勘定をさせるから、面倒くさくてたまらない。これも客をいじめているぞ、カスタマーハラスメント(払わす面倒)だぞ。ああ、昔のような現金手渡しの店を懐かしい。

 コンビニ店で買い物したら、目の前にいる女店員がカネを受け取らず、「そこの機械に入れてください」という。入れたがお釣りが出ないままに、「OKボタンを押せ」とのサインが機械の画面に出た。店員に「おい、釣りが出ないよ」といえば、「OKを押してください」、「だって釣りが出ないからOKじゃないよ」と答えても、執拗に「OKを押してください」という。こっちも意地になって、「釣りが出たら押す」というと、女店員が自分で押して釣りが出てきた。「これは設計がオカシイ、すぐ治しなさい」と言っておいた。


 ヒマだから、カスタマーハラスメントごっこをやりに、買物にでも行ってこようかな。

(2025/04/14記)

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2025/04/13

1878【野次馬根性湧かぬ万博】日本での万国博覧会が20年ぶり開催らしいが昔から興味湧かない

弟からの写真
●大阪万博が始まったらしい

  昨日のこと、大阪に住む弟からメールで、大阪万博会場に老人割引きで乗車賃50円の地下鉄に乗って行ってみたが、厳重に囲われていて近づけなかったとのこと。地元住民を不審者扱いするとはけしからんと、文句をつけてきたそうだ。

 今朝の新聞を見て気が付いたが、昨日から大阪万博が開場したそうだ。そうか、それで出かけて行ったのか、はは、入場する気もない単なる野次馬老人まで近づけていたら混雑してたまらないだろうな。

 で、わたしは万博をこれまで見ただろうかと思いだしてみた。もっとも遠い思い出は、1986年バンクーバEXPOである。カナダ視察旅行で偶然にでくわして入場して、なんだかずいぶん広々とした会場風景の記憶はあるが、どんな展示だったか全く記憶がない。
 日本では有名な大阪万博1970があったと知っているが、行っていない。カネも時間も興味もなかった。

●愛知EXPO2005の記憶

 2005年愛知EXPOには行った記憶がある。そのころ仕事で関係していたある団体から入場券をいただいたから行った。その団体の展示(各地の地場産業関係)だけを見てから、どうしようかと案内図を見ていたら、森を歩くガイドツアーがあるというので、それに参加した。あれは会場の中ではなくて外だったような記憶があるから、結局は万博会場のほんの一部を訪ねただけだった。 

2005年愛知EXPO「海上の森エコツアー」
 その森は、会場設営のために伐採しようとしていた山林を、市民たちの開発反対運動にあって残したのだが、それはありふれた雑木林である。それはそれで面白かったが、わざわざ愛知県まででかけてみるほどものではない。日本列島のどこにでもある二次林の里山である。

 万博とは世界の珍しいものを集めて見せるという趣旨で始まったはずだが、この時から変わったらしい。それはそれで結構なことだ。
 さて、近いうちに今生の見納めとの理由をつけて、西方面への旅に出かけようと思っているのだが、その行程に今回の大阪EXPOを入れるほどの野次馬根性が、やっぱり湧かない。

(2025/04/13記)

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2025/04/10

1877【戦間期終わるか】昔の防空壕をシェルターと言い換えてすでに用意を始めたらしい日本

 

そろそろ防空頭巾を用意するかな

●あれから80年余またもや防空壕か

 どうやら戦争が迫っているらしい。ひたひたと足元に来ているようだ。今朝(20250410)の新聞で、小さな記事を読んで、そう確信した。こんなべた記事だが、こんなことを政府が調査していることに驚いた。いや、知らないのはわたしだけで、驚くのが遅すぎるのかもしれない。あれから80年、またもや防空壕が必要らしい。


 これって、昔々わたしもよく見たことがある防空壕でしょ。ほら、80年ちょっと前の頃、空から飛行機で爆弾落としに来る時代を迎えてしまって、家の裏山の崖に横穴を掘って、避難する場所を作った。都会では、家の地下に穴を掘って、そこに避難する場所をを確保した。

 空襲でそこに逃げ込み避難して助かった者もあれば、火の海となってそのまま蒸し焼きになった者もいた。
 そんなことを思いつつこの記事を読んだら、同じ新聞の別のページに右のような記事が載っている。あの戦中の防空壕政策でむしろ被害が大きくなったというのだ。

 今ではビルが立ち並ぶ都会では、地下室のあるビルも多いから、上の調査のようになるだろう。しかし戸建て住宅地では、やはり地下を掘るしかないだろう。

 だが、思うにあの頃の戦争と、今の戦争はどう違うのだろうか。名をシェルターと替えた防空壕は、いまでも有効なのだろうか。

●バカトラ世界関税戦争が引き金か

 このところUSAのトランプのバカが暴れており、世界経済戦争が始まった。関税という経済ミサイルを世界の国々に見境なく、或は狙いを定めて、次々と発射している。発してみて突然やめたり、2重に発射したり、出たとこ勝負を好き勝手にやっている。いやまったく面白いだろうなあ、世界を手玉に取っている気分だろうなあ。

 だが、これが本物のミサイルになる日が、もうすぐやってくるに違いない。かつて日本が戦争に乗り出したのは、ABCD包囲網とか言って、経済封鎖を国際的にやられたことが、直接的な原因と言われている。

 とにかく今はロシア、ウクライナ、イスラエル、ガザ、中東、ミャンマー、アフリカ諸国などなど紛争があちことであり、いつ戦争になってもおかしくない。
 そんな不安全な地球に、平和なはずのUSAから経済紛争をこんな生っぽい形で仕掛けてよいことがあるはずがない。今のトランプ関税攻撃が、どこかに戦争の引き金を引かせるかもしれない。
 それにしても思うのは、あの国の大統領選挙民の目を覆わんばかりのバカさかげんに、先達だったUSA民主主義の余りの凋落ぶりである。よくもこんな人を選ぶものだ、バカUSA国民どもよ!

 そうか、だから今から防空壕なのかい、おっと、今はシェルターと言うそうだ、戦争シェルターというのかしら、そういえば、ちょっと前には「核シェルター」が話題になったことがあった。
 そうだ、あの福島原発爆発の時は、本当にシェルターが必要だったんだな。いや、これからも日本全国にこんなにたくさんの核発電所があるのだし、もっと増やそうとしているようだから、多数の核シェルターが必要だろう。

 日本はどこかから飛んできたミサイルが、どこの核発電所にぶつかれば、それでもう核戦争になってしまう環境にある。福島原発爆発で、その恐怖を実体験したのに、核発電所をやめようとしない。何故だろうか。

 そういえば防空頭巾というものもあったな、用意しとくかなあ。飛散核物質除けに役立つかどうか知らないが、ないよりはよいかもしれない。それよりもなによりも、できるだけ早いうちに、事前避難しておく方がよいとの思いがますます強くなる。
 その点、わたしには身近に絶好の避難シェルターがある。そこに今のうち避難しておけば、それからは2度と避難の必要がない絶対的シェルター、それはあの世である。

(2025/04/10記)

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2025/04/05

1876【新聞読み散らし】テレビを全く見ないが新聞の見出しだけでも世界中がヘンだとよく分る

 近ごろの新聞を読み散らしての感想いくつかです。
なんだか変な世の中になってますねえ。

●コメ米
 
そりゃまあ高くはなったけど、コロナほどに人類全部の命に係わるほどじゃないような、いや、食い物だから命にかかわるか、


●伊大統領
 エーッ?!、イタリアでも問題大統領なのかあ、EUも危ないなあ、でも罷免するとは偉いなあ、大統領という直接選挙制度自体に問題あるのかなあ、日本でも西の方の府県知事にヘンな人がいたし、今もいるもんなあ、。


●バカテレビ
 こういうのを政府が叱りつけるもんかねえ、要するにアホ馬鹿会社ってことでしょ、馬鹿をオカミがお叱りになるって、いまどきあるものかい、それならば、そんな番組を見て喜んで、事件になって更にテレビ見ている大衆をも、同時にお叱りつけになさってはいかがかな、そんな奴に放送免許を出した政府自身を叱るべきでしょ、今の世の中なんだか怖いよなあ、そう言うわたしはテレビ持ってないし、もちろん観てないから、なんだかよく知らんけどね。


●トラ環境政策
 おお、海の向こうのあの大国では、自動車の増加を抑えようと、環境政策に前向きなんだなあ、いいねえ、騒音、振動、エネルギー浪費、歩かない人間の不健康蔓延、そんな自動車の氾濫による社会環境問題増大に、これで歯止めをかけようってんだね、あのトラさんにも、なかなかに良い政策があるんだなあ、がんばれ~。


●マイナーメジャー
 おお、そうかい、そうかい、もらいに行かなくても、頼まなくても、そっちから送ってくるんだね、わたしは「マイナーなカード」を持っているし、「マイナーなカード」で保険証代用できる様にしているが、じつは一度も「マイナー保険証」として使ったことがない、それどころか「マイナーなカード」さえも、税金の確定申告のほかに使ったことがない。それほどにもマイナーな位置づけにあるカードって、いったい何だろうか?、「メジャーカード」と言ってくれると、ちょっとは分かる気がするんだけどねえ。


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2025/03/22

1873【米穀も米国もヘン】政府備蓄米放出って上昇米価維持政策つまり農業振興・食料自給率上昇政策かも

 ●コメが去年よりも8割値上がり

 トランプ再来以来、石破出現以来、米国も米穀もなんだか変である。まさかシンクロしているのではあるまいなあ。
 なにしろ米(食べるコメのこと)が高い。うちの近くの食品店では下の写真に見るこんな調子だ。つい先日まで5キロ3000円を越えなかったのに、今ではどこれも4000円を超えた。

 そして今日の新聞には、去年と今年の同じ月の物価上昇比率が載っている。米は8割以上の値上りである。まあ、キャベツや白菜の100パーセント以上上昇率には負けているが、それらはなくてもこまらないが、米はほぼ毎日食うので、困ったもんだ。

 そこで政府は米価対策(米国対策もあるなかにいそがしいことだ)として、政府備蓄米を市場に出して米価を下げる施策を始めた。これって、安い米をたくさん市場に出せば、当然安くなるということであろう。

 そう思って期待していたら、政府は備蓄米を市場に出すにあたって、民間の米穀販売事業者に入札させて、高値入札者に売り渡す施策だと聞いて、エッ、変だなあ、できるだけ安く売りだすなら安値入札者の間違い報道でしょ、と書いた(このブログの3月5日記事)。

 だって米価を下げるのに高く売るって常識外である。少なくとも私の頭ではそうである。経済の仕組みに疎いから、高く売って市価を下げるって不可解極まる、どうしてそうなるのか誰か教えてほしい。

 さて、で、今日(2025/03/22)の新聞に、その高値入札で決めた結果の落札者が記事として載っている。これを見て愕然とした。ノーウキョーばかりが落札しているのだ。

落札したのはコメを高く売りたい生産者団体ばかり

●これって米価上昇維持の農業政策かも

 落札者のほぼ全部が農協関係つまり生産者の団体であり、つまり米を高く売りたい、米価を高くしたい業者ばかりである。これで米価が下がるものかしら、常識的にそうは考えられないが、いったいどうなっているのだろうか。こういうのって世の常識にあるのかしら。

 このような落札業者がコメを売るなんて、去年と比べて8割以上も値上がりしたコメが、せめてジャガイモ程度の値上がりになるものだろうか、へえ~、ふ~ん、経済のことはわたしには全くからんなあ。

 もしかして、これってコメの消費者のための価格下落政策ではなくて、実はコメ生産者のための上昇価格維持策であろう、としか思えないのだ。
 ・米が値上がりしないから農業生産者が減少するばかりだ。
 ・このままいくと生産能力が消費能力に追いつかなくなる。
 ・いまに米穀飢饉が来るかもしれない。
 ・自給率を上げるためにも、何とかして上昇した今の米価を保ちたい。
 ・ここで政府備蓄米を安値落札させたら消費者米価が下落する。
 ・できるだけ高額落札させて、消費者米価を高価なままに保ちたい。

 これが今回の備蓄米放出の構図であり意図である、と、まあ、こういうことに違いないような気がしてきた。地球規模の気候変動やトラさんやプーさんの登場による国際食糧安全保障の仕組みが揺らぐ今、それも必要なことかもしれない。
 私は思うには、それならそれで必要なことなら、そう唱えて堂々と政策をやればよいだろう。米価が高いことによる家計圧迫は、消費者への助成策をすればよろしい。

 なんだか米国でも米穀でも不安定な状況が続くのは、いやなものだ。

(2025/03/22記)

このブログの関連記事
2025/03/05・1870【コメが高い】政府備蓄米を市場放出ってヘンhttps://datey.blogspot.com/2025/03/1870.html

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2025/03/11

1871【個人番号カード】作ってから十年も経つと顔写真が変わったから作り直せとのこと

 「個人番号カード」なるものがあるのを知っていますか。

 どういうわけか世間では「マイナーカード」と言っているようですが、なんでマイナーなんだろうか、どうせならメジャーカードって言えばかっこいいのに。

 そのカードの期限が切れたとかで、再申請しろと通知が役所から来ました。あ、期限があるのか、そうだね。カードを見たら2014年4月に署名しているから、10年歳をとれば顔だって老化して、シミだらけに変わってるもんなあ、違う人間に見えるかも。

 そこで、そうか、しょうがないと写真を自分で撮って、うちのプリンターで印刷して、再申請書に貼り付けて郵送した。ところがなんと、これじゃあ駄目だ、再提出しろと突き返されてきた。

 ダメな理由は、貼ってある顔写真を気に入らないというのだ。曰く、人相が悪い、影がある、傷がある、汚れている、シミがある、なんてね。おいおい、大きなお世話だよ、米寿と言われるほどにもなればしょうがないだろ、あ、そうだ、美顔に修正するアプリがあるかもなあ。

 でもとにかくまた自分で自分を撮って、用紙に張り付けた。意外に難しいのは、35✖45㎜の大きさにうまくプリントアウトすることだが、大きさ調整でL2判印画紙を3枚も使ってしまった。

 また、カード屋さんがお気に入りできる写真顔のために、20枚くらいも撮影した。いまではデジタルデータだから、何枚になってもカネがかからなのがよろしい。昔は全部プリントしてみたものだ。さて再々提出せよとまた突き返されるかもなあ。

 ところでこの背番号じゃなくて個人番号カードを作ると、政府がいくばくかの金をくれるということがあったが、当然に、再発行の時もあるのだろうなあ、いくらかなあ。でもあの時面倒な手続きだったなあ、暇だし金になるしボケ遅延策になるかと応募したのであった。

 実はこのカードがわが身に役に立ったのは、そのカネをもらったことだけなのだ。他に何も利用価値がないんだけど、何かあったら身分証明書になるので作って持っているのだ。その「何か」が、いまだにない。それって死んだときかしらねえ。(20250311記)

このブログ内の関連する記事

・2024/05/17・1818【マイナー保険】薬局で健康保険証とマイナーカードをリンクさせられたが困ったことになったかも https://datey.blogspot.com/2024/05/1818.html

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・2023/06/21・1692【紐づける】マイナーカードではなぜ「リンク」と言わず「紐づけ」と言うのか? https://datey.blogspot.com/2023/06/1692link.html

・2022/10/21・1651【背番号カード】マイナーな庶民がわずかなマイナーポイントに釣られて作るマイナーカード https://datey.blogspot.com/2022/10/1551.html

・2020/06/10・1468【コロナ用語爺典その2:ひもづけ】個人番号カードと預貯金口座をひもづけて「ひもつき給付金」かよ  https://datey.blogspot.com/2020/06/1468.html

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2025/03/05

1870【コメが高い】コメが高価だから政府備蓄米を市場放出して値段下げるそうだが、なんだかヘン

「やあ、ご隠居、買い物ですかあ、重そうですね、持ちましょう」

「おお、熊さん、ありがとうよ、それコメなんだよ」

「コメってこのところ値上げがひどいですねえ」

「そう、ずっと買っているのは魚沼産コシヒカリだけど、去年は5キロで3千円くらいだったのが、今じゃ4千円を越してるよ」

「不作で飢饉なんてことを聞かないから、売り惜しみですかね」

「うん、よく分らないけど、政府がなんとかしないのかね」

「あ、そうだ、なんでも、政府にはこういう時のために備蓄してるコメがあって、それを一般市場に出すらしいですよ」

「おお、現代のお助け米だな、もちろんそれは無料だよね、市場のコメ値段がそれで下がるね、時には政府もいいことやるんだな」

「いやいや、政府は備蓄米をコメ卸業者に入札して売り渡すので、無料じゃないらしいですよ」

「それでも、それは安値競争入札だろ、その安いコメが今の市場のコメと混じれば、市場価格も安価になるだろ」

「ご隠居、それがどうも違うらしい、政府は備蓄米をコメ卸業者に競争入札で売るのだけど、最も高い値段を付けた業者に売るのだそうですよ」

「そりゃ違うだろ、だって市場価格を下げるために政府備蓄米放出するんだから、高値落札ってことはありえないだろ、安価落札に決まってるだろ」

「あちこちの情報を見たけど、安値落札じゃなくて高値落札と書いてありますよ」

「そりゃ報道が間違っているに違いない、オカシイだろ、市場価格を下げるためにできるだけ高価なコメを市場に出すなんて、そういう経済ってあるのかい?」

「私もおかしいと思って、あちこち読んだけど、どうもいちばん高い価格で入札したコメ屋が落札するようですよ」

「へえ~、もう世の中についていけなくなったよ、勝手にしろ

(2025/03/05記)

2025/03/15追記
 今朝の新聞記事に、政府備蓄米の入札状況がある。なんだよ、60キロ当たり平均21,217円で落札だってさ、俺たちのコメ(政府備蓄米のこと)を市場価格を下げるために入札販売したら、1キロ当たり353円で売れたってことか。これに経費と利益を載せると、市場へはいくらで出てくるものなのかしら。

 でもどうして60キロなんて半端な数字で表現するのだろうかと、ちょっと頭をひねったら分かった、そうだ、米は昔は稲藁で作った俵に入れて運んだものだ。その1俵の重さが60キロだったのだ。その伝統?を今も守っているのか、へ~。

 今日食品屋でコメの値段を見たら、5キロ当たりでどれもこれも4千円以上である。わたしの愛用の魚沼産コシヒカリは4480円だ、去年は3000円以下だったのに、これはまあなんという値上げだろうか。


 これが明日から3000円以下に戻るにちがいない。そのために備蓄米入札なんだからね。

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2025/02/15

1868【確定申告】春先に年に一回の数字いじり仕事させるのは政府の高齢者ボケ遅延政策か

  毎年の今頃になると、世の中は所得税の確定申告の季節である。わたしもヒマツブシがお金になるからやっている。

品川駅東西通路にて

 お金になるとは、納め過ぎた源泉徴収税を返してもらって、その還付金を春先のお小遣いの楽しみにしているのだ。もっとも、もともと自分の金だけどね。

 源泉徴収とは、考えてみると奇妙な言葉だ、源泉つまり湧き出す源になっている泉のことだ。ということは、国家にとっては国民は、国民の所得というおカネを湧出する源なのである。温かい水が湧き出せば温泉だし、おカネが湧き出せば所得税源泉というらしい。温泉が無限に出ることが無いように、税の源泉の国民の所得だだって無限湧出ではあるまい。

 その湧き出す所得を本来は汲んで戻るべき国民がやってくる前に、国家がいち早くやってきてその一部をかすめ取る仕組み、これを源泉徴収といい、そのカネを源泉徴収税と言うらしい。
 ところが、国家が掠め取る金額が法律で決まっているのに、その額よりも多く汲み過ぎていく。そこで国民一人一人が、毎年このあたりになると取り過ぎたお金を返してくれと、国家に申請するのが、この確定申告であるらしい、と、わたしは理解している。
 とる国家も返せという国民も、この時期はご苦労なことである。わたしはボケ進行遅延策として有効に活用している。しかし、申請しないと戻ってこないのがけしからん。

 これまで毎年毎年これをやっているのは、国家が毎年毎年決まっている額よりも多く汲んで持って行ってしまうからだ。これまで少なく汲んでいったことが一度もない。
 いや、一度だけ汲み損ねていったことはあったが、それは所有不動産を売却した2015年であった。もっとも、この売却を国家が気がつかなかったから、こちらから国家に親切にも教えてあげたのだった。さすがに還付はなくて追加納付した。参照「父の家を売る

 さて、ことしのわたしの確定申告には、今まで一度もやったことがない「医療費控除」の申告がある。昨年は居宅介護していた病妻が亡妻になる一大変事のため、医療費と介護費が控除対象になるほどに多額になった。これまでは一度も申告可能額ではない健康家族だったのに、、。

 上に述べた不動産売却時もあれこれと申告書作りが面倒だったが、この医療費控除申告もそれに負けず劣らず面倒極まると知った。それがどれほどわが一人暮らし財政に寄与したのか実はよく分らないのだが、とにかく源泉徴収税を全額還付してくれるそうだ。無税の民に落ちぶれたのである。

 いまはなんでもネット時代であり、ご親切にもYouTubeに医療費控除のやり方指南動画がたくさん登場している。税務署サービスの動画かと思ったら、どうも確定申告書の作成依頼を受けて稼ごうとする税理士たちらしい。その数があまりにも多くて目移りがする。
 ついでに他の面倒なこと、今年だけらしいが「特別減税」なるものがあり、これが税額算定をややこしくしているらしいことも知った。知ったからとてなにも分からぬが。

 さて、その申告書類づくりをヒマツブシにやるのだが、いまどきは国税庁提供「確定申告書作成コーナー」なるサイトを利用すれば、ややこしい計算は自動計算して申告書を作ってくれる楽なものだ。
 ただし、これで作るとどうしてそうなるのか、国家が徴税してくる仕組みが全く分からないままであるのが、なんとも癪である。昔は手計算で手書き込みしたから、何となく理解させられたものだ。

 そこで思い出したので、本棚の片隅から昔の確定申告書の控えの束を取り出してみた。ほお、1998年分からあるのかあ、納税についてはこんなにも忠実にやってきたかと、われながら国家への忠誠に感心した。それ以前はやっていないということは、必要でなかったのだろうなあ。フリーランスになって9年目からとは、必要になることがあったのかしら。

 控えを見れば、2004年分までは数字が手書きである。ということは手計算だったのだろう。2005年分からは印刷だから、この時から国税庁の作成サイトが始まったのだろうか。

1998年分からの所得税確定申告書控え

 あらためて控えをみれば、2000年前後頃は還付金が50万円強もあったのに、いまや1万円にも満たない貧乏老人になっている。納税額が少なければ、還付金も少ないのは道理であると分かっている。

 ところで、納めた額以上に戻っては来ないのは常識としてよく分るのだが、今年はそれがあるらしい。それが一人当たり一律に3万円の特別減税である。これもYouTubeでよく分った(ような気がする)のだが、現金でくれれば簡単なのに、税金額を負けてくれるそうだ。

 複雑にして面倒なことをやるもんだ。税額そのものをオマケしてくれるのだが、わたしのようなオマケするほどの税額がない者には、減税の恩恵を公平に行き渡らせるために現金をくれるのだそうだ。岸田さんの置き土産とてオアリガタイことである。カネが入るとなると一生懸命に申告書づくりするものだ。
(2025/02/15記)
このブログの確定申告関係記事
2016/02/27【確定深刻の季節】増え続ける空家群マイナス資産津波 https://datey.blogspot.com/2016/02/1178.html

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2025/01/27

1864【警視庁から電話】新潟の犯罪捜査に私の名が出てきたと警視庁捜査一課タケモトさんから電話

 今朝9時半、携帯電話機が鳴りだした。ははん、昨日こちらがかけて不在だったあの女性からだな。

「はいはい、ダテです」

「ダテヨシノリさんのお電話でしょうか」

 なんだか若そうな男の真面目そうなビジネスっぽい声である、な~んだ、つまらん、息子とは違うな。

「・あ・ああ、そうです」

「こちらケージチョーソーサイッカのタケモトと申しますが、この電話はダテヨシノリさんででよろしいでしょうか」

 え~と、警視庁捜査一課のことかしら、犯罪小説に出てくるよなあ、面白い。

「ほお、はいそうですが、なにか?」

「こちら警視庁捜査一課のタケモトと申しますが、捜査で伺いたいことがあります、よろしいでしょうか」

 ちょっと高飛車である。不愉快になった。

「あ、はあ?、なんでしょうか」

「はい、こちら警視庁捜査一課ですが、新潟県で起きた事件につき、ダテヨシノリさんのお名前が挙がっているので、おうかがいします」

 ここで思った、なんだかなあ、こんなにお手軽捜査をするもんかしら、TVを見ないからこんな場面が本当にあるのかどうかも知らないが、なんだかなあ、ハハ~ん、おっと、まえにもあったような、こんなことが。

「ほお、はい、ではその前に、貴方が確実のその警視庁捜査一課のタケモトさんであることを確かめたいので、連絡先の電話を教えてください」

「ボアーン」(電話が切れた音)

 あれ、なんだよ、失礼な奴、せっかくヒマツブシになると思ったのに、もう切ってはツマランだろ、いやいや、こちらがもっと上手に扱うべきであったなあ、しばらく話に乗ってやればよかったなあ、ヒマだからしばらく新潟の捜査について聞いてやればよかったなあ、タケモト君にも気の毒だったなあ、反省しきりである。

警視庁捜査一課のタケモトさんの電話番号?
 スマートフォンの表示を見ると、あれ、非通知じゃなくて「080-4959-7110」と番号表示されているぞ、ほお、これが警視庁捜査一課タケモト君の電話番号かあ、かけてみようなあア、う~ん。

 実はこのような電話は初めてではない。何度もあったのではないが、3年まえに家人がかなりの段階まで乗せられ、わたしが途中で気づいて事なきを得たことがある。
 そのことはこのブログの下記に書いておいた。
 https://datey.blogspot.com/2022/04/1612.html

 まさか同じ奴からではあるまいが、もうちょっとうまく乗せてほしかったと、いや、うまく乗せてやって遊びたかったと、反省している。

(2025/03/14追記)
 今朝の東京新聞にこんな記事が載っている。わたしのところにかけてきたやつと同じらしい。電話番号が110で終わっている。


2025/01/10

1860【新春長屋政談】よれよれの地球はコロナ禍後遺症よわり目にたたり目トランプ禍到来

「やあ、ご隠居、謹賀新年です」

「うむ、アケオメだな。簡単年賀には簡単返事にするよ。 また今年も明けてしまったね、もうこの歳になると新年なんて珍しくもない、飽き飽きだよ」

「まあ、そういわないで付き合ってくださいよ」

「だってさ、コロナが明けたら、何か特別な良い世界がやってくるかもしれない、それを楽しみで生きてきたんだよ、この4年をね。だけども、実はちっともいいことが起きないねえ、気候変動で災害ばかり、あちこちで戦争で殺し合いの世だよ」

コロナ禍にプーチン禍トランプ禍インフレ禍温暖禍右傾禍地球は禍星
(221116詠)

「まあそういわないで、もう少し人生を楽しみましょうよ。そうそう、今年はトランプが出てきて面白そうですよ、あのお騒がせ男が」

「ウンそうだね、アメリカって変な国だねえ、あんな人を大統領に選ぶんだもんなあ。いやいや、アメリカだけじゃない、ロシアでもプーチンを選んだんだものなあ、近ごろはヨーロッパでも極右政権が登場しそうな気配だしなあ、変な世の中になったね、これらの変なことつづきの原因は、地球全部がコロナ後遺症に罹っているにちがいないょ」

「こうなったら、あのトランプが、どんな変なことや奇妙なことを言い出してやりだすか、それを積極的に楽しみましょうよ、それが庶民にできる災難を楽しむ術ですよ」

「おっ、なるほど、何にも関係ない庶民は弥次馬根性丸出しで、トラさんの無教養丸出し政策で世界が右往左往する、それを眺めて楽しもうってのかい、う~む、世も末だね、でもそれも面白いな」

「そうでしょ、もうそれが始まっているんですよ。トランプのUSA大統領就任は1月19日ですから、まだ大統領じゃない、でも大統領でもある、そんな位置にあるもんだから、いい気になって無責任な発言をやってますよ」

(東京新聞20250106)
「わはは、これは面白い、そうかそうか、末世的な不健康さがあるが、しばらく楽しむことにするか。わたしは前にこんな狂歌をこのブログに書いたが、いよいよ何か起きそうだ」

もしかして「棚からトランプ」かもしれぬ いや「泣き面にトランプ」かもしれぬ

「USA衆愚連中はあんな人を大統領の選出するとは、なんと乱れた地球になったかと、がっくりしていましたが、これは第一級のエンターテインメント世界がやってきたんですよ」

「チャイナのシーさん、ロシアのプーさん、北コリアのキムさん、EUは誰だっけ、そう言えばメルケル後にリーダー級がいないね、だれか知らんがみんなトラさんと丁々発止とやっとくれ、野次馬として楽しむからさ」

ジャパンのイシさんはどうするんですかね、この前のトラさん大統領の時に尻尾ふってじゃれてたアベさんのようにやりますかね」

「面白そうだね、今年の春こそ西行の辞世の一首「願わくは花の下にて春死なむその如月の望月のコロナ(頃)」に追いつきたかったが、もうしばらく生きてみるか、そんな気になってきた。そこで狂歌一首」

よれよれの地球はコロナ禍後遺症よわり目にたたり目トランプ禍到来

(2025/01/10記)

ーーーこのブログのトランプがらみ瓢論ーーー

・2024/11/20・1850【選挙狂歌】付和雷同したネットの衆愚 https://datey.blogspot.com/2024/11/1850.html

・2024/11/09・1849【分断の地球】トランプ再登場また分断地球新冷戦時代かhttps://datey.blogspot.com/2024/11/1849.html

・2024/11/05・1848【もしトラ】トラとリス民意を割って真っ二つhttps://datey.blogspot.com/2024/11/1848.html

・2024/07/26・1824【トランプ対ハリス】トランプは一転してヨボヨボ爺にhttps://datey.blogspot.com/2024/07/1824.html

・2024/07/15・1823【トランプ狙撃事件】Hey Mr.Trump! YOU'RE FIRED! https://datey.blogspot.com/2024/07/1823.html

・2024/02/27・1797【もしトラ】実現するい地球リスク「トラプーシ世界」https://datey.blogspot.com/2024/02/1797.html

・2024/01/29・1787【世界選挙年】今年は世界人口の半分が選挙 https://datey.blogspot.com/2024/01/1787.html

・2022/11/16・1655【禍多き星よ】コロナプーチントランプ禍地球は禍星 https://datey.blogspot.com/2022/11/1655.html

・2020/11/07・1499【困惑する政治の季節】アメリカでも日本でも政治的騒ぎ中https://datey.blogspot.com/2020/11/1499.html

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2024/12/22

1858【高血圧事件②】八十年を超える運転してると部品にガタが来るのは当然だがそれも病と言うのか?

高血圧事件①から続く)

やあ、ご隠居、久しぶりですね、なんだか元気がないみたい、まさか病気ですか。

あ、熊さんかい、うん、どうも病気になっちまったらしいんだ。

ええっ、でもその顔色や歩きっぷりは元気そうなのに、どうしました?

うん、わたしはご覧のように元気だけどね、先日、ヒマなのでヒマツブシに健康診断をやってみた、そこで医師からオマエは病気だといわれた、だから病気らしい。

たよりないねえ、肝心のご隠居は痛いとか眠れないとか物を食えないとか、あるでしょ。

それが何にも病らしいことは無いんだよ、平生はめったに医院に行ったことが無い、オカシイだろ、いやまあ年取って歩くのが遅くなったけどね。

ヘンですね、あ、わかった、頭がおかしくなったのでしょ、認知症とか、、。

いやいや、医師から言われたのは、血圧が高い、心臓と腎臓がおかしい、太るな、歩け、塩分控えろ、ほかにはえ~となんだっけ、忘れた。

薬を飲んでますか、医師の言うことをきいてますか。

ああ、言われたことはちゃんとやってるよ、どこも何ともないのにねえ、でもね、めったに支払う機会がない医薬代金が高かったから、もったいなくて薬を朝夕に飲んでるよ。

薬ってそういう精神で飲むもんじゃないですよ。

平生は高額の後期高齢者医療保険料を支払うばかりだから、この際にそれを取り戻そうと張り切っているね。

いまに介護保険料も取り戻そうって頑張るつもりでしょ。

そうそう、内緒だけど実はほんとは病気なんだよ、自分では元気に動き回っているのに、医者からお前は病気だと言われると、おお、オレもついに病気老人かあ~って、くよくよ考えるんだよ、だから心の病になったな。

じゃあ健康診断したせいで病気になったっていうのですか。う~ん、病は気からと言いますからねえ、それじゃあまるでご隠居の病は医師のせいと言うみたいです。

そうそう、わたしは医源病だね。

そんな名前の病気があるんですかい。

わたしが発明した言葉と思っていたけど、ネット検索してみたら、医学界にあると分かって驚いたね。わたしにはこんな経験があるんだよ。もう23年も昔のことだけどね、わたしは脚の股関節の骨頭壊死症なる不治の重病と診断された。治療法がないままにいつ倒れるかとビクビクしながら暮らしていたんだ。それが1年ほど後になんとまあ自然治癒してしまった。医師が治る病を不治と誤診したんだ。これも医源病のひとつだよね。医学界では医原病と書いてこれとは若干異なる意味らしいけどね。

なるほどね、でもご隠居がいくら元気といったって、米寿がすぐそこでしょ、もうかなり老朽化した身体だから気をつけて下さいよ。どこか悪いところがあるはず。

そうだね、これだけ長期間の運転をしてくれば、老化して動きがぎこちなくなるのは当たり前、でも老化と故障とは違うと思うよ。故障しやすくはなってるだろうけどね。

なるほど、でも近ごろ病気老人が多いのは、故障者が増えたからでしょ。

それにつけて思うのは、老人が増えすぎたことだ、人間古来の不老長寿願望に、医療技術が応え過ぎてますね、死ぬはずの人間も生き延びさせてしまう技術が完成です。

そう、その上、宗教も文化も生きる願望に応え過ぎたと思うんだよ。長生きするのが最高の生き方なんてことに、だれもかれもがはまり込み過ぎたよ、人間は。

そうですね、それによる人類の繁殖し過ぎで、地球環境問題が起きていますよ。身近には高齢者問題発生ですよ。ご隠居のような元気老人ならまだいいけど、病気老人だらけになっていますからねえ、かといって、現代の倫理ではこれの積極削減はタブーですからね。

でもいずれ、人類が生きるためそのタブーを破る日が必ず来そうだね、これって論理矛盾だね。現代の地球上の頻発する戦争も、男女の境界の崩壊現象も、生物的な面からタブー破壊現象かもしれないね。

そうだ思いついた、ご隠居がオレは元気だと言いつつ歩きまわっているのは、年取って老化も故障も区別する能力なくなったのかもしれませんよ。

何を言うか、俺だって風邪ひくぞ、実は昨日からちょっと咳が出るんだ、何年ぶりかなあ、ゴホン、ハックショ~ン……、故障だあ。

さいなら~、おだいじに~。  (つづく(2024/12/22記)

ーわたしの人生での傷病らしい傷病(◆:長期通院、●:短期入院)ー

◆日光角化症(2017年)http://datey.blogspot.jp/2017/08/1289.html
◆腰椎圧縮骨折(2015年)http://datey.blogspot.com/2015/05/1084.html
●白内障(2012年)https://sites.google.com/site/dandysworldg/hakunaisyo
◆大腿骨骨頭壊死症(2003年)http://datey.blogspot.jp/2012/01/571.html
●左大腿骨関節異常(1978年)、◆メニエル氏病(1957年)、●右腕骨折(1951年)

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2024/12/15

1856【同性婚訴訟】別性かつ同姓強要婚姻制度異議訴訟の次は人数制限と近親制限婚姻制度への異議訴訟かも

●同性婚は憲法違反か? 

 20214年12月14日の東京新聞を開いてトップ記事に、おお、そうか、同性婚を否定する判決が出た、と読んだ。


 この話題は前からあることを知っているが、私的には関係なさそうなので、詳しく知りたいとも思わないで、見出しを見るくらいで来た。
 東京新聞はリベラルな気配を持っているから、その気配にこちらもつい引きずられて、これについては同性婚賛成雰囲気の報道をするだろうと思った。だからこの見出しを読んで、えっ、と思った。

 そうか、「同性婚否定」の判決を下す裁判官がいるのだな、そしてその理由は「憲法13条違反」なのであるか。そうかそうか、わたしには関係ないから、どうでもいいや。
 いや、ちょっと待てよ、憲法13条ってなんだっけ、すぐネットで検索、そうか「個人の尊重か」、とすると、同性婚を否定するという判決の理由は、同性婚は個人の尊重をしないから、であるか、え?、そうなのかい、同性婚の内容をよく知らぬが、なんだか変だな。

 気になるから本文を読んでみるか。あ、そうか、この見出しの意味は「同性婚否定することは、憲法13条違反することだ」という判決なのであった。「同性婚否定『憲法違反』」という見出し文句の「」が抜けているのだ。
 なんだよ、見出しとは正反対に読まされたぞ、紛らわしいぞ、気をつけろ、東京新聞よ。


●婚姻制限制度は崩れるか?


 それにしても人間も動物であるから、当然に雄と雌がいる、という前提の社会秩序は壊れつつあるのは、こも記事を読むと確かだ。人間だけは雄と雌を男と女と言っているが、人間でない雄と雌がどうなのか知らないが、人間はその分類が怪しくなってきた。
 これまではその分類があまりにも厳然とし過ぎていたらしいが、実はそれらの中間とか、もしかしたら全く別の性もありうるらしい雰囲気だ。

 男女の境界が厳然たるものと決めつけて、あるいは決めつけるために諸制度や文化を構築してきた社会が、裾野から水漏れして崩れ始めている。
 いったいどうなるのだろうか、そのようなことを書いた書物を読んだことは無いし、読む気もないし、読まなくても困らないから、ここは素人として面白おかしく勝手に考えることにする。

 性別制限婚姻制度が崩れる次はなんだろうかと考えているうちにもいついた。次は人数制限婚姻制度が崩れる番だろう。
 今のところ婚姻者数は上限2人だが、その人数を超えることができるようになるだろう。一夫多妻、一妻多夫 多妻多夫の可否が裁判に登場するに違いない。

 今までは制度上はないものとしてきているが、現実には「不倫」なる言葉があることから歴然としているように、「2を超える多数婚姻」つまり「重婚」は、この世に存在するはずだ。そういえば国によっては制度上も存在するらしい。そう思うと、実は同性婚もこれまでそうであったに違いない。

 あ、そうだ、もうひとつあった、姓名制限婚姻制度(同姓強制婚姻制度)への異議訴訟がすでに起きている。そして次第に実現に近づく気配だ。
 あ、そうだ、「近親婚」も今のような制限が外れるかもしれない。
 う~む、いろいろあるなあ、これ以上考えるのはわたしには無理だ。でも面白いからヒマツブシにときどき考えてみよう、いつかまた続きをここに書こう。

(20231215記)

ーーーこのブログの関連記事ーーー

2023/10/27【おとなの性教育
人間の性が男女二つしかない時代が終る先の世界を見たいhttps://datey.blogspot.com/2023/10/1721.html

2023/05/31【薄れる境界
男と女・生と死・公と私の境界が曖昧になる現代https://datey.blogspot.com/2023/05/1689.html

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